平日にもかかわらず、思いの他人出が多く驚く。考えてみれば今日は春休み。幼児から小学生くらいまでの子どもと遊ぶ親子連れや、誘い合わせた若者たちで賑わっていた。小さな子どもらの遊び声は、春らしい活気を与えてくれる。
公園敷地内のあちこちに桜の木が植えられていて、人々は巡るようにして花見する。もちろん定番の、花の下にシートをひいて車座になって談笑するグループもある。桜は、みなをにこやかにさせる。
普段巡ることのない公園西側の入口では、黄色の菜の花と、満開の桜を合わせて見ることができる。十分に春三昧した気持ちになる、ちょっとした贅沢な場所だ。