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2025年11月7日金曜日

立冬

きょうは二十四節気の「立冬」、いよいよ冬の始まりだ。とはいえ、最高気温が 22.5℃(12:47)と、むしろ穏やか。なにしろ最高気温が、おとついの 15.8℃(13:24)→ きのうの  20.7℃(12:38)、そしてきょうなのだから、むしろ暖かくなっている。

(本ブログ関連:”立冬”)

寒いのが苦手なので、ついこんなことを言ってみたくなる。
・夏には期待もあ思い出もあって「夏が来れば思い出す」(夏の思い出)と歌うけれど、
・冬の場合は「冬来りなば春遠からじ」*と、冬をすっ飛ばしたくなる。
(*)「冬来りなば春遠からじ」(同志社女子大学 吉海直人 日本語日本文学科 教授 2016/03/28)
    ー https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2016-03-28-12-39

気象庁のカレンダーでは、11月は晩秋(秋:9月~11月)であり、まだ冬(12月~2月)ではない。だから、これからまだまだ・どんどん寒くなる。

ところで、冬の厳しさを想い浮かべて聞くしかできないが、なかにし礼作詞による「石狩挽歌」(歌 北原ミレイ、作曲 浜圭介)がよい。密度の高い歌詞に、作詞家の家族事情も後で知るわけだが。
かつて賑やかだったニシン漁は衰え、取り残された女の悲しさと哀愁が切々と伝わる。誰もがそんな光と影を経験したことだろう。

■ Youtube(登録: 北原ミレイ - トピック)
「Ishikari Banka (2006 Remaster)」(2022/09/06)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=DNXaJkGu1qI
    ー 歌詞(Uta-Net): https://www.uta-net.com/song/642/


ちなみに、以前のテレビで紹介されたことだが、北海道の海岸線でニシンの受精が観測されたとのこと。海水が乳白色に染まる「群来(くき)」(春ころ)という現象だ。春と秋の漁量はむかしの最盛期に及ばないものの、順調に回復しつつあるようだ。