出産・乳幼児を抱えた母親への緊急支援から、家屋が倒壊した高齢者への対応などさまざまな問題がある。ボランティアの活動や災害経験のある地方自治体の応援に心が暖まる。遠くから事態を見守るだけの者には、被災者の皆さんが無事に復興できることを祈るしかない。
気象庁の昨日(5/14)の報道発表資料、「平成28年(2016年)熊本地震」(第38報、平成28年5月14日10時00分)は、震災後1ヶ月間の「地震活動の状況」について次の(地震回数のグラフ・数表)ように発表している。
過去の(内陸及び沿岸で発生した)主要な震災よりも、余震の多さに目を見張る。しかも、下図から、未だに地震発生回数が減少せず(フラットにならず)、右上がりの傾向を続けているのが分かる。
■ 内陸及び沿岸で発生した主な地震の地震回数比較(マグニチュード3.5以上)
活動開始からの経過日数 |
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4月14日21時26分の地震以降、5月14日09時00分現在、震度1以上を観測する地震が1431回発生しています。
- 震度7: 2回
- 震度6強: 2回
- 震度6弱: 3回
- 震度5強: 4回
- 震度5弱: 7回
- 震度4: 88回
- 震度3: 249回
- 震度2: 530回
- 震度1: 546回
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