今日は、二十四節気の(立春から数えて)15番目の「白露(はくろ)」である。白露の時季といっても露が草葉に着いた光景を、正直思い出せない。露といえば、むしろ夏の高原で、早朝の朝陽を受けて草花の上で輝いている記憶の方が強いかもしれない。
まだまだ暑さが残る小金井公園で、木立の合間を通り抜ける風に涼をとりながら、ベンチに座って書を読む。のんびりと緑陰の読書なのだが・・・やがて、知らぬ間に薮蚊が肘を刺す。そうなれば退散の時期だ。遠目には穏やかな読書姿に見えるかもしれないが、結構虫に襲われる。
ところで、小金井公園にはどうしてカラスが多いのだろう。野川公園では僅かしか目にしない(鳴き声も聞こえない)のに。