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2025年10月8日水曜日

2025年 ノーベル化学賞受賞 京都大理事・副学長・京大特別教授・北川進さん

Youtubeに掲載のANNのニュースより

今年のノーベル化学賞に京都大学副学長・京大特別教授の北川進さんが選ばれました。

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 北川さんは極めて小さな穴を無数に持つ物質である「多孔性材料」*の開発に世界で初めて成功しました。
 「多孔性材料」はガスの吸着機能があり、天然ガスなどの貯蔵ができるだけでなく、排ガスから二酸化炭素を分離して吸着するといった様々な応用が可能とされ、地球温暖化対策での活用も期待されています。
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(*)多孔性材料:多孔性配位高分子(PCP:Porous Coordination Polymer)/金属有機構造体(MOF:Metal-Organic Framework)
    ー 日本ではパイオニアの北川教授による多孔性配位高分子、海外では金属有機構造体の呼称が使われているという。


■ 科学技術振興機構
「事業成果 気体を“選んで”吸着・分離 多孔性配位高分子(PCP)の開発」より抜粋
    ー https://www.jst.go.jp/seika/bt61-62.html
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・従来、気体の吸着剤として広く用いられてきたのが「ゼオライト(沸石)」で、無数の「孔」が空いた「多孔性」構造を持つ。表面積が大きく、気体分子を大量に吸着できる。消臭剤として古くから使われている活性炭も「多孔性」構造を持ち、臭いの元となる気体分子を吸着する。こうした物質は「多孔性材料」と呼ばれ、孔のサイズを変えて目的の分子を吸着させる研究などが進められてきた。しかし、ゼオライトはケイ素とアルミニウムと酸素を主成分とする固い構造を有しているため、分子を吸着する際に多孔性構造を変化させて、サイズや形状の異なる様々な分子を識別し、吸着するのは困難とされてきた。

そんな状況を打破したのは、多孔性材料の研究者ではない北川教授だった。専門は「錯体化学」。金属錯体は、金属イオンの周囲有機物(配位子)が結合した構造を持つ。金属イオンや配位子の種類を変え、さまざまな機能を持たせられることから、新たな多孔性材料として大きな可能性を有している。

しかし、有機物を含む金属錯体は構造が不安定で、極めて壊れやすい。北川教授は、従来の常識を覆す、構造が安定して保持されつつ、気体を吸着する金属錯体の作製を成功させた。さらに、周囲の環境や外的刺激に応じて構造や性質が変化し、選択性の高い吸着や脱着を可能とする金属錯体を実現した。多孔性配位高分子(PCP:Porous Coordination Polymer)と名付けた新材料系統は、従来の材料の限界を越える画期的な吸着剤として、世界中で実用研究に向けた研究開発が進められた。
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■ Youtube(登録: ANNnewsCH)
【速報】今年のノーベル化学賞は京都大学副学長の北川進さん(74)(2025年10月8日)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=nF8-Okxiikc

寒露 2025

きょうは、二十四節季の「寒露」。日の陰りが早く、野の草の露が冷たく感じられるということだが、このところ暖かく、早朝に微かにそうかなと思う程度。

(本ブログ関連:”寒露”)

とはいえ、昼間(12:50)、最高気温 28.9℃、室温は 30℃を超えているわけで、<寒露>は言葉だけのことかもしれないが。

・・・

そんなことを綴っていたところ、何と、おとつい(10/6)発表の「ノーベル生理学・医学賞」(大阪大学特任教授・坂口志文さん)につづいて、きょう発表の「ノーベル化学賞」を京都大理事・副学長で京大特別教授の北川進さんが受賞された。

(別途ブログに記載)

2025年10月7日火曜日

10月の満月(ハンターズ・ムーン)

きょう(10/7)の月は「満月」にあたる。ただし、そのタイミングは、昼の12時48分ごろになる。とはいえ、今晩の満月*(月齢 15.3)は、「月の出:17時11分頃」から「月の入り:5時24分」にかけて観察できる・・・のはず。
(*)東京天文台「月の出」: https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2025/m1310.html

残念ながら、きょう一日曇天で、夜に空を見上げること能わずだった。

ところで、米国の農事暦(The Old Farmers’ Almanac)によれば、(9月の満月)「収穫月(Harvest moon)」後の最初の満月を「ハンターズ・ムーン(Hunter's moon)」と呼ぶ。生成AIの Gemini には、アメリカ先住民の風習に起源を持つと次のよう解説しているので、抜粋する:
① 伝統的に10月は、長い冬に備えて食料となる肉を蓄えるために、本格的な狩猟を始める時期にあたる。
➁ 10月の満月は夜空に長く明るく浮かび、この強い月明かりは、ハンターたちが夜間に獲物を追跡しやすくなることを助けた

(本ブログ関連:”米国の農事暦”)

そういえば、今月末(10/31)は、おどろおどろしい「ハロウィン」。ベッドの下や、部屋の隅の暗闇に何か邪悪なものがいるかもしれない。子どもが恐怖し、わくわくする季節だ。

ハンターズ・ムーン>のタイトルで、スウェーデン出身のヘヴィメタル・バンド「ゴースト」がハロウィンを想わせてシャウトする。(と知ったふりして以下に記す)

■ Youtube(登録: Ghost)
「Ghost - Hunter's Moon (Official Music Video)」(2021/09/30)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=rtkaUZvMaG8

2025年10月6日月曜日

2025年 ノーベル生理学・医学賞受賞 大阪大学特任教授・坂口志文さん

Youtubeに掲載のTBSのニュースより

科学分野で世界的な賞である「ノーベル賞 生理学・医学賞」を、日本の研究者、大阪大学特任教授の坂口志文さんが受賞した。日本のノーベル生理学・医学部門の受賞者は、2018年の本庶佑さん以来6人目とのこと。(日本人のノーベル賞受賞者
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坂口さんは免疫学が専門で、「制御性T細胞」と呼ばれる免疫の過剰反応を抑える働きを持つ細胞を発見した。
・制御性T細胞は、自己免疫疾患を防ぐ働きをし、逆に、この「制御性T細胞」を除去すると癌免疫治療に効果があって、<アレルギー>や<がん>の治療などへの応用が期待されている。
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生成AI Gemini Q&Aより抜粋
① 「T細胞」は、免疫システムの主要なメンバーで、体外から侵入した病原体や体内で発生した異常な細胞(<がん細胞>など)を攻撃・排除する役割を担うリンパ球の一種。
➁ 「制御性T細胞」も、T細胞の一種だが、他のT細胞(キラーT細胞やヘルパーT細胞)とは正反対の役割を持つ。稀に自分の体を誤って攻撃してしまうT細胞が生まれることがある。制御性T細胞は、こうした「暴走した自己反応性T細胞」の活動を抑え、<関節リウマチ>や<1型糖尿病>などの自己免疫疾患の発症を防ぐための安全装置として機能する。


■ Youtube(登録: TBS NEWS DIG Powered by JNN)
「【速報】ノーベル生理学・医学賞に大阪大学特任教授・坂口志文さん」( 2025/10/06)
    ー https://www.youtube.com/@tbsnewsdig

中秋の名月、「赤城の山も今夜を限り」

旧暦の毎月15日の夜を「十五夜」といい、特に旧暦8月15日である今月今晩の月を「中秋の名月」という。ところで、(旧暦8月が重なる)今月の「満月」のタイミングは、あす10月7日の昼 12時48分ごろになる。つまり、【中秋の名月】≠【満月】の確率が高い。

■ 国立天文台
「中秋の名月(2025年10月)」より抜粋
    ー https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/10-topics01.html
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名月が満月とは限らない
・2025年の中秋の名月は、10月6日です。「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)の8月15日の夜に見える月のことです。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。日本では中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」*(いもめいげつ)などと呼ばれることもあります。
(*)コトバンクによれば、「《里芋を供えるところから》」とある。

・今年は10月6日が中秋の名月、翌7日が満月と日付が1日ずれています。
天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のことで、満月の時刻は、10月7日12時48分です。 
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また、中秋を「仲秋」と記すと字面が洒落ているけれど、8月全体を指してしまうため、現在では「仲秋の名月」は使われないそうだ。


ところで秋の月夜には、青白く地が照らされ、雁が南の空へ飛んでいく寂しい情景がある。江戸時代末期の俠客・国定忠治が子分たちとの別れもそのころ。忠治の言葉に、子分たちが「親分」と応えるところとか、忠治が刀を手にして「俺にゃあ、生涯手めえという強い味方があったのだ」と語るのを、子どもながら耳に残したものだ。
そこで、生成AIの ChatGPT に、もしかして中秋の名月の夜だったのか問い合わせてみた。

Q.「赤城の山も 今夜を限り」と、「国定忠治」が語ったのは、「中秋の名月」のころか?
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A.ご質問の「赤城の山も今夜を限り…」という有名なセリフは、「国定忠治(くにさだ ちゅうじ)」が登場する講談や歌舞伎などで語られるもので、日本の伝統的な義賊・侠客の一人である忠治の最期の場面でよく使われます。

□ このセリフの背景:
「赤城の山も今夜を限りか」というセリフは、忠治が赤城山(群馬県)を去る決意を語る場面で使われる、ドラマチックな名台詞です。
続く有名なセリフは以下のような形です:
「赤城の山も今夜を限り、 生まれ故郷の国定村を後にして、江戸へ下る…」

 中秋の名月との関係は?
この台詞が発せられるシーンはしばしば秋の月夜の晩、つまり中秋の名月(旧暦8月15日頃)と結びつけられる演出が多いです。
・ 明確に「中秋の名月」とされているわけではないですが、
・ ロマンチックで物悲しい別れの場面として、「月夜」や「秋の夜」が使われるのは非常に典型的な演出です。
映像作品・舞台・講談によっては、「中秋の名月の夜に…」というナレーションを入れることもあります

 結論
「中秋の名月のころ」とする演出はあるが、史実や原作で明示されているわけではない。
つまり、「中秋の名月」は演出上の美的・情緒的な演出であり絶対的な時期設定ではありません
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次の動画の通り、子分との別れの画面で、新国劇版では月を舞台背景に置かず、月明かりだけを強調して国定忠治の言葉を際立たせている。もう一つの、桃屋のCM版では月を三日月にしているのは少しの緊張感を持たせるためかもしれない。満月は穏やかなものだからだろう。

■ Youtube(登録:TheKensanohta )
「赤城落ち」(新国劇。辰巳柳太郎の国定忠治。赤城落ちのシーン抜粋・・・とのこと)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=B-OuMPFsckc



■ Youtube(登録: upachan2004)
「桃屋 江戸むらさき」(丹下左膳、鞍馬天狗、国定忠治の順=月の形は三日月だが)
    ー 声/三木のり平さんによる
    ー https://www.youtube.com/watch?v=_Zac1fW_34E

2025年10月5日日曜日

ジュウガツザクラ(十月桜)

 昼下がり(午後3時半ころ)、公園に出かけた。同時刻の気温は、きのう(21℃)と比べて、きょうは、27℃ と暖かい。それに気づかず少々厚着した結果、息切れしてしまった。

日曜日の公園は親子連れでにぎわっていた。子どもたちは、公園を横切る小川に入り水遊びしていたし、岸辺の草むらで捕虫網を持って虫を追いかけていた。カレンダー上、秋半ばとはいえ、まだまだ温かい貴重な休日だ。

ジュウガツザクラ(十月桜)
10月といえば、樹名板に「ジュウガツザクラ」(十月桜)と記された桜が気になる。といっても、満開に咲き誇るというわけではなく、枝先に白い花をぽつぽつと咲かせているのだが。

(本ブログ関連:”ジュウガツザクラ”)


● Wikipesiaによれば、「エドヒガン系の中のコヒガン系栽培品種で、マメザクラエドヒガンが交雑した種間雑種で、春と秋から冬にかけての二度開花する」という。

● 木の周りをぐるりと回って観察したところ、花弁の形に違いがあるのに気づいた。そこで、Googleの生成AI Gemini にQ&Aを試みたたところ、次のような回答を得た。

Q.「ジュウガツザクラ」の花を見ると、枝ごとに花弁の形が異なるように見えますがどうしてでしょうか?
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A.ご質問ありがとうございます。「十月桜(ジュウガツザクラ)」の花弁の形が枝ごとに異なるように見えるのには、主に以下の3つの要因が考えられます。

1. 「十月桜」の品種特性
十月桜は、マメザクラとエドヒガンの種間雑種であるコヒガンザクラの園芸品種です。元々、八重咲き(または半八重咲き)で、花弁の数は5枚から20枚程度と幅があり、個体差や環境による変異が出やすい特徴を持っています。
八重咲きの多様性花弁が多数重なる八重咲きの桜は、もともと花弁の枚数や形状が一定でない傾向があります。十月桜もこの影響を受け、花弁の細さねじれに個体差が見られます。
遺伝的多様性: 近年の研究により、「十月桜」として流通しているものには、複数の遺伝子パターンがあることがわかっています。つまり、秋から咲くという似た特徴を持ついくつかの個体を総称して「十月桜」と呼んでいるため、花の特徴にも多様性があるのです。

2. 開花時期による花の変化(二季咲き)
十月桜は、名前の通り秋(10月頃)から冬にかけてと、春(3月~4月頃)二季咲きの性質を持ちます。この開花時期の違いが、花の形や大きさに影響を与えることがあります。
秋と春の比較: 一般的に、春に咲く花の方が、秋から冬にかけて咲く花よりも大きく、花弁のねじれが少なくきれいに開花すると言われています。
断続的な開花: 秋から春にかけて断続的に咲き続けるため、異なる季節気温で開花した花が同じ木や枝に混在し、形の違いとして認識されやすいです。

3. 環境要因や体内のバランス
桜の開花や花の特徴は、その時の木の生理状態(栄養状態やホルモンバランス)環境に大きく左右されます。
栄養状態枝ごとに日当たりの良さや栄養の供給にわずかな差がある場合、それが花弁の大きさ枚数の違いとして現れることがあります。
低温による影響: 特に秋や冬の低温期に咲く花は、春の開花時と比べて、花弁が細くなったり、花自体が小さくなったりする傾向があります

これらの要因が複合的に作用し、一本の十月桜の木の中でもあるいは同じ枝の上でさえ花弁の形や枚数に違いが生じ観察する人に「枝ごとに異なる」という印象を与えると考えられます。
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2025年10月4日土曜日

野鳥観察(89)

今月(10月)から、野鳥観察(探鳥会)の集合時間が 7:00 となった(10月~3月:7時、4月~9月:6時30分)。これまでより30分遅くなるので、起床時間を30分遅くできるわけだが、寝過ごすのではないかと心配になり、昨夜からずっと起きていた。<遠足> に興奮した小学生ではないのに・・・。

家を出て、フィールドまでの途中、畑地や木立が続く場所では「ヒヨドリ」の鳴き声が賑やかに重なった。ところが住宅密集地の小道を通るとき、野鳥の声がとんと聞こえなくなる。

集合場所の <原っぱ>は、朝陽が昇って思った以上に明るい。いずれ冬が深まれば、薄暗い朝になるだろうけど、今は「渡り鳥」(本ブログ 10/2 に記載)と出会える好機なのだ。
ー ベテランの方から、このフィールドで撮った野鳥写真を月ごとのカレンダーにしたものを配布いただいている。感謝。


探鳥会の終わりに、観察した野鳥の種類と数がベテランの方から報告される。今回は、めずらしく、参加者数より野鳥の観察種類の数の方が少なかった。


今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ:フィールドの林間に入ったときから鳴き声が響いた
・ハクセキレイ:グラウンドの草地に2羽 ⇒ 6羽とカウント数が増えた
・モズ:木立のてっぺんに1羽たたずんでいた
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・アブラゼミ:抜け殻から出て、羽化後、時間を経て黒くなった状態のものと出会った
・エンマコオロギ:小川の草原で、鳴き声がしきりにする(「コロコロリー」)
・カメムシ:ネットで画像検索したところ「ミナミアオカメムシ」または「アオクサカメムシ」の幼虫という
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・メマツヨイグサ:黄色の花が小川の土手に揺れていた


ハクセキレイ(写真左・中央)、モズ(写真右)
・フィールドワークの後半、野球グラウンド場に「ハクセキレイ」が舞い降りていて、最初2羽から6羽へと観察された。ピントが合っていないが、正面を向いた姿を撮影した。
・木立のてっぺんにたたずむ「ヒヨドリ」は撮りやすい。あたりを睥睨してテリトリーを主張する。



カメムシ(写真左)、メマツヨイグサ(写真右)
・Googleの画像検索では、カメムシしか分からず、他のブログなど巡って「ミナミアオカメムシ」または「アオクサカメムシ」の幼虫という解説に出会った。正直、昆虫について全くの不案内なので・・・。
・小川の土手の雑草に混じって「メマツヨイグサ」が群がっていた。「花弁の横幅が大きく、隙間のないものをメマツヨイグサとよぶが、中間型が多く、花期によっても変化が見られるのではっきりしない」(Wikipedia)とのこと・・・会長が、花弁の隙間について語られたが、その意味をようやく気付いた次第。

(本ブログ関連:”マツヨイグサ”)

(情報)自民党総裁選挙

「自民党総裁選挙」の結果、高市早苗氏が自民党新総裁(第29代総裁)となり、女性初の首相(第104代首相)へ。


1回目投票

■ 毎日新聞
「自民総裁選 1回目投票は高市氏首位 19票差の小泉氏と決選投票へ」(最終更新 10/4 14:28)
    ー https://mainichi.jp/articles/20251004/k00/00m/010/081000c
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 自民党総裁選は4日、党本部で国会議員の投票(295票)が行われ、党員・党友票(295票)と合わせて即日開票された。得票が最も多かったのは
① 高市早苗前経済安全保障担当相(64)の183票(議員: 64票、党員・党友: 119票)。
➁ 2位は小泉進次郎農相(44)の164票(議員: 80票、党員・党友: 84票で、19票差だった。
過半数を得た候補者はなく、両氏が決選投票へ進んだ。
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決選投票

■ 朝日新聞
「高市早苗氏が自民党新総裁に 決選投票で小泉氏破る 女性初の首相へ」(2025年10月4日 14時55分)
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 石破茂首相の後任を決める自民党総裁選は4日に投開票され、高市早苗前経済安全保障相(64)が決選投票で小泉進次郎農林水産相(44)を破り、第29代総裁に選ばれた。15日にも召集される臨時国会で第104代首相に選出され、初の女性首相が誕生する見通しだ

 総裁選は国会議員票の295票、党員・党友*票の295票の合計で争われた。1回目の投票では、立候補した5人のうち、過半数を占めた候補はいなかったが、183票の高市氏、164票の小泉氏の上位2人が決選投票に進んだ。決選投票では、
① 高市氏が過半数の185票を獲得(議員票:149、都道府県連票:36票)して
➁ 小泉氏の156票(議員票:145、都道府県連票:11票)を上回り、総裁選を制した。
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(*)党友: 政党の構成員(党員等)ではないが、政党の外部支援者、あるいは政党と友好関係にある個人(Wikipedia)。

2025年10月3日金曜日

(雑談)ネットのニュース記事に対するコメントの綴り方

メディア各社が報じるニュース記事を取捨選択して掲載する、ニュースサイトがある。記事に、合わせて読者のコメントが付加される。読者コメントは世相を反映しており、ある意味ニュースそのものより興味深いことがある。

ただし、ニュースサイトに掲載の記事には、「こたつ記事」と呼ばれるものがあって、情報を拾い読みして再構成・再加工したため、批判にさらされることがある。

今回、関西の芸人さんが深夜放送で語った内容を記事にしたものが、上記サイトに掲載された。それは、あるイベントで座席を勘違いしたコメンテーターとかち合ったという話題だ。

コメント欄に、記事の <作文> についていろいろと声が上がっていた。芸人さんが深夜放送で語ったことを、そのまま <文字起こし> しては意味が通じないというものだった。
コメントを読みながら、面白いことに気づいた。それは、どのコメントも、
① 句読点が明確である。
➁ センテンスが程よい長さである。
③ 改行、段落が適切である。

普段、上記のようなニュースサイトのコメントを読むたび、いろいろな記述があるものだなと感じていた。例えば、句読点(特に「。」の点)がないもの、法律の文章のように(主語を明示したためか)やたらセンテンスが長いもの、そのためコメントが文字いっぱいに埋まっているなど・・・。

その点、今回の記事に対するコメントは、親切で読みやすい見本のようなものが多数を占めていた。記事の事象に対するものでなく、いってみれば「綴り方教室」*のようで、正直面白かった。
(*)綴り方教室: 「1930年代に、鈴木三重吉の影響下で教育運動として盛んになりつつあった生活綴方運動」の一環(Wikipedia)

2025年10月2日木曜日

夜長、渡り鳥

歳時記*に、実際の夜は冬の方が長いから「夜長(よなが)」は、冬の季語と思うかもしれないが、実感するのは秋であるという。確かに、夏の夕方の明るさと比べて、秋のとばりの降り方のあまりの変わりように唖然とする。
(*)歳時記:「日々の歳時記」(広瀬一朗、東京新聞出版局)

今月から、野鳥観察(探鳥会)の開始時刻が 6:30 から、7:00 に変更される。夜が長くなって明けるのが遅くなったからだ。

Googleの生成AI Geminiに、秋の「渡り鳥」について聞いてみた。

Q.東京の公園に集まる、秋(10月)の「渡り鳥」を教えてください。来る鳥、去る鳥について。
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A.東京の公園に10月頃に集まる「渡り鳥」についてですね。10月は秋の渡りの最盛期で、季節の変わり目を感じさせる鳥たちが見られます。

一般的に、東京の公園(特に水辺や林のある大きな公園、例:葛西臨海公園東京港野鳥公園水元公園新宿御苑など)で見られる可能性のある渡り鳥には、以下のようなものが挙げられます。

1. 北から渡って「来る鳥」(冬鳥・旅鳥の一部)
冬を日本で過ごす冬鳥や、途中で立ち寄る旅鳥が10月頃から飛来し始め、数が増えてきます。
・カモ類 (冬鳥): マガモ、ヒドリガモ、オナガガモなどのカモ類が、北の繁殖地から渡ってきて、公園の池や水辺に姿を見せ始めます。本格的な飛来は11月以降になることも多いですが、先陣を切ってやってくる個体が見られ始めます。
・ツグミ類 (冬鳥): ツグミの仲間などが冬鳥として飛来し始めます。
・猛禽類 (旅鳥/冬鳥): 渡りの途中でタカの仲間(例:ノスリなど)が上空を舞っているのが観察されることがあります。
・小鳥類 (旅鳥): 北の高原などで繁殖したノビタキが、南への渡りの途中に公園の草地などに立ち寄ります。秋の渡りの「トップバッター」として知られています。ジョウビタキ冬鳥も10月頃から渡来し、公園や市街地でもよく見られるようになります。


2. 南へ渡って「去る鳥」(夏鳥・旅鳥の一部)
日本で子育てを終えた夏鳥や、北で繁殖して南へ向かう途中の旅鳥が、10月頃に東京を経由して南へ去っていきます。
 ・夏鳥: 春から夏にかけて東京で繁殖していたキビタキオオルリ、センダイムシクイといった夏鳥は、10月上旬から中旬頃にかけて南の越冬地へ向かって旅立ちます。広い林のある公園(例:明治神宮、新宿御苑)などでは、渡りの途中の立ち寄りが見られることがあります。
・シギ・チドリ類 (旅鳥): イソシギ、アオアシシギなどのシギ・チドリ類は、北で繁殖し、東南アジアやオーストラリアなどへ向かう途中に、東京湾岸の干潟や公園の潮入りの池(例:葛西臨海公園、東京港野鳥公園)などに立ち寄って休息・採食します。10月は、これらの鳥の観察できる種類が減り始める時期ですが、まだ一部の種が見られることがあります。
エゾビタキ、コサメビタキなどのヒタキ類が、南下する途中に公園の林などに立ち寄ります。


3. この時期に目立つその他の鳥
モズ:渡り鳥ではありませんが、秋になると高い木の上でよく響く声で鳴く「高鳴き」が目立ち始めます。
ヒヨドリ留鳥ですが、北の個体が南へ移動する「渡り」を行うことが知られており、10月下旬から11月頃に群れでの南下が観察されることがあります。
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2025年10月1日水曜日

今年も残すところ1/4、有線テレビ・チューナーの交換

今年も、あっという間に10月になった。1年をリンゴの実に例えるなら、すでに3/4を喰ってしまったことになる。味はどうだったか・・・美味かったか、それとも不味かったか。あと1/4(3か月)しか残っていない。

季節のけじめがつかぬまま、ずるずると秋になってしまった感がする。公園の原っぱにある「クリ」の木の下にイガグリが散らばり、実を取り出されていた*。けれど、周りを見回しても、紅葉の目立つ秋の気配は乏しい。去年もこんな風だったか、記憶が曖昧。
(*)イガグリ中のクリの実の数は、一般に3個とのこと。(9/24のブログに記した)
    ー クリの花の「雌花(めばな)」にある「子房」が、通常3つあるため。

■ Youtube(登録: mattaripon
「童謡 くりのみぼうや 三越左千夫作詞 有島重武作曲」(2021/11/07)
    ー https://www.campsnapphoto.com/https://www.youtube.com/watch?v=lqISw0QQdJo



有線テレビ・チューナーの交換
昼になって、有線テレビのチューナーが交換された。4K対応(我が家のテレビは非対応だが)とか、Youtubeが見られるとか、更に申し込みすれば Netflix など視聴できるとか。従来の機能と比べて格段に進化している・・・。けれど、次のような感想を持った。

● 操作性について、PCの場合はマウスやキーボードを使って柔軟にできるが、新しいチューナーの場合、リモコン操作に結構手間どる。慣れれば、そうでないのかもしれないが。
● もう一つ気になったのは、Youtubeを大きなテレビ画面で見たとき、何か違うなと思ったことだ。視覚が散漫になるというか、手間取ることからくるぎこちなさを感じた。実は、わたし自身の経験でいえば、PCでYoutubeチャンネルを次から次へと切り替えているからだ・・・面白くなければ次!といった具合だ。瞬時に興味に対応できないのだ。
ー 「間違い探し」(同様の絵を2つ並べて微妙な違いを見つける)の画面は結構いける!

2025年9月30日火曜日

(雑談)Gemini:アメリカでは、子どもが父親をどう呼ぶか

Youtubeに、赤ん坊が初めて父親に向かって「dada」といい、それを聞いて父親が大感激するものがある。見ていて面白く、誰もが共感できる瞬間だ。まずは試しに、Youtubeで、「Baby says dada for the first time」と検索してみるのはどうだろう。

(父親が、赤ん坊に「dada」と言わせているふしがある。一方、赤ん坊が母親を「mama」と口にするのはきわめて自然のよう・・・「mama」は、「マンマ」の延長線にあるよう)

ともあれ、「dada」の呼称から、アメリカの子どもたちが父親をどのように呼んでいるのか知りたく、Googleの生成AI「Gemini」に下記の質問をした。(回答は、Gemini の回答の「まとめ」を中心に抜粋・編集した

Gemini

Q.アメリカでは、子どもが父親をどのように呼称しますか。dada、dady、papa、fatherなどについて、成長の順序や、親密さの度合い、プライベートさなど。
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A.成長の順序としては、一般的に Dada/Papa → Daddy → Dad と変化していく傾向があります。
Dada / Papa幼児語。最も個人的で、愛情深い。(Papa:幼児語だが、Dada や Daddy の方がより一般的)
Daddy: 子ども(幼児〜小学校低学年くらい)が使う親密な呼び方。成長とともに Dad へと移行する。
Dad幼少期を過ぎ~大人になっても最も一般的(日常的)に使われる。
Father: フォーマルな場面や書き言葉で使われる。個人的な呼称としては稀。
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ちなみに、日本語ではどうかを同様に Gemini にたずねた。

Q.日本語で、子どもが父親をどのように呼称しますか。パパ、父さん、おやじ、父などについて、成長の順序や、親密さの度合い、プライベートさなど。
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A.成長の順序としては、一般的に パパ → お父さん → おやじ と変化していく傾向があります。
パパ:  幼児語。最も個人的で、愛情深い。(小学生:「子どもっぽい」と感じて「お父さん」などに切り替えるのが一般的)
お父さん: 最も一般的で、日常的に使われる標準的な呼称。
おやじ: 男性が使うことの多い、親密でくだけた呼び方。(友人との会話で自分の父親を指す際に使うことも多い)
: 主に書き言葉や、第三者に対して使うフォーマルな呼称
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2025年9月29日月曜日

舞楽

中学生のころ、新聞に「舞楽」についての講演とその舞を紹介する催しが案内されたことがあった。ハガキで応募したところ運よく参加することができた。場所はどこだったか・・・記憶があいまいだが、上野駅そばの東京文化会館だったかもしれない。

舞楽は、「雅楽」の演奏を背に舞を演じる、日本古来*の伝統芸術だ。当時、書籍やテレビでときたま雅楽の演奏写真・場面を見たことがあるくらいで、舞楽について全く知識もなく、興味本位だけだったのかもしれない・・・。それでも、東アジアも含めて、今に無い衣装や装置に関心がいった。
(*)舞を伴う「雅楽」の形態を「舞楽」という。大陸伝来の楽舞が、日本の様式に洗練されたのは平安時代のころとのこと。

会場でA4サイズの解説冊子が配布された。その表紙に描かれた図柄は、雅楽の舞「蘇利古(そりこ)」の際に、(いわゆる木彫の仮面と異なり)顔面に垂らした紙面(雑面:ぞうめん)の絵(=記号化された人の顔)だったのを思い出す。
ー Youtubeで見る「蘇利古」は、4~5人で舞っているのが多いようだ。私が見たのは試演のようなもので1人が舞った。

■ 雅楽研究所「研楽庵」
「雑面」
    ー http://houteki.blog106.fc2.com/blog-entry-598.html

■ Japaaan マガジン
「蘇利古(そりこ) 千と千尋の神隠しにも出ていた?雅楽の舞『蘇利古』の実に奇妙な面の謎」(2022/08/29)
    ー https://mag.japaaan.com/archives/183675
    ー https://mag.japaaan.com/archives/183675/2

ところで、地元の伝統芸能に、舞を主体にした「神楽」や、笛・太鼓・鉦(かね)などの演奏を主体にした「囃子」があり、<夏祭り> や <正月> に演じられる。それら庶民の伝統に対して、上記の舞楽や雅楽は、作法が緻密に定められた格式あるように感じる。

もしもあのとき、舞楽・雅楽であれ、神楽・囃子であれ、どっぷり漬かっていたら、今頃どうなっていただろうかと空想する。

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■ 伊勢神宮
「神楽祭・観⽉会」
    ー https://www.isejingu.or.jp/ritual/annual/kagurasai.html
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観⽉会
「中秋の名月」**の夕に秀歌・秀句を披講し ー 雅楽を奏でる雅な催し
神宮では外宮まがたま池奉納舞台において、中秋の名月を愛でる「神宮観月会」を開催しています。観月会は、全国から応募のあった短歌と俳句の秀作を、神宮の楽師が古式により披講する雅な催しです。披講につづき、管絃舞楽が奏行されます
(**)中秋の名月: 2025年の「中秋の名月」は、10月6日(月) 

舞楽
舞を伴う雅楽の形態を舞楽といい、演奏法は管絃よりも力強く歯切れの良いのが特徴です。
舞楽には唐楽の伴奏で舞う左舞、おもに高麗楽の伴奏で舞う右舞、声楽に伴って舞う日本古来の国風歌舞があります。
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■ Youtube(登録:こがらす Kogarasu)
「厳島神社 舞楽『蘇利古』 Itsukushima Shrine」(2023/04/23)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=BdLn7D9KGo8

2025年9月28日日曜日

自然観察園(ヒガンバナ、他)、横綱同士の優勝決定戦

公園併設の「自然観察園」西側奥に「ヒガンバナ(曼珠沙華)」の群生地がある。きょうこそ、一面に朱色の花を咲かせているだろうと期待して出かけた。(朝方、一瞬の通り雨があった。あまりに局所的だったのだろう、アメダスや気象予報各社の記録にないが・・・)

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

ヒガンバナ群生地
日曜日でもあり、大勢の人びとが真っ赤な ヒガンバナ の群生を見ようと来園していた。花の具合は、先日(9/23)観察した時よりも増えていたが、まだ最盛とはいえないかもしれない。期待が過ぎたかな。明日(9/29)は月曜休園なので、あさっての月末(9/30)に確認のためあらためて訪れてみたいと思う。



カラスウリ(左端)、シュウカイドウ(中央左)、ツリフネソウ(中央右)、ガマズミ(右端)
・ヒガンバナの群生地へ続く小道に、ツル性のウリ科「カラスウリ」の実がぶら下がっていた。大きな実がえらく目立つ。
・湿地を渡す<板橋>を進むと、日陰に「シュウカイドウ」の花が広がっていた。
・板橋のT字路付近に「ツリフネソウ」が群がっていた。(園の入口で配布の「花だより」に掲載されてないが・・・)。
・ガマズミ科の落葉低木の「ガマズミ」が、小さな赤い実をたくさん膨らませていた。



大相撲秋場所
「大の里」と「豊昇龍」による横綱同士の優勝戦(16年ぶり*とのこと)はすごかった。豊昇龍が大の里をくだして同率勝利(十三勝二敗)となり、あらためて決定戦が実施された。結果、大の里が豊昇龍を「寄り倒し」て(物言いがつくものの)優勝を決めた。熱心な相撲ファンではないが、テレビ中継に見入ってしまった。
(*)2009年秋場所の「朝青龍」-「白鵬」以来16年ぶりとのこと。

2025年9月27日土曜日

野鳥観察(88)

早朝、どんよりした空模様のなか、定例の野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。通り道のところどころに、雨後の染みが黒く残っていた。今日の日付に変わった深夜に、雨が降ったらしい・・・気づかなかったな。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

集合場所への途中、すれ違う人たちのほとんど(ランナー以外)が、長袖服になっていた。もうすっかり秋なのだ。今週から気温は30℃を切り、20℃代に入った。
曇天は、探鳥会のあいだずっと続き、終了場所に至ったころにようやく南西の空に明るみが増した。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・モズ: 開始早々に鳴き声。その後グラウンドの照明塔の避雷針に1羽が見えた
・シジュウカラ: 群がって木立を飛び抜ける。せわしくて目も追いつけぬ
・カワラバト: 何とも汚れた風体の1羽、群れから離れたのか
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・コサギ: 小川の岸辺に1羽、葦に姿が隠れシャッターチャンスを逃す。やがて飛翔する
・アオサギ: 遠くの電信柱の上に1羽
・カルガモ: 3羽ほど小川を泳ぐ。葦に姿が隠れシャッターチャンスを逃す
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ナンバンギセル: 荻(オギ:ススキ科)の草地に隠れるように薄紫の花を咲かせていた


アオサギ(写真左)、カラスと?(写真中央)、ナンバンギセル(写真右)
・遠くの電柱の突端に「アオサギ」がたたずんでいた。どうやら空を見上げていたようだが、ピンボケ写真になってしまった。このところ、手振れになったり、シャッターチャンスを逃したりが続く。
・指された先の木立にカラスがいるというので写真に撮った。後で見返したところカラスのそばに野鳥がもう1羽いる。野鳥を同定できないのが残念。
    ー 追記:第89回の探鳥会(10/4)で、ベテランの方からもう一羽は「ヒヨドリ」と判定いただいた。
・地下茎で広がる「オギ」原の足元に、「ナンバンギセル」がいた。教えてもらわなかったら気づかずに終わっただろう。ひっそりと薄紫の花を咲かせていた。



野鳥観察を終わった帰り道(馬頭観世音*と小石仏)
観察会の帰り道、急坂の下にある「馬頭観世音」の塔の周りを「ヒガンバナ」が囲っているのに気付いた。人手を経なければ咲くこともない花だが、この景色(取り合わせ)に心が寄った。よく見ると、いつ置かれたのか、小さな石仏が塔の前にいる。これも最近、人の手を借りたのだろう。見慣れて見過ごしていたところ。
(*)馬頭観世音:広く知られる馬頭観音の別名、愛馬への供養として祀られたものという。

2025年9月26日金曜日

(雑談)Gemini:日本とアメリカの玄関ドアの開け方

Youtubeで、(これから祖父母になる)両親宅へ初孫を見せに訪れる場面で、玄関ドアを開けるとき、ドアの開く向きが日本と米国で異なるのに気づいた。Youtubeの本来の主題は、孫と初対面する祖父母の感激を共有することにあるのだが・・・。

生成AIの Gemini に、日米でドアの開く向きに違いがあるのかたずねてみた。

Gemini:Q&A
内開きのドアは、外からドアを押されても室内から全体重をかけて押さえられるため、侵入を阻止しやすいです。また、家具などを置いてバリケードを築くこともできます。ドアを外すために必要な丁番(ちょうつがい)が室内にあるため、外部から外されにくいという防犯上のメリットもあります。

2. 文化・習慣の違い
アメリカでは土足で生活するのが一般的です。そのため、玄関に靴を脱ぐスペース(たたき)を設ける必要がなく、ドアを内側に開けても邪魔になりません

3. 自然災害への対応
アメリカではハリケーンや竜巻といった強風を伴う災害が頻繁に発生します。内開きのドアは強風によってドアが吹き飛ばされるリスクが低いため、建築基準法で内開きが義務付けられている州もあります。また、積雪が多い地域では、外に積もった雪でドアが開かなくなるのを防ぐ目的もあります


日本で外開きが主流な理由
1. 玄関の文化
日本には玄関で靴を脱ぐ習慣があるため、内開きのドアにすると、脱いだ靴がドアにぶつかって開閉の妨げになります。ドアを外開きにすることで、狭い玄関スペースを最大限に活用できるのです。

2. 災害時の避難
地震などで建物が歪み、ドアが外側から開けにくくなった場合でも、内側から蹴破って脱出できます。また、津波や水害でドアの外に水が溜まった際、内開きのドアは水圧で開けられなくなるリスクがありますが、外開きならそのリスクが低いです。

3. プライバシーの確保
外開きのドアは、開けた際にドアが目隠しとなり、家の中が丸見えになるのを防ぐ効果があります。宅配便の受け取りや来客対応の際に、プライバシーを守る役割も果たしています。
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Gemini の回答では、<欧米>で、内開きのドアが一般的とのこと。ヨーロッパでもそうなのかを知った次第・・・考えてみると、そこまで意識したことはなかったが。
今後は、世界の家庭の玄関ドアがどう開くのか、Youtubeや映画・テレビで見る機会があったら、気を付けて観察してみたいと思う。


(追記)
いろいろなものが重なるように故障したり壊れたりして、それらの買い替えが続いている。きょうも、冬に備えてストーブが届いた。

2025年9月25日木曜日

体操教室(体力測定)と健康診断

体力測定のこと
きょうの体操教室で、年一回の体力測定が行なわれた。といっても基礎体力の測定であって、年齢以上の体力を競うわけではない。値が歳相応に収まれば、少なくとも安泰なわけで・・・。

(本ブログ関連:”体操”)

それでも、片足でどれくらいの時間立ち続けられるかを測定したとき、体が揺れて上げた足をすぐに床につけてしまった。もう一度チャンスをくださいと、測定しなおしてもらったが。

記憶力測定のために、実は、事前にネットのゲーム(神経衰弱ゲームのようなもの)を繰り返した。今回の測定にあてはまるものではなかったが、ちょっと有効だった。


健康診断のこと
ブログに何度も記してきたが、かつて健康診断のとき事前に減量して準備したものだ。

(本ブログ関連:”健康診断”)

ところで、きのう(9/24)の健康診断では、クリニック設置の血圧測定器で、値が高目に出たような気がする。実は、体操教室は、始まる前に血圧測定を義務づけられていて・・・毎回正常範囲の結果になっていた。クリニックの測定結果は、よくいわれる「白衣高血圧」だったのだろう。

2025年9月24日水曜日

(雑記)モデムの交換 他

モデムの交換
9/22(夜)モデム故障    ⇒    9/23 サービス会社に確認依頼    ⇒    9/24(午前)モデム交換完了
・LANケーブルを使用しているので、機器を取り換えるだけで済んだ。特別の設定はない。
・これが、Wifi使用だったら、ひと手間かかったのだろうけれど。
・PCに及ぶ大事にいたらず、ありがたい。

健康診断
・午後、毎年恒例の健康診断に行く。
・(朝食を忘れたうえ)昼飯を抜くようにいわれていたので、空腹感がたまらない。
・午前中の検診なら楽だったのにと気づく・・・今回、上記の交換もあって、余計に気をもんだ。

イガグリ
・先日 (9/21)の自然観察会で、公園の栗の木の下に「毬(イガ)」が落ちていた。
・一つのイガに何個のクリ(毬栗)の実があるかQ&Aがあった。正解は一般に3個とのこと。
    ⇒ イガを割った跡を見ると、四方に割かれているので4個かと思ったが・・・。
・昔のスポーツ漫画「イガグリ君」を思い出した。手塚治虫が猛烈なライバル心を燃やした。
    ⇒ 横道にそれると後で痛い思いをすることになる・・・しかも汚点となって永遠に残る。
    ⇒ 現在、アメリカで若者に人気の著名ホラー作家の発言が物議を醸している・・・とのこと。

2025年9月23日火曜日

秋分 2025、自然観察園にヒガンバナを見に行く

きょうは、 二十四節季の「秋分」(太陽の黄経が180度になる瞬間)で、昼夜の時間が同じになる。合わせて国民の祝日「秋分の日」でもある。古来、昼夜が同じ時間となる「秋分」(収穫の時期)と「春分」(種まきの時期)は、一年を2つに分ける大きな区切りだ。

(本ブログ関連:”秋分”)

ところで、きょうのお天気は、晴れ間があっても活気がない。一日中、曇天のような錯覚すら覚える。何故なんだろう…。

そこで気分転換に、公園併設の「自然観察園」へ行き、園内の東側奥にある「ヒガンバナの群生地」の様子を見ることにした。祝日でもあり、人々が多数(大勢というほどではなかったが)集っていた。

以前(9/17)、早めに来たとき、ヒガンバナはぽつぽつ咲いていた。同園のボランティアの方から、今週(9/21週)末が最盛期だろうと教示があった。したがって、きょうのところは最盛期の8割くらいか。
また、他に<木の実>や<草の実>を写真に撮ったが、みなピンボケという不幸に見舞われてしまった。今週末にあらためて行こうと思っているので、そのとき撮りなおしてみたい。

モデムの故障

昨晩(9/22,22:30ころ)、LAN接続している「モデム」が故障したらしく、Web利用中に突然「ネットと接続できません」という画面に切り替わった。ブラウザー、PCなど再起動したが、結果は同じだった。
もしかして、有線ケーブル会社側でシステム更新中かと思い、以降のPC使用をやめた。

今朝になって、あらためてPCを起動したが同じ現象が続いた。そこで、有線ケーブル会社に問い合わせてリモート監視を受けた結果、<古いモデムで機種交換の対象になっている> とのこと。明日(9/24)交換に来てくれるという。

とりあえず、いまのところ、モデム電源を入れ直して使っている・・・。

実は、有線ケーブル会社設置のテレビ対応「チューナー」も近日中に交換対象で、予定日を相談した矢先のこと。

人間と同じく、互いに歳をとったものだとつくづく思うきょうこのごろ。

2025年9月22日月曜日

台風19号進路(JTWC:合同台風警報センター、各国情報)

台風19号に、これからいったいどう動くつもりかと問いたい。本州に接近するかと思いきや、東にかじを切り、もしかしたら・・・と気になる。

(本ブログ関連:”台風”)

台風の進路を主に参照しているのは、気象庁や気象予報各社の情報だ。さすがにネット時代、米軍の予報まで紹介するところもある。そこで、米国防総省の機関で太平洋・インド洋などをカバーする「JTWC:Joint Typhoon Warning Center(合同台風警報センター)」*発表の「台風19号」の進路予想を見てみた。
(*)JTWC: https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

■ Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
「Typhoon 25W (Neoguri) Warning #16」(Issued at 22/0900Z)
    ー 「TC Warning Graphic」
    ー https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp2525.gif



JTWCを含めて、各国の台風進路情報を一覧できるサイト「GPV** Weather」がある。各機関の予想路が微妙に付かず離れずしているのがわかる・・・大局的に進路は同じであるが。
(**)GPV:Grid Point Value(格子点値)

■ GPV Weather
「各国の台風関連リンク集」
    ー https://www.gpvweather.com/typlink.php#gsc.tab=0
「各国モデルの台風進路予想」← All on(上記情報を合集) または個別選択
    ー https://www.gpvweather.com/typmodels.php


追記(9/24)
日本の気象庁に相当する米国の組織に「アメリカ海洋大気庁NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)」がある。日本近海の台風観測は、日本の気象庁が担っており、NOAAと分担している。生成AI Gemini によれば次の通り(抜粋)。
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・日本近海(北西太平洋):この地域の台風観測と予報の中心的な役割は、日本の気象庁が担っています。世界気象機関(WMO)により、日本の気象庁は北西太平洋域の「地域特別気象中枢(RSMC)」に指定されており、この地域の台風に関する国際的な情報発信を行っています。
・日本の気象庁も、NOAAの静止気象衛星「GOES」極軌道衛星などのデータを利用して、台風や気象現象の解析・予報を行っています。このように、直接的な管轄は異なっても、情報やデータは密接に連携しています。
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地震情報
ちなみに、地震については、米国の「USGS:United States Geological Survey(アメリカ地質調査所)」***の情報をよく参照させてもらっている。
(***)USGS: https://www.usgs.gov/

2025年9月21日日曜日

自然観察(20)

久しぶりに、植物観察をメインとする定例(毎月第3日曜日)の「自然観察会」へ参加した。2023年12月17日の日曜日以来になる・・・とはいえ、これまで同様の催しに出席/個人的に観察して過ごしてきている。なお、同部会の「野鳥観察(探鳥会)」へは、順調に(毎月2回土曜日)出席していて、今月初に 87回目 となっている。

(本ブログ関連:”自然観察”)

公園と併設の自然観察園を巡る途中、会長から植物(樹木・野草)の話をうかがった。つぎつぎ、どんなに小さくて地味な花であっても解説される・・・自然に対する知識と記憶力に驚くばかり。手帳に記述するが追いつかない。(聞き間違いなどありましたらご容赦を)

栗の木について>-
① 縄文遺跡の「三内丸山遺跡」で、栗の木が柱として使われた。
    ー 硬い木質のため、鉄道の枕木に使われたりもした。
➁ 栗のイガの中に、実は何個入っているか? 通常3個。
③ 三内丸山遺跡の周辺で、食料としての栗の品種改良した跡がみられる。

蛇紋岩帯の高山に咲く花について
① 尾瀬の至仏山(2,228m:2億年前に隆起)の高山は、草木が発達していない。
    ー 蛇紋岩が露出して、Mg成分が浸出して、大形の草木森林が発達しなかった。
➁ そんな環境の中で独自の高山植物が生き残った。

ところで、今回、参加者がスマホを巧みに利用されていた。解説をうかがい、確認のためネット検索したり、野草を写真に撮って画像検索してみたりとか・・・。とはいえ、やはり手持ちの植物図鑑(山渓版)の重要性が語られ、最新版の必要が強調された(ベテランの方々からも同様に)。


タマスダレ(写真左)、ヒガンバナ(写真中央)、カリガネソウ(写真右)
・公園で観察開始すぐに、小川の岸辺近くに「タマスダレ」の白い花が見えた。朝日にまぶしく輝いていた。
・公園の小川の岸ぎりぎりに、「ヒガンバナ」が一輪赤い花を咲かせていた。今回は、公園西側を回ったので、この時だけの出会いに終わったが、公園東側奥の群生地には、かなりの数の赤い花が群がっているようだ。今週後半が盛りだろう。
・自然観察園で、「カリガネソウ」の青紫色の花が咲き、白い雄蕊(おしべ)がすっくとカーブしながら伸びていた。



イシミカワ(写真左)、シオデ(写真中央)、アケビ(写真右)
・先日(9/17)、自然観察園で「イシミカワ」と、「シオデ」を探したが、確信持てなかった。今回、解説をいただいたうえ、イシミカワの美しい青い実を確認することができた。
・同じく、シオデの実が黒くなったので、ようやく確認できた。
・自然観察園の柵に纏わりついているアケビは、以前(7/10)観察したときは根元近くに位置したが、今回は目の高さで実っていた。



ダイサギ、エノキ・ミズキ
・公園の小川に「ダイサギ」*が1羽たたずんでいた。写真は、自然観察園の内側から撮ったもの。口の線が目元まで届いている。
(*)亜種ダイサギより僅かに小さい「チュウダイサギ」では? という発言もあったが・・・。
・公園の緩い凸地に、エノキ(左側)・ミズキ(右側)が寄せ合うように幹を絡めて立っていた。最近、幹が複雑に伸びている高木が気になっている。

2025年9月20日土曜日

唱歌「もみじ(紅葉)」

紅葉といえば、日本ほど色彩に富んだ光景はないといわれる。島国で、海岸の平地に急峻な山地が迫るため、そして樹種が多いこともあり、モミジ(紅色)、イチョウ(黄色)のほか茶色や緑色が加わって色鮮やかだ。

(本ブログ関連:”紅葉”)

日本庭園に「借景」といわれる遠景の自然を、庭園の一部に組み込む美意識がある。庭園の植樹も巧妙に自然を模しているわけで、借景との連続性を持つ。秋に紅葉が色彩をともすことになる。

以前、カナダのような平らな大地が続く場合、黄葉が波のように並んで押し寄せてくると聞いたことがある。それが変化に乏しいというのだが、見たわけではないので・・・。

ところで、明治末発行の「尋常小学唱歌(二)」に発表された「もみじ」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲、明治44年(1911年))は、私の子ども時代にも、小学校で合唱曲として歌われた。語りかけるように、美しい紅葉が目に浮かぶ。それは、木造の音楽室でガラス窓の白いカーテンが風に揺れていた思い出と重なる。現在でも、小学校で歌われているのだろうか。

調べてみると、音楽教科書のシェア上位の出版社に、教育芸術社、教育出版、音楽之友社がある。そこで、教育芸術社をネット検索したところ、次のように紹介していた。

■ 教育芸術社 小学生の音楽 4
「もみじ」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲、中野義見編曲)
    ー https://textbook.kyogei.co.jp/es/4-46.html
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今から 110 年ぐらい前の教科書のためにつくられた曲です。
当時はせんりつのみでしたが,後に,げんざいのような二部合唱に編曲されたものが親しまれるようになりました。
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■ Youtube(登録: S. ENDO)
「童謡『紅葉(もみじ)』」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Oz5AHnfol5U

2025年9月19日金曜日

(情報)地震: トカラ列島近海、カムチャツカ半島沖、台風: 17、18、19号

地震:トカラ列島近海

九州本島と奄美大島の間に位置する島嶼群(鹿児島郡十島村)のトカラ列島で地震が頻発している。フィリピンプレートとユーラシアプレートの境界付近にある。ただし、同地域の「悪石島」・「小宝島」と「諏訪之瀬島」で発生した地震の関連性は不明とのこと(鹿児島大学 井村隆介准教授)。


■ KTS鹿児島テレビ
「専門家『6月からの群発地震と異なるメカニズム』 諏訪之瀬島で震度5弱 『もしもの時の避難行動の確認を』」(2025年9月18日(木) 19:53)
    ー https://www.kts-tv.co.jp/news/24302/

■ 気象庁
「地震情報」 刻々と地震情報を更新している ← トカラ列島近海
    ー https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp

地震検知日時      震央地名 マグニチュード 最大震度 発表日時
2025/09/19 12:29 トカラ列島近海 2.2 震度1 2025/09/19 12:32
2025/09/19 11:10 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 11:14
2025/09/19 10:53 トカラ列島近海 3.0 震度2 2025/09/19 10:56
2025/09/19 10:43 トカラ列島近海 1.9 震度3 2025/09/19 10:47
2025/09/19 09:51 トカラ列島近海 2.7 震度1 2025/09/19 09:54
2025/09/19 09:47 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 09:49
2025/09/19 09:34 トカラ列島近海 2.7 震度2 2025/09/19 09:37
2025/09/19 09:19 トカラ列島近海 3.0 震度2 2025/09/19 09:23
2025/09/19 09:13 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 09:17
2025/09/19 09:10 トカラ列島近海 3.4 震度4 2025/09/19 09:14
2025/09/19 08:19 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/19 08:21
2025/09/19 08:12 トカラ列島近海 2.4 震度1 2025/09/19 08:17
2025/09/19 08:11 トカラ列島近海 3.5 震度4 2025/09/19 08:14
2025/09/19 08:07 トカラ列島近海 3.6 震度3 2025/09/19 08:11
2025/09/19 06:58 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 07:02
2025/09/19 06:20 トカラ列島近海 2.1 震度1 2025/09/19 06:24
2025/09/19 02:24 トカラ列島近海 2.5 震度2 2025/09/19 02:27
2025/09/19 02:00 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 02:02
2025/09/19 01:46 トカラ列島近海 3.1 震度2 2025/09/19 01:48
2025/09/19 01:04 トカラ列島近海 2.2 震度1 2025/09/19 01:07
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2025/09/18 19:34 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/18 19:37
2025/09/18 18:36 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/18 18:39
2025/09/18 13:10 トカラ列島近海 2.7 震度1 2025/09/18 13:13
2025/09/18 10:55 トカラ列島近海 1.9 震度1 2025/09/18 10:58
2025/09/18 08:15 トカラ列島近海 3.5 震度3 2025/09/18 08:19
2025/09/18 05:53 トカラ列島近海 2.8 震度3 2025/09/18 05:57
2025/09/18 04:24 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/18 04:28
2025/09/18 02:25 トカラ列島近海 3.0 震度2 2025/09/18 02:28
2025/09/18 02:10 トカラ列島近海 1.9 震度1 2025/09/18 02:13
2025/09/18 02:03 トカラ列島近海 2.1 震度1 2025/09/18 02:07
2025/09/18 02:02 トカラ列島近海 2.1 震度1 2025/09/18 02:06
2025/09/18 02:00 トカラ列島近海 2.9 震度2 2025/09/18 02:03
2025/09/18 01:49 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/18 01:52
2025/09/18 00:19 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/18 00:22
2025/09/18 00:17 トカラ列島近海 2.7 震度2 2025/09/18 00:20
2025/09/18 00:13 トカラ列島近海 2.7 震度1 2025/09/18 00:17
2025/09/18 00:12 トカラ列島近海 2.5 震度1 2025/09/18 00:15
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2025/09/17 23:33 トカラ列島近海 1.7 震度1 2025/09/17 23:36
2025/09/17 23:23 トカラ列島近海 2.6 震度2 2025/09/17 23:26
2025/09/17 23:12 トカラ列島近海 1.7 震度1 2025/09/17 23:15
2025/09/17 22:58 トカラ列島近海 1.8 震度1 2025/09/17 23:00
2025/09/17 22:38 トカラ列島近海 2.4 震度1 2025/09/17 22:42
2025/09/17 22:35 トカラ列島近海 2.3 震度2 2025/09/17 22:40
2025/09/17 22:31 トカラ列島近海 3.3 震度3 2025/09/17 22:39
2025/09/17 22:31 トカラ列島近海 2.8 震度3 2025/09/17 22:36
2025/09/17 22:27 トカラ列島近海 3.5 震度3 2025/09/17 22:31
2025/09/17 22:21 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/17 22:24
2025/09/17 22:18 トカラ列島近海 1.9 震度1 2025/09/17 22:22
2025/09/17 22:16 トカラ列島近海 2.6 震度2 2025/09/17 22:19
2025/09/17 22:12 トカラ列島近海 3.0 震度3 2025/09/17 22:16
2025/09/17 22:06 トカラ列島近海 3.4 震度3 2025/09/17 22:09
2025/09/17 22:00 トカラ列島近海 4.7 震度4 2025/09/17 22:05
2025/09/17 21:58 トカラ列島近海 3.3 震度3 2025/09/17 22:03
2025/09/17 21:55 トカラ列島近海 4.7 震度5弱   2025/09/17 22:01
2025/09/17 21:50 トカラ列島近海 3.0 震度3 2025/09/17 21:53
2025/09/17 21:04 トカラ列島近海 2.5 震度2 2025/09/17 21:07
2025/09/17 20:56 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/17 21:00
2025/09/17 20:53 トカラ列島近海 2.6 震度2 2025/09/17 20:59
2025/09/17 20:52 トカラ列島近海 2.6 震度1 2025/09/17 20:56
2025/09/17 20:50 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/17 20:53
・・・


地震:カムチャツカ半島沖

カムチャッツカ半島(ペトロパブロフスク・カムチャツキー)東部沖で、大きな地震が連続している。2025年7月29日にM8.8、9月13日にはM7.4の余震が続き、きょうも日本時間の午前3時58分ごろ、余震中最大のM7.8の地震が発生した。太平洋プレート北西部が、北米プレートに衝突する場所で地震が活発化している(「東北地方太平洋沖地震」のM9.0と同様)。

(本ブログ関連:”カムチャツカ”)

■ 福井新聞
「気象庁が津波予報(若干の海面変動)を発表、被害の心配なし 9月19日4時(2025/09/19 03:58)ごろカムチャツカ半島沖でM7.8の地震」(2025年9月19日 午前5時16分)
    ー https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2411182

■ USGS
M 7.8 - 127 km E of Petropavlovsk-Kamchatsky, Russia」(2025-09-18 18:58:13、(UTC))
    ー https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us7000qx2g/executive
    ・53.193° N 
    ・160.513° E
    ・19.5 km depth
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テクトニックの概要
2025年9月18日、ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー東部で発生したM7.8地震は、2025年7月29日に発生したM8.8カムチャツカ半島地震余震(aftershock)です。余震は浅い逆断層によって生じた。発生基準で2025年9月18日の事件は、M8.8本震に続き記録された最大の余震で、9月13日に発生した近くのM7.4余震を上回っている
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台風: 17、18、19号

台風17号18号は中国南部へ移動している。一方、19号はまたまた変な動きをしている。日本へ近づくかのような動きを見せて、東へ方向転換している。来るんかい、来ないんかい。

■ ウェザーニュース(9/19 12:27 現在)
「台風情報」より抜粋
    ー https://weathernews.jp/onebox/typhoon/
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台風17号(ミートク)は南シナ海にあって、北西に進んでいます。今後は中国方面に進む予想です。日本への影響はありません。
台風18号(ラガサ)はフィリピンの東にあって、西に進んでいます。
台風19号(ノグリー)はウェーク島近海にあって、西に進んでいます。しばらく西進したあと、南鳥島近海からは北上に転じる予想です。
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2025年9月18日木曜日

(雑談)ゴマサバとアニサキス

子ども時代、福岡に住んでいたころ、放送はRKB、野球は西鉄だった。きょうのネットニュースを見ていたら、ひさしぶりにRKBの報道記事に接した。

博多名物の、サバの刺身料理「ゴマサバ」に、寄生虫の線虫「アニサキス」が急増しているというのだ。原因に温暖化と太平洋側のサバが迂回して日本海側に入ってきたことによると推測されると報じている。(アニサキスには、太平洋側と日本海側で、サバの体内の寄生の仕方が異なる別型がいるという・・・)

(本ブログ関連:”アニサキス”)

■ Youtube(登録:RKB毎日放送NEWS)
「博多名物『ゴマサバ』提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇”か」(2025年9月18日)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=mxuQ3an7OxU
    ー(Youtubeの解説「もっと見る」をクリックすると文字起こしされている)



「ゴマサバ」料理の起源
博多の名物料理といわれる「ゴマサバ」だが、子どものころ聞いたことがなかった。この料理の起源について調べてみた。
次の2つの情報から、バブル時期(1986年末~1991年初頭)と一致するようだ。なるほど、父の転勤で東京に来てから随分と後のことである・・・。

■ TENPOS STAR
「福岡のご当地B級グルメ『ごまさば』とは? 特徴や歴史を紹介」(2024/04/25)
    ー https://tenposstar.com/ja/articles/r/1172/
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・ごまさばの発祥については、今もはっきりとはわかっていませんが、一説によると、新鮮なさばが手に入る福岡県では、もともと漁師料理で加熱していないさばが食べられていたそうです。当時は「ごまさば」という料理名はついておらず、一般の家庭で手に入りやすくなったしょうゆを使って、さまざまな食べ方がされるようになったそう。

・また、昭和63年には西九州自動車道が整備され、交通の便が良くなったことで、近隣の長崎からも新鮮なさばが届くようになります。そして、市内のお店に福岡や長崎のさばが出回るようになり、少しずつ飲食店のメニューや家庭料理として「ごまさば」が広まっていったと言われています。
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■ 生成AI Gemini
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・一般の居酒屋メニューとして普及したのは平成以降

昭和の時代には、サバは足が早いため、刺身は漁師や家庭で昼までに食べるのが一般的で、夜にはしめ鯖にして食べることが多かったようです。
昭和40年代の博多の食のガイド本には「ゴマサバ」という料理名は記載されておらず
昭和60年に刊行された「福岡の食文化」にも記載がなかったという情報もあります。

居酒屋の定番メニューとして「ゴマサバ」が広まったのは、平成に入ってから特にバブル期頃ではないかという声もあります。
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アニサキスの蔓延
このブログでは、以前、アニサキスについて触れたことがある。なぜアニサキスが蔓延しているかだ。風が吹けば桶屋が儲かるの例えではないが、生態系のピラミッド構造に原因があるという説だ。
すなわち、クジラの頭数保護を続けたことによるという。(2022年10月25日のブログに次のように記した)
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ウ〇チの話しで思い出したのは、以前ブログでも触れた、線虫「アニサキス」の発生だ。原因の一つに、「クジラ(鯨)」の保護による増加がある。クジラはアニサキスを持つサバなどを捕食して体内にため込み、大量のウ〇チを海中にマキ散らす。それが循環することになるというのだ。ウ〇チおそるべし。
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メディアは、「温暖化」でまとめてしまい、それ以上の原因追及をたどろうとしない。語れば不都合なことになるからだろう?

2025年9月17日水曜日

自然観察園(アカメヤナギ、ヒガンバナ)

朝晩に秋の気配を感じるようになったが、昼間の陽射しは夏が居すわったようで、まぶしく暑い。そんな昼過ぎ(午後3時半ころ)、公園併設の自然観察園へ出かけた。来週の体力測定の準備ため、つけ刃かもしれないが少しでも歩いて体力をつけたいためでもある。

(本ブログ関連:”自然観察園”)

観察園内は雑草?が茂り、むせかえるような熱気と湿気におおわれていた。人影はほとんどない。園内をめぐると汗だらけになり、ハンカチを帰宅後すぐに洗濯機に放りこんだほど。

観察園の入り口にある掲示板に、今月(後半)のトピック植物写真が、観察順路図に番号対応して紹介されている。それらを事前に参照して園内を巡るのだが、いつもピッタリと出会えるわけではない・・・よくよく観察する必要がある。

掲示板の近くで見つかるはずの、タデ科の「イシミカワ」の美しい青い実(=顎[がく])を探したが見つからない。そのそばにいるはずのユリ科の「シオデ」の黒い実もよく分からない。ほかに実があるのだが・・・早々にへこたれる。

アカメヤナギ
園内の湿地をまたぐ板橋に囲まれた場所に、これまで何度かブログに取り上げた「アカメヤナギ(マルバヤナギ)」が立っている。前回(8/31)記した「エノキ」と同様、絵本に描かれるような不思議な樹形である。まるで、古いディズニーアニメを彷彿させる。

(本ブログ関連:”アカメヤナギ”、”エノキ”)


ヒガンバナ
観察園の西側奥に、赤い花を一面に咲かす「ヒガンバナ」の群生地がある。何と、入り口脇に一輪ほどが花をつけていたので、群生地を目指して行ってみることにした。ぽつぽつと数株が咲いていた。同園のボランティアの方がたまたまいたので、いつ頃が見ごろかたずねたところ「今は10輪ほどだが、来週の『彼岸明け』(9/26)ころに来るとよい」とのこと。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

2025年9月16日火曜日

端唄「秋の野に出て」

早朝のラジオ番組に長年出演している女性が、午前3時半に起床して、放送局に来るとき、日の出がだんだん遅くなるのに気付いたと語っていた。夏の活気がさめ、秋の深まりとともに季節の変化をしみじみと感じるようになる。

とはいえ、まだ秋の七草を眺める遊びを知らない。せめて、むかしの人の秋に親しむ風情を味わいたいものだ。「端唄」に「秋の野に出て」(「江戸端唄集」倉田喜弘編、岩波文庫)がある。

(本ブログ関連:”端唄”)

秋の夜の野に出て、七草をながめながら露に着物の裾を濡らす。そんな女性をアザミの棘(とげ)がまといつく。棘にかけて男女の遊びをうたう*。
(*)端唄に取り上げられているが、下記の通り「小唄」としても歌われる。

「秋の野に出て」
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秋の野に出て 七草見れば    サアヤレ 露でこづま(小褄)が    みなぬれる    サァゝ よしてもくんな    鬼あざみ(薊)
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■ 瓢(ひさご)小唄教室: 小唄解説 ~木村菊太郎著より~
「秋の野に出て」(2021年8月17日)
    ー https://hisago-kouta.com/89/
「江戸時代には、初秋の七月の末頃『虫聞き』『七草見物』と称して、秋の夜を郊外に出る風流な人々があった。」とのこと。


■ Youtube(登録: ototatchinuru18)
「桃山晴衣の小唄 / 秋の野に出て Harue Momoyama」(2012/10/18)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=v5vOSTzs438

2025年9月15日月曜日

敬老の日 2025

3連休最終日のきょう、国民の祝日の「敬老の日」の昼過ぎに街へ出た。曇天の空に雨を予想してか人影は少ない。雲がみるみる灰色を増し、今にも雨が降るのじゃないかと、早々引きあげることにした。結局、雨は降らなかったが。

(本ブログ関連:”敬老の日”)

街のどこにも、敬老を示す気配はない*。日本の年寄(65歳以上)人口の割合は約29.4%という、当たり前の存在になっている。よく見れば、街中どこもかしこも年寄ばかりに気づく。
(*)スーパーの店内放送で、きょうは「じいじいの日」なんて言っていた。

■ 総務省 統計局
「65歳以上人口は3619万人と前年に比べ5万人の減少、総人口に占める割合は29.4%と過去最高」(令和7年9月14日)
    ー https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1460.html

ところで、むかしの物語には、集団内の物事を決めるとき、長老に判断をゆだねる場面がある。知恵と思慮深い老人がいたのだろう。しかしながら、今は年寄が貴重でもなんでもない・・・深夜のテレビショップに申し込んだり、選挙のたび投票行動するくらいしか社会参加していない。若者には、面倒くさい存在になっているのが正直なところだ。まして、判断を求める対象にはならない。

そんなわけで忸怩たる思いのする日だが、昨年(2024年)のこと、作家佐藤愛子の随筆「九十歳。何がめでたい」(小学館文庫、「女性セブン」連載より)が話題になり、映画にもなった。さっそく映画館に足を運んだりした。大笑いした。そして、鵜飼の鵜の心境がした。

(本ブログ関連:”佐藤愛子”)

2025年9月14日日曜日

(雑談)ヴォルテールの言葉

伝達は、司祭型から、翻訳と印刷技術(大量生産)による書籍・新聞へ、そして電波による放送へと展開・進化したけれど、それは一方通行型のオールド(マス)メディアにとどまっていた。今は、相互会話型(ピアトゥピア)のネットワーク時代だ。

会話は本来、相互に語り合うもの。会話は、自由が保証される限り、いろいろな側面を気づかせてくれる。ヒソヒソ話、噂話ほど面白いものはない。そして、「ここだけの話」は、ここだけにとどまらない。

ところで、今まさに、時代の風向きが変わってきている。素早く気付いているもの、気付かずにいるもの、それにメディア(書籍、新聞、放送)業界にいて切り替えにくいものまでいる。

おひとり様を気取った女性論の大御所が、結局は老学者と結婚して遺産を引き継ぎ、タワマンに住んで外車を乗り回しているとか、記者会見場で政府批判して騒がす女性新聞記者が4憶円のタワマンに住んでいるとか、テレビ局を定年後も同局の朝番組に出演を続けて政府批判している男性コメンテーターがタワマンに住み外車を乗り回しているとか・・・。
Youtubeで、不動産屋がいうには、タワマンに住む人は見栄っ張りが多いと聞いた覚えがある。今後、かれら各々の身の処し方が、他人ごとながら気になる。

まあ、それでも人は人。それなりに言い分はある。それぞれ運命を決めることだろう。


■ 生成AIの Gemini に聞いてみた。

Q.言論の自由について、むかしのフランス人だったかが、「あなたの発言には反対だが、あなたの発言の自由は絶対に守る」といった趣旨の言葉を聞いた気がしますが、誰のことでしょうか?
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A.承知いたしました。ご質問の件についてお答えします。

「あなたの発言には反対だが、あなたの発言の自由は絶対に守る」という言葉は、しばしばヴォルテール(Voltaire)の言葉として引用されることが多いです。

しかし、ヴォルテールがこの言葉を直接言ったという歴史的な記録はありません。この言葉は、ヴォルテールの伝記を書いたイヴリン・ビアトリス・ホール*(Evelyn Beatrice Hall)というイギリスの女性作家が、彼の思想を要約するために用いた言葉だとされています。彼女は1906年に出版した著書『ヴォルテールの友人たち(The Friends of Voltaire)』の中で、彼の思想を表現するためにこの有名なフレーズを使いました。

つまり、この言葉はヴォルテール本人の発言ではなく、彼の思想の本質を端的に表したものとして、後世に広まったものなのです。
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(*)イヴリン・ビアトリス・ホールについて、Wikipediaに次の解説がある。
    ①私はあなたの言うことに反対だが、あなたがそれを言う権利は命をかけて守る("I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it")」とある。
    ② 彼女は「ペンネームとして、スティーヴン・G・タレンタイア(Stephen G. Tallentyre)を使用した」(参照:次の Gigazine 記事)


■ Gigazine
「『私はあなたの意見には反対だが、それを主張する権利は命がけで守る』という格言はヴォルテールのものではないという指摘」(2023年03月04日 09時00分)
    ー https://gigazine.net/news/20230304-voltaire-quotation-investigation/