きょうから陶製のマグカップを、ステンレス製の真空断熱カップ(堅苦しい名称だが)と交換した。秋が深まり冷えびえしてくると、熱さが長持ちする容器が必要になる。まさに真空断熱効果が能力を発揮することになる。
飲み物がぬるまったら電子レンジで温める*のもよい(短時間で熱くなる)が、熱さが一様になってしまう。熱が対流してこそ微妙な変化となり、風味・味覚を刺激する。真空断熱カップの場合も、外部の温度変化を受けないため、温度がいつの間に均一になってしまう。
(*)電子レンジに陶製のマグカップは不適(破裂する)で、磁器製の方がよいそうだ。
温度が均一な飲料には抵抗がある。思い込みかも知れないが、一手間省かれた(つまり機械的な)気がする。もっといえば、マクドナルドの熱々のコーヒーを思い出す。
ところで、真空断熱カップを放って置くと、飲み口から熱が逃げて冷める。それがいやで、筒入りポテトチップの「プリングルズ」に被せられたプラスチック製の蓋(ふた)を、真空断熱カップの蓋として再利用している。サイズが実にぴったりなのだ。