先日(6/30)の「”YiddishPOP”と 夏休み『イデッシュ語入門講座』」の続きです。
A. イディッシュ語の「文字」を覚えましょう
「YIVO研究所」の「イディッシュ アレフ-ベイズ 」と、「yiddish book center」の「イディッシュ語のアルファベットを学ぼう」が提供する、イディッシュ語使用の文字(アルファベット)、すなわち「ヘブライ文字」について見ましょう。
① 文字(アルファベット)の種類と発音(英単語の発音で対応)、対応するローマ字
・文字の「名前」も大事ですが、「発音」と「対応するローマ字」を覚えましょう。
https://www.yivo.org/yiddish-alphabet
② 文字:「活字体」 >「筆記体」
・印刷物は「活字体」で表示されますが、講義などの板書では「筆記体」が使われます。
・「活字体」と「筆記体」を覚えるのは大変ですが、次のプリントを使って書写練習してみましょう。
http://www.yiddishbookcenter.org/sites/default/files/downloads/cursive-alphabet-worksheet_0.pdf
以上の情報(①、②)ページを印刷して、書体の練習をしてみましょう。そして、次の夏休み「イデッシュ語入門講座」に参加して、イディッシュの言葉(単語)を書いてみる体験をしてみましょう。
B. 夏休み「イデッシュ語入門講座」
3日間で学ぶ、イデッシュ語入門講座です。(イデッシュ語には昔話、文学の長い伝統があり、ノーベル文学賞作家も輩出しています)
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・日時:8月29日(火)~31日(木)、10時00分~13時20分(休憩20分含む)
・場所:東京外国語大学 本郷サテライト
・講座内容や申込みについては、次の「案内」をご覧ください。
⇒ 夏期間「イディッシュ語」
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ここで一息、美しいイディッシュの旋律を聴いてみましょう。
昨年の夏休みの「イディッシュ語」入門講座で、先生が教えてくださった歌「Oyfn Pripetshik (On The Cooking Stove) 」です。(Google翻訳ツールを使いながら、Wikipediaの解説を参照してみましょう ⇒ 英語版、イディッシュ語版 。 旧ロシア時代のユダヤ人の日常を描いたもので、19世紀末に広まった曲だそうです)
イディッシュの寺子屋といったらいいのでしょうか、暖かいストーブの傍らで、子どもたちに彼らの文字(ヘブライ文字)を学ぶ意味を、優しく、そしてしっかりと教えている光景が浮かんできます。
(Youtubeに登録のThe Soul of Jewish Musicに感謝)