[早朝の小雨のため野鳥観察(探鳥会)を休む。結果、今月定例の全2回を休んだことになる]
きょうは二十四節気の「秋分」、かつ国民の祝日(「秋分の日」)でもある。秋分は、春分とともに、形式的には昼夜それぞれ同じ長さになるといわれるが、実際はわずかにズレ(日本の場合、昼が14分間ほど夜より長い)ている。
私にしてみれば、秋分は日没が早まるプロセスに過ぎない・・・寒さが苦手なので、深まる秋に心が落ちつかなくなる。実際、10月に入ると野鳥観察(探鳥会)の集合時刻が30分遅くなる。日昇が遅くなり、鳥の目覚めも遅れて、それに合わせて探鳥会の開始も遅れる。
でも今年の夏は長引きそう・・・秋9月にまで越境しているのだから。それでも朝と夜、水道水が冷たく感じるようになった。
即物的な感想しかないので、もちっと秋の言葉でも探してみよう。
(本ブログ関連:”秋の日のヴィオロンの”)
落葉 ポオル・ヴェルレエヌ
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秋の日の
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。
鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。
げにわれは
うらぶれて
こゝかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。
鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。
げにわれは
うらぶれて
こゝかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。
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今の公園の落ち葉は、夏の暑さに負けたもの。紅葉の結果ではないが、これから曼殊沙華が一面に咲くようになれば、秋が本格的にやって来たことを実感する。もうちょいのはず。