イ・ソンヒの初めてのアルバムに所収の、「少女の祈り(소녀의 기도)」(1985年)は、2011年の世宗文化会館のコンサートでも、彼女のイメージそのままに新鮮で、声質は少女のようで愛らしい。ちょっといい過ぎかも知れないけれど。特に、高音で醸し出す独特の雰囲気は、ファンにとって引き込まれる部分だろう。
(本ブログ関連:”少女の祈り”)
歌詞の舞台は秋のようだが、「梅雨明け」の暑い夏でも、夜とはなれば少しヒンヤリする。その気になって聴けば酔いしれるというもの。近々の彼女のコンサート(9月4日)で、きっと歌われるだろうことを期待する、美しい名曲だ。楽しみだ。
風吹けば散る、寂しい落葉が みな
おぼろな露のよう、揺らぎます
その声耳にして 空しく歩く うつろな心は
*離れた人 なつかしむ、切ない心だけれど
一人残り 守ればならぬ、 孤独なわたしを泣かすよ
引き留められぬ 未練さに
落葉の季節に わたしを埋めて
春がまた訪れを 祈ります、この夜が明けたら
(*以下繰り返し)
この夜が明けたら
(Youtubeに登録のKwiYeol Parkに感謝)