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2021年3月22日月曜日

「KLONDIKE」レベルついに「チャンピオン」から「レジェンド」へ

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」のレベルが、「チャンピオン」から「レジェンド」へアップした。この後、タイトルは「グランドマスター1~20」といった連番付になる。

(本ブログ関連:”KLONDIKE”)

グランドマスターを20回も繰り返すのはしんどい ・・・ ということで、今後ブログに記すのは大きくタイトル名が変わったときにしよう。


2021年3月21日日曜日

自然観察(6)

昨年の12月以降、新型コロナウィルス感染に対する「緊急事態宣言」もあってしばらく休止していた、毎月一回開催の主に植物に視点をあてた「自然観察会」へ出かけた。早朝から降り始めた雨は治まらず、雨合羽を着ての参加になった。結局、小雨が続く中での観察会となって、初めての経験だ。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

ベテランの方からいつも貴重な話をうかがえるため、手帳を離さずにいたがすっかり雨に濡れてしまって、今も机上の上で古文書修復のように慎重に乾燥させている。幸いカメラを持参したので、雨越しに撮影したものを次に並べたい。写真に撮ったのは、興味深い話題をしていただいたからだ(聞き間違いがあったらご容赦)。

ヤマザクラ

オドリコソウ
ニリンソウ

イチリンソウ

トウダイグサ

観察会の帰り道、この時期に欠かせない気になる「沈丁花」の花を見つけた。雨の中、マスク着用してのこと、その香りを嗅ぐことを忘れてしまった。

ジンチョウゲ

2021年3月20日土曜日

春分の日 2021、「はじめてのバードウォッチング」(2nd)

きょうは二十四節気の「春分」で、祝日「春分の日 」である。最近、日没が遅くなり昼夜の長さが同じになった。玄関の灯りは、「日の入り」の夕方6時過ぎにつけるようになった。これから陽の沈む時間が「夏至」に至るまでもっと遅くなる。

(本ブログ関連:”春分の日 ”)

寒い冬は苦手だ。春分の日になって、冬からようやく抜け出たような気分になった。ホッとしている。


「はじめてのバードウォッチング」
朝方、顔に雨滴をかすかに感じたが、それも何となく止んだ。「はじめてのバードウォッチング」(第2回目=最終回)の観察会に参加した。新型コロナウィルス感染に対する「緊急事態宣言」のため公園と離れた近接の広場で開催された。ここを起点に小川の下流をたどり探鳥した。

(本ブログ関連:”はじめてのバードウォッチング”)

観察会には、若者から高齢者までさまざまな方が参加された。小学生の低~中学年くらいの子どもたちも参加した。思った通りのおしゃべりで、まるで恐竜を知り尽くしたように、野鳥(今回は主に水辺の鳥)についてもくわしく語ってくれる。そしてよく見つける、うらやましい観察力だ。

パーク・レンジャーの方は声がよく通り、「雨の日でも野鳥は動いています」、「今日の目標はカワセミ」とわかりやすく解説された。次のような野鳥を見ることができた。
・カルガモ: オスとメスの違い(羽の先の白色の大きさ、羽のうろこ模様の明瞭さ)
・コガモ: オスの目の周囲が緑色
・シマアジ: このフィールドに、毎年一羽だけ来る珍しい水鳥
・ダイサギ: 川筋に沿って上空をアッというまに飛んで行った
・コサギ: 一羽が片足立ちして静かにたたずんでいた
・バン: 口ばしは白っぽい
・カワウ: 黒く大きな姿
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・カワセミ: オスとメスの違い(口ばしの色)、土手に造られた巣穴の周りの状況
・モズ: 広い原が減少して狭い場所に移動、エサを求めて異種間で争いもする
・ムクドリ: オスとメスの違い(体の色の濃さ)
・ジョウビタキ: オスだけが観察できた
・ヒヨドリ: 実は帰り道に会ったがボサボサ頭したものが一番鮮明

観察会の終わりに空はすっかり晴れ、温かい春日が差した。
今回は野鳥がよく見えた。多分、観察で歩く速さがゆっくだったので、双眼鏡でじっくり見ることができたからだろう。
事前に何の鳥がいるかガイドしてもらっていなかったら、一人でフィールドに出て同じことができるか自信ない。これからも、繰り返し・繰り返し覚えるしかないだろう。

春の河原に咲く菜の花と桜のつぼみ

カワセミ

(追記)地震
宮城県沖で、18時09分ころ、最大震度5強の地震が発生した。
津波警報など発表されたが、後に解除された。

なお当地(東京)の震度は3とのこと。短時間に終わり妥当な震度だったと思う。
現地の被災状況の詳細は、明朝判明するだろう。

2021年3月19日金曜日

LINEのこと

戦前、母の通った女学校の校舎が軍港を見渡せる高台にあったという。日ごろ、窓から港を眺めることを禁じられていたが、あるときうっかり友だちと一緒に遠くを見渡していたところ、しばらくして海軍から車が来て、そのことを注意されたという。警戒に怠りがなかったようだ。

以前、システムの開発工程を海外で運営(オフショア=コストカット)するのが流行った。(下請けは今もそうだろう)

現在、IT事情通は、スマホを使ってキャッシュレスしない大衆を時代遅れのごとく語る。
(バブル絶頂期のころ、金融・株式の評論家は、投機しない経営者を時代遅れのごとく語った)

最近、LINEのシステム管理場所が中国に、データが韓国にあることが問題になっている。
 - NHKのNEWS WEBの記事
「LINEでの行政サービス停止 総務省」(2021年3月19日 19時02分)抜粋。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210319/k10012923421000.html
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通信アプリのLINE利用者の個人情報業務委託先の中国の会社がアクセスできる状態にしていた問題で、武田総務大臣は事実関係の把握を急ぐとともに総務省がLINEを通じて提供している行政サービスの運用を停止する考えを示しました。

LINEをめぐっては、システムの管理を委託している中国の会社日本国内のサーバーに保管されている利用者の名前や電話番号といった個人情報にアクセスできる状態になっていたことが明らかになっています。

これについて、武田総務大臣は19日午前記者団に対し「ユーザーが安心してサービスを利用できる環境を確保する観点から適正な事業運営が必要だ。関係省庁と連携し、事実関係を把握して適切な措置を講じていきたい」と述べました。

また、武田大臣は総務省が現在、LINEを通じて提供している意見募集や問い合わせの対応などの行政サービスの運用を停止する考えを示しました。

さらに、保育所の入所申請や粗大ゴミの収集の受け付けなど行政サービスにLINEを活用しているすべての自治体に対し、3月26日までにLINEの利用状況を報告するよう依頼したことを明らかにしました。

  - 以下、各省庁・自治体・政党による今後の対応について記している -
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一昨年、海軍カレーを食べられるというツアーに参加した。湾内を遊覧する観光ボートに乗船するため待ち合わせていたとき、前に並んだ主婦たちの会話が聞こえてきた。その中のひとりが、海上自衛官の息子と携帯を使って連絡していると語りながら、同行の主婦グループとこれからLINEで連絡しようと相談していた。聞こえてくる会話に妙な危うさを感じた。

(本ブログ関連:”横須賀巡り”)

私はインターネット時代に遅れていいと思っている。ネット上で(PC、携帯を使った)、金銭にかかわるサービス(ネットバンキング、キャッシュレスなど)、情報(口座、クレジット情報など)を一切使用していない。

(本ブログ関連:”(雑談)おじさんのPC作法”)

一番信頼しているだろう「スマホ」が、実は「密告者」の役割を果たす時代になっている。
ある意味、小魚を一網打尽する「魚群探知機」なのだ。


(追記) LINE関係者の発言ITmedia NEWSの記事(2021年03月30日)
「『LINEの通信を韓国が傍受』への反論記事をLINE前社長が削除 理由は『差し控える』」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/30/news117.html
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 「韓国の情報機関がLINEの通信を傍受している」とした2014年の報道に対し、当時LINE社の社長だった森川亮氏が反論していた記事が、21年3月30日までに削除されていたことが分かった。森川氏は削除した理由などについて「回答を控える」としている

 「FACTA」電子版は14年6月に「韓国国情院がLINE傍受」という記事を公開し、韓国の国家情報院が、LINEの通信を通信回線サーバの間で傍受し、収集したデータを欧州で保管、分析しているLINEの日本人のデータ中国Tencentに漏れた恐れもあると報道した。

 これに対し、森川社長(当時)は自身の公式ブログで「そのような事実はない」と反論。「LINEはシステム内でもシステム外の通信ネットワーク上でも安全。国際基準を満たした最高レベルの暗号技術を使って通信しているので、記事に書かれている傍受は不可能」と説明していた。
https://image.itmedia.co.jp/l/im/news/articles/2103/30/l_th_morikawa_01.jpg#_ga=2.234045848.744121041.1617162653-1764821481.1617162648

 反論記事は現在閲覧できなくなっているものの、Webページ保存サービスINTERNET ARCHIVE」上には3月17日時点のスナップショットが残されている。Twitterで該当記事のURLで検索すると、25日ごろに削除されていると指摘する投稿が見つかった。

 記事を削除した理由や時期などについて、森川氏が現在社長を務めるC Channelに書面で回答を求めたが、森川氏は広報を通じて「いただいたご質問に関してですが、今回は回答を控えさせていただきます」とコメントした。

 森川氏は2003年にハンゲームジャパン(現LINE)に入社し、07年から15年まで同社の代表取締役社長を務めた。

 LINEを巡っては、中国拠点の子会社であるLINE Digital Technology (Shanghai)中国人技術者4人に、開発上必要なものとして日本国内のユーザー情報へアクセスできる権限が付与されていたことが問題視されている。技術者らはユーザー情報へ少なくとも計32回アクセスしていたという。トークデータのうち画像や動画については韓国のデータセンター保管していたことも明らかに。LINEは「ユーザーとのコミュニケーションが足りなかった」と謝罪し、開発拠点やデータ保管場所を日本へ完全に移行する方針を打ち出している。

追記 2021年3月30日午後5時50分
 30日午後5時50分ごろ、削除されていた同記事が再度公開されたことを確認した。
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2021年3月14日日曜日

野川(はけ)の凸凹地形を歩く

前回(3/7)の吉祥寺(井の頭の池)周辺につづき、「凸凹地形を歩く」の最終回のきょう、国分寺崖線「野川」(はけ)沿いの凸凹地形を歩いた。行程約5.6kmの距離、地形を賞味するため途中で坂道(高度差14~5m)を何度も上り下りすることになる。

(本ブログ関連:”吉祥寺の凸凹地形を歩く”)

なんと二か所の坂の上で、遠く冠雪した真白き富士を眺めることができた。快晴に恵まれ、雄大な富士山が間近に迫ってくるように見えた。

ところで集合場所は駅前の高層ビル街だったため、ビル風が吹きすさび先行きが思いやられたが、坂を下れば暖かい日射しに包まれ快適に歩を進めることができた。歩き終わるころには、額にじっとりと汗がにじんだ。
日頃の運動不足がたたってか、腰の両サイドの筋肉が油切れしたようで閉口したのも事実。それでも健康維持によい機会をいただき感謝。

今回も「吉祥寺の凸凹地形を歩く」で、解説と先導いただいた講師のもと、午前中をかけて巡った。何度も行き来したはずの場所の脇に、いままで気づかなかった細道があるなんて驚くことしきり。そして、そんな道だからこそ歴史に気付かされたりした。今回は地形というより地誌について知ることが多かった。

次のような観察ポイントを巡った(一部解説による)。

① 坂の場所に次のような由来があって名付けているものがある。(幅狭く急な坂が多い)
  - 僧、尼僧が住んでいたことを源にしている ・・・ 僧や尼僧の名、昔の生活はいかばかりか
  - 名主などが営んだ業種・施設を源にしている ・・・ 質屋、車屋(水車)
  - 暗い道筋などから想起される動物 ・・・ ムジナ(狸)、化かされたり驚かされたり
  - 宗教的な畏れ、施設を源にしている ・・・ 念仏(墓地)、観音
  - 眺望の雄大さを源にしている ・・・ みはらし(今様なネーミングか?)

② 神社を訪れたとき神殿が造り直されていた。むくの木肌、銅ぶき屋根が眩しい。

富士山(「はけの森97階段」より)遠望

(追記)
新型コロナウィルス騒ぎにかこつけて家にこもりっぱなしのためか、足腰が弱まっているようだ。幸い今月は土日に何かとイベントがつづいている。もう少し世間が沈静化したら積極的に出歩きたい。若い人はそんなことにお構いなしで、今だって街や高尾山などに出かけているだろうけれど。
ところで、きょうはホワイトデーだったとのこと。もらっていないので、渡すこともない。

2021年3月13日土曜日

「はじめてのバードウォッチング」(1st)

新型コロナウィルスの感染拡大に対する「緊急事態宣言」が繰り返し発令されたため、1月末から予定され公民館主催の「はじめてのバードウォッチング」イベントが遅れてきょう開催された。元々フィールドで学ぶスタイルだったが、本日の雨脚から急遽座学に変更した。

(本ブログ関連:”はじめてのバードウォッチング”)

昨年8月から公園の探鳥会に全くの初心者として参加した。同会の野鳥観察に12回ほど同行しているが、観察眼がなかなか上達しないでいる。ベテランの方から、基本的な野鳥観察の仕方を学ぶよい機会ということで、上記イベントが紹介された・・・で、さっそく申し込んだ次第。

参加者は、イベントタイトル通りに「はじめての」というよりは、双眼鏡をほぼ全員が保有するほどに野鳥への関心(鳥の名も詳しい)が深いように見えた。

パーク・レンジャーの方から次の解説をいただいた。
・探鳥するときのポイント: 静かに、耳をすまして、双眼鏡で観察する
・双眼鏡の使い方: ピント調節の手順
・探鳥するときのマナー: 餌付けなどせず、周りの人に配慮して、そっと見守る
・公園で見かける野鳥(別途資料配布):
   - シジュウカラ、ハクセキレイ、メジロ、ヒヨドリ、タカ、カワセミ
   - カルガモ、コサギ、ダイサギ、アオサギ

私にすれば知りたいのは、「どうしたら見た鳥の名が分かるのか」というただ一点だけなのだが、こればかりは座学では無理なのだろう。結局、繰り返し何度もフィールドへ出て観察するしかなさそうだ。次回は、公園近くの広場で観察することになっている。そこで真髄を聞かせていただけたらと思う(願う)。

(付記)
小雨のなか会場へ 向かったが、帰り道はかすかに雨が降る程度だった。帰宅後しばらくして突然雷鳴が轟いた。それも近くに雷光と共に落雷した。春雷というには激し過ぎる。夏の夕立に似合いそうな騒がしさだった。私には春雷は遠くで響くイメージがあっただけに。

2021年3月11日木曜日

東日本大震災から10年

きょうで「東日本大震災」から10年がたった。当時の記憶はいまだに鮮明である。

(本ブログ関連:”東日本大震災”、”震災”)

あのとき、いままで経験のない大きな揺れに襲われ、ようやく収まったとほっとした矢先、自宅の大谷石塀が倒壊していると隣人から知らされた。当時、近所で幼い子どもたちの遊び声がしていた・・・最悪の事態が脳裏をかすめた。さいわい何事もなく終わったが、あのときばかり焦りようはなかった。思い返すたび慄然とする。

(本ブログ関連:”地震被害(東北地方太平洋沖地震) 2011年3月11日”)

テレビから流れてくる震災映像には、自衛隊や放送局のヘリコプターによる上空からの撮影だけでなく、被災者ご自身が迫ってくる恐怖と一緒にスマホで撮ったものまで、実に多様で緊迫度ははかりしれない。伝聞でなく、一挙に事態を悟らせる視覚情報にあふれた。

真っ先に浮かんだのは両親を失った子どもたちのことだった。しかし、マスコミがそのこととを真正面から取り組んだのは、随分年数を経てからのように感じた。ひとびとの配慮がそうさせたのか、それともマスコミに取材態度そもそもが備わってなかったのか。
(追記)
ちょうど深夜、NHKで親を失った小学生の子どもたちを取材したドキュメントが再放送された。当時の取材対象である、両親を失った子どもは祖父母の手で、母親を失った子どもは父親の手で育てられていた。限りなく近い肉親による保護が可能なケースであり、番組を見る側にも救いがあった。しかし両親を失ったという、死語になったが戦災孤児のような境遇(社会が大混乱する中に放置される)とは違う。マスコミにとって、見えない事態に光をあてるのはむつかしいのだろう。

2021年3月9日火曜日

「KLONDIKE」レベルついに「エース」から「チャンピオン」へ

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」のレベルが、「エース」から「チャンピオン」へアップした。もう止められなくなっている。とことん付き合うぞ、そんな感じだ。

(本ブログ関連:”KLONDIKE”)

といって、今回のレベル「チャンピオン」はいわゆる最高位でなく、レベルアップの通過点に過ぎない。この後も、「レジェンド」⇒「グランドマスター1」⇒ ・・・と果てしなく続くことになる。


このゲームで気づいたこと。レベルを上げようと一挙に続けるとドツボにはまるようだ。連続することで欲が出るのか、焦りのためか突破できない。こまめに時間を開けてチャレンジした方がよいような気がする。

2021年3月7日日曜日

吉祥寺の凸凹地形を歩く

きょうの「吉祥寺の凸凹地形を歩く」の催しに無事参加できた。この日に向けて一昨日から体を鍛えていたわけで、結果として落伍することなくやり遂げてホッとしている。明日あたりに足腰が筋肉痛になるかもしれないけれど。(来週は別の街の凸凹地形を歩くことになる)

(本ブログ関連:”吉祥寺の街”)

そんなわけで今月は、土日連続して様々なイベントが目白押しだ。時節がら「緊急事態宣言」が再延長されたが、野外活動なので安全にやっていけるだろう。

さて「吉祥寺の凸凹地形を歩く」は、講師の解説と先導のもと、午前中をかけて井の頭公園周辺の地形を観察した。<巡検>などと気取った表現をしないのが愉しい。

次のような観察ポイントを巡った。
① 関東の扇状地端にできた「井の頭公園」湧水場所「お茶の水」(神田川の水源でもある)
② 同園「お茶の水」近く、水と縁の深い「井の頭弁財天」および蛇にまつわる「宇賀神像」
③ 弁財天への本来の参道に当たる「黒門」(黒の字に粋な気配は無いようだ)
④ 台地の畑地に「玉川上水」から水を供給するため作られた、分水取水口跡(実に小さい)
⑤ 台地にある「残丘」を避けて「玉川上水」の進行方向を変えた水路
⑥ 現在(地形を巧みに利用して)宅地内を通る細道がある、かつての分水路の暗渠

地形巡りの中で、貴重な話をうかがうことができた。
① 玉川上水と神田上水の給水先の違い
② 神田上水と神田川の関係
③ 井の頭池の景観(戦前戦後の樹木の変化、民間との関係など)
④ 井の頭池のスワンボートにまつわる話題(弁財天と、スワンボートの雌雄の関係)
⑤ 今は暗渠となっているが、かつて水の流れと関係のあった職業の名残り
⑥ 吉祥寺の街の成立(区割り、駅の設置場所)

今回、街を知るのに地形と地誌が切っても切れない関係にあることに気付かせていただいた。人間は自然の中で生活してきたのだから。人工物で隠し、便利さに見過ごしてきた自然の景観がぐっと迫ってきた。歩かなくちゃ気づかないことがいっぱいある。

(追記)
街巡りに疲れて寝入った深夜、眠りから覚めて右足がつったことに気付いた。痛みが治まるのに時間がかかった。案の定、思った通りのこと。

2021年3月6日土曜日

野鳥観察(12)

野鳥観察(探鳥)会のため朝早く家を出る。昨夜に降った小雨のせいか、通り道はしっとりと濡れて黒く染めたようにつづいていた。気温は9℃代とぬるく、冬着を少し軽装にしても額に汗がにじむほど。結局、きょうの最高気温は、21.5℃(13:51)に達した。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

観察会の集合場所広場は、昨夜の雨で濡れた草々が朝陽に温められて霞立ち、遠くがかすんで見えた。いままで見たことのない景色だ。とはいえすぐに観察に入った。

観察順路に、「コブシ」の白色の花、「シデコブシ」の薄紅色の花が咲き、季節の変わりを感じさせる。あるところで「ツバキ」の紅色の花のかたまりがいくつも落ちていた。ベテランの方がいうに、ヒヨドリが落としたのかもしれないとのこと(ヒヨドリがツバキの花弁を食べるという話がある)。また、地面にあった「ヒノキ」の球果(松ボックリに相当)を見せてもらった(割れ目から出てきた黒い物は・・・何だろうか)。

ベテランの方から探鳥にかかわる話をうかがった。
① 探鳥で見つける鳥の種類数は、公園内で20種類くらい ⇒ 市内で75種類くらい ⇒ 日本国内で500~600種類くらいとのこと。何と、今日の探鳥も20種類だった。ちなみに植物の場合、一般に5000種類くらい。シダなどを含めると倍近くになるだろうとのこと。
② 鳥はじっとしていないので、動き具合もおさえておくといいいとのこと。

ベテランの方々に教わりながら、直視や双眼鏡で観察できた鳥について今回も感想(気分)を記す。(昨日、地元を歩き廻ったせいでエネルギー不足気味で集中に欠ける)
・ジョウビタキ: 双眼鏡でしっかり見えるがまだ小さい
・アオゲラ: 双眼鏡で見ても遠い
・ツグミ: グラウンドにたたずむ姿を見る
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・コサギ: 水の涸れた小川の上を飛んで行った
・アオサギ: 水の涸れた小川でエサをついばんでいた(見ていて辛い)

2021年3月5日金曜日

啓蟄 2021

きょうは二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」で、冬に土中に隠れた虫たちが這い出てくる。春の陽気に浮かれるのは虫だけでない。一度落ち込んだ気温が復活してきているので私も出かけよう。

(本ブログ関連:”啓蟄”)

遠出するわけでないが、明後日に吉祥寺「井の頭公園」周辺の地形散歩に参加するため足腰を鍛えておく必要がある。結構な街歩きになりそうなのだ。このところ新型コロナウィルスを警戒して、随分と外出を控えていた。いつまでも屋内に隠れるわけにいかない。虫と一緒に外へ出よう。

ところで、番組「ブラタモリ」で吉祥寺の街を巡ったタモリ氏は、撮影ポイントをつなぐ道のりもちゃんと歩いたのだろうか。

きょうの私にしてみれば、地元町内をぶらついただけに終わったが。

(資料)アマポーラ

(主にYoutubeとWikipediaによる情報)

Youtubeを巡っていたら、信販会社のCM映像*から印象的な歌声が聞こえてきたので記す。
(*)CM: https://www.youtube.com/watch?v=BxAXlC3EvVE&t=16s
オーヘンリー風のドラマ仕立ての場面に流れる、この曲名や歌手をネットで探してみた。曲名については、次の通り見当がついたが、CMで歌った歌手名は分からずじまいであるが。

(追記) 歌手西条安紀さん: http://www.aozora777.co.jp/archives/1614

耳をそばだててみれば、スペイン語風の歌詞の始まりに、”Amapola”の言葉が聞こえる。あらためて、Wikipediaで”Amapola”を探してみた**ところ、「スペイン出身の作曲家ホセ・ラカジェが1924年に発表したポップ・ミュージック」と記されていた。特に、日本語版の解説には、スペイン語・日本語の歌詞対訳が載っていて、歌の理解に役立つ。
(**日本語) https://ja.wikipedia.org/wiki/アマポーラ
(**英語) https://en.wikipedia.org/wiki/Amapola_(song)

作曲者であるスペイン系アメリカ人のホセ・ラカジェ(José María Lacalle García、1859年11月17日~1937年6月11日)***について、Wikipediaに日本語版まである・・・よく知られたポピュラーアーティストだったようだ。(実は、今回初めて知ったわけだが)
(***日本語)https://ja.wikipedia.org/wiki/ホセ・ラカジェ
(****英語) https://en.wikipedia.org/wiki/Joseph_Lacalle

「アマポーラ」は大変人気があったようで、「1941年にユアヒットパレードで1位になった」という。結果、ルンバ、ポップスなど様々アレンジされ、多くの歌手にうたわれたという。そして映画音楽にも採用された。かつてニューヨ-クでのユダヤ系若者たちによるギャングの栄光と挫折を描いた映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(音楽 Ennio Morricone.)****でもイメージ曲として使われたようだ。
(****)https://www.youtube.com/watch?v=PuyYc0gINbU

ちなみに、「アマポーラ」はスペイン語で「ヒナゲシ」の花を意味する。ヒナゲシの花畑を背景に、この曲を聴いてみよう。「日曜はだめよ」でおなじみの「めがね」のギリシャ歌手ナナ・ムスクーリ( Νάνα Μούσχουρη, Nana Mouskouri、1934年10月13日~)*****がスペイン語で歌っている
(******)https://ja.wikipedia.org/wiki/ナナ・ムスクーリ

(本ブログ関連::La Violetera(すみれの花売り娘)」

(「アマポーラ」の歌には、スペイン、イタリア、ギリシャにまたがる地中海のイメージがあるのだろう)
(Youtubeに東麓のfontenoy2010に感謝)

2021年3月2日火曜日

吉祥寺の街:ブラタモリで見る

中央線の新宿より先にある武蔵野台地のちょっとした郊外の街といえば、中野、吉祥寺、立川、八王子といったところだろうか。最近、コロナウィルスの騒ぎのせいで街に出かけることがなくなったが、以前は吉祥寺の書店巡りして知らない本との偶然の出会いを楽しんだりした。その他の街は、(乗り換え駅に使ったりした程度で)滅多に行くことがなかった。

これから2回に分けて、土地の地形+地誌を実地見聞することになった。地元公民館主催によるもので、そのための事前説明会が先日(2/28)行われた。フィールドに出るのは日曜日でもあり、事前説明会に若者も参加するだろうと思ったところ、なんと高齢者ばかり。若者に関心がないのか、それともイベントを高齢者が独占してしまっているといっているのか・・・。(高齢者が元気がよいのは考えものと自問する)

事前説明会では、武蔵野台地にまつわる地形用語(丘陵、河岸段丘、崖・はけ、台地、窪地、上水・分水、湧水など)の基礎的な解説がされた。これらの知識をベースに、第1回目のフィールド散歩は「井の頭公園」周辺を巡るわけだが、ヒントになるのがNHKの「ブラタモリ  東京・吉祥寺 ~なぜ 人は吉祥寺に住みたがるのか?~」*(#94、2017年12月23日)のようだ。
(*)ブラタモリ: https://www.nhk.or.jp/buratamori/list/index-91-100.html

Youtubeで「ブラタモリ」のこの回(#94)の内容(地形+地誌)をフルに知ることはできないが、なぜか韓国の<pandora.tv>**で全容をうかがうことができる。
(**)pandora.tv: http://www.pandora.tv/view/akimacpapa/55660828#38252694_new

2021年2月27日土曜日

野鳥観察(11)

野鳥観察(探鳥)のため外出するぎりぎり30分前に起床してあわてる。いつもは1時間くらい前に起きていたのに。今朝の冷え込みに合わせて防寒着を取り替えたりして手間取る。外に出て手袋を忘れたのに気づく。結局、エイッと踏んばれば済むくらいの寒さだったが。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

集合場所に近づいたとき、道ばたの畑地で野鳥が群がりエサをついばんでいるのが見えた。マスクから漏れる鼻息で曇るメガネ越しに、それらを「イカル」と思った・・・。初心者に必要な慎重さを忘れて、早めに来られたベテランの方にイカルの件を伝えたところ、一緒に畑地まで戻って探したが見つからない。鳥の姿について問われたが、しどろもどろな回答しかできなかった・・・。

そこで思うに、ベテランのすごさは一瞬で鳥を見極めることだ。鳥を見た瞬間、確認すべきポイントをすべて整理・準備されておられる。これは初心者(瞬発力の乏しい歳をとっての参加者)には難儀である・・・当たり前だが。そんなわけで、少しずつ発見・知見するを楽しむことにしよう。

今回の野鳥観察(探鳥)結果を、ベテランの方々に教わりながら、主に直視や双眼鏡で観察できた鳥について感想(気分)を記す。
・ツグミ: さっそく集合場所の原っぱにお出ましだ!
・イカル: こちらはベテランにいわれて納得する
・ムクドリ: 大きさの基準となる鳥だが妙に大きく感じる、カラスに負けず自信たっぷり
・シジュウカラ: 以前観察園前の路上にいたものと比べて落ち着きなく速く飛び回る
・ハクセキレイ: 双眼鏡の中を、これでもかと速く飛び回る
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・カルガモ: 小川の水が涸れて痛々しい(2羽、夫婦だろうか)
・クイナ: 赤いくちばしを確認する

観察順路には梅の木立があり、ヒヨドリやメジロがたわむれていた。動きが速くて目にとどめるのに苦心する。ベテランの方から、彼らは蜜をすい、くちばしに花粉を付けることで蝶々のような役割(送粉)をしていると教えていただいた。他にソシンロウバイ、マンサクの黄色い花が残っていた。

観察順路途中の小川が水涸れして厳しい状況にある。コンクリート底が露出するほどだ。ベテランの方から背景について次のようにうかがった。
まず、小川の源であるこの地域の崖線から湧く「湧水が減った」こと。
・気候が変化して最近雨量が少なくなってきた。
・崖線上部の台地にある原地(グラウンド施設を含めて)に建築物が作られ地固めされて、雨水が浸透しにくくなった。
次に、「(観察順路の途中にある)小川の造成」に遠因があること。
・水路は、隣接の貯水池造成工事と合わせて人工的に直進するよう堀込まれたもの。(排土で小山が作られる)
・結果、礫(レキ)層上に造られたりしたため、荒木田土(水持ちの良い粘土質)で川底を造成するも厚さが不均一となる。
  - 水量が乏しいと、川底の礫(レキ)層に水がすぐに浸透して涸れる
  - 川底造成時にビニールシートなどひく工夫があればよかった

2021年2月24日水曜日

「KLONDIKE」レベルついに「スター」から「エース」へ

連日、最高気温の変化が容赦ない。外出時、一昨日は22.1℃と心地よかったのに、昨日は15.0℃となり北風も厳しく寒々した。巻き散るスギ花粉のせいか、突然に鼻水が止まらなくなり、「花粉症」にでもなったかと心配した。きょうの最高気温は10.9℃とさらに低目で、そのせいでスギ花粉の拡散がとどまったからか、症状が治まった。

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」のレベルが、「スター」から「エース」へアップした。といって格別の変化があるわけでないが、せっかくなので記す。
(「エース」の響きに、スポーツ漫画が浮かんでくる・・・少女漫画もあれば少年漫画もある)

(本ブログ関連:”KLONDIKE”)


ネットの「ひげうせん」氏のサイト*によれば、レベルはこの後も、「チャンピオン」⇒「レジェンド」⇒「グランドマスター1」⇒ ・・・と果て無く続くという。
(*)サイト: https://www.higeusen.com/entry/solitaire/xpmatome190429


(付記)
ところで、気象庁のホームページ**が本日13 時にリニューアルされ、全国各地観測点の気象情報(アメダス情報、天気予報など)***が見やすくなった。
(**)https://www.jma.go.jp/jma/index.html
(***)https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#8/35.534/139.735/&elem=temp&contents=amedas&interval=60

2021年2月22日月曜日

梅林

陽気に誘われて、昼過ぎ公園へ梅を見に出かけた。ちょうど最高気温のころ、温かくまぶしい日射しを受けた梅林の木々は花を一面に咲かせていた。梅の香りが満ちて漂ってくる気配がするほどに心地よい。

(本ブログ関連:”梅林”)

人出が多い昨日の日曜日を避けて、きょうにしたつもりだったが、観梅のひとびとであふれていた。もっぱら中高年が中心だったが。花もひとも予想外のにぎわいだった。

咲き誇る梅に高揚させられたのかもしれない、紅や白色の花弁が輝いて感じた。梅の木々はそれぞれ独特な園芸種名があって、次の写真の白梅には「ほうりゅうかく」の木札が付されていた。
Wikipediaに里見八犬伝の舞台「芳流閣(ほうりゅうかく)」の解説があって、まつわる事柄に「梅に『芳流閣』という品種がある」と記している。歌舞伎の立ち回りを盛り立てる<舞台>ような、ダイナミックな咲きっぷりが見事なのかもしれない。
(とはいえ、馬琴の八犬伝を読み通したわけでもなく、歌舞伎舞台を観劇したわけでもないのだが)

ほうりゅうかく

ちなみに、ここ5日間の最高気温を並べてみると次の通り。ぐんぐんと温かさが増して、天気予報では4月、5月並みなどいっている(気象庁調べによると、1981~2010年間の東京の平均最高気温は、4月が19.0℃、5月が22.9℃)。
18日(木):   8.4℃
19日(金): 11.8℃
20日(土): 17.5℃
21日(日): 21.0℃
22日(月): 22.1℃

2021年2月20日土曜日

大坂なおみ、全豪オープンV

テニスについては体育の授業で短期間やったくらいなので、コートの線の引き方とか、得点のカウントの仕方などルールをいまだよくわからずにいる。オリンピックの他、「~オープン」といった世界の四大大会の開催地をすべてあげる自信もないけれど、テレビ中継で日本選手が優勢だったりすると応援してしまう。まして決勝戦ならなおさら。

ところで昔はテレビに向かって応援するとき、「ブラウン管に向かって」といっていた。いまは液晶・有機ELテレビの時代、何に向かってというのだろう。いつも気になる。

テニスの大坂なおみ選手が、きょうの「全豪オープン」女子シングルスで優勝したと、読売新聞の記事「大坂なおみ、全豪2年ぶり2度目V…四大大会で通算4度目V」(2021/02/20)は次のように報じている。(抜粋)
https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20210220-OYT1T50162/
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テニスの四大大会今季初戦、全豪オープン第13日は20日、オーストラリアのメルボルンで女子シングルス決勝が行われ、第3シードの大坂なおみ(23)(日清食品)が第22シードのジェニファー・ブレイディ(25)(米)を6ー4、6ー3で下し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。昨年の全米オープンに続き、出場した四大大会は2大会連続制覇で、通算4度目の優勝。
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世界中で一人が成し遂げた優勝だから、めでたく貴重で素晴らしい。今夜も、深夜零時過ぎのテレビ放送を見ることにしよう。

2021年2月19日金曜日

「KLONDIKE」レベルついに「マスター」から「スター」へ

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」のレベルが「マスター」から「スター」へとアップした。
新しいレベル名に納得できるようなできないような。マスターだと「スターウォーズ」のジェダイのように「フォース」を操れる気がするけど、スターではそんなイメージが浮かばない・・・レベルが一段アップしたというのに、なんて。

(本ブログ関連:”KLONDIKE”)



(付記)新型コロナ(COVID-19)について

感染拡大の大騒ぎと比べて落ち着いてきた
・当初「ダイヤモンド・プリンセス号」騒動の対処に、イタリア人特派員は強烈に批判したがその後同国で患者が激増した。
・テレビのニュースショーはPCR検査の必要性を叫び、日々「過去最大」を報じたが、ワクチン注射段階に入って冷静になる。

日々の感染者数の状況
・米ジョンホプキンス大学は、世界の感染者状況を日々グラフ(COVID-19 Dashboard)表示している 。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
・日本は次図の通りで、第3波に最大の感染者を出した。ただしピークに達した1月7日後に減衰に転じている。カウントされる感染者数は、その潜伏期間5日間、発症に12日間ほどかかるといわれる結果なので・・・減衰は実質昨年末から始まっている。

日別感染者数(2020/02/14~2021/02/17現在)

第3波の「緊急事態宣言」(2021年に入って)について
・2021/01/08~02/07: 上図の第3波ピーク感染時期 ⇒ 以降、急速に減少が始まる。
・2021/02/08~03/07: 上図の第3波減少下部にあたる

テレビのニュースショーの現状
・新型コロナウィルスの最初の発生国に触れず、変異型については発生国名を付して少数の患者を話題にする。
・ワクチン注射の副作用を不安視している(ひとびとは注射を求めるだろう)。
・東京オリンピック中止の可能性を語る(ひとびとはワクチンに合わせて開催を肯定するだろう)。


(余談)本当の余談
ジョンホプキンス大学の上記グラフを見るたび、ルーターでおなじみのCISCO(シスコシステムズ)社の昔のロゴ*をなぜか思い浮かべてしまう。
(*)”Logo-Sign”のサイト: http://logo-sign.com/tag/cisco-brand/

2021年2月18日木曜日

雨水 2021

きょうは、二十四節気の「雨水(うすい)」。雪が雨に変わり農耕の準備の時期という。大地の脈(脉)が潤い始め、霞がたなびき、草木が萌えるころだそうだ。身近にみれば一昨昨日(2/15)に降った雨以外、乾燥した日がしばらく続いており、寒暖はローラーコースターのように上下している。きょうの最高気温は、8.4℃にまで落ち込んでいて、まだまだ寒い。

(本ブログ関連:”雨水(うすい)”)

武蔵野の地とはいえ、住宅街のところどころに残る栗林は冬枯れのままだし、畑は地を晒してうすら寒い。「雨水(うすい)」につながる気配はないが、天気予報では、これから寒気が一転して四月並みの陽気になるという。寒いのが苦手なので、本当に春が待ち遠しい。

おもしろいことに手元にある古い歳時記の書籍(親父の遺品)をめくると、「雨水」を使った句がわずかしか載っていない。もちろんネットを探せばいくらも出てくるのだが。俳句に門外漢なのでちょっと気になる。

日常の言葉(文字)として「雨水(うすい)」が使われることはあまりない。むしろ天(あま)から降ってくる「雨水(あまみず)」の方が生活に近い。春だけに限らないが「雨水(あまみず)」は恵みの雨=水だから。

2021年2月16日火曜日

観察園散歩

公園併設の「自然観察園」が月曜日に休園であるのを気付かず何度訪れたことか。だから、きょうは火曜日だとしっかり確認して出かけた。昼過ぎの公園は日射しもよく陽気で、冬を忘れてしまいそう。平日にもかかわらず人影を欠くことはなかった。

きのうは久しぶりに大雨(47mm)だったので、間違えても出かけるはずはなかったが。そんな雨のせいか、きょうの公園の小川は水量が少しだけ増したように見えた。もちろん、地にしみ込んだ雨水が本格的に湧き出てくるには、数日かかるかもしれない。

冬の2月に野草は地面に放射状に葉を広げて張りつき、太陽エネルギーを蓄えようとする。そのときの葉の形状を「ロゼット」という。観察園の今月のテーマでもあるのだが、きょうはしゃがんで見る、観察路の傍らに咲く小さな花を探した。

(本ブログ関連:”ロゼット”)

セツブンソウ」は、「節分」のころから咲く花で、小さくて可憐である。白い五弁の花びらは実は「がく片」だそうだ。ちょっとした高山植物の雰囲気がする。群生しているさまは賑やか。以前、別の庭園で一輪だけしか見たことがなかったので。

(本ブログ関連:”節分”、”セツブンソウ”)

セツブンソウ

オオイヌノフグリ」は名前が残念である。しかも道ばたに生える「雑草」と一刀両断される。よく見れば、4枚のコバルトブルーの花弁が色鮮やかである。果実が犬の睾丸に似ている?というだけであって、咲く花になんの関係もないのに。

オオイヌノフグリ

小川に沿った道ばたに「ハクセキレイ」が一羽いて、私が近づいても逃げようとしない(マイペースな鳥で、ネットにそんな話しがいくつもあって驚く)。じっと眺めていたところを、自転車が通り過ぎようとしてようやく飛び去った。そのときの羽ばたく姿に思った以上の青色を感じた・・・。← (訂正: 後になって考えれば、ハクセキレイだったようだ

(本ブログ関連:”ハクセキレイ”)

(付記)
出かける前、Amazonに注文した山渓文庫「野鳥の名前 名前の由来と語源」(文=阿部直哉、写真=叶内拓哉)が届いた。アイウエオ順に代表的な鳥名の語源など丁寧に紹介していて、読み物としても楽しみたい。なお、叶内氏は、以前入手の同文庫「くらべてわかる 野鳥」の著者でもあり、つながりもよいと思って購入した。