土曜日のきょう、買い物に出かけるつもりだったが、途中で気が変わり小金井公園に行った。パステルカラーの「コスモス」の花畑と、芳香を放つ橙(だいだい)色した小さな花を持つ常緑小高木「キンモクセイ(金木犀)」の様子を見るためだ。
公園の東側にある小さな入口から入ると、<テニスコート> ではダブルスの試合で競い合う若者たちの歓声が、<バーベキュー広場> では家族や若者たちの集団の賑やかな声が、<ふわふわドーム> ではクッションの上で飛び跳ね喜ぶ幼児たちの叫声が聞こえてくる。また、<わんぱく広場> では大道芸人のパフォーマンスに人だかりといった具合で、土曜の休日にふさわしい大勢の人出だった。
「江戸東京たてもの園」の入り口前に立つキンモクセイを見に行く途中、まずコスモス畑に寄り道して写真を撮った。
コスモス
・コスモス畑の花具合は、八部咲きといったところだろうか。今月25日(土)に「コスモスまつり2025」のイベントが開催されるという。とはいえ、きょうでも十分に鑑賞できるほどだ。コスモスは風に揺れて可憐さがますます増す。
(本ブログ関連:”コスモス”)
キンモクセイ
・江戸東京たてもの園の入り口の両側に、キンモクセイ*の高木が並んでいる。若いころには花の放つ香りに馴染めなかったが、歳とともに季節や生命を感じるようになった。この時期、忘れず花を咲かせ香気を漂わせるキンモクセイと会える喜びがある。
(*)キンモクセイの中国名は「桂花」。「桂花ラーメン」のイメージとつながらないが、招き猫のような効用を期待してとのこと。
(本ブログ関連:”キンモクセイ”)