きょうは二十四節気の「春分」で、昼夜が等分になる。天体の動きの結節点となるべき大きな区切りの日だ。合わせて国民の祝日「春分の日」でもある。「秋分の日」と同じく、共に祝日になっている。けじめを与えてくれる日だ。
(本ブログ関連:”春分”)
自然観察会(特別)を朝寝坊して欠席した
月1回開催の定例の「自然観察会」とは別に、公開の特別観察会が毎月1回ある。きょう、その特別観察会が「井の頭公園」で予定されていた。「神田上水」の水源を巡り、自然観察しながら歴史と文化に触れるはずだった。
朝、寝覚めてみれば、集合に間に合わない時刻、出かけるチャンスを失した。せっかく目覚ましのアラームを設定していたのに・・・。
昼になって、することもなく近所のスーパーへ寄った。途中、風が強く(最大瞬間風速 12.3m/s、北西の風(12:12))、東の空のたなびく雲の合間から上空が見えた。一方、西の空は鼠色の雲に覆われ、地平線にいたる下側が黒く淀んでいた。
とりとめもない買い物をした後、店の玄関先に出て驚いた。辺りが薄暗く、小雨まじりになっていたのだ。パラパラ降り始めた雨を避け急いで帰宅した。
帰宅後しばらく静かだったが、夕方になって遠くでゴロゴロと雷鳴が轟いた。やがて雨粒が庭木を叩く音がした。しばらく、上空で風が唸るのが続いた。
(付記)
二十四節気をそれぞれ3つに分けた「七十二候」について、春分は次の3つの「候」に分けられる。(Wikipediaより)
・初候: 雀始巣(すずめ はじめて すくう):雀が巣を構え始める
・次候: 桜始開(さくら はじめて ひらく):桜の花が咲き始める
・末候: 雷乃発声(らい(かみなり) すなわち こえを はっす):遠くで雷の音がし始める