夜桜が美しいこの時期。ブログに決まって記す歌がある。与謝野晶子の「清水(きよみず)へ祇園をよぎる花月夜 こよひ逢ふ人みな美くしき」だ。私も、穏やかに心が澄むようだ。
(本ブログ関連:”与謝野晶子”)
今日から始まった春期「韓国語教室」の帰り道、登る坂道の片側に散り始めた桜がつづく。外灯が短い距離に点在して、その灯りに照らされた薄紅の花弁が夜風に揺れる。夜道がまさに花道になった気分だ。花弁が一枚一枚、静かにぱらぱらと足元に舞い散る。そんなできすぎた光景に高揚を覚えた。(もちろんこの坂道、往路にも使った訳で、そのとき、満開の時期に来なかったことを悔やんだ)
(Youtubeに登録の美しい”昼間の”桜吹雪から)
(Youtubeに登録のT. KENに感謝)