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2010年10月24日日曜日

大草原の小さな家

以前、NHKテレビで「大草原の小さな家Little house on the Prairie)」(1975年~1982年)が放送された。いつも見ていたわけではないが、インガルス家のいつくしみ思いやる夫婦と、親の慈愛に包まれながら成長していく子どもたちのドラマに心がなごんだ。
わが家の子どもはみな男だったが、もし女の子が生まれるのなら、このドラマのローラなのように心優しい娘を願ったものだ。男(兄)たちにとって映画「男はつらいよ」の<さくら>が永遠の妹であるように、親にとっては<ローラ>は理想の娘かも知れない。
もうじき孫はおにいちゃんになるだろう。妹が生まれるかもしれないよ。

(Youtubeに登録のThe1970sChannelに感謝)


今日の孫は結構忙しかった。
★★★★★ 孫が、お祭りで母親と人力車に乗り、カンガルーの子のように抱かれている写真が届いた ★★★★★

★★★★★ 孫が、保育園の芋掘り行事に参加して、掘った穴の中に友だちと並んでいる写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、芋掘り行事に疲れたか、プレゼントのプラレールを持ったまま寝ている写真が届いた ★★★★★

2010年10月23日土曜日

プラレール

吉祥寺の大型電気店のおもちゃ売り場に行った。最近のプラレールの蒸気機関車は、何と汽笛を響かせたり煙(水蒸気)を出したりするものがある。また中央線と総武線の電車の車体はあったが、孫が日ごろ使っている西武線の車体が置いてないのが残念。
(Youtubeに登録のclubrevolverに感謝)
サンロードの書店では、都内を走るJRや私鉄各線の列車の写真集を見つけた。
これらを揃えれば、孫も喜ぶだろう。明日、渡しに行こう。

ところで帰路に中央線の車内テレビを何気なく見ると、ひとくち韓国語教室の番組(「HENA先生の韓国語レッスン」)が放送されていた。駅の案内に英語、韓国語、中国語が付されている時代である。

2010年10月22日金曜日

韓国農漁村公社「秋のコンサート」

韓国農漁村公社のブログ「国民と共に開いていく活気に満ちる農漁村」(10/21)は、今月20日に開催された(地域住民と職員家族が共に過ごす 韓国農漁村公社)「秋のコンサート」で、イ・ソンヒが歌ったことを次のように紹介している。

・歌手ソル・ウンド(설운도)、イ・ソンヒさんと共に過ごした「秋のコンサート」は、韓国農漁村公社の本社大運動会場で盛況のうちに開催され・・・
・そして、行事の終わりは、世界的歌手イ・ソンヒさんがいっぱい満たしてくださったんです。

(追記:再リンク
さっそく、舞台で「ああ!昔よ(아! 옛날이여)」を歌うイ・ソンヒの姿がYoutubeに登録されている。この歌の後、アンコールに応えて、会場の客と一緒に「美しい江山(아름다운 강산)」を歌った映像があるのでしょうか。
(Youtubeに登録の526apolloに感謝: 撮影ソース:wany)

(追記)
さらに同舞台で、SBS水木ドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」のテーマ曲を歌う彼女の姿がYoutubeに登録されている。
(Youtubeに登録の526apolloに感謝)
(本ブログ関連:”狐の嫁入り”)

★★★★★ 孫が、高熱から回復した元気な姿で、カメラに向かい「お休みなさい」という動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、機関車が並んでいる写真を見せながら、「機関車に乗りたい」という動画が届いた ★★★★★

2010年10月21日木曜日

フィップラッシュ

1797年以来、ロンドン監獄から流刑された者たちの終の棲家であった、乾いたオーストラリアの大地を舞台に、駅馬車のテレビドラマシリーズがあった。「唯一の法は拳銃、唯一の逃げ場は野の茂み(wildbush)」という厳しい1860年代の人間模様を描いていた。
子どもの頃に見た番組で、題名*は忘れていたが、主題曲のはじめに鞭を意味する「Whiplash」を繰り返していたのを覚えている。フィップラッシュの言葉が、駅馬車の馬を鞭うつ音に聞こえた。

シリーズの中で、子ども向け?番組にもかかわらず、シリアスな内容のものがあったことを記憶している。
あるとき犯罪者を捕らえて見ると、彼は牧師だったのだ。いや、元牧師だったといえる。宗教的な志に導かれてオーストラリアの地に来た彼は、生活の厳しさだけでなく、他の人々から忘れられていく孤独に次第に絶望したというのだ。その展開は、ちょっとした衝撃だったが。
(Wikipediaのあらすじ紹介に、その点は触れられていない・・・記憶違いでないと思うが)

*題名:ブログ「アメリカ テレビ映画・テレビドラマ ふぉーえばー」に、「ムチと拳銃」(1962年)と紹介されていて、Youtubeへのリンクもある。

2010年10月20日水曜日

イ・ソンヒの本歌取り

短歌には「本歌取り」があって、昔の歌に優雅に余情をもって新しく歌に彩る。本歌取りされた歌が古歌であれば、その作者が新しい歌に対してどのような評価するかを聞くことは難しいが、同時代の歌謡曲・POPなどのカバーの場合はそれも可能だ。もと歌をいかに解釈したか、自家薬籠中の物にしたかなどの力量が問われることになる。

シム・スボンは、自分の曲「愛しか私はわからない(사랑밖엔 난 몰라)」を歌ったイ・ソンヒについて、「後輩歌手たちが歌った中で、イ・ソンヒの歌が最も印象に残る」と評価している。
(本ブログ:2009年の4/24
イ・ソンヒは、「"Jへ" 20周年記念コンサート」(世宗文化会館大劇場:2004年)で歌った。シム・スボンのジャズ風歌謡曲調と比べると、随分としっとりと訴えるようなバラードになっている。
(本ブログ:”20周年”)

ところで、イ・ソンヒの歌う、この美しく幻想的な舞台照明に対して賞が与えられたという記事を、インターネットのどこかで読んだような気がする、記憶違いかもしれないが・・・。

(Youtubeに登録のJunJunTeam、rosamin2に感謝)

(追記)
韓国文化院のハンマダンホールで、韓国語教育者の野間秀樹氏による「ハングルの世界」特別講演を聴く。ハングルの世界を愉快なジョークをまじえて、ご自身の世界のように情熱的に語っていた。

2010年10月19日火曜日

5大歌姫

dcinside.comの「思い出ギャラリー(추억거리 갤러리)」(2008.7.4)に登録された、思い出の歌手の書き出しに、「80年代後半から90年代初期まで、わが国の女性歌手は5人(5大歌姫)に絞られます」として、次のように紹介している。
・まず絶対的な歌唱力とカリスマで、チョー・ヨンピルと共に唯一歌謡界で小さい巨人と呼ばれたイ・ソンヒ
・韓国のマドンナ、ダンスクィーンなど(と呼ばれた)、キム・チュジャ(김추자)以後、軍人(군바리)たちの最高の人気歌手キム・ワンソン(김완선)
・長身に腕白小僧のようなイメージ(で)「タムダディ(담다디)」(を歌った)イ・サンウン(이상은)
・アンチ・ファン*が、こういうことなんだねとはっきり見せた愛と憎しみの美少女ハイティーン・スターのイ・ジヨン(이지연)
・そして、その時まではなかった、ちゃ可愛さと保護本能の至尊カン・スジ(강수지)

(本ブログ関連:”キム・ワンソン”、”イ・サンウン”、”イ・ジヨン”、”カン・スジ”)

(追記:10/26)
*Newsenの記事、「『清純スター』イ・ジヨン告白 “カン・スジ デビューに嫉妬感情捕われた”」(6/24)に、イ・ジヨンが当時の状況について述懐している。現在五つ星ホテルのシェフとしてひとり立ちし、将来料理の事業家になることを考えているようだ。

2010年10月18日月曜日

チャン・ジェイン

TV読み(티비 읽기)の記事「SSK(スーパースターK)脱落したジェイン、しかし真のスーパー歌手」(10/16)によれば、挑戦者のチャン・ジェイン(장재인)が、「スーパースターK」の準決勝で脱落したことから、現在の音楽状況を次のように報じている。
・「非主流音楽の限界」という疑問を提示した言論もあるように、わが国の大衆音楽界はものすごい偏食現象(편식현상)に閉じ込められている。
・本当に優れた音楽性と歌唱力などを持った、歌手らしい歌手たちがいるにもかかわらず、アイドル・ダンスグループが勢力を伸ばした以降、その他ジャンルの歌手たちはやっと隙間市場を占めるのに満足しなければならない状態になった。
・果してこんな環境で、過去のチョー・ヨンピルやイ・ソンヒみたいなソロ歌手たちが誕生することができるかが疑問である状況だ。

なお、同記事は最後に彼女について、音楽関係者の発言を踏まえて次のように評価している。
・チャン・ジェインは、(彼女の実力において)「スーパースターK」のスタイルではない。 しかし本物の音楽活動する歌手だ。

(追記)
休みのとれた映画好きの息子と、シルヴェスター・スタローンの主演映画「エクスペンダブルズ(Expendables)」を有楽町の「丸の内ピカデリー1」で観た。
アメリカの公開で、シルヴェスター・スタローンの監督および主演作品として、最高の興行成績だったそうだ。これでもかと暴力と銃の乱射が連続するこの映画が、果たして日本でどの程度受け入れられるだろろうか。

2010年10月17日日曜日

ウ・ウンミ

どんなに優れた歌唱力であっても、Mnetの「スーパースターK」の判定は、「家にお帰りになってもかまいませんよ」と厳しい。
TVREPORTのウ・ウンミ(우은미)とのインタビュー記事(10/2)のタイトルは好ましいとは思えないが、彼女への応援記事であることには間違いないだろう。インタビューの終わり近くに、彼女がなりたいと望むスーパースターを次のように伝えている。
・「イ・ソンヒ先輩を見れば、本当に驚きです。小柄な体から出てくる爆発的な歌唱力と、カリスマで舞台を掌握されるじゃないですか。イン・スニ(인순이)先輩には、特に完璧な状態でもずっと発展しようと努力する熱情的な姿が本当に素敵ですよ。私も、ぜひそのような歌手になりたいです。『スーパースターK』では、チャン・ジェイン(장재인)お姉さんがそのような存在です。」

(Youtubeに登録の1sportskhan、mine391、yp0chocoに感謝)

(追記)
今日、新大久保のコリアタウンでしばし感じたこと。それは、女性客層の世代がどんどん若くなってきていることだ。やっぱり、若い人に頑張ってもらわなくてはと得心した。女性客で混雑するコリアプラザのCD、書籍売り場には、男性客も負けずに増えてきているが・・・。

★★★★★ 孫が、地元の「市民まつり」で、おもちゃの機関車に緊張して乗っている写真が届いた★★★★★
★★★★★ 孫が、「忍たま乱太郎」の「きり丸」役の着ぐるみから、逃げようとしている写真が届いた★★★★★

2010年10月16日土曜日

ソロ歌手の復活

NEMOPANの演芸イシューに掲載の「アイ・ユーを中心に行きましょう!」(10/15)には、例えば「スーパースターK」ブームの背景にあるような女性ソロ歌手の復活を望む声に応えて、IU(아이유)が登場した要因を詳細に説明している。

女性アイドルグループ全盛の2010年現在とは異なり、女性ソロ歌手のポジションを、「韓国歌謡界を主導したのは伝統的にソロ歌手だった。 特に、女性ソロは、その時代の『歌姫(DIVA)』であり、『女神』と呼ばれ、大衆文化界では特別の位置を占めてきた」と述べて、変遷を次のように記している。
・1980年代前半期は、歌唱力で勝負する模範生イメージのイ・ソンヒ。
・1980年代〜1990年代中期は、カリスマ的なセクシーな美しさを誇ったキム・ワンソン(김완선)。
・1990年代後半期は、優雅なジャズ風のイ・ソラ(이소라)...セクシーさを前面に押し出したオム・ジョンファ(엄정화)などが代表的だ。
・そして、2000年を前後しては、歌唱力、或いはセクシーさを前面に打ち出したBoA(보아)、チャン・ナラ(장나라)、イ・スヨン(이수영)、イ・ヒョリ(이효리)などが抜きつ抜かれつの舞台を掌握してきた。

イ・ソンヒは、その正統的な、健全なイメージを歌唱だけでなく、生き方にも努めてきた。今も、ソロ歌手としての地位は不動であり、多くの聴衆をひきつけていることを誰も知っている。

2010年10月15日金曜日

我が心のオルガン

Youtubeで「我が心のオルガン」を「내 마음의 풍금」で検索すると、最近のミュージカル版しか見つからない。著作権もあってのことだろう、チョン・ドヨン(전도연)が演じた映画版がヒットしないのだ。英語タイトルの「HARMONIUM IN MY MEMORY」でようやく探すことができた。

ところで、生徒と先生をつなぐLPレコードに、コニー・フランシスのジャケット「Connie Francis  my greatest songs」が登場する。「我が心のオルガン」のOSTのCDには、コニー・フランシスの歌「DON'T BREAK THE HEART THAT LOVES YOU 」が最後に収録されているようだ。

(本ブログ関連:”チョン・ドヨン”、”コニー・フランシス”)

2010年10月14日木曜日

五百円札

以前、息子夫婦が上野駅に行ったところ、いわゆるイメージとは違って、洒落た構内だったという。昔、わたしも通勤帰りに上野駅をしばしば利用したことがあるが、当時も改装が進んでいた。リニューアルに随分時間をかけたのだろう。
ただし、駅ガード下から入る地下道には、映画「男はつらいよ」の場面を彷彿させる一角がある。そこには、昭和の臭いがそのままに残っている小さな食堂があった。いつものように啖呵を切って柴又を飛び出した寅さんを、追ってきた妹さくらが、別れに五百円札を渡す場面を思い出す。岩倉具視の青いしわくちゃな五百円札を、さくらが手で伸ばしながら、寅さんの手に握らせたのだ。それは、妹の生活のなかから捻出したものだった。一瞬見えた、その場面を今も忘れられない。
(記憶違いがあったら容赦を)

そんな思い出の場所が、今も残っているはずと話したが、五百円の価値が余りにも小さくなっていることにとまどった。五百円札はとうに消えて「ワンコイン」となって、不景気の今、サラリーマンの昼食1回にしか相当しない時代になった。

2010年10月13日水曜日

秋の音楽旅行 - センチメンタル・ロマンス

「韓国経済(한국경제)」の記事「秋の音楽旅行-センチメンタル・ロマンス」(10/10)によれば、KBS2TVの番組<ハッピーサンデー、1泊2日>(10/10)で、「秋の音楽旅行」をテーマに過去の思い出の歌が登場して話題だそうだ。(10/17にも放送が続くとのこと)

江原道の襄陽の河趙台海水浴場に(旅)発った「1泊2日」チームは、上記テーマのように旅行中、昔の歌と共にいて、郷愁を呼び起こす歌の大饗宴だったとのこと。
・イ・ムンセ:「詩のための詩(시를 위한 시)」
・ユ・ジェハ:「僕の心に映った自分の姿(내 마음에 비친 내 모습)」
・ホン・ソンミン:「思い出すその日がきても(기억날 그날이 와도)」
・キム・ドンギュ:「10月のある素敵な日に(10월의 어느 멋진 날에)」
・サン・ウルリム:「おまえの意味(너의 의미)」
・パダセ:「海鳥(바닷새)」
・ノブウンウムザリ:「海辺に横たわって(바다에 누워)」
イ・ソンヒ:「葛藤(갈등)」
・プハル:「愛するほど(사랑할수록)」、など
(Youtubeに登録のpops8090に感謝)

(追記)
韓国文化院ハンマダンホールで開かれた、「ことばの達人・トークセッション ~NHKとKBSのアナウンサーが語り合う、日韓の「ことば」の今、そして未来~」に出かけた。
「NHKことばのおじさん」で知られる梅津正樹アナウンサーと、KBSのイム・スミンアナウンサーによるトークセッションである。
・韓国の若い世代(10~20代)に、「かっこいい」、「センスがよい」の意で、日本語の「感じ」につながる「간지나다」が流行っているとのこと。(参考:韓国文化院「韓国語ひと言」)
・(英語など)外来語に対して、KBS(바른말 고운말)は韓国語(固有語?)に置き換えを提案している。
なお本セッションの内容は、NHK国際放送で放送されるとのこと。

2010年10月12日火曜日

孫と「いやだ~」

保育園に孫を迎えた息子からメールがあり、「田無駅(前)で孫に会いますか」という甘い誘いがあった。無論、すぐに駆けつけた。
駅前の大型スーパーで、孫の守りをしながら買い物に付き合った。今日は湿度が高いせいか汗だらけになった。孫の動きは素早くて、しっかり自己主張できるようになっていた。それに、最近覚えたという「いやだ~」を連発していた。

久しぶりに孫宅で、孫との楽しい時間を過ごした。帰宅時に、息子はサッカー観戦でテレビの前から離れなかったが、お嫁さんと孫が通りまで送ってくれた。いつまでも手を振ってくれている母子の姿に感謝。
そうそう、孫は別れ際に「いやだ~」の代わりに、すぐに「バイバイ」といってくれた。本当に孫は可愛くてたまらない。

イ・ソンヒの童謡集

イ・ソンヒには、童謡集「愛唱童謡(애창동요)」(1993年:9曲+9曲)がある。
ブログ「ウンイと本当にいる隣人たち(웅이와 정있는이웃들)」に、上記童謡集と音源が同じかどうかはわからないが、10曲(実質9曲?)の童謡を聴くことができる。
青い心白い心(파란마음 하얀마음)
(등대지기)
・島の赤んぼう(섬집아기)
・若葉たちだ(새싹들이다)
・雨傘(우산)
・木の葉船(나뭇잎배)・・・再生?
・兄を思うと(오빠생각)
・秋の夜(가을밤)
・半月(반달)
・ぽちゃんぽちゃん(퐁당퐁당)

(本ブログ関連:1/42/187/187/27

2010年10月11日月曜日

ピノキオ

人の形をしていても、木彫りのピノキオは少し落ち込んでいる。どこかちぐはぐなのだ。ダニエル・ビダルの歌「ピノキオ」は、童話のピノキオのことではなくて、少女の心なのかもしれないが。
あこがれる秋が教えてくれたことは、それはこわれやすい小さなもの、こころを大切にするということだ。ダニエル・ビダルの愛らしい声が、秋の陽をうけて落ち葉の上で踊っているようだ。そうそう、過去なんてこれっぽっちもない、どこまでもあどけなくて天真爛漫に聞こえる。
(Youtubeに登録のtengokuemakiに感謝)

連休終わりの今日、孫はどうしているのだろうか。孫は、泣くことと笑うことはあっても、怒ることを知らない。今は、まだ愛情の中で生きている。そんなことを思い浮かべていたとき、「海ほたる」の上で東京湾をバックに、両親に抱かれている写真のメールが届いた。
これから、羽田空港の新空港に行って、孫が好きな飛行機を見せると書き添えられていた。

(追記)
羽田空港で、孫が、飛行場の飛行機を眺めている写真のメールが届いた。
「たくさんの飛行機に大きな声をあげて喜んでいました。・・・帰ろうとすると号泣。」とのこと。どうやら、帰宅後も興奮冷めやらぬようだ。
今日は、巨大な船や飛行機を見たわけで、動くものが好きな男の子には最高の一日だっただろう。

2010年10月10日日曜日

江戸東京たてもの園

天気が良ければ、地元の小金井公園を散歩して季節を楽しむのだが。公園には、江戸東京たてもの園があって、会員になっているので、しばしば展示室を訪れ観覧している。現在、同園の収蔵品が展示されていて、その中で「土製耳飾」(縄文時代晩期)のデザインの流麗さに驚く。美意識は時代を超えている。

ところで、江戸東京たてもの園では、「東京お勧め観光名所」のハングル版ガイド冊子(p.18)を配布している。江戸東京博物館から江戸東京たてもの園まで、10箇所の東京都文化施設を紹介している。同冊子から、江戸東京たてもの園の紹介を次の通り一部コピーしてみる。

에도도쿄 건축정원(江戸東京たてもの園)
<실제로 사용해 온 에도시대(江戸時代)부터 쇼와시대(昭和時代) 까지의 주택과 상점 등을 둘러보며 살아있는 역사를 배울 수 있습니다.>
에도도쿄 건축정원은 도립고가네이공원(都立小金井公園) 안에 위치하고 있으며, 에도시대부터 쇼와 초기(1600년대부터 1940년대) 까지의 27동(棟)의 복원 건조물이 줄지어 서 있습니다. 여기서는 현지보존이 불가능하게 된 문화적 가치가 높은 역사적 건조물을 이축하여 복원, 보존,전시함으로써 귀중한 문화유산으로 차세대에 계승시키는 역할을 하고 있습니다. 이 건물들을 통해 에도도쿄의 역사와 생할 문화의 변천을 되돌아 볼수 있음은 물론 사계절 철마다 다양한 이벤트를 즐기면서 옛 생활로 체험해 볼 수도있습니다.

(参考)ブログ「くろはな 東京日和」は、展示建物を写真とともに紹介している。

(追記)朝方の空模様とは異なり、昼にはかっと陽が指してきたので、小金井公園を巡ってみた。

  公園西側に位置する、江戸たてもの園入り口(ビジターセンター)、両側に先日記した金木犀の巨木が佇んでいる。

公園東側に位置する、子ども向けのユーカリ広場に、金木犀が林立していて辺りに甘い香りを漂わせている。
 
公園の北側にある、つつじ山広場のふもとに広がる原には、コスモスの花が満開している。

2010年10月9日土曜日

スンドゥブチゲ

豆腐鍋の「純豆腐チゲ순두부찌개)」がお気に入りだ。今日みたいに寒い日は格別である。先日、スーパーで見つけた、スープパッケージ「スンドゥブ」で昼食をとる。
・パッケージのスープを鍋に入れて温める。
・豚肉を少々加えて煮立たせる。
・冷凍食品の「シーフード ミックス」のエビ、イカ、アサリを軽く湯通しして入れる。
・絹ごし豆腐をスプーンで適当なサイズにすくって入れて、鍋をしばらく沸騰させるとできあがり。
熱湯で十分温めた容器にうつし、ご飯と一緒にスプーンですくって食べる。美味い、本当に温まる。

(検討)
・黒色小型の土鍋(뚝배기)で調理して、食事した方が気分が出るだろう。
・スープパッケージは袋に油分成分が若干残るようなので、あらかじめ湯煎しておいた方が良い。
・スープと一緒に食するので、ご飯は多少硬めが良い。

ところで豆腐といっても、冷奴や豆乳は苦手だ。特に、豆乳は飲むと喉がイガイガしてしばらく残ってしまう。それなのに、熱い湯豆腐やスンドゥブチゲの豆腐は大丈夫なのだから不思議だ。

(本ブログ関連:2009年の11/24、2010年の4/235/31

2010年10月8日金曜日

イ・ソンヒの発声

ブログtekkencentral掲載の「歌唱力の終結者... イソンヒさんの発声の説明....」(10/7)によれば、イ・ソンヒの発声について次の3つのポイントを挙げている。なお、同ブログ筆者は個人的に音楽を専攻し、レッスンも何人かにしてみた立場にあるという。
1.発声の圧力(呼吸の調節)は、声楽家を圧倒する
2.(押したり引いたり)感情移入が卓越して...
3.声に全くつくろいがない(自然である)...

指摘のように、他のバラード歌手の或る歌い方(例:ソモリ(소몰이)唱法)が流行するなかで、イ・ソンヒは生来の才能と研鑽の結果、上記ポイントにより独自の唱法をものにしている。
同時に人生とともに時代とともに、彼女は豊かな音楽観を創りあげてきたことはいうまでもないだろう。

★★★★★ 孫が、じゃんけん遊びで、自分の指のかたちを確認している動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、朝食のサンドイッチを両手に持ち、テレビに集中している動画が届いた★★★★★

2010年10月7日木曜日

金木犀

学生時代のアルバイトで、千葉方面の宅地造成予定の荒地を測量(手伝い)していたことがある。当時としては随分恵まれた報酬を得ていた。早朝出かけては、夕方事務所に戻るわけだが、帰宅途の新宿駅近くにある桂花ラーメンに毎回寄っていた。独特の香りと固麺が癖になっていたのだ。

桂花の意味を考えたことはなかった。熊本にあるラーメン店の名前であり、アルバイト帰りのご褒美の味でしかなかった。
桂花は、中国でキンモクセイ(金木犀)の別称だそうだ。キンモクセイの包み込むような、あの甘い香りとは全く違ったイメージしかなかったというわけだ。

ところで、小金井公園には今、キンモクセイのオレンジ色の花が咲き、甘い香りを漂わせている。江戸東京たてもの園入り口の両側には大きなキンモクセイが立っていて、前を通るひとの足を留めている。広場のベンチに座っていても、香りが風に運ばれてきて、あちこちにそれを話題にする声が沸き起こる。これから厳しい冬に入る前の陽だまりに、ひとときの安らぎを与えてくれている。

2010年10月6日水曜日

有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング反応

日本経済新聞(10/6)他各紙は、鈴木章(北海道大学特別招聘名誉教授)、根岸英一(米パデュー大学特別教授)、リチャード・ヘック(米デラウェア大学名誉教授)の3氏がノーベル化学賞を受賞したと報じている。
受賞理由は表題の通りで、素人には意味不明な言葉が並んでいる。有機化合物の骨格である化学構造を作る炭素結合を、亜鉛やパラジウムなどの触媒を使って容易に組み立てる(合成する)化学反応の研究のようだ。
研究成果は、すでに社会に実用化されているわけで、その原理を知りたければ、化学の教科書を紐解かねばならないのだろうけれど・・・科学雑誌NEWTONの次号に、わかりやすい絵解きの解説記事が載るだろうから、それを読んで納得(分かったつもり)することにしよう。

今晩のTVインタビューで、鈴木章名誉教授は、研究におけるセレンディピティについて次のように語っていた。(msn産経ニュース:2010.10.6 23:10より
・「セレンディピティとは研究上、運に恵まれるかどうかということで、幸運に巡り会う機会はあっても、それを生かすかどうか、その対応の仕方が肝心。新しいものを見つけようとする気持ち、見つけるための努力が大事で、それを持っているかどうかで、セレンディピティを生かすかどうかは変わってくる」

(追記)
共同研究者の宮浦憲夫(­­北海道大学大学院工学研究科・特任教授)氏のインタビュー:(北海道大学CoSTEP