今月(2月)は、平年と比べて1日多い「うるう(閏)年(366日/年)」月である。平年は28日しかないが、調整日が1日追加されて29日ある。
太陽が空間上同じ位置に戻るのに「365.242 189 44日 ≒ 365日5時間48分45.168秒」(Wikipedia)かかる。現行の「太陽暦」の365日より多い端数があるわけで、その調整が必要になる*。
(*)端数の調整: 国立天文台(大学共同利用機関法人 自然科学研究機構)
「よくある質問」の「質問3-6 どの年がうるう年になるの?」より抜粋
- https://www.nao.ac.jp/faq/a0306.html
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地球が太陽の回りを一回りするには(実際の1年は)、約365.24219日かかります。(現行の)「グレゴリオ暦」では、1年の平均日数が、この日数に近くなるように「うるう年」を入れています。
とはいっても、グレゴリオ暦法での1年の平均日数を計算すると365.2425日になりますので、グレゴリオ暦の1年と実際の1年との間には約0.00031日程度の差があります**。そのため、数千年程度で1日のずれが生ずるはずです。しかし、そのときにどのように修正をおこなうのかは、今のところはっきり決まっていません。
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(**)365.2425日-365.24219日=0.00031日
これから先のことはむつかしいけれど、身近な日常の仕事に照らしてみるとおもしろい。
たとえば、多くのひとびとがかかわるプロジェクトの工数に着目すると、2月は平年の月と比べて3日ないし2日少ない(=31or30-28)ので要注意だが、うるう年には1日分工数を増やすことになる。うるう年の2月に何となく安心する。
とはいえ、うるう年のきょうは、私にとって「ああそう、うるう年だったんだねえ」といったところ。