きょうの月は、「11月の満月」(月齢 14.6 、22時19分)となる。少し前までのように、暖かくて晴れた夜なら、まん丸お月さまの撮影に出かけたりするのだが、きょうは一日曇り空でおまけに冷える。・・・ 夜、外出しない口実。
(本ブログ関連:”満月”)
今夜の満月を、米国の農事暦「オールド・ファーマーズ・アルマナック」は、「ビーバー・ムーン」と呼ぶ。その由来について、水中の生活に適応した齧歯動物の「ビーバー」が、「秋に食料を蓄え(貯食行動)、冬は摂取量を減らして過ごす」ことからという。
ところで、ビーバーについて初めて知ったのは、ディズニーのドキュメント映画「自然の驚異」だったか?を見たからだ。森を流れる小川に木枝などを集めてダムを造り、そこに営巣する様子を知った。
ビーバーの映像は今となってはおぼろで、日本の「ラッコ」の姿をイメージしてしまう。ビーバーは齧歯動物(ネズミの仲間)であり、ラッコは食肉目のイタチの仲間。ラッコほど剽軽な顔貌ではないけど、ネットで「アメリカビーバー」の映像を見ると、人気がある理由が分からないでもない。
ところで、カナダの国獣「ビーバー」を「シロクマ」に変えようとする試みが国会であったそうだ(Wikipedia)が・・・、結局、国民の反対に会い、元通りになったという。
■ abc NEWS
「2025年11月のビーバー・ムーン : スーパームーン*が見られる時期、あなたの星座にとって何を意味するか」(シャフィク・ナジブ、2025年11月3日 午後9時30分)より抜粋
ー https://abcnews.go.com/GMA/Living/november-beaver-full-moon-2025-zodiac-meaning/story?id=127013250
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なぜ「ビーバー・ムーン」と呼ばれるのでしょうか?
① 1930年代から満月の名称を掲載し始めた「オールド・ファーマーズ・アルマナック」によると、ビーバー・ムーンは、「ビーバー」が冬に備えて食料を集めた後、巣穴に身を潜める時期であることから、その名が付けられたそうです。
・毛皮交易の時代には、冬に備えて厚い毛皮を採取するためにビーバーを捕獲する季節としても知られていました。
➁ 「ロイヤル・ミュージアムズ・グリニッジ(グリニッジ王立博物館)」によると、ビーバー・ムーンの正確な名称の由来については諸論があります。ネイティブ・アメリカンがこの時期に罠を仕掛けたことに由来するという説もあれば、ビーバーが冬を前に忙しくダムを建設する活動に由来するという説もあります。
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(*)スーパームーン: 満月は、明朝 6日 午前7時27分に、今年最も地球に近く、最も大きく見える「スーパームーン」となる。



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