イ・ソンヒにはデビュー当時、女学生(中高生)を主軸にした熱烈なファン層が登場した。「姉さん部隊(언니부대)」という。彼女たちから見ればイ・ソンヒは「お姉さん(언니)」に当たる。そのファン集団・集まり(グループ)を「部隊(부대)」と呼んだ。
(本ブログ関連:”姉さん部隊”)
SBSスポーツの記事「ヒーリング(キャンプ)、イ・ソンヒ『姉さん部隊』のために先輩女性歌手に怒られて」(2014年4月7日)によれば、この「姉さん部隊」という存在について、実はイ・ソンヒが初めて率いたと次のように記している。
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・イ・ソンヒは、大韓民国最初の「姉さん部隊」創始者であり、数多くの女性ファンを保有していた。コンサートの列が全部女子学生なので、チョー・ヨンピルのコンサートと勘違いするほどであった。
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当時の「姉さん部隊」層の中心を満年齢で15歳とすれば、現在45±4、5歳になっているのでは。ちなみに、イ・ソンヒは現在、満年齢で50歳である。
この「部隊」という表現、今ではちょっと古いようだ。では、最近のアイドルグループのファン層を何と呼んでいるのだろうか。複数メンバーで構成されるグループを対象にした場合、ファンは何を拠り所に集まるのだろうか。
私には、この「部隊」から、「プデチゲ(部隊鍋)」のイメージが浮かんでしようがない・・・。