▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2012年2月21日火曜日

カン・スジ、ハ・スビン

90年代半ば、日本では「スージー・カン」として知られたカン・スジ(강수지)は、イ・ソンヒが日向に咲く花なら、彼女は温室の花に似て可憐で華奢なイメージがする。テレビで見た韓国の若い(そして今様で可愛い)歌手として記憶にある最初かもしれない。
ちなみに、「カン・スジの強力なライバルとして登場した」といわれる、ハ・スビン(하수빈)」も同じ系列にあって・・・清純、あどけなさが愛された時代の歌手だ。

音程が微妙だって、それはビブラートだと思って黙って聴きなさい。

カン・スジは、2009年初頭、妖精の面影をそのままに7年ぶりの復帰を果たしている。2010年に、軽やかな曲想で、シングル「思い出は雪の花のように(추억은 눈꽃처럼)」をリリースしている。

ハ・スビンは、「コンサート7080」で思い出の曲と、2010年リリースしたアルバム「The Persistence Of Memory」から「A Lovely Day」を、当時のイメージのまま歌っている。変わったのは、世代を共に過ごした会場の聴衆・・・でも、ハ・スビンは、彼らの胸の中に若さの火種を灯し続けてくれているようだ。

(Youtubeに登録のnajaehoon97、gogang1000、lastellainc1に感謝)

(本ブログ関連:"5大歌姫"、"1986~2009韓国女性歌手の好感度"、"少女漫画から飛び出してきたような歌手たち"、"歌手たちの復帰"、"ジュンマレラ")

2012年2月20日月曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 金龍雨

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は先週水曜日(2/15)に、人物シリーズ15回目として「国楽界に新しい風を吹き込んでいる歌い手」の金龍雨(김용우)(1968年~)紹介した。

金龍雨の国楽の新しい風について次の紹介から始まった。
・伝統的な民謡を現代的な感覚で再解釈(アレンジ)して共感(大衆化)を広めてきた。
・難しくとらえられがちな国楽を、親しみやすい形で聞かせる。

金龍雨とアカペラグループ「人工衛星」による、民謡「場打令(장타령)」を聴く。哀調ある出だしから一転して軽いステップを踏むように変化して、まるでミュージカル舞台のよう・・・妙に明るいな。

次のように金龍雨プロフィールが紹介された。
・1968年 忠清北道永同に生まれる。
・ソウル大学校の音楽大学で国楽を専攻。
・2001、2002年 日本で公演

国楽の変遷について次のような紹介があった。
・国楽は、西洋文化が大量に伝わった100年ほど前、遺物のような扱いを受け低迷期が続いた。
・1980年代に、国楽と西洋音楽の調和を図った音楽集団「スルギドゥン(슬기둥)」が一躍人気を集めたことにより、若者の伝統への関心が再び戻り始めた。金龍雨も、その流れの中で、新鮮な感覚で国楽をリメイクして発表した。

金龍雨による、北海道民謡「ソーラン節」を聴く。伴奏を現代風にしているが・・・。(日本であれ、韓国であれ、伝統は伝統だという保守的な人間なので・・・それにコラボという言葉もねえ・・・どうも。)

金龍雨による、「臨津江(임진강)」を聴く。アカペラの心地よい響きがする。

コニー・フランシス「大人になりたい」

コニー・フランシス(Connie Francis)の「大人になりたい(Too Many Rules)」(1962年)は、こどもにとって面倒な家族のしきたりがあった旧きよき時代の歌だ。
とっくに就寝時間を過ぎて夜遅く10時と2分に帰宅すれば、家族に説教を受けるし。長電話だってできない、携帯電話のない時代だもんなあ。

家族がまとまるだけの納得と窮屈さもあった時代だが過ぎてみれば、歌だけが耳に残っている。
大人になれないより、大人になりたいと願うのはよいことだ。

(Youtubeに登録のbarrygioportmorien1に感謝)

(本ブログ関連:”コニー・フランシス”)

2012年2月19日日曜日

イ・ソンヒの童謡「星を見ながら月を見ながら」

イ・ソンヒのアルバム「愛唱童謡(애창동요)」(1993年4月22日)に所収の、童謡「星を見ながら月を見ながら(별보며 달보며)」(16:07より再生)は、しっとりとして優しい。幼いこどもには月も星をも身近に感じられる・・・そんな頃があったかのかと懐かしくも思い起こさせる。どこまでも透明な夢のような歌だ。

イ・ソンヒについて集中的にYoutubeに登録しているRuby Kangに感謝。

なお、イ・ソンヒの公式ホームページにこのアルバムの写真がある。⇒ 今はログイン制御が付いている。

(本ブログ関連:"愛唱童謡集"、"イ・ソンヒの童謡集"、"イ・ソンヒの童謡")

(追記)
今日は、雪が雨に変わる節気の「雨水」(うすい)だ。まだ虫が這い出るでもなく、春の気配を実感できるほどでもない時節というところか・・・寒さは変わりない。

2012年2月18日土曜日

カラオケで「冬哀傷」を歌う

こんなところにあるなんて知らなかったなあ・・・という地元カラオケ店で、イ・ソンヒの「冬哀傷(겨울애상)」を歌ってきました。今年最初のカラオケです。

季節に合って、「冬哀傷」を趣味的にフルートで吹いてみたりしています。楽譜は、KOSA-TVの一般楽譜に登録されているものを使っています。

ところで歌の方は、まあまあのできでした。ああ、それからローカルなカラオケ店の費用は、都心と比べて驚くほどリーズナブルですね。

(本ブログ関連:"冬哀傷"、”冬哀傷(2バージョン)”、”イ・ソンヒの「冬哀傷」を作詞した場面”、”冬哀傷(3)”)

2012年2月17日金曜日

夜の雪降り

夜、小雨がぱらついたと思ったら、やがて雪になった。昨日の鉱物採集の帰りも同じだった。連日、なぜか日暮れてから雪降りになる。

韓国語教室の帰り道、雪が降る下を自転車で走り抜けると、雪の結晶がポツポツと顔にあたる。このまま積もれば久し振りの雪の朝になるだろう。それにしても寒さがしみる。

通り道にあるコンビニの入り口にたむろする若者達は、長居無用と闇の中に消えてゆく。そういえば、どのコンビニも入り口にひさしをつくらない。

夜の雪は、ひとを臆病にさせる。

2012年2月16日木曜日

朝日トンネル#4、錫高野#17

茨城県朝日トンネルに最後の夢を見て鉱物採集に行く。私は成し遂げるだろうか。
毎度ながら冬早朝の駅ホームは寒くて辛い。始発電車の到着まで、体を屈めて待合室で暖を取る。寒過ぎる。

<朝日トンネル>
待ち合わせ駅から、ха氏の車に同乗して、朝日トンネルを南側から目指す。以前見た、トンネルに続く盛り土の道は平らにならされて、トンネルから取り出した岩石を探すことができない。そこで、朝日峠を越えて、朝日トンネル北側へ向かう。平日の今日、ここも整地作業が進んでいる。最早のんびりと時間をかけて、緑柱石や鉄礬柘榴石や鉄電気石の採集はできないようだ・・・かもしれない。
ということで、成果は残念ながら雲母のみ。

なお、他地にも峠を横切るトンネルの要望があるようなので情報収集したい。

(本ブログ関連:"朝日トンネル工事現場"、"朝日トンネル#2"、"朝日トンネル#3")

<錫高野>
そこで心機一転、進路を北に変え、錫高野に鉱物採集に行く。先日の風雨のせいか、前回訪問時と比べて、えぐられていた山道が水の流れで凹凸が少なくなっていた。全体に様変わりした印象がある。

水晶と蛍石を中心に探した結果は次の通り。
・水晶、鉄マンガン重石、孔雀石、珪孔雀石、磁硫鉄鉱、斑銅鉱、黄鉄鉱
・[蛍石(紫色)+トパーズ]!!

2012年2月15日水曜日

イ・ソンヒの「私は成し遂げるだろう」

ミュージカル(子供マダン劇)「御史 パク・ムンス(朴文秀)」(어사 박문수)から、イ・ソンヒが「私は成し遂げるだろう(나는 이루리라)」を、KBSの「開かれた音楽会」で歌う映像がYoutubeにある。

マダン劇公演で、イ・ソンヒは主役のパク・ムンスを担った。
・東亜日報の社告「子供マダン劇『御史パク·ムンス』公演」(1998年5月22日)によれば、「子どもを対象に初めて開かれるマダン劇『御史パク·ムンス』が、東亜日報社と仁川放送(現:京仁放送)の共同主催で1998年5月24日、果川ソウルランドの三千里大劇場で華やかに繰り広げられます。」とのこと。
・ハンギョレ21(1998年6月18日第212号)によれば、子供向けには少々重すぎたようだが・・・。

このマダン劇の公演実況アルバム写真(1998.6)を、イ・ソンヒの公式ホームページで見ることができる。



(Youtubeに登録の526apolloに感謝)

2012年2月14日火曜日

チャン・へリ「私に残った愛を差し上げます」

印象的なスライドショー形式で80~90年代の韓国ポップをYoutubeに登録しているpops8090の手により、チャン・へリ(장혜리)の「私に残った愛を差し上げます(내게 남은 사랑을 드릴께요)」(1988年)を見ることができる。

このYoutubeに登場する写真の少女について、誰かと問い合わせるコメントがあり、ソン・イェジン(손예진(sonyejin))という回答が寄せられている。

ソン・イェジンについて、先日の韓国語教室で話題になった。私にはこの写真のイメージが強く印象に残っている。話を聞けば、映画「私の頭の中の消しゴム」(2004年)を主演したという。映画は未見であるが、記憶を失っていく女性の物語のようだ。ちなみにWikipediaによれば、「日本で公開された韓国映画史上第1位」の興行収入とのこと。

映画の結末に残される言葉が、チャン・へリの歌「私に残った愛を差し上げます」に通じるのだろう。そして、ソン・イェジンの古風で清潔なイメージが、この歌をいっそう際立たせる。

なお、このYuotube映像の後半に、歌手チャン・へリが歌う姿も合わせて見ることができる。

以上、Youtubeに登録のpops8090のいつもながらのハイセンスに感謝、感謝。


(追記)
映画「私の頭の中の消しゴム」(英語字幕)がYoutubeに登録されている。ラストの部分(9-1010-10)に・・・なるほどねえ。
(Youtubeに登録のsjmpolicarpioに感謝)

2012年2月13日月曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 李生剛

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は先週水曜日(2/8)に、人物シリーズ14回目として大笒散調(テグムサンジョ:대금산조)の名人、李生剛(이생강)(1937年~)を紹介した。

李生剛の奏する楽器の紹介から始まった。
大笒(テグム、대금):竹で作られた長さおよそ1メートルの横笛で、荒々しい音色を奏でるのが特徴。
觱篥(ピリ、피리):(日本の篳篥(ヒチリキ)に似た)細く短い縦笛。
短簫タンソ、단소):竹製で5つ穴の縦笛で、宮中音楽や民謡の伴奏などで幅広く親しまれている。
小笒(ソグム、소금):大笒より小ぶりで澄んだ音色。
太平簫(テピョンソ、태평소):(リード、木管胴、じょうご型銅製の先端)チャルメラのような音を出す。

李生剛による李生剛流の大笒散調の中から、オンモリトンサルプリフィモリ(엇모리、동살푸리、휘모리)を聴く。以前の番組中で別音源で聞いたような気がする。太鼓(チャング)との掛け合いが軽快で楽しい。

次のように李生剛プロフィールが紹介された。
・1937年 日本の東京で生まれる。
・管楽器(觱篥(ピリ))の行商を手伝う中、師となるハン・ジュファン(한주환)に出会う。
・1960年 フランスで開かれた民族芸術祭での演奏を契機に広く知られることになる。

李生剛の觱篥(ピリ)演奏による民謡「靑春歌(청춘가)」を聴く。なにやらどこかで聞いたような旋律・・・Youtubeに見るソン・ソヒ(송소희)の可愛いこと。
(Youtubeに登録のSuperTheseusに感謝)

李生剛の太平簫(テピョンソ)演奏による「太平簫節(태평소 능게)」を聴く。どこか突き抜けるような愉快な気分にだんだんとなるのが不思議。

2012年2月12日日曜日

鉱物新年会

南宇都宮で開かれた鉱物仲間との新年会に参加する。恒例の会食後、次の通り行われた。

今年の採集計画については、昨年完全実施できなかった分を補うように、ほぼ隔月採集会を実施することになった。楽しみである。
また、本会と縁のある関係者が所有された鉱物標本をご好意でいただくことになった。感謝。

ところで本会への行きに、いつもお世話になるха氏と乗換駅で偶然落ち合い、帰りには、йо氏の車に同乗して帰宅することができた。

2012年2月11日土曜日

水晶

地中の奥深くポケットのなかに生まれた水晶の輝きは、どんな宝石にもまさる。氷の山に発見されたとき、雪の結晶に相似して表面を6面に囲まれたそれは、氷の化石と考えられた。

水晶のきらめきは、群れとなって一層ます。ドビッシーの「月の光」に、仰ぎ見る光ではなく、きらめく結晶の輝きをイメージする。夜に散乱する水晶の光は、しかし悲しい歴史を思い出させる。
(Youtubeに登録のkaburagi10に感謝)

釣りに例えて、鉱物採集を水晶に始まり水晶に終わるというけれど、美しい水晶は鮒ほどに身近ではない。サイズを有した透明な単結晶はおろか、群晶となれば更に見つけるのは難しい。
坑道の奥、カンテラに照らされた水晶の美しさはいかばかりだろう。反射して、その存在を高貴に知らす水晶は幻想するしかないのだろう。

ところで、韓国の飲み物で好物なのは、「スジョンガ(수정과)」だ。ko-wikiに「水正果」と記載されているが、この味を初めて知ったのは缶入りの「水晶果」だった。水晶の名にこだわって、ますます好きになってしまった。もしかしたら、<水正>の代わりに<水晶>の名をあてた商標なのだろうか。
ソウルの奉元寺を訪れたとき、干し柿の入ったスジョンガをいただいた思い出がある。

(本ブログ関連:"ソウル4日目:奉元寺"、"(資料)霊山斎、奉元寺")

2012年2月10日金曜日

首都直下型地震の確率

人工衛星など地上落下の確率値より、地震の場合の値を信頼したいけれど、最近「首都直下型地震の確率」に諸説登場して、一体どれを基準にすればよいのか・・・と思っていたところ、政府地震調査委員会が、9日に次のように統一見解を出したそうだ。

産経新聞の記事「首都直下型、『起こりやすくなっている』 地震調査委」(2/9)によれば次の通り。
・南関東でマグニチュード(M)7程度の地震が「30年以内に発生する確率は従来の70%」を据え置いた。
・東大地震研究所の平田直教授が試算した「4年以内に70%」の予測手法については、計算方法によって結果が大きく変わるため、精度が不十分だとして採用を見送った。
・阿部勝征委員長は記者会見で「30年以内に70%でもとても大きい値だ。数字を気にするより、家屋の耐震補強や家具の固定などを考えてほしい」と述べた。

(参考)
ちなみに京大防災研究所は、「5年以内に28%」と発表した。

同じ70%の確率で4年と30年では大違いなのに、世間は思った以上に大騒ぎしなかった。何となく感じていることだが、地震研究者は退職してから警鐘を鳴らすことが多いように見受ける。それが、現役の立場で発言されたのだから。
計算方法によって違いが発生するという説明は・・・どうなのだろう。

2012年2月9日木曜日

陽だまり

久し振りの明るい陽射しにほっとする。少しずつ日照時間も延びているようだ。それでも天気予報は、寒気が続くとのこと。暖かい春が待ち遠しい。

小学校の垣根の沈丁花は、もう芽をふくらませている。大人は、ようやくの陽だまりに、冬から春への変化を期待をするけれど、校庭の子どもたちには季節は関係ないらしい。

2012年2月8日水曜日

イ・ソンヒの「愛よ...」

イ・ソンヒは、昨年11月のインタビューで、来年には新しいアルバムを持ってファンたちにまたご挨拶したいと述べている。今年こそ、3年振りのアルバムの登場が期待される。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒ インタビュー(来年のことも) ")

最近の14集アルバム「愛よ...(사랑아...)」(2009年)のタイトル曲を、MBCの「ショー!音楽中心(쇼! 음악중심)」(2009年3月14日)で歌うイ・ソンヒの映像がYoutubeにある。以前、同じ画面を見たことがあるが・・・。今回の登録者はMBCkpopとのこと。感謝。

2012年2月7日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 曺功禮

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は先週水曜日(2/1)に、人物シリーズ13回目として南道農歌(남도들노래)の芸能保有者、曺功禮(チョ・ゴンレ、조공례、1925年-1997年)を紹介した。

まず、南道農歌について次の紹介から始まった。
・全羅南道地方の農民たちが、田んぼや畑で農業をしながら歌った、郷土色の強いとても陽気な労働歌。

曺功禮による「パンア打令(방아타령)」を聴く。言葉が数珠のようにつながり起伏がある。どこか宗教的だ。珍島の風情が感じられるそうだが・・・。

▼曺功禮による「オゴク’(五穀?)打令(오곡타령)」を聴く。軽快なリズムで力強く始まる・・・。

次のように曺功禮プロフィールが紹介された。
・1925年 全羅南道の(漁業より、農業がさかんな)珍島に誕生。
・1971年 全州での全国民俗芸術競演大会で歌った南道農歌が全国的に知られることとなる。
・1997年 没する。

▼曺功禮による民俗芸能「カンガンスルレ강강술래)」を聴く。主歌に合いの手のようにカンガンスルレと応える。全羅道方言がどんなものなのか・・・。

2012年2月6日月曜日

氷雨

氷雨でしょうか、冷たい雨が降ります。

うんざりします。そういえば、映画「氷雨(빙우)」にも、イラッとしました。小説の構成そのままに映像にしたような作品です。そして何より分からないのは、男たちの記憶に残る女性主人公の振る舞いです・・・。彼女(김하늘)の顔は、韓国映画の女優の中でも日本的な、どちらかといえば雲南的な香りがします。だから、まあ・・・いいんですけど。

昔の老人作家が書きそうな、仏文の女子大生の小悪魔ぶりに翻弄されるような・・・。いやですね。

長い雨になりそうです。冬に降る雨はもっと苦手です。

2012年2月5日日曜日

時代

時代の大きなうねりは、後に振り返り本に綴じられる。紐解くものの頭の中で再現される。
日常は、既視感の連続のようで、形を変えているが全く同じ繰り返しではないかと、そして振り返ることもなく過ぎていく。

ときに、日常に時代を感じることもあるさ。時代と日常が複合するところ、ああ変わっちゃいないのだとおもい知らされる。
中島みゆきの「時代」(1975年)は、日常で語る時代なのだろう。時代もまわる、時代もめぐるのだと。だから、誰もが自分の日常から、それぞれ思い描く時代を振り返ることができるのだろう。

(Youtubeに登録のmtoo1966に感謝)

2012年2月4日土曜日

立春2012

今日は、二十四節気の最初の立春、春の始まりである。
連日の寒気も、気象予報の通り今日は少し緩んだが、ぼちぼちといったところだ。通り道の北側塀の下に、先日の雪の跡が少し残っているのに驚く。生垣から春の香りは伝わってこない。行きかう人のコートの襟はまだ高い。

早春賦」(1913年/大正2年、作詞:吉丸一昌、作曲:中田章)は、春の名に似合わず、風は寒い。春と知れば、気が急に春のテンポにせかせられるよ。春は人の心を弾ませる。

(Youtubeに登録のshimobunsadoに感謝)

2012年2月3日金曜日

節分 2012

「鬼は外~!、福は内~!」の掛け声を、今晩聞くことはできなかった。孫(お兄ちゃん)は鬼が苦手だし、孫娘(いもうと)は撒いた豆を食べないためだ。ちいさな孫たちと一緒に楽しい節分の行事ができる日が待ち遠しい。

今日から韓国語教室は、新しい先生を迎えて次のステップに進むことになった。幸い、イ・ソンヒのこともイ・スンギについてもご承知だ。何と羅勲児(ナフナ、나훈아)をご贔屓とのこと。彼の代表曲「遥か遠い故郷(머나먼 고향)」を、本ブログの左にエンベッドしている。

(Youtubeに登録の1kochaに感謝)