心は不思議なもので、自分に在ってないようなもの。「心」と表記したときと比べて、「こころ」にはまた違った在りようがある。「こころ」はじんわりと想いをたくわえてくれる、そして「心」は伝える姿を装う。
ひとが願いごとをシャーマンに依頼するとき、儀式が執り行なわれる。言葉にからまった穢れやくもりを除き、清め、純粋な言霊に磨き上げるからだ。そうでなければ、自然は応えられない。「心」を伝えられない。
イ・ソンヒの5集に収録の「心のようにあなたのそばに(마음처럼 그대곁에)」(1989年、作詞キム・ミンジョン、作曲ソン・シヒョン)の「心」は、鳥に託して空を飛ぶ「言霊」のようなもの。若ければ、シャーマンの力を借りる必要もないほど美しい。(若者に辛いおじさんも、これだけはそう思う)
(本ブログ関連:”心のようにあなたのそばに”)
あなた、離れているけど、心は自由なのよ
思ったら、どこでも行ける、心はすでにあなたのそばに
*
あなた、会いたいけれど、私は鎖に縛られ
一歩二歩、近づいていくけど、まだあなたは見えない
心のようにあなたのそばにいたい
心のようにあなたのそばに生きたい
私は、まだ遠いのに、心のようにあなたのそばに
(*以下繰り返し)
(心のようにあなたのそばに)いたい
心のようにあなたのそばに生きたい
私は、まだ遠いのに、心のようにあなたのそばに
(Youtubeに登録のcarcass1178に感謝)