今日は二十四節気の「冬至」。久し振りに暖かい週(本日都内の最高気温は17.0℃)だが、土曜日になると冬に舞い戻るという。この後、「小寒」、「大寒」を経てようやく 「立春」を迎える。まだまだ、苦手な寒さが続く。
(本ブログ関連:”冬至”)
「冬至」は昼の時間が一番短いことになっているが、天文では暫定選択のようなもので、「秋分」と「春分」の真ん中(頃)ということでしかない。本当に昼が一番短くなるのは、もっと後(半月後)のことだ。
カレンダーを見れば、今日の「冬至」の日付は黒文字で、祝日じゃない。みな同じことを考えるようで、ネットの<Q&A>に、そのわけを丁寧に解説している。要は、太陽の<南中高度>や<日照時間>の観測精度が高くなかったからという。
とはいえ、「冬至」に何か祝祭があってもよさそうな気がする。でも、せわしい年末に、これ以上何を?ということだろう。そもそも、「クリスマス」の古語 「ユール(yule)」が、ヨーロッパ北側で行なわれた祭りを起源に持つそうだから、もう充分なのだろう。(そうそう、先々月末の「ハロウィン」だって古代の祭りの余韻があるのだから)