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2021年11月22日月曜日

小雪2021

二十四節気の「小雪(しょうせつ)」、まだ雪の気配はないものの、昨夜来の雨で冷えたのか早朝の冷え込みに寒さがひたひたと迫るのを感じる。ちなみに、昨日の最高気温14.5℃に対し、きょうは予報(19℃)とちがって16.6℃と下回った。今後はこれ以降下り進むようだ。

(本ブログ関連:”小雪”)

<小雪>の文字のイメージから雪降る景色が浮かぶが、Google検索のトップにWikipediaの二つが表示されていて、二十四節気の「小雪」よりも、伝統的な日本の女性美を感じさせる女優の「小雪(こゆき)」さんが優先されている。むべなるかな。

(本ブログ関連:”女優の小雪”)

昨日の「植物観察会」へ参加したかったが、膝の痛みで観察の列から遅れるのではと気をもんでしまい結局欠席したが、次回の探鳥会には復帰したいと思っている。

ところで、Wikipediaの解説で初めて知ったことだが、小学唱歌の「」(1911年:明治44年)について、
・歌詞の「1番と2番を間違えて歌ったり・・・」する人が多いという。まさに私もそうで、2番から歌い始めていた。
・歌の始まりの「雪やこんこ」を、私は「雪やこんこん」と歌っていた。
・この歌の「作詞者、作曲者ともに不詳」とあるが不思議なことだ。

(本ブログ関連:”雪やこんこん”)

2021年11月20日土曜日

(地震)東京都23区

朝方、なにかを感じた次の瞬間、ドドと部屋が揺れた。いきなりの地震だ。先行き不安になったが直ぐに止んだ。急いでテレビをつけ、地震情報を探したが関連テロップが出ない。ようやく、NHKの番組画面に地震速報が表示された。震源が「東京23区」というのだ。

気象庁の地震情報サイト地図上で、震央場所を探した(下図)。それは、杉並区のJR西荻窪駅の近辺ということになるが・・・。震源の深さが100Kmというのも気になる。幸いあっという間のできごとで、当地の震度は「2」に過ぎなかった。体感もそんなものだろう。

気象庁:「震源・震度情報」(2021年11月20日09時01分発表)
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地震の発生日時:11月20日08時57分頃
震央地名:東京都23区
深さ:100km
マグニチュード:M4.6
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■日本気象協会のサイト
同サイトに、2008年以来の「東京都23区を震源とする地震情報」がある。
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/center/350/
・マグニチュードについて、今回「M4.6」の次のクラスにあたる、2010年5月9日の「M4.0、深さ約40km」の震央が、今回と同様(北緯 35.7度、東経 139.6度)だった。・・・ということで他の事例も参照したところ、みな同じだった。これってなんだ?


(付記)
きょう、駅近くの歯科で治療してもらった足で近隣駅の大型書店に行った。足をとにかく動かしたいためもあるが、野鳥の写真をながめたいという思いもあった。次の二点を購入した。
・雑誌「BIRDER」(12月号)、特集「”映える”野鳥写真を撮りたい!」
   巻頭の「紅葉に映える鳥たち」(江口欣照)は、まさに色あざやかな日本の秋を背景に美しく鳥たちを浮き彫りしている。
・写真集「庭や街で愛でる野鳥の本」(大橋弘一、山と渓谷社)
   77種類の野鳥をできるだけ原寸表示している。双眼鏡の彼方にある野鳥もまじかで見ればその大きさの意外さに驚く。

2021年11月18日木曜日

久しぶりに観察園

きょうの膝注射は痛かった。2週に一度の通院が次第に気が重くなりそう。他に膝の痛みを抑える方法はないものかとYoutubeを探すと、腿(もも)や脹脛(ふくらはぎ)の筋肉のこわばりを鎮めるストレッチが紹介されている。日ごろ家にいるときは足をこまめに動かしたり、ストレッチしたりしている。
(今まで気が付かなかったことだが、深夜テレビの通販広告に膝痛対策の飲み薬がオンパレードなのだ。世の中けっこう膝痛で困っていると知った次第)

注射した帰り道、足をもっと動かそうと公園併設の「自然観察園」へ行く。どんよりした空模様、少し肌寒い。例によって、観察センターに寄り、配布の「11月の自然観察園の花だより」を片手に園内を巡った。

シロハナアブラギク
一昨年の11月にも観察したが、今回の写真は前回よりよく撮れていると自賛してしまう。
(本ブログ関連:”シロハナアブラギク”)


アワコガネギク
今回、写真がうまく撮れていない。一昨年の11月に観察したときの写真の方が鮮明。
(本ブログ関連:”アワコガネギク”)

シロヨメナ
今回、写真がうまく撮れていない。一昨年の10月に観察したときの写真の方が鮮明。
(本ブログ関連:”シロヨメナ”)

シュウメイギク
観察センターで教えてもらった。Googleの写真検索ではいずれも花弁が幅広く見えるが、Wikipediaや図鑑「野草ハンドブック・3」(冨成忠夫、山と渓谷社)に掲載の写真では細長く分かれて見える。キクの名があるが「アネモネ属」の仲間で、むかし中国からの外来種とのこと。花の色はもっと赤みが強い。


アキノタムラソウ
今年の9月に参加した玉川上水緑道観察会で紹介されたが、当時ひざが痛くて忘れかけていた。薄紫色の小さな花弁が並ぶ、とても地味な感じのする花。ひっそりとしたたたずまいに万葉集にとりあげられそうと想像をするが、そうでもないようだ。



公園の紅葉
公園を見渡して紅葉を楽しめる場所。紅、黄に木々が染まり、それを常緑樹の緑が際立たせる。陽射しが鈍いあいにくの空模様だったが、小川にカルガモの群れが元気に泳いでいた。2羽のペヤ、あるいは4羽、近くの水が溜まった水田では3羽と、あちこちで見かけた。
小川にサギが一羽飛来した。ダイサギを見たとの情報をいただいている。口ばしが黄色、脚が黒色だ・・・ただ随分と小さく見えた。

2021年11月7日日曜日

立冬 2021

二十四節気の「立冬(りっとう)」、冬の気配を感じるころなれど、最高気温20℃に迫る日がつづく。このまま暖冬かと思いきや、気象庁の<2021~2022年冬>の予報では、4:3で寒くなりそうとのこと。まあ、先行きは分からぬが・・・。

(本ブログ関連:”立冬”)

冬になればかわいらしい唱歌があって、これまでいろいろとブログに記してきたが、今回はちょっと乙に構えて江戸気分にひたってみよう。「江戸端唄集」(倉田喜弘 編。岩波文庫)に、冬の夜に降る雪を境に男女の恋情をうたう「わがもの」がある。

(本ブログ関連:”唱歌 冬”、”端唄”)

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一九 わがもの

我ものと  思へばかろし  かさの雪  恋の重荷をかたにかけ  いもがり*ゆけば  冬の夜(よ)の  川風寒く千鳥なく  待(まつ)身につらき  置(おき)ごたつ  実にやるせが  ないわいな
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(*)いもがり: 女性の許(もと)

SPレコード「勝太郎市丸十八番集」(ビクターレコード)から:
「わがもの」 歌:市丸、三味線:才香、番号:KI-1、mat:9427、発売:1938年、区分:端唄
(参照)78Music: http://78music.jp/victor.html

ラジオ世代にとって、市丸の歌声をいつか聴いていたかもしれない。
(Youtubeに登録のkotyavideoに感謝)

(付記)
上記の端唄に出てくる「千鳥」については、よく紀貫之の和歌が参照されるが、俗謡に踏み込まない範囲で、同志社女子大の吉海直人教授(日本語日本文学科)が、掌文の<教員によるコラム>で触れられている(2017/11/16)。
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2017-11-16-09-40

2021年11月5日金曜日

(雑談)レシートの効用

私用で飲食や買い物をした際に、店のレジでレシートを必ず受け取るようにしている。以前は、家計簿をつけるわけではないので、不要と思い断ったりしたが、最近、レシートに思わぬ効用があるのに気付いた。

若いころ、その日の自分の行動を漏れなく思い返せたものだが、歳をとると、ひとつでも曖昧な点あると不安というか自信がなくなる。それを防ぐ手立てをしてくれるのがレシートだ。
どんな買い物(コンビニや文具店など)でも、レシートには、店名と日付・時刻、そして商品名などが記載されている。それを帰宅して見直せば、その日の行動を再確認できる。行動の意図の整理立てにもつながる。(もちろんレシートを発行しない交通機関のケースもあるが)

ところで、わたしは一日の記録(行き先や順番)を、ポケット手帳にメモ書きしている。さらに連用日記に雑感を記している。別途、ブログに諸々のテーマをもって登録している。これらのルーチンが途切れないようにするため、レシートは具体的で必須の記録(資料)になる。

残念なことに、新型コロナ騒動で外出がままならなくなって、自宅に籠っている日が増えて、家の中でレシートの役割をするものがない・・・どうしたらよいのだろう。

2021年11月1日月曜日

(地震)茨城県北部、「衆議院選挙」

早朝、目が覚めてしまい、PCの前に座って昨日の「衆議院選挙」情報を見る。このところ、事前投票しているので、選挙結果についてのんびり気分でながめているのに気づく。それでも、一部選挙区で意外な当落選があったりして興味を引く・・・ネット時代を反映したうねりというか、新陳代謝を感じる。

(今回の選挙結果について、メディアがどのようなスタンスで報道するか関心がもたれる)

そのとき、うっすらと揺れが続くのを感じた。直感的に、こんなもの(この程度)だろう、先行き激しく増幅することはなかろうと思った。

気象庁によれば、震源は「茨城県北部」。茨城県北部一帯(東海村周辺)が最大震度「4」、当地の震度は「2」とのこと(体感では「1」に近い「2」といった感じだ)。

気象庁:「震源に関する情報」(2021年11月01日06時17分発表)
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地震の発生日時: 11月01日06時14分頃
震央地名: 茨城県北部
深さ: 60km
マグニチュード: M5.2
最大震度: 4
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2021年10月28日木曜日

(地震)茨城県南部

最近、家の中を動くとき、家具や壁に手を伝って歩いているのに気付く。家の外では、他人さまから頼りなく見えているのではないかと気兼ねしてしまう・・・というのも、先日の健康診断で検査室を移動するとき、看護師さんからフラフラするようなことはありませんかと問われた。自分の思いと違って、実際の歩行は怪しいのかもしれないと・・・何とも心もとない、そんな思いがよぎる。

朝食後、椅子の背にもたれていたとき、ぐらぐらと小さく揺するような感触がした。老化のせいで体が震えているのではと嫌な想いがした。揺れが少し続いて、やっと地震と気づく。いそいで気象庁のネット地震情報を見たが、まだ掲載されてなかった。テレビをつけると、NHKのニュース番組に地震速報の字幕が流れた。

気象庁によれば、震源は「茨城県南部」という。この地域(千葉県北部との県境を含めて)に、地震が頻発するのが気になる。最大震度は茨城県坂東市の「4」、当地の震度は「2」とのこと(体感でもそんな感じだ)。

気象庁:「震源・震度情報」(2021年10月28日09時59分発表)
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地震の発生日時: 10月28日09時55分頃
震央地名: 茨城県南部
深さ: 50km
マグニチュード: M4.6
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2021年10月26日火曜日

富士山の麓

公民館で、<火山噴火と地震による災害>について、市民向け講演会が開催されている。座学スタイルが中心で、野外を歩く(巡検する)ことがないのはありがたい。
今回は、富士山麓にある「山梨県富士山科学研究所」*へうかがい、富士火山による土砂災害や火山灰による影響、ハザードマップによる情報入手などの解説を聴講した。合わせて、同所内にある自然観察路を巡るということになり・・・勝手ながら膝の痛みを理由に、観察巡りからはずさせていただいた。このような緑奥深い環境で、軽快に歩けたらどんなに素晴らしかっただろうとくやんだ。
(*)山梨県富士山科学研究所: https://www.mfri.pref.yamanashi.jp/


ところで、公民館からバスに乗って研究施設へ向かう途中、昨日の雨に濡れた山々の山腹から朝陽に照らされた白雲が沸きあがっているのが見えた。神仙風にいえば、山自身が雲を産む光景かもしれない。朝のいっとき、貴重な情景を見ることができた。

(本ブログ関連: ”山 雲 石”)



また、研究施設に近づくにしたがい、真っ白に冠雪した富士が姿をあらわした。バスの車内で、その雄姿を撮ろうとみながカメラ(あるいはスマホ)を向けた。わたしにしても、このような雪化粧した富士山を間近に見た記憶がない・・・講演の始め、研究員の方から、晴天のもと白冠雪の富士の姿を眺めることができるのは、この時期に貴重だと語られた。


2021年10月23日土曜日

霜降 2021、野鳥観察(23)

二十四節気の「霜降(そうこう)」、<霜>が降り始めるころという。きのうは、最高気温が13.5℃(平年12月の平均最高気温は12.2℃)で思いっきり冷えた。そんなわけでメディアは、今年は春・夏の次に秋がなく、いきなり冬だと冗談っぽく語ったりする。きょうは、持ち直して最高気温が19.3℃になった。20℃を切ったとはいえ心地よい一日だった。これから行きつ戻りつしながら、冬が迫って来るのだろう。

(本ブログ関連:”霜降”)

ところで、気象庁(福岡管区気象台)は先日(10/20)、阿蘇山で「11時43分頃、噴火が発生しました。」と報じた。テレビは阿蘇山噴火の映像をすばやく放送した。その後も、山麓の街の道路や駐車の車のボンネットの上に火山灰が薄く積もっている様子を紹介した。こちらは火山灰であり、<霜>のように溶けてはくれない・・・シャレにならない。

さて、今朝の探鳥会に参加した。前回(10/2)以来の間、主に植物を対象にした自然観察会が2度催されたがいずれも欠席している。雨を言い訳にするも、膝の按配がよくないせいもあった。しかし今回は出かけてみようと思った。
いつものように集合場所に到着して、会員の方々とひとしきり世間話(膝の治療もふくめて話題に)して開始を待った。さあ出発と、ゆるい斜面の小道を歩き始めたとき、急に自信を無くした。やっぱり膝が痛む。苦やしいながら言いわけするように断念を伝えた。

帰り道、畑地の一画に丈の低い「ヒマワリ(向日葵、ひまわり)」が植え付けられていた。鑑賞用なのか、今どき不思議な感じがした。朝陽を受けて大方は私に背を向け咲いていたが、明るい黄色の花が眩しくて、気分を和らげてくれた。


(本ブログ関連:”ヒマワリ”)

2021年10月21日木曜日

(地震)東海道南方沖

このところ雨を口実に、自然観察会などへの参加をはばかっている。本当は、膝の痛みがまさっているのだが。きょうも地元の整形外科医院で診てもらい、膝に溜まった水を注射で抜いてもらう。これも歳のせい。

歳をとると、あちこちにひずみが出る。他人事と思っていたものがわが身にも起こる。あらがいたいが、こればかりはどうしようもない。せめて身ぎれいにしておきたいもの。

今の時代、野良犬を身近に見ることはない。子どものころ、家から遠くにあった貯水池の野原に犬の死骸がよく捨てられていた。どこから骨になり始めるかを知っている。あるいは、衰えた野犬を見ることもあった。彼らの毛並みは、使い古された蓑(みの)傘のようでボサボサで哀れだった。そんな生き物の姿を、わたしの世代は間近に見た経験がある。なぜか、それを思い出す。

ところで、夕方ゆらりとした。気象庁の地震速報によると、当地の震度は(体感と同様の)「1」だった。震源(東京の島嶼部、伊豆諸島南部にある青ヶ島の南西)の深さは380kmだが、揺れが関東・東北南部に偏っているのが気になる。最近、深いところで発生する地震(深発地震)に遇うが、気のせいだろうか。

(本ブログ関連:”深発地震”)

気象庁: 震源・震度情報(2021年10月21日17時43分発表)
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地震の発生日時: 10月21日17時37分頃
震央地名: 東海道南方沖
深さ: 380km
マグニチュード: M5.8
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2021年10月8日金曜日

寒露 2021、自然観察園

二十四節気の「寒露(かんろ)」だ。”かんろ”の音から、小魚を甘く煮つけて黒い照りが特徴の「甘露煮(かんろに)」とか、むかし懐かしい薄茶色した飴玉の「カンロ飴」を思い出すが、二十四節気の寒露は、寒さが押し寄せる気配をしめすもの。
晩秋にいたり気温が下がりつつあるが、強い寒気にさらされることもなく、ここ数日、半袖姿で外出したりするくらい。

(本ブログ関連:”寒露”)

きょう、明るい日射しに誘われて公園併設の自然観察園へ出かけた。運動不足で弱った膝のリハビリを兼ねてのこと。いったん動き出せば問題なく・・・滑らかに歩を進める。直射日光を避けるようにして木陰を探す。次第に額に汗がにじんでくる。

観察センターで配布の今月の「花だより」を片手に、木の実や花を中心に探した。

コムラサキ(樹):
以前この実についてブログに記したが、写真に撮ってなかった。

ガマズミ(樹):
この実も以前ブログに記したが、写真に撮っていなかった・・・。

クサギ(樹):
この実について以前ブログに記している。

ミズヒキ(草): 
この花について以前ブログに記している。

ホトトギス(草):
花弁に紫色の斑点を散らした、一見カモフラージュ風の姿に異様さを感じるが、それが鳥のホトトギスの胸の模様に似ている(Wikipediaによる)といわれても戸惑うばかり。迷彩風の斑点模様が、花弁の色・形は異なるが「ヒオウギ」と似た感じがする。
キンモクセイ(樹):
公園の門(オートバイなど進入防止柵を設けている)の脇に一本立っていて、オレンジ色の小さな花を群れ咲かせている。花の香りが特徴的でポピュラーな花だけに、以前ブログに何度か記している。今回、マスクをしていたので、香気を感じることはなかったけれど・・・。

2021年10月7日木曜日

(地震)千葉県北西部

夜分Youtube*で、神戸市内の民家を覆いかぶさる巨木の伐採を見ていた。まるでパズルのようにチェーンソウを巧みに使って、枝や幹を切断していく。それらが直下の屋根に落ちないよう、ロープを巻き付けて地上と連携しながら吊りおろすのだ。息がつまる展開がつづく。終盤にさしかかったとき、いきなり縦揺れの地震に襲われた。
(*)大木の特殊伐採: https://www.youtube.com/watch?v=vr7ipZxKB7Q

いつもと違う、来たのか? やばいと慌てる。

(本ブログ関連:”地震”)

携帯電話から地震発生の緊急情報発信の音声が聞こえてきた。ますます不安になる。幸いなことに家具が倒れることなく、短い時間で揺れはおさまった。
いそいでテレビをつける。千葉市方面を震源にした画像が映っていた。

ネットで、気象庁の緊急地震速報を閲覧したところ、当地の震度は「4」とのこと・・・短時間ではあったが、まさに体感の通りだった。
(追記)今回の都心での震度「5強」は、2011年「東日本大震災」以来とのこと。

気象庁「震源・震度情報 2報」(2021年10月07日22時50分発表)
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地震の発生日時: 10月07日22時41分頃
震央地名: 千葉県北西部
深さ: 80km
マグニチュード: M6.1
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揺れが続くことなく一息付けそうと判断したわたしは、何と、中断した上記Youtube映像を再び見始めたのだ。いまブログに記しながら、何をやっているやらと自問してしまう・・・。

とりあえず、ことが大きくならずホッとしている。

2021年10月2日土曜日

野鳥観察(22)

公園を巡る野鳥観察(探鳥)会は、新型コロナウィルスの「緊急事態宣言」下でも雨天を除き、ほぼ月2回実施されてきた。昨年8月末に入会して以来ほぼ出席してきた。今回で22回目になる。

昨日の雨空とうって変わって、きょうはすっかり晴れ上がり朝陽がまぶしい。とはいえ、路肩に雨のシミがまだ残っていたり、民家に駐車の車の表面がうすく露で覆われていたりして少々ひんやりする。そんな中も、初心者の謙虚さを忘れず元気に出かけたのだが・・・(相変わらず右膝に鈍痛がある)。

今回は十分な実視というか確認もできず、情けない結果に終わった。
・メジロ: さっと飛んでいくのを指し示された・・・
・カワラバト(ドバト): 大群が白い腹に朝陽を受けながら飛ぶ姿を見た
・モズ: 鳴き声を教えてもらうも・・・
・シジュウカラ: 鳴き声を教えてもらうも・・・
・ヒヨドリ: 鳴き声を教えてもらうも・・・
・コゲラ: ウワサを聞く(小さな観察者はしっかり見つけていた)
・カルガモ:3羽が小川で泳ぐのを見る(別の公園でヒナを見かけたという話を聞く)
・アオサギ: カルガモたちの上を「グワッ」といいながら飛んで行った

本日の教訓
自然観察に「あまり関心を広げ過ぎないこと」というベテランの方の金言である。最近、野鳥も野草も樹木もと、観察会があれば見境なく参加しているが、収受が付かなくなっている。外歩きの健康のためと、いいわけもあるのだが。

2021年10月1日金曜日

今年も残り4分の1

新型コロナウィルスに対する「緊急事態宣言」が、第5波の収束をもってようやく昨日(9月30日)解除された。わたしは、すでに(6,7月に)2度のワクチン接種していたので、わが身への不安はわずかだが、世間もひと息ついたようだ。

(本ブログ関連:”コロナウィルス”)

COVID-19 Dashboard

昨年末からずっと続いてきた新型コロナウィルスの騒動が沈静化して、ふと気付けば今や年末へまっしぐら。これからハロウィン、クリスマス、年賀状作り、そして大晦日へ・・・。テレビじゃ正月のお節料理の予約広告がたけなわ。

10月初日のきょう、数えてみれば年末まで3か月しかない。一年の4分の3が終わっているのだ。毎年、一年をリンゴの実に例えてどれくらい食ってしまったかを見る。わずか4分の1しかないのに驚く。

(付記)
先日(9/26)、玉川上水の2つの橋をはさんだ両岸の緑道を観察する会に参加した。あいにく膝が痛く、みなに追いつくのに難儀した。帰宅して直ぐにブログに記すことができなかったので、タイムスタンプを調整して当日付で登録している。

(本ブログ関連:”玉川上水緑道観察会”)

2021年9月29日水曜日

日本海中部の深さ約400kmを震源とする地震

夕方になって、わずかだがユラリと揺れた。地震かな?と思い、とりあえずテレビをつけて確認した。日本海中部の深さ約400kmを震源とする地震が発生したという。気象庁の「地震速報」を検索したところ、当地の震度は「1」とのこと・・・体感と納得する揺れだ。

(本ブログ関連:”地震”)

不思議なことに、震源に近い日本海側地域で揺れはなく、太平洋側に集中している。この地震による津波の心配もないとのことだが・・・。

気象庁「地震情報」(震源に関する情報:2021年09月29日17時41分発表)
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きょう29日17時37分ころ、地震がありました。
震源地は、日本海中部(北緯38.8度、東経135.5度)で、震源の深さは約400km、地震の規模(マグニチュード)は6.1と推定されます。
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先日(9/14)も、深発地震が東海道南方沖(深さ450Km)で発生している。そのとき、ぐっと距離が離れた茨城県方面で揺れが生じた。

(本ブログ関連:”不思議な地震”)

2021年9月26日日曜日

玉川上水緑道観察会

午前中、玉川上水の2つの橋をはさんで両岸沿いをたどる「玉川上水緑道観察会」に参加した。帰宅して直ぐにブログに記すことができなかったため、後日、タイムスタンプを調整して当日付けとして登録した。

自然観察会の会長であるベテランの方からの指導解説を聞きながらメモした。その情報があまりに膨大なため、植物(野草・樹木)の名だけ次に記す。聴き間違いで、誤記の場合は容赦を。
他に、植物の基本知識(葉脈・葉序など)や、玉川上水、寺院、石碑などの歴史についてもくわしく語られた。

カラスウリ
ヤマイモ
(オニドコロ)
アオツヅラフジ
ヒガンバナ
スイカズラ
カクトラノオ
イヌガヤ
ミズヒキ
ヘクソカズラ
ウコギ
オニドコロ
シロダモ
チャノキ(茶の木)
カニクサ
ノブドウ
フタリシズカ
ムクノキ
(エノキ)
イロハモミジ
アザミ
アキノタムラソウ
ツリガネニンジン
アキカラマツ
アカメガシラ
アブラススキ
ツユクサ
シラヤマギク
シラカシ
トウネズミモチ
ミズヒキ
カラムシ
ムクノキ(黒い実:かすかに甘みがする)
ナツメ(赤い実:リンゴのような味がする)
ケヤキ
ヤマゴボウ
クサギ

虫こぶ(虫[ちゅう]えい)
クモ

2021年9月25日土曜日

野鳥観察(21)

公園南側をおもに巡る探鳥会の集合時刻は、日の出時刻とのころ合いで、4月から9月にかけて(春・夏中心に)6時半だが、10月から翌年3月にかけて(秋・冬中心に)7時になる。きょうは、9月の最後の探鳥会にあたり6時半集合だった。次回から7時集合になる。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

集合時刻の15分ほど前に到着したとき、ベテランの方がひとり広い野原を観察しているだけだったが、時間とともに大勢(新しい方も含めて)参加された。そして長い隊列になって深い木立の中を進んだ。

この時期、観察路に落ち葉が重なり、樹々の隙間からうっすら空が見えるようになった。それとともに、森を騒がせたセミの声はすっかり消えてしまったようだ。かわり、これから木の上で「アオマツムシ」が鳴くようになると、ベテランの方が解説してくれた。

今回も、入門者として気になった鳥についてのみ記す。
・コゲラ: 双眼鏡でしっかり観察できた。(日本で一番小さなキツツキ・・・とのこと)
・モズ: 数か所で、樹頂上や避雷針のてっぺんから睥睨しているのが見えた。
・アオゲラ: 皆さんに指し示された木又を探すが見つからず、ただ飛び去るのを見ただけ。
・カワセミ: 小川の岸辺にある柵にとまってピクリとも動かずいた。
・カルガモ: 4羽が小川の流れに身を任せるようにゆったり揺れていた。

図鑑で見るモズは、奇怪な「はやにえ」の行動とは裏腹に、一見かわいらしい小鳥に見える。それが樹上高くにいてじっと見おろしているのを見ると、この鳥の捕獲の場面や、「はやにえ」の生態を実際に見たわけではないのに少々恐ろしく感じてきたりする。また、高所からの鳴き声が、意外に直下付近の地上でよく響いたりする。

付記:
初心者には、高倍率より6倍×30mm程度の双眼鏡がよいとのことで購入したが、それが最近なんだか重く感じるようになってしまった。探鳥会に参加して1年+αなのに、そんなに力が衰えたのか? 鳥の姿が葉影に隠れることが多かったので、初めて購入した小型双眼鏡10×22を使ったりしている・・・。いずれ、秋深く葉の落ちるころには、6×30に戻そうと思う。

2021年9月23日木曜日

秋分の日 2021

祝日「秋分の日」のきょうは、二十四節気の第16の「秋分」にあたる。二十四節気の名をとって祝日としているものに、「春分の日」がある。ともに、昼と夜の長さがほぼ等しくなる、季節の羅針盤である。

(本ブログ関連:”秋分の日”)

春分の日に「ぼたもち」を、秋分の日に「おはぎ」を食べる。同じあんこ餅なのに、ぼたもちの方は「牡丹」の花に、おはぎの方は「萩」の花にちなんで、季節花によって区別される。わたしにしてみれば、ぼたもちはあんこの包(くる)み方がどこかボテッとしたような感じだし、おはぎは漉しあんでサラリと包(くる)んだようなイメージがする。

ところで、古代遺跡に必ず取りあげられる、こちらも季節の羅針盤といってよい「夏至」と「冬至」は祝日にあたらない。わたしたち日本人の祖先にとって、夏至よりも同じ時期の梅雨の方が農耕に重要だっただろうし、冬至のころにはひと休憩が先だったのかもしれない。

最近気づくこと

・日めくりカレンダーが軽くなって、日ごと一枚剥がすたび、フラフラと揺れるようになった。なんだか心もとなくなり、先日、近隣の街の大型書店で来年度2022年版を購入した。それを、現在の日めくりカレンダーの後ろに一緒に吊るし支えるようにし揺れを抑えている。

・日没の時間が早くなってきた。日が暮れるのは寂しいものだ。子どものころ、夕方になると遊び場の原っぱを囲む家々に明かりが灯り始め、あちこちから夕飯だと親が呼びかける。一人抜け二人抜けして、さっきまでの熱気が急に衰えてくると、みな合図したようにボソッと別れのことばを口にしながら散らばっていく。

2021年9月21日火曜日

ゲーム:神経衰弱(3rd)

ネット上のゲームサイト「ゲームのつぼ」にある、横8列、縦4行のマス目で競う「神経衰弱」ゲーム*の初級レベルでだが、ついに 32対0 という完全勝利を収めた。(前回:30対2 だった)
(*)神経衰弱ゲーム: https://www.afsgames.com/mind.htm

だからどうなんだといわれると困るが、ついにやったということをブログに残しておくことにした。記憶力の衰え防止のため始めたけれど、正直、改善にはつながっていないが・・・。

(本ブログ関連:”ゲーム:神経衰弱”)

2021年9月20日月曜日

今年最後の3連休

今年(2021年)最後の3連休が終わった。旅行情報を提供するサイト「Trip-prep(トリプレ)」に掲載の「2021年カレンダーで3連休以上をまとめてみました」*を参照したところ、きょうは最後の3連休の最終日になる。今年は、3連休以上が6回あったとのこと。
(*)トリプレ: https://www.trip-prep.com/consecutive-holidays-2021/

敬老の日」といっても、歳を重ねた者にとっては、背に齢の重さをずっしりと感じるばかり。子どもたちの「こどもの日」のような浮き立つ気分になれるはずもない。それでも、休日の賑やかさに誘われて、昼過ぎの公園を巡ってみた。

(本ブログ関連:”敬老の日”)

いつもの探鳥会の観察路にしたがい歩いてみたが、最高気温28.4℃の暑さに負けてハーフコースに切り替えた。園内に植木畑の区画があって、代表的な樹木を間近に見ることができる。そのなかに「ヤブツバキ(ヤマツバキ、ツバキ)」がある。球形の実が熟して褐色になったものもあれば、同じ木から紅色を帯びたものまである。


以前、テレビの番組で、ツバキ油を海の向こうに送ったとの話が紹介された・・・と記憶していて、ネットであらためて確認したところようやく、長崎県にある椿油製造会社の五島椿本舗**のサイトで次のような紹介を見つけた。
(**)https://www.gotohtsubakihonpo.net/category/history/
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日本原産の貴重な椿油は1000年以上も前に、海を渡っているんです。
・7~9世紀に、日本の朝廷が唐(今の中国)に派遣していた遣唐使で、唐皇帝に椿油を献上したと伝えられています。
・797年に編さんされた「続日本記」には、光仁天皇宝亀8年(777年)に渤海国の使者に海石榴***油を贈ると書かれています。
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(***)海石榴
ツバキを、その実がザクロ(石榴)に似ているので、「海石榴」と名付けられたのだろうか。ネットには、異国の現行の発音をもって、古くからの名称に結び付ける怪しげな説を披露するサイトもあるが、Wikipediaは次のような紹介をしている。
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「椿」の字の音読みは「チン」で、椿山荘などの固有名詞に使われたりする。なお「椿」の原義はツバキとは無関係のセンダン科の植物チャンチン(香椿)であり、「つばき」は国訓、もしくは、偶然字形が一致した国字である。
歴史的な背景として、
・日本では733年『出雲風土記』にすでに椿が用いられている。その他、多くの日本の古文献に出てくる。
・中国では隋の王朝の第2代皇帝煬帝の詩の中で椿が「海榴」もしくは「海石榴」として出てくる。海という言葉からもわかるように、海を越えてきたもの、日本からきたものを意味していると考えられる。
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ところで、家族連れでにぎわう公園の小川で子どもたちが水遊びに興じていた。さぞやカルガモもあわてたことだろう。岸辺の葦の茂みに隠れるように2羽が、雨上がりで豊かな流れに浮かんでいた。