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2025年11月27日木曜日

時雨、浪花恋しぐれ

体操教室の帰り道、ぽつぽつの小雨に気づいた。雨宿りの必要もない、小粒のしずくなのでスーパーに寄って、買物ついでに時間を過ごすことにした。店を出てみると、雨粒は大きくなっていて、路面を叩く音がした。時雨の風情がないのは残念。

ま、それでも「しぐれ」を感じてみたい。

都はるみと岡千秋のデュエット「浪花恋しぐれ」(作詞:たかたかし、作曲:岡千秋、編曲:斉藤恒夫、1983年発売)がある。初代 桂 春団治(1878年8月4日 ~ 1934年10月6日)と女房のお浜による語りに、庶民の(もっぱら男性側だろうけれど)願望が込められている。
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(春団治)「そりゃわいはアホや。酒もあおるし、女も泣かす。せやかて、それもこれも、みんな芸のためや。今にみてみい!わいは日本一になったるんや。日本一やで、わかってるやろ、お浜。なんやそのしんき臭い顔は。酒や!酒や!酒買うてこい!」

(お浜)「好きおうて一緒になった仲やない。あんた、遊びなはれ、酒も飲みなはれ。あんたが日本一の落語家(はなしか)になるためやったら、うちはどんな苦労にも耐えてみせます。」
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初代春団治の音源を耳にしたことはないので、SPレコードで聴くほかない。関東の芸人を唸らせたということだが、素人には余りの早口に戸惑うばかり。(いまの上方の人には、きちんと聞き取れるんでしょうねえ)

■Youtube(登録: 初代 桂春団治 - トピック)
「チシャ(駕籠)医者」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=wiaAh7z6jsM

そんなわけで、春団治の物語については、都はるみと岡千秋のデュエットから想像することになる。

■Youtube(登録: mami061304)
「浪花恋しぐれ - 都はるみ(Harumi Miyako) × 岡千秋(Chiaki Oka)【1983年】」
    ーhttps://www.youtube.com/watch?v=Lz5WNPudzWs