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2021年4月20日火曜日

穀雨2021

きょうは二十四節気の「穀雨(こくう)」。穀物を育てる春の雨が降るころをさす。しかしながら、今朝からよく晴れて快適な一日だった。しかも天気予報で、最高気温が 26℃ とまでいわれたが、結果は 23.5℃ に終わった。

(本ブログ関連:”穀雨”)

もし最高気温が 26℃ だったら、今年最初の「夏日」になるはずった。字のごとく夏の気配がして、寒いのが苦手な者には過ごしやすい日だったのだが。

(本ブログ関連:”夏日”)

(参考)気象庁の用語: 夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜
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・夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
・真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
・猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
・熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)
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きょう、雨でも降れば、その中を低く飛ぶツバメの姿をTVニュースは報じたかもしれない。春の雨にツバメはよく似合う。ところで、穀雨の一つ前にあたる節気「清明(せいめい)」(今年は4/4)の初候を「玄鳥至(つばめ/げんちょう いたる)」といい、字義通りならもっと早い時期の風物となる。

先日(4/3)の探鳥会で、ツバメが二羽飛んでいるのを見た。公園で今年最初の観察といわれた。その日は何と、清明の始まる前日だったわけで、二十四節気と自然がうまく合っているのは楽しい。今気付いたことだが。

2021年4月18日日曜日

自然観察(7)

きょうは朝から天気がよい。午前中に月一度催される公園の自然観察会へ出かける。園内の散歩道に水溜りがあって、昨深夜に雨が降ったことを思い出す。樹々の若葉や新芽が、原っぱに萌え出た草たちが朝陽に照らされて輝いている。まぶしいほどだ。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

新型コロナの警戒のため、今月の12日から東京都も「まん延防止等重点措置」が適用され、わたしも自宅に連日こもっていた。観察会のはじめは意気揚々と観察の列に加わっていたが、次第に運動不足のせいか疲れが出て、途中で抜け出してしまった。せっかくの新鮮な空気を最後まで味わうことなく残念。(あすから公園散歩を復活しよう)

雨上がりの清々しさもあってか、今回会員が多数参加された。自然観察の対象は、植物(野草・樹木)、昆虫、野鳥など多様で、会員はテーマに即して分散観察する。とはいえ一斉の集合時に探鳥の結果が報告された(種類、つがい、巣作り、冬鳥の帰り)。
いつものように植物中心に、ベテランの方から話しをうかがい観察に同行する。この時期には「黄色い花が多い」という声があった。それに合わせて、雑草まで含めて解説が進められた。小さな花にはルーペが必要、次回忘れぬようにしよう。

黄色い花に連れて、ベテランの方から興味深い話があった。「菜の花畠に、入日薄れ」で始まる、大正3年(1914年)の「尋常小学唱歌 第六学年用」に所収の「朧月夜」(作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一)で歌われる「菜の花」は、実は「野沢菜」(アブラナ科アブラナ属)であり、菜の花は「アブラナ科アブラナ属の花の<総称>」とのこと。
- なるほど、野沢菜漬物関連会社(長野県)*のホームページに上記の旨記載があり、「野沢菜の花おひたしは、とても美味しく『菜種油』をとる菜の花とは違い、茎は柔らかく、野沢温泉近隣では、おひたしなど各家庭の味でされ食卓に並びます」と解説している。
 (*)とみき漬物: https://www.nozawana.co.jp/おぼろ月夜/
- 「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)によると、作詞者の高野辰之が小学校時代(長野県)通った通学路に菜の花畑があった。本書著者の記述や、作詞・作曲者の両関係者の発言に、いずれも「菜の花」以上のものはない。

観察した花や穎果(えいか)など
オオイヌノフグリ(青紫色)、ヘビイチゴ(黄色)

ペンペングサ(ナズナ)
オオアマナ【一茎多花】
キツネノボタン【太陽光による花弁の反射】
カラスムギ
キツネアザミ【棘がない、アザミ属でない】
ヘラオオバコ【柱頭:雌しべ⇒雄しべの順に熟す】

2021年4月17日土曜日

(参考)難解な言葉

以前深夜に、NHKのシリーズ番組「100分de名著」が再放送されて、フランス社会学者ブルデューの「ディスタンクシオン」を紹介する回があった。岸政彦氏(立命館大学教授)を中心に女性アナウンサーと芸人の伊集院光氏との対談形式で進行した。軽快な日常会話風に語り合うので、夜の眠気に落ちることなく視聴できた。

番組では「趣味」や「文化」について4回に分けて放送するため、全回見通すのが大変と思い、別途番組用テキストを購入して、第1回の放送以外はテキストだけで理解することにした。テキストはできるだけ平易に読みやすく工夫されている。
ひとの関心は突然湧くものでなく、その人の社会的(文化的・経済的)な背景に依存するという。社会学的に統計上そんな解釈になるのだろうけど、学問的業績の証となるキーワードが難しい。(ブルデューの原著書は文体も難解で晦渋だそうだ)

ブルデューの業績の理解とは別にして、番組用テキストに面白い話題が載っていた。なぜ「フランス現代思想の本は読みにくい」のかということを次のように紹介している。
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おもしろい話が残っています。アメリカの哲学者ジョン・サールが、きみはどうしてあんなに難解な書き方をするのかとフーコーに聞いたところ、フランスで認められるためには理解不可能な部分が10%はなければならないと答えたというのです。驚いたサールがのちにブルデューにこの話をしたところ、『10%ではだめで、少なくともその二倍、20%は、理解不可能な部分がなければ』と語ったそうです(加藤晴久『ブルデュー 闘う知識人』講談社選書メチエ)。
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若いころ、欧米の現代思想を紹介する雑誌「パイデイア」とか「エピステーメー」があった。哲学に未熟なものにとって、知的好奇心をくすぐるだけで、読んでいくうちに理解不可能に陥ってしまうのが常で、文章に傍線を引いたり、蛍光ペンを塗ったりしたものの結局何も残らなかった。他方、こういった内容を読み通しこなせる人が大勢いたから雑誌形式で売れたのだろうけれど・・・。

2021年4月16日金曜日

かわいい「シマエナガ」

「かわいい」という印象表現は、女性言葉として、あるいはアニメの波に乗って世界的にも普及している。若い男が口にすれば妙に迎合的だし、おじさんにはそもそもそぐわない。それでも、幼い子どもや小動物たちを見ていて、つい口にしてしまうことがある。

(本ブログ関連:”かわいい 鳥”)

探鳥の会の会員で、まいにち野鳥観察した結果を写真とメッセージにして会員へメールされる方がいる。昨日のメールで、小鳥の「エナガ」が紹介されていた。いつものようにネット図鑑の「日本の鳥百科」*で、エナガの項を参照したところ次のような記述があった。
(*)https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1389.html
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・・・日本でいちばん小さい鳥は「キクイタダキ」といい、体重は5グラム前後ですが、その次に小さいのがこのエナガで、体重は8グラムほどです北海道にいるのが亜種「シマエナガ」で、顔に黒っぽい眉はないので、真白に黒い目が目立つかわいい姿をしています
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エナガに特徴の「顔に黒っぽい眉」がなくて、真白な顔に「黒い目が目立つかわいい姿」をしているというシマエナガの解説があったので、Googleで映像検索したところ、思わず「こりゃたまらん、ほんにかわいい」とつぶやいてしまった。(案の定、女性に人気とのこと・・・そりゃそうだろうなと納得)

歳をとると、こころの棘が消えて柔和になる。とりわけ幼い子どもに対して、身内から他人の子どもにまで、全人類愛的なまなざしを向けることができるようになる。Youtubeでときどき、子どもたちの無邪気で自然のままのふるまいを見たりすると、瞬間瞬間に一生懸命なかれらのしぐさが面白くてかわいい。すべてに命のつながりがあることを、どこか実感しているのだろう。

最近は、人間以外の小動物に対しても、同様な感覚になってきている。

2021年4月13日火曜日

のんき節(ア ノンキだね)/ 買い物ブギ(わてほんまに よういわんわ)

耳に残ってしまった言葉がある。おおかた子どものころに刷り込まれたようだ。無意識に定着している。だから、座るとき「よいっしょ」というように、生活の中で「ア ノンキだね」とか「わてほんまに よういわんわ」といった言葉が自然と口に出る。タイミングはどちらかといえば、洒落のめすというか、うっちゃるときだ。

最近、新しい言葉が耳に入らないし身に付かない。まして「流行語」のように、はやりすたりの早い言葉は聞き流すようにしている。歳をとると、流行り言葉に寿命があるってことをとんと承知してるからで、無理して近寄るようなことはしない。

その代わり、自分の中にある言葉は、いってみれば自分史のようなもの。ときに思い返してたどってみたくなる。思った以上にかさばるものもあれば、思った通り気楽なものもある。

■「のんき節」(作詞・作曲:添田唖然坊) ア ノンキだね
(歌詞: 【詩と音楽】 http://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S1685.htm)
(Youtubeに登録のototatchinuru18に感謝)


■「買い物ブギ」(村雨まさを(=服部良一)作詞・服部良一作曲)わてほんまに よういわんわ
(歌詞:【ごんべの雑学村】 http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/kaimonobugi.html
(Youtubeに登録の狐式モモコに感謝)

2021年4月12日月曜日

松山英樹選手、マスターズ優勝

ゴルフの松山英樹選手が米国「2021 マスターズ・トーナメント」(11日現地時間、於:米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC)で優勝した。今朝のTV中継で見たが、何とも不思議な気がした。日本人選手が優勝するなんて、ドラマや漫画でも場違いというか、そんなストーリーを知らない。それほど縁遠い舞台だと思っていたのだから、松山選手はそれをやり遂げた、うれしさがじわじわ増してくる。今更ながらすごいことなんだ。

昔の親父たちは、片手でゴルフをビジネス手段に使ったし、片手でゴルフ哲学を説いていた。ゴルフをするのは「ゴルファー」だった。ゴルフをスポーツ競技として、日本人が世界レベルで活躍するなんて本気になっていなかった。(他の番組だが)いまでもテレビ解説者に独特な語り口やトーンが残っているけれど。

つぎつぎ日本人選手がマスターズに挑戦してきた。そして優勝が現実のものになった。

■マスターズの正式サイトトップページ(画像の一部)
早藤キャディーと並んだ松山選手の写真に、日本語で「2021年マスターズチャンピオン」と記されている。
https://www.masters.com/index.html



■菅義偉首相から
Twitter上に次のようなメッセージを書かれている。首相もTwitterしてしまうほどの快挙。
https://twitter.com/sugawitter
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松山英樹選手、マスターズ優勝おめでとうございます。
新型コロナの影響が長引く中で、日本中に勇気と感動を与えてくれたのではないでしょうか。
日本人として、初のメジャー大会制覇というだけでなく、マスターズはアジア勢でも初の優勝であり、素晴らしい快挙です。
今後の更なる活躍を期待します
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2021年4月10日土曜日

(参考)選挙と庶民感情

先日(4/7)の韓国ソウル・釜山他の市長選挙結果について分析した米ニューヨーク・タイムズ(アジア太平洋版)の韓国発記事を、朝鮮日報が紹介している。

■The New York Times(ASIA PACIFIC)の記事
「Election Rout Signals a Shift in South Korea’s Political Scene」(by Choe Sang-Hun、April 7, 2021)
https://www.nytimes.com/2021/04/07/world/asia/korea-mayor-election-moon-oh-sehoon.html

朝鮮日報の主題は政治政策より庶民感情についてだ。マスコミが飽きて捨ててしまったテーマだが、庶民に深く溜まった空気をすくい出している。外からは今更ではないことがよく見えると、朝鮮日報は気づいたようだ。すっかり色あせてしまった「公平で公正な社会」のよどんだ空気(主に20代、30代の有権者が吸った)は、次に持ち越され、将来いずれまた頭をもたげてくるのだから。

(本ブログ関連:”テス兄貴”)

■朝鮮日報(조선일보)国際面の記事(抜粋)
「NYT(The New York Times)が與(与党)惨敗の原因に挙げた、'Cho Kuk'と'nae-ro-nam-bul'」(김명진記者、入力2021.04.08 17:00、修正2021.04.08 17:00)
https://www.chosun.com/international/international_general/2021/04/08/W6TD3FVUUZBEBG4AVGZSNMYDRY/
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米国の有力日刊紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が、7日(現地時刻)ソウルと釜山などで行なわれた4.7再補欠選挙の結果を分析しつつ、与党惨敗の原因の一つとして、いわゆる「チョ・グク(曹国、Cho Kuk、조국)事態」と「ネロナムブル(自ロ他不、nae-ro-nam-bul、내로남불*)」を取り上げた。

(*) 내로남불: 가 하면 맨스 이 하면 륜 (分がすればマンス、人がすれば倫)

ニューヨーク・タイムズは同日、「選挙大敗は韓国政治の変化を示唆する」という題の韓国発記事で「執権最後の年を迎えた文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、支持率が激減している」、「韓国の両大都市の有権者たちは補欠選挙の日に、四面楚歌の指導者にもう一度惨憺たる打撃を加えた」とした。     
          ・・・・・・・・・・
ニューヨーク・タイムズはまた、ムン(文)大統領が2019年に任命したチョ・グク前法務部長官に対する数々の疑惑が浮上したのを皮切りに、「特権のない世界」を作るというムン(文)大統領の大選(大統領選挙)公約が形だけになったと指摘した。

特に、チョ元長官の娘チョ・ミン(曹​敏、조민)氏の入試不正問題を取り上げながら、「『土(つち)のスジョ(匙箸)』(dirt-spoon)**が経済不況の中で孤軍奮闘する間、『金のスジョ(匙箸)』(gold-spoon)のエリートたちはやすやすと名門大に進学して気楽な職場を得たという点で大衆たちは憤(いきどお)った」とした。

(**)スジョ(匙箸【さじ・はし】、수저): 韓国の親の力量で人生が決定される「スプーン階級論

それとともに韓国有権者が、ムン(文)大統領側近たちのこのような挙動に対して感じる反感を説明して、「ネロナムブル(Nae-ro-nam-bul)」という単語を紹介した。メディアはこの単語を「私がすればロマンスでも、他の人がすれば不倫(If they do it,it's a romance;if others do it,they call it an extramarital affair)と解釈される」とした。

北朝鮮と不動産問題に無能な姿を見せたという点も敗因に挙げた。
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(追記)
■朝鮮日報(조선일보)の記事(抜粋)
「20代男性の72.5%がオ・セフン(오세훈、呉世勲)選択、60代男性よりも高かった[出口調査]」(김승현記者、入力 2021.04.07 20:50 | 修正 2021.04.07 20:50)
https://www.chosun.com/politics/politics_general/2021/04/07/JNOLB252LZDTBOPQS6LU7VKPNY/
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地上波3社の4月7日のソウル市長補欠選挙の共同出口調査の結果、20代男性72.5%が「国民の力」のオ・セフン(오세훈、吳世勳)候補に投票したことが分かった。一方、「共に民主党」のパク・ヨンソン(박영선、朴映宣)候補の得票率は22.2%と予測された。20代男性のオ候補への支持は、保守傾向が強い60歳以上の男性70.2%)よりも高かった
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2021年4月7日水曜日

「KLONDIKE」レベルついに「レジェンド」から「グランドマスター1」へ

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」のレベルが、「レジェンド」から「Klondike グランドマスター1」へアップした。この後、タイトルは「グランドマスター1~20」といった連番付になるそうだ。今回のグランドマスターの第1段階だけ記し、以降20段階終了までの結果についてブログに触れないことにする

(本ブログ関連:”KLONDIKE”)


次の「ブロンズグランドマスター1」に到達したらブログに記したい。その後は、20段階まで上らなければならないという。苦難の道はまだ続く。

2021年4月4日日曜日

清明 2021

今年は「二十四節気」のすべてを記すと決めたのに、さっそく「清明」を書き漏らしてしまった。そんなわけで追記する。

(本ブログ関連:”清明”)

昨日(4/3)の探鳥会で見た新緑の美しさこそ、清明を表すにふさわしい。清らかに明るく輝く自然。さくらの花は装いをあらたに黄緑の新芽を出している。花吹雪で飾ったさくら並木にも落ち着きが戻る。次代につなぐ命の息吹ってのは本当にいいもんだ。


(追記)
最近、Windows10のアップデートが行なわれて以来、ブログ記載時に文字入力(IME)の動作がおかしくなった。たとえば、「清明」の「せいめい」に対する文字候補が「生命」と「姓名」しか表示されないのだ。
ネットに対策を探したところ、ブログ(PC設定のカルマ)の記事「Windows10 - 以前のバージョンの Microsoft IME を使う」にもとづいて処置したところ無事復旧できた。感謝。
https://pc-karuma.net/windows-10-previous-version-microsoft-ime/

(雑談)ちょっと気になること 一週間の始めは何曜日、芸能人の名前

■ 一週間の始めは何曜日か
わが家のカレンダーにある一週間の曜日順を見ると、どれも日曜日から始まり土曜日に終わっている。いつも持ち歩く薄型の手帳の場合は、月曜日に始まり日曜日に終わっている。両者を見比べるとき、間違えがないかあらためて確認したりする。

きのうのブログに「今週」という言葉を使ったが、週の始まりを日曜日とするか、月曜日とするか躊躇した。総務省統計研究研修所教官 奥積雅彦氏の「週の始めは何曜日なのか?」(抜粋)は、次のように紹介している。
https://www.stat.go.jp/library/pdf/minigougai01.pdf
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広辞苑で「日曜」の字義は、「週の第1日」としたうえで、「週の最終日とする考え方もある」とされていました。・・・
小売物価統計調査規則では、広辞苑の「日曜」の字義は「週の第1日」を基本としていることをよりどころに、週の始めは日曜日として調査日を規定することとしました。・・・
・「旧約聖書」の創世記には、神が六日のうちに天地万物を創り、七日目に休んだと記されている。その日が安息日(サバット)で土曜日に当てられている。ユダヤ人は、この日を安息日としたが、・・・

・一方、日付等に関する国際規格は「ISO8601で、曜日のコードが定められ、月曜日が1で、日曜日が7とされ、月曜日を週の最初の日ととらえています。・・・
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ー  日曜日開始の例が多いようだが、なんでも国際標準化するISOの規格では月曜日開始になっている。わが家のカレンダーは前者、私用の薄型手帳は後者ということになる。
ー  わたしの感覚では、仕事が終わって休日になるのが原則だろうから、月曜日開始が理にかなっている気がする。土日連休が常態化している現在だからこそ正にそう思う(つまり、一週間が休みに囲まれているのは不自然では?)。


■ 芸能人の名前
歳をとると、テレビや映画に登場する芸能人を「あの人」、「この人」で済ましていることが多い。あるとき、俳優の「役所広司」、タレントの「井森美幸」のお二人の名前が突然出てこなくなり愕然としたことがある。そこで、お二人の名前を思い浮かべるのに、役所広司氏の場合は若いときに「役所」務めしたことがあることを、井森美幸さんの場合は「群馬県民」(ただそれだけだが)をイメージすることでようやく定着した。

テレビ視聴時に芸能人の名が不明なとき、番組情報画面に切り替えて確認したりする。あやふやに放置しないようにしているが、最近の若いタレントの名前までは覚えようという気力がない。なにしろ、以前若手だと思っていた俳優が、今では父親・母親役をしているのだから。

2021年4月3日土曜日

野鳥観察(13)

今週(3/29~4/3のきょう)に入って、4/2を除き、最高気温が20℃を超えている。まるで初夏に踏み込んだ気分だが、夜になるとストーブがまだ恋しい。

今月から、野鳥観察(探鳥)会は開始時刻が30分早い6時30分となった。すでに日昇時刻(きょうは5時24分)を過ぎて辺りは明るい。この時刻、朝陽の高度はまだ低く、木立の横を透して光差すようで、公園のさくらの花がことのほか紅色を増して彩り美しい。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

樹々は黄緑の新芽が出て、鳥たちが隠れると、探鳥会のベテランの方々は鳴き声に集中して識別する。昨年秋遅くに入会したとき、鳥の姿を見て図鑑とにらめっこして来れたが、これからはそうもいかないようだ。視覚だけでなく聴覚まで必須のよう・・・大変。
・ヒヨドリ: さくらの花の蜜も吸うし、ピッ、ピッ、ピッと鳴く
ジュウカラ: さえずり(求婚中とのこと)
・アオゲラ:(ピヨッ、ピヨッと鳴いたのか・・・)
・ウグイス: 「ホーホケキョ」とは別に「谷渡り」の声も
・(ガビチョウ): 飼育したものを放鳥したようだ・・・とのこと、美しいがうるさい

ネットの愛鳥サイトに、鳥の鳴き声も併載している「日本の鳥百科」があるので、そこで耳を鍛えたい。
(*)日本の鳥百科: https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/

今日は、さらに特徴的だったのは、
・ヒヨドリ: 大群(140~50羽近く)となって次々飛ぶのを見て感動する
・ツバメ: つがいが飛翔、会としては今年初めての観察とのこと

スズメの姿が目立たなくなったことについて、ベテランの方から次のように教えていただく。
・現在の住宅事情によるもので、茅葺(かやぶき)家のような巣を作れる隙間がない
・山歩きして道に迷ったとき、スズメに出会ったら人家が近いことが分かる・・・といわれた

春ともなれば自然も変わる。当然、接し方(見方、聴き方)も変わらねばならない。

2021年4月1日木曜日

(雑談)ちょっと気になること ハナニラとさくら

公園の小川の土手道と自然観察園の柵との間に狭い空き地(隙間)があって、真っ白な6枚の花弁の花たちが咲いている。観察園の内側なら「花だより」のガイドに名前が記載されるだろうけど、柵の外では名知らずのまま。そこで、カメラに収めて自然観察センターにうかがいたずねてみたところ、パークレンジャーの方から、カメラモニターと図鑑を照合して、外来種の「ハナニラ」の花だろうと教えていただいた。

アドバイスにしたがい帰り道に、ハナニラの葉を千切ると断面から野菜の「ニラ」に似た香りがした。Wikipediaによれば、「野菜のニラ(学名 Allium tuberosum )は同じ亜科に属するが、別属である」とあり、「有毒なのでニラと間違えて食べないように注意が必要」とのこと。ちなみに(他のネット情報によれば)、野菜のニラの花茎とつぼみ(蕾)を「花ニラ」と呼び、食用にするという。間違えてハナニラの方を食すれば、しばらく腹を下し続けることになる。

ハナニラ

住宅街のさくら並木道の路肩に、まだ花の舞う時期でないが、散った花弁が重なり合っている。小さな子どもたちは、それをすくい上げては散らして遊んだりする。花弁が敷き詰められた道を、花の絨毯と呼んだりもする。

わたしたちは、花の散る美しさを感じ取ることができる。それはたぶん世界共通だろうけど、路肩に積もった花びらまでどう思うか興味がある。
というのも、日本人は虫の音(ね)や風鈴の音を言語脳でとらえるという。いいかえれば、西洋ではそれらの音を騒音としか理解してないことになる。次の写真のように、舞い落ちたさくらの花弁を他国の人はどうとらえるだろうか、単に清掃車が掃きとるべき存在なのかどうか、正直な感想を知りたい。視覚(映像)でも違ったとらえ方があるのかどうかを。

2021年3月30日火曜日

さくら

 ここ数日、家にこもりっぱなしだった反動からか外に出たい。とはいえ、街中の人込みに入っていく自信はまだない。もっぱら公園廻りして、「さくら」の花をながめては息をしている。

きょうも、小川に沿って咲く花をめでる。観桜というより、花に漬かってみたい気がする。もうじき花吹雪になれば、さくらとともに体験するだろう。




本当は、公園めぐりに、真っ赤な「シャクナゲ」の花を見たり、「トウカエデ」の木立に入って新緑の風を受けたりしたが、やっぱり、さくらの変化のさまを見届けたい。

2021年3月29日月曜日

ヒメハマシギ

鳥に詳しいわけでない。PCを起動したとき、いつも自然の景観が表示されるが、今朝は水辺の鳥「チドリ」の仲間が登場した。米国ボトルビーチ(ワシントン州)に棲息するという、ふっくらして目元のかわいい水鳥だ。

解説によれば「ヒメハマシギ」という。ポケット版「野鳥」図鑑を調べたところ、同じ名のものが見当たらない。「ハマシギ」の冬羽によく似ているものの、口ばしの角度が違うようだ。次にWikipediaで確認したところ、「日本では、本州で数回記録があるだけの迷鳥」という。日本で珍しい鳥ということになる。

ヒメハマシギ(Wikipedia)

以前、愛鳥家のまねをして、川筋をくだって海近くまで野鳥を全数観察するイベントに参加させてもらった。水辺の鳥「シギ」の名は聞いたことがあるのに、しっかり意識して見た記憶がなかった。そのとき、双眼鏡で「イソシギ」の飛び立つ姿を見ることができた・・・そうメモしているだけで、記憶は正直揮発している。

(本ブログ関連:”野鳥センサス”)

イソシギといえば、見たわけでない映画「いそしぎ(The Sandpiper=しぎ鳥)」(1965年)のテーマ曲「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」はしっかり覚えている。当時、主演のエリザベス・テイラーとリチャード・バートンといえば知らぬものはない。映画音楽の代表的なものでもあったが、この曲の作曲者(Johnny Mandel)はあまり知られてない。Wikipediaに、曲のヒントに「五木の子守歌」があったという記述があるが・・・ほんとかいな?

(Youtubeに登録のchenarchに感謝)

2021年3月28日日曜日

Hook Entertainment

久し振りに、ソウルの江南区清潭洞にある、歌手イ・ソンヒが所属する芸能事務所「Hook Entertainment」について調べてみた。

(本ブログ関連:”Hook Entertainment”)

業績:
・2019年は、良好だった2018年に比べて落ち込んでいる。
・昨年の2020年について、新型コロナウィルスの影響があったと思われるが、業績情報はネット上で未確認。
https://www.jobkorea.co.kr/Recruit/Co_Read/C/hookent?Oem_Code=C1

同社フックビル:
・同事務所があるフックビルの1,2階を貸し出している。
  - 以前、洒落た軽食(ブロンチ)カフェ「JUST LIKE」他があったが、
  - 最近、若干高めの広東風中華料理「夢中軒」に変わっている。(2021.02.22現在、店頭の俑=像数が変化)
https://weseb.com/SJB/board.php?board=sosangin&command=body&no=33362
https://japanese.visitseoul.net/restaurants/%E5%A4%A2%E4%B8%AD%E8%BB%92_/14042

2021年3月27日土曜日

春の公園自然観察会(樹木を中心に)

快晴のきょう、花見で名所の公園で「春の公園自然観察会」が催された。以前、樹木観察会があって何度か参加したことがある。今回もおもに樹木について園内を巡る。出歩くことを信条に、春の空気に触れようと参加した次第。

(本ブログ関連:”樹木観察会”)

早めに公園に着く。公園サービスセンター近くの並木道で、トトトトトと叩く音がする。見上げれば、「コゲラ」が木の太枝を突いていた。こんな至近距離で見たのは初めてのこと。ひとびとも集まってきて、さすがにコゲラは飛び立った。


きょうの催しは、いつも参加している自然観察会の会長から市報を通じて呼びかけられたもので、公園東部(一部中央西縁部含む)のおもに樹木(30種以上)、他の樹木や昆虫との関係、歴史、また途中目にした野草についても解説された。


解説いただいた中から興味深い話題を次にあげる(聞き間違いにご容赦)。
・ケヤキ:「欅」の字義通り手を挙げるよう枝を広げる、街路樹に広がりを抑えるよう改良品種がある
・ヤマモモ: 雌雄異株の常緑樹、街路樹には実の散らばりを防止のためオス樹が使われる
・ボダイジュ: 釈迦の伝説に伝わる菩提樹(インドボダイジュ)とは別
・ユリノキ: 綺麗な花は蜜源になり、街路樹にも使われる
・トチノキ: 冬芽がべたべたしているのは防寒の意もある
・ニセアカシア: 街路樹に多い
・ムクロジ: 種皮は泡立ち石鹸替わりに、種子は羽根つきの黒い頭に使われる
・マテバシイ: 実のドングリは灰汁抜きの必要ない、クッキーの材料
・スダジイ: 実のドングリはマテバシイ同様タンニンが少なくそのまま食材になる
・ダイサンボク: (落ちた大きなタネを標本にする)
・カエデ: 雌雄異株の他2タイプある
・トウヒカエデ: 街路樹に使われる、排気ガスに強く丈夫である
・ゴンズイ: まさに役に立たぬ樹だそうだ 
・エノキ: 葉をオオムラサキ蝶の幼虫が食べる、一里塚に使われた、
・クスノキ: 葉をアオスジアゲハ蝶の幼虫が食べる
・オオシマザクラ: 長明寺の桜餅に使われる
・ソメイヨシノ: 日本のさくらの8割近くを占める(クローンである)
・ジュウガツサクラ: 秋と春、年2回咲く
・カリン: シロップの材料に使われる、苦味がするとのこと
・イスノキ: 雌雄異株、実に虫が入り肥大することで食べられるのを防ぐ

野草について興味深い話題を次に記す(聞き間違いにご容赦)。
・ニリンソウ: 花が2輪並んで咲くよりも別々に咲くことが多いようだ
・タンポポ: 関東タンポポと西洋タンポポの雑種が多く見分けつきにくい
・オオイヌノフグリ: イヌノフグリ(在来)、オオイヌノフグリ(外来)の2種ある
・ショカツサイ: 諸葛孔明の名にちなむ

植物観察の要点(スミレの話題から)
正面・横面、葉の付き方などしっかりスケッチするとよい。

(追記)
帰り道に園芸業者の植木園があって、枝垂れ桜がこの時期一斉に咲くさまは美しい。幻想的である。私有地のため入場できないが、ぎりぎりに寄って写真に収めた。

2021年3月26日金曜日

さくら巡り

さくら、桜はやっぱり「さくら」の文字がにつかわしい。春の趣き、春の風、そして春の香りがする。昼過ぎ、暖かさが残るなか、さくらの花巡りに家を出た。

近所の畑地の一角に枝の垂れた小さな「さくら「源平花桃」があって、同じ樹から紅白の花を咲かせている。いつも気になりながら通り過ぎていた。きょうこそ目に焼き付けておこう。
(追記 2022/3/30)「さくら」ではなくて、「花桃(ハナモモ)」かもしれない。
(追記 2022/4/2)探鳥会の集合場所に、何と「花桃」があり「源平花桃」と教えられた。

50mほどもないさくらの並木道で空を見上げる。まだ満開になってないが、例年ここの花吹雪は見ものだ。その時にもう一度来ようと思う。

公園に「ボケ」の花が咲いている。これも同じ樹から紅白の花が咲く。どことなく中国風の感じがする。なるほど原産地は中国とのこと。

公園の広場を囲って咲くさくらを見んと、平日の今日も花見客が集う。混みあうほどでないが、日曜日にはどうだろう。

遠廻りしての帰り道、土手に黄色のアブラナ科の「菜の花」が咲いていた。薄紫の花*も輝いていたが名前を知らない。どう調べればいいものか。
(*)薄紫の花: ネット検索したところ、生育地が近い似た花にアブラナ科の「オオアラセイトウ(ショカツサイ)」があるが・・・どうだろう?

(追記)
上記の花巡りの帰り道、公的な機関を訪れて町の街路樹について資料をたずねた。親切にも<街路樹と坂と遊歩道の案内地図>を(明日の公園の自然観察会参加者の分までも)提供いただいた。さっそく、私の植物観察手帳に貼り付け、いつでも見られるようにした。感謝。
上記の公的機関で対応された方が、私が参加する観察会の会長のお名前を承知されていたのに驚いた。

2021年3月25日木曜日

東京オリンピック聖火リレー きょうから開始

東京オリンピックの最初の聖火リレーが福島県でスタートした。7月から開催のオリンピック・パラリンピックがいよいよ身近になった。

■ NHKのNEWS WEBの記事(抜粋)
「東京オリンピック聖火リレー きょう福島県からスタート」(2021年3月25日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210325/k10012934161000.html
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1年延期された東京オリンピックの聖火リレーが、25日、福島県からスタートします。聖火は121日間、およそ1万人のランナーがつないで全国をめぐります。

- 以下リレーと式典の模様を紹介 -
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同記事によれば、東京都の聖火リレーは都道府県最後の日程で、7月9日から23日にかけて実施されるとのこと。

われらが市のホームページを参照すれば、聖火リレーの市内通過日程と走行ルートが掲載されている。平日に走るので、混乱まで至らないだろうけど混みあうだろう。混雑を避けて適当な場所から見てみたいと思っている。

ところで、きょうの聖火ランナーのひとりになった、南海キャンディーズの「しずちゃん」(山崎静代)が聖火ランナーとして出場したことを聞かれて、「スケジュール問題なかったので」と笑って応える映像がTVから流れた。対応のうまさに感心した。彼女はこれからずっと東京オリンピックを語り続けることができるのだから。
ちなみに、しずちゃんの発言をマスコミは次のような表記をしている。
・「スケジュール問題なかったので」
・「スケジュール問題なかったので」
・「スケジュール問題なかったので」

(資料)
■東京2020大会組織委員会ホームページ
・聖火リレースケジュール:    https://tokyo2020.org/ja/torch/route/
・コロナウイルス感染症対策について: https://tokyo2020.org/ja/torch/about/secure-and-safe

2021年3月22日月曜日

「KLONDIKE」レベルついに「チャンピオン」から「レジェンド」へ

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」のレベルが、「チャンピオン」から「レジェンド」へアップした。この後、タイトルは「グランドマスター1~20」といった連番付になる。

(本ブログ関連:”KLONDIKE”)

グランドマスターを20回も繰り返すのはしんどい ・・・ ということで、今後ブログに記すのは大きくタイトル名が変わったときにしよう。


2021年3月21日日曜日

自然観察(6)

昨年の12月以降、新型コロナウィルス感染に対する「緊急事態宣言」もあってしばらく休止していた、毎月一回開催の主に植物に視点をあてた「自然観察会」へ出かけた。早朝から降り始めた雨は治まらず、雨合羽を着ての参加になった。結局、小雨が続く中での観察会となって、初めての経験だ。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

ベテランの方からいつも貴重な話をうかがえるため、手帳を離さずにいたがすっかり雨に濡れてしまって、今も机上の上で古文書修復のように慎重に乾燥させている。幸いカメラを持参したので、雨越しに撮影したものを次に並べたい。写真に撮ったのは、興味深い話題をしていただいたからだ(聞き間違いがあったらご容赦)。

ヤマザクラ

オドリコソウ
ニリンソウ

イチリンソウ

トウダイグサ

観察会の帰り道、この時期に欠かせない気になる「沈丁花」の花を見つけた。雨の中、マスク着用してのこと、その香りを嗅ぐことを忘れてしまった。

ジンチョウゲ