昨日(9/1)のブログに、台風シーズンを示すものとして、「二十四節気の『立春』(2/4)から210日目の今日(9/1)を、雑節の『二百十日』と呼び・・・」と記した。
「二十四節気」については、ひと月を「節気」と「中気」に按配したもので、12×2=24に区分する。現在は「処暑」にあたる。
二十四節気を、さらに「初候」、「次候」、「末候」に按配して、24×3=72に区分したものを「七十二候」と呼ぶ。
二十四節気「処暑」の「末候」(9/2から)を、七十二候では、 <稲が実る> を意味する「禾乃登(こくものすなわちみのる)」という。
実は、この「禾乃登」について知らなかった。暦の言葉に疎いこともあり初耳だ。そこで、ネットという便利なツールを活用して調べてみた。ウェザーニュースの記事「七十二候『禾乃登』 この時期は要注意 農作物にとっての厄日とは」(9/2)に、次のような解説がある。(抜粋)
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・この頃は、稲穂が徐々に色づき始め、頭も下がり、着々と近づく秋の訪れを感じることができます。
・しかし、稲をはじめとした農作物を無事に収穫するには、乗り越えなければならない日があるのです。
・それは、立春から数えて210日目の「二百十日」(9/1)と、220日目の「二百二十日」(9/11)。昔から強い風が吹くまたは天気が荒れる日とされ、8月1日の「八朔」も含めて三大厄日と言われています。
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「禾乃登」は、<実りの秋> を脅かす台風への警戒を喚起する。まさに、今年最大級の台風「21号」が(明後日、明々後日)本州通過が予想されているこの時期にあたる。