日の出の前、野鳥観察(探鳥会)に行こうと玄関ドアを開ければ、薄明かりの通り道が今しがた雨があがったように濡れて光っていた。かすかに雨粒を感じるほどで、傘をささず出かけた。
(本ブログ関連:”野鳥観察会”)
集合場所でも小雨がぱらついた。結果、正式な探鳥会は中止の方向となったが、それなりに参加者もあり非公式のかたちで実施された。早朝の雑木林は、まるでシルエットの世界だった。それでも路を進むうち景色は明るみ、落ち葉や下草の色が次第にはっきりしてきた。やがて雨も止んだ。
枝先に新芽のようにたまった水滴は、朝の明かりを受けて輝いた。通り過ぎて、自然の妙に気づき、戻ってカメラにおさめた。
今回も膝が万全でなくて、みなの後を追うことになったが、以前より少しマシになった気がする。回りの方々の話しを聴きながら、見たもの・知ったものを補い次に記す。
・シジュウカラ: 群れで飛び、今回一番多くカウントされた・・・でも私の眼力では力不足
・スズメ: 原っぱの端に立つ枯れ木の枝々に、ふっくらした冬スズメが点々ととまっていた
・キジバト: 多く群れで飛ぶ
・ヒヨドリ: 樹間を巡る間中、あちこちから鳴き声が続いた
・カルガモ: 1羽が小川を流れていたが、そのあと大群が川下へ向かい飛来した
達者の方々の目に映るアオゲラ、コゲラも、私の目に入ってこないのはどうしてなんだろう・・・。