昼、家を出るとき、朝方止んだ雨の湿りがまだ路面に残っているのに気づいた。それでも、きょうは晴れて思いのほか暖かく、最高気温は 17.8℃(13:51)だった。
街の飯屋で昼食を済ませたあとの帰り道、愉快な光景と出合った。下校時の小学低学年の子どもたちが、いろいろなグループになって、はしゃぎながら帰っていたのだ。
女の子たちは、互いの顔を見合わせて楽し気に会話をしながら歩いている。一方、男の子たちは例によって、てんでバラバラだ・・・、そんな中に、二人の男の子が、今朝雨だったので持参した透明のビニール傘を広げて、遊び道具にしていた。歩道にしゃがみこんで、街路樹の根元にある土をつまんでは、互いに相手の傘にかけ合っていたのだ。
透明なビニール傘の中から、かけられた泥がずり落ちる様を見るのがたまらないらしい。こんな喜びを、女の子は気付くことはないだろう。
(本ブログ関連:”ちいさな男の子は阿呆である”)