今日も暑い。(そういえば、昨日は二十四節気の十二番目、つまり一年の半分、「大暑」だった)
梅雨明けの暑さは収まらず、このまま突っ走って行くようだ。週間天気予報は不順な空模様だが、気温はほぼ猛暑日とのこと。
この時期の雲を、天気予報で「もくもく雲」と呼んでいる。「積乱雲」の方が、天気の急変しやすさと合わせて、何となくわかりやすい気がする。「もくもく」という言葉に柔らかく穏やかな感じして、小動物を愛玩する「もふもふ」を連想してしまう。
夏の高原で、(まるで、ジブリのアニメのように)真っ青な空に浮かぶ白い入道雲を見て、ああ夏だなと思うのは、夏休みのよい思い出になるだろう。また、低速度撮影(インターバル撮影)による、入道雲の成長に雄雄しさを感じたりもする。
自然現象は人知を超えるもので、驚異と呼んだり、神秘と受けとめたりする。街中で、土砂降りの夕立に会ったりすると難儀なものだ。もくもく雲も、思ったほど優しくない。