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2025年8月10日日曜日

(資料)大西宇宙飛行士 クルードラゴン宇宙船(Crew-10)で帰還

きょうの日付にかわって、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終了した大西卓哉宇宙飛行士が搭乗する『クルードラゴン宇宙船*(Crew-10)』が、無事帰還した」と発表した。
(*)クルードラゴン宇宙船:「NASA」のCommercial Crew Programの下、「SpaceX社」の「ドラゴン補給船」をベースに開発した「有人宇宙機

「クルードラゴン宇宙船」と搭乗する宇宙飛行士の宇宙服は、まるで映画の模型や衣裳のように斬新であり、これまで見慣れた重々しさがまるでない。実に軽快に見えながら、プロフェッショナルであるF1レーサーのスタイルを思わせるような限りなく地上のデザインになった。

■ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)ニュースリリース
「国際宇宙ステーション長期滞在クルー 大西卓哉宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船(Crew-10)帰還」(2025年(令和7年)8月10日)
    ー https://www.jaxa.jp/press/2025/08/20250810-1_j.html
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1. 帰還日時(時刻は24時間表記):2025年8月10日(日)0時33分(日本時間)/ 2025年8月9日(土)11時33分(米国東部夏時間)
2. 着水場所:カリフォルニア州サンディエゴ沖
3. 搭乗員:「ISS第72」および「73次長期滞在クルー」
    Crew-10 コマンダー            アン・マクレイン(NASA)
    Crew-10 パイロット            ニコル・エアーズ(NASA)
    ミッションスペシャリスト    大西 卓哉(JAXA)
    ミッションスペシャリスト    キリル・ペスコフ(ROSCOSMOS)
4. 備考
・Crew-10ミッション飛行日数:147.7日(3,544時間30分)
・Crew-10ミッションISS滞在日数:145.8日(3,498時間11分)
大西宇宙飛行士の通算滞在時間
    ➣ 通算宇宙滞在時間:262.8日(6,306時間52分)(日本人宇宙飛行士で5番目)
    ➣ 通算ISS滞在時間:258.6日(6,206時間40分)(日本人宇宙飛行士で5番目)
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■ 読売新聞
「大西卓哉**さん帰還、宇宙船がアメリカ・カリフォルニア州沖に着水…ISSでの長期滞在終える」(ワシントン=中根圭一、2025/08/10 00:43)より抜粋
    ー https://www.yomiuri.co.jp/science/20250809-OYT1T50260/
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・大西さんのISS滞在は、2016年以来2度目で、4月に日本人3人目となる船長***に就任した。
・大西さんは、8日夕(同9日朝)にISSを出発する前、(大西さんと交替に)現在滞在中の油井亀美也さん(55)に対し、「この先の滞在、頑張ってください」とX(旧ツイッター)でエールを送った。
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(**)大西卓哉は49歳
(***)日本人のISS船長: 2014年の若田宇宙飛行士、2021年の星出宇宙飛行士に次いで、大西宇宙飛行士が3人目となる(JAXAより)


(付記)
夜、21:00ころに雨が降り始め (6mm/h)、きょうの最低気温 24.6℃(21:20)になった。扇風機だけで充分に熱気をしのげるほど、秋は静かに迫りつつある。

2025年6月29日日曜日

「H2Aロケット」最終50号機打ち上げ成功、衛星を軌道に投入

国産ロケット「H2A」(正式表記: H-IIA)の最終号機(50号機)が、今朝未明、午前1時33分に「種子島宇宙センター」から打ち上げられた。ロケット技術は、次世代の「H3」ロケットに継承されている。

今後は、民間による裾野が広がるだろう。子どものころ、日本のロケットで宇宙旅行することを空想した・・・、いずれそんな時代が来るのは確実だが、そのころまでおれるかはムツカシイだろうけれど・・・楽しみだ。

(本ブログ関連:”民間ロケット”)

■ 読売新聞オンライン
「『H2A』ロケット、打ち上げ成功…幾多の困難乗り越え有終の美『最終号機として役割を全うしてくれた』」(2025/06/29 04:24)より抜粋
    ー https://www.yomiuri.co.jp/science/20250629-OYT1T50024/
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三菱重工業や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは29日未明、国産主力ロケット「H2A」の最終号機となる50号機の打ち上げ成功を受けて記者会見した。2001年の初号機打ち上げ以来、日本の宇宙開発を20年以上にわたって支えたH2Aへの感謝後継機「H3」ロケットへの期待を語った。
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■ Youtube(登録: ANNnewsCH)
「H2Aロケット 最後の打ち上げ成功 予定通り衛星を分離(2025年6月29日)」より抜粋
    ー https://www.youtube.com/watch?v=TMR3lHOnKwM
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24年間にわたり日本の主力ロケットとして活躍したH2Aの最終号機の50号機29日午前1時33分種子島宇宙センターから打ち上げられました。
・その後、予定通り衛星を分離し、打ち上げは成功しました。
・50号機に搭載する地球観測衛星温室効果ガス観測技術衛星 いぶき-GW)「GOSAT-GW」は海面水温や温室効果ガスの観測が目的で、台風の進路予測の精度向上などに役立てられます。
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■ Youtube(登録: JAXA)
「温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶきGW」(GOSAT-GW)紹介ビデオ/"IBUKI GW"(GOSAT-GW)PR movie」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=0CnEcfHNuAA
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本動画では、温室効果ガス・水循環観測技術衛星「いぶきGW」(GOSAT-GW)の仕様やミッションについてご紹介します。
~「いぶきGW」の概要~
「いぶきGW」は、水循環変動観測ミッションと温室効果ガス観測ミッションを担う地球観測衛星です。① 2012年打ち上げの「しずく」の水循環変動観測ミッション、② 2009年打ち上げの「いぶき」、2018年打ち上げの「いぶき2号」の温室効果ガス観測ミッションを発展的に継続し(両観測機能を合わせて)、気候変動のメカニズムの解明に貢献します。
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2025年6月19日木曜日

HONDA 再使用型ロケット実験機の離着陸実験

子どものころの空想科学映画(SF映画)、あるいは小松崎茂の少年雑誌の挿絵が蘇り、今回の悠然としたロケットの姿に感動した・・・月面に着陸したとき、前もって準備する発射台や発射塔は当然ないわけで、直立したロケット単体が描かれていたものだった。だから、アポロ11号の月着陸船を見て、正直不格好と思ったものだ。

さて、日本のロケット関連企業といえば、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と連携の三菱重工業を中心に国策連係の大手が並ぶ。一方、民間独自のロケット企業は、Googleの「Search Labs | AI 」によると、次の通り。

日本の主な民間ロケット開発企業
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Space One: 小型ロケット「カイロス」を開発。和歌山県串本町に「スペースポート紀伊」を建設し、打ち上げを目指す.
インターステラテクノロジズ: 観測ロケット「MOMO」を開発。民間企業として初めて宇宙空間到達を達成.
SPACE WALKER:
将来宇宙輸送システム
・PDエアロスペース:
・AstroX:
本田技術研究所
・ロケットリンクテクノロジー:
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このなかに、ビジネスジェットでも業績をあげている企業、HONDAがある。きのう(6/18)のネットニュースで、「再使用型ロケット実験機の離着陸実験」*の模様が報じられた。イーロン・マスクの「スペースX」社のロケットを彷彿させる。凄いの一言だ。
(*)HONDA:「2025.06.17  再使用型ロケット実験機の離着陸実験に成功」
        ー https://global.honda/jp/topics/2025/c_2025-06-17c.html
        ー 再使用型ロケット(Reusable Launch Vehicle、RLV)
            従来のロケット(Expendable Launch Vehicle、ELV)

(本ブログ関連:”ホンダ”)

■ Yahoo掲載(CNET Japan)
「ホンダが「ロケットの垂直離着陸」に初成功--まるでSpaceXみたいと話題に」(6/18(水) 14:40)
    ー https://news.yahoo.co.jp/articles/9ad196acb1b14f5613a53fa5e81c5040fd77474e
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・ 本田技研工業(ホンダ)は6月17日(16時15分)、自社開発再使用型ロケット実験機による垂直離着陸実験に成功したと発表した。事業化は現時点では未定だが要素研究を進め、2029年に準軌道へ到達できる能力の実現を目指すとしている。

・ 今回の実験では、全長6.3m、直径85cm、重量900kg(乾燥時)の実験機を使用し、北海道の大樹町にある同社専用実験設備から打ち上げた。その結果、目標高度300mに対し、実際の到達高度は271.4m着地位置の目標からの誤差はわずか37cm、飛行時間は56.6秒を達成した。
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■ Youtube(登録:本田技研工業株式会社 (Honda))
「再使用型ロケット実験機の離着陸実験」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=p0jjxqpC0aY


(付記)
きょうも暑い。最高気温が 35.1℃(11:40)と猛暑日が続く。そんななか、シニア向けの体操教室(14:00~)に出かけた。
腰の筋肉を鍛えるために、立ったまま壁に向かって両手を着け、片足を後ろに置き、体を支えながら上下に動かすとよいと・・・家でもできる運動を教えていただいた。

2024年11月4日月曜日

H3ロケット(衛星「きらめき3号」)打ち上げ成功

今回も安定に「H3ロケット」(H3-22S)4号機が、きょう「種子島宇宙センター」から、Xバンド防衛通信衛星『きらめき3号(DSN-3)』の打ち上げに成功した。これにより、同型ロケットの打ち上げを3機連続成功している。

(本ブログ関連:”H3ロケット”)

■ JAXA(宇宙航空研究開発機構)プレスリリース
「H3ロケット4号機による Xバンド防衛通信衛星『きらめき3号』の打上げ結果」(2024年:令和6年11月4日)
https://www.jaxa.jp/press/2024/11/20241104-1_j.html
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから2024年11月4日15時48分00秒(日本標準時)に、H3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げを行いました。
ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約29分11秒後にXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を正常に分離したことを確認いたしました。
今回の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
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■ NHK NEWS WEB
「H3ロケット4号機 打ち上げ成功」(2024年11月4日 16時52分)より抜粋
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241104/k10014628731000.html
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・ロケットに搭載された防衛通信衛星は、防衛省が広い範囲に展開する部隊どうしの情報共有などに使う目的で独自に整備を進めていて、これまでに2機が打ち上げられていました。
・今回、3機目の打ち上げに成功したことで、防衛省が計画している独自の衛星3機を同時に運用する体制が整うことになります
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■ Youtube(登録: ウェザーニュース)
「【打ち上げ成功!!】#H3ロケット4号機 によるXバンド防衛通信衛星「#きらめき3号」」
https://www.youtube.com/watch?v=UMu-Onl_jdE

■ Youtube 記者会見(登録: JAXA)
「第1部:機関代表報告/第2部:技術説明  H3ロケット4号機 打上げ経過記者会見」
https://www.youtube.com/live/a5dvUHaKu9w
ー 第2部:技術説明は、37:27~
ー 会見の各記者が、質問の最初に「打ち上げおめでとう」を添えたのは4名。
ー 安定解析は大変なんですね。

2024年9月12日木曜日

宇宙の日

今日は「宇宙の日」、「国際宇宙年であった1992年に、日本の科学技術庁(現・文部科学省)と宇宙科学研究所(現・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 JAXA)が制定した記念日」(Wikipedia)とのこと。

ソ連のスプートニク衛星、ガガーリンの地球周回、初の女性有人宇宙飛行士のテレシコワ、アメリカの弾道飛行したシェパード、グリソム(いかにも軍人らしい風貌が格好よかった)が蘇ってくる。そして月面着陸のアームストロング船長。

子どもの関心とともに宇宙開発の歴史が進んだ。子どもたちを後押ししたのがテレビのSFドラマだ。今のSF映画は奇想天外な物語が多いが、子ども時代に見た米国のテレビドラマ「宇宙探検」は、科学的であり、異星人(宇宙怪物)と遭遇するといった物語りを繰り広げる以前のものだった。

(本ブログ関連:”テレビと宇宙”)

(以前の本ブログで触れたことがあるが)昔、家庭用テレビが珍しかった時代、近所の家に集まって白黒のブラウン管テレビを見せてもらっていた。まるで映画を楽しむようにアメリカの番組を楽しんだ*。「ハイウエイパトロール」のダン・マシューズ隊長、「宇宙探検(Men into Space)」のエドワード・マコーリー大佐の思い出が今も残る。そしてテレビは瞬く間に普及し、「潜水王マイク・ネルソン(SEA HUNT)」や「裸の町(The naked city)」など、いずれもしっかりした大人の主人公が登場した。
(*)民放テレビは、映画館の入場料を払わず、タダで漫画「ヘッケルとジャッケル」を見せてくれた。

(本ブログ関連:”マイクネルソン”)

NHKアーカイブスに「宇宙探検」(放送年度 1959~1960年度)が記されている。
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009040888_00000
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当時、最新の科学知識に基づいて未来の宇宙征服の夢を描いた空想科学シリーズ。国防省はじめ各宇宙開発研究団体の協力でロケット打ち上げの実写をふんだんに使い、精巧な特殊撮影と共に迫力を生んだ。主人公のマコーレー大佐は常に冷静沈着で、どんな事故にも対処する勇気と能力を持ったスーパーマン。同時に人間的な温かさも兼ね備え、ドラマとしての厚みを出した。(白黒/吹替/アメリカ/原題: Men Into Space

音楽:ヴィクター・ヤング**
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上記解説に「音楽:ヴィクター・ヤング」の名があるが本当だろうか。
彼の、映画「エデンの東」、「八十日間世界一周」の名曲を知らぬ人はいないだろう。「黒い牡牛」も忘れられない。多分、初めてレコード店に一人で行って買ったEPレコードだったと思う。

2024年7月21日日曜日

アポロ11号 人類初月着陸 55周年(日本時間 1969年7月21日 05時17分)

きょうも早朝にどしゃ降り(にわか雨)があった。

55年前、日本時間のきょう(日本時間 1969年7月21日  05時17分 JST=日本標準時 / 1969年7月20日 20時17分 UTC=協定世界時*)、米国(NASA)が打ち上げた「アポロ11号」が月着陸に成功した。その後、1969年7月21日 11時56分15秒(JST)/ 7月21日の02時56分15秒(UTC)に、ニール・アームストロング船長が人類初めて月面に降り立った。
(*)UTC:「ちょっと便利帳」: https://www.benricho.org/worldtime/utc_to_jst.html

(本ブログ関連:”アポロ11号/計画”、”フライ・ミー・トウー・ザ・ムーン (Fly me to the moon)”)

アームストロング船長は、左足を月面に踏み降ろしながら、誰もが知るあの言葉を次のように言った。
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これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。
(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)
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当時、腰痛で入院していた私は、月着陸のニュースを病室のベッドで知った。新聞で詳細な情報を知りたく、家族に駅で販売している大手新聞各紙をまとめて買ってきて欲しいと頼んだ。時間がたっぷりあって熟読した。退院後、新聞記事をいつものように切り取り、紙箱に保管した。

数年後のこと、戸棚の奥に大切にしまっていた紙箱がなくなっているのに気づいた。何と、紙くずと間違えて捨てられてしまったのだ。
紙箱には、ソ連時代の初の人工衛星「スプートニク1号」(1957年10月4日)、初めて地球周回した「ガガーリン宇宙飛行士」(1961年4月12日)の記事、それを追った米国の「グレン宇宙飛行士」(1962年2月20日)、初めて宇宙へ出た「シェパード宇宙飛行士」(1961年5月5日)などの新聞記事切り抜きが入っていたのに・・・。こんなにガッカリしたことはない。


(参考)
Googleの生成AI Geminiに、サターンロケットとH3ロケットを比較してもらった。両者は目的や用途が異なるが、大きさ・性能のあまりの差に驚く。
Q.米国のサターンロケットと日本のH3ロケットの大きさ、性能など比較してください。
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A.米国サターンVロケットと日本H3ロケットの比較

大きさ
項目         サターンVロケット H3ロケット
全長         110.6m                 63m
直径         10m                         5.2m
発射重量 3,381t                 550t
ペイロード 約140t                 約6.5t

性能
項目         サターンVロケット H3ロケット
推力         7,688kN                 1,076kN
段数         3段                         3段
燃料         液体酸素・液体水素 液体酸素・液体ケロシン
開発期間 11年                         約14年
開発費用 約500億ドル         約2,000億円
打上回数 13回                         3回 (2024年07月現在)

その他
・サターンVロケットは、1961年から1973年まで使用された、有人宇宙飛行のためのロケットです。アポロ計画で使用され、人類を初めて月に送り込むことに成功しました。
・H3ロケットは、JAXAが開発している新型主力ロケットです。2023年10月に初打ち上げが行われ、今後、様々な宇宙開発ミッションに使用される予定です。

まとめ
サターンVロケットとH3ロケットは、大きさ、性能、開発期間、費用など様々な点で大きく異なります。
・サターンVロケットは、有人宇宙飛行のために開発された巨大なロケットであり、H3ロケットは、より小型で軽量で低コストなロケットです。
・H3ロケットは、日本の宇宙開発にとって重要な役割を担うことが期待されています。
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2024年7月1日月曜日

H3ロケット打ち上げ、先進レーダ衛星「だいち4号」分離に成功

「JAXA」(宇宙航空研究開発機構)は、本日7月1日 12時6分42秒に「種子島宇宙センター」から、先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)を搭載した「H3ロケット 3号機」(H3-22S)を打ち上げ、16分40秒後に「だいち4号」の分離・軌道投入に成功した。

(本ブログ関連:”H3ロケット”)

先進レーダ衛星「だいち4号」
・この後、半年をかけて実運用が開始されるとのこと。
・JAXA「サテナビ(サテライトナビゲーター)」
    ー https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/project/alos-4/
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「だいち4号」は、日本が継続的に開発してきた観測センサである「Lバンド合成開口レーダ」により、地球を観測する人工衛星です。新技術の導入によって前号機「だいち2号」の性能をさらに向上させ、世界最高レベルの解像度と観測カバレッジ(広域な観測)を実現しています。
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(JAXA: 先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)/H3ロケット3号機打上げライブ中継)

2024年6月27日木曜日

世界の雨分布速報(2024.06.27 06:00-06:59)

来週からいよいよ本格的な梅雨空で、連日雨降りになりそうだ。こんなとき、視覚的に雨雲の動き(予想)を知りたくなる。そして、それを見せてくれる研究者、技術者の努力と情熱に感動する。

■ ウェザーニュース「雨雲レーダー」
日ごろ、ウェザーニュースサイトの「雨雲レーダー」*を利用している。便利な点は、① 画面拡大して地域を絞れること、② 最大60時間後まで予想できるこ・・・60時間(2.5日)先まで <見える化> されているのはありがたい。
(*)雨雲レーダー: https://weathernews.jp/onebox/radar/?fm=header


■ JAXA「世界の雨分布速報
この時期、梅雨の雨雲は一体どこから来ているのか気になって、JAXA(宇宙航空研究開発機構)サイトの「世界の雨分布速報」**を見たところ、中国の四川省(成都)あたりから発生し続いているのが分かる。今後の雨雲の動きを予想できる貴重なサイトだ。
(**)世界の雨分布速報: https://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP/index_j.htm

世界の雨分布速報は、「衛星全球降水マップ(GSMaP:Global Satellite Mapping of Precipitation)」***に基づいて表示されている。
(***)GSMaP: https://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP/guide_j.html#01a
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衛星全球降水マップ "GSMaP"は、「全球降水観測(GPM)計画」の下、
・「GPM主衛星」に搭載された「二周波降水レーダ(DPR)」を中心に、
・複数の降水を観測する「衛星」や「静止気象衛星」を組み合わせて開発した世界の雨マップ。
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世界の雨分布速報 (GSMaP)  2024.06.27 06:00-06:59
JAXA|宇宙航空研究開発機構
ー 本ウェブサイトでは、GSMaPによる1時間ごとの世界の雨の様子を閲覧できる。
https://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP/index_j.htm



■ accu weather
ちなみに、もう少し長期に知りたいとき、「accu weather」****サイトの1か月予報を参照している。この場合は、雨雲の動きではないが、日毎の天候の傾向を知るくらいである。
(****)accu weather: https://www.accuweather.com/

2024年4月24日水曜日

(資料)小型月着陸実証機「SLIM」3度目の月面の画像送信

JAXAの「小型月着陸実証機 SLIM」と交信が維持されていることについて

(本ブログ関連:”SLIM”)

第1回目
日本時間2024年1月20日(00:20 頃)に、月面着陸したJAXAの「小型月着陸実証機 SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)」は、逆立ちした状態のため、太陽電池が起動できる状態でのみ交信できることが分かった。

第2回目
越夜の後、太陽光が当たるようになった日本時間2月25日、SLIMに対するコマンド送信に応答があり、通信機能の維持を確認。
■ SORAE
「【速報・追記】JAXA月探査機「SLIM」2回目の越夜に成功したことを確認」(2024-03-28)より抜粋
https://sorae.info/space/20240328-jaxa-slim.html
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着陸地点が夜を迎えることから日本時間2024年1月31日から休眠状態に入っていたSLIMは、太陽電池に再び太陽光が当たるようになった日本時間2024年2月25日にコマンドを送信したところ応答があり、通信機能を維持して1回目の越夜に成功したことを確認。日本時間2024年3月1日3時すぎに着陸地点が日没を迎えたため、SLIMは再び休眠状態に入っていました。
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第3回目
■ NHK NEWS WEB
「無人探査機『SLIM』3度目の “月の夜” 越え月面画像も送信 JAXA」(2024年4月24日 15時46分)より抜粋
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431751000.html
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日本初の月面着陸に成功した探査機「SLIM」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、23日夜に探査機が再び起動し、通信を確立することに成功したと発表しました。マイナス170度の低温となる “月の夜” を越えたのは3月に続いて、これで3度目となり、月面の画像の送信にも成功しています。
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小型月着陸実証機SLIM @SLIM_JAXA

2024年2月17日土曜日

(資料)H3ロケット 打ち上げ

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、午前9時過ぎに種子島宇宙センターから「H3ロケット」2号機を打ち上げ、軌道投入に成功した。Youtubeで実況中継され、H3ロケットは”リフトオフ”もあっさりと、あれよあれよという間に宇宙へ溶け込んでいった。まことに安定感あふれる光景だった。

(本ブログ関連;”H3”、”JAXA”)

現在の主運用「H2ロケット」から世代を引き継ぐもので、大型化、低コスト化がはかられ、国際商用競争に寄与できるものになるという。年寄りにはともかく、子どもたちに大きな夢をつなぐものになってほしい。

初号機は「去年(2023年)3月(7日)に初号機が打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず、打ち上げに失敗しました。」(NHK NEWS WEB)と報じられた。
その結果を受けて、2号機は、本年2月15日予定から、本日(17日)の午前9時22分(55秒)に設定の通り打ち上げられた。

19:55~「H3ロケット」試験機2号機の打上げライブ中継(JAXA登録)



■Google検索「Search Labs」
Q.JAXAのH2とH3の大きな違いは?
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A.JAXAのH3ロケットとH-IIAロケットの主な違いは次のとおりです。

・エンジンの基数:         H3ロケットは3基、H-IIAロケットは1基
・エンジン1基の推力:    H3ロケットはH-IIAロケットの1.4倍
打ち上げ費用           H3ロケットはH-IIAロケットの約半分の50億円
・全長:                        H3ロケットはH-IIAロケットより10メートル長い最大63メートル
・重さ:                        H3ロケットは575トン
・最大能力:                  H3ロケットはH2Bの6トンを上回る6.5トン以上
部品の数                 H3ロケットはH-IIAロケットの3分の1
打ち上げられる重量  H3ロケットはH-IIAロケットの約1.3倍

H3ロケットは、H-IIAロケットと2020年まで運用された強化型「H2B」の後継機です。H3ロケットは、打ち上げ費用の削減静止軌道打ち上げ能力の増強打ち上げ時の安全性の向上年間打ち上げ可能回数の増加を同時に達成することを目的として開発されています。
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(解説)
■ Youtube: 堀江貴文 ホリエモン 
「JAXAの『H3ロケット』打ち上げ成功について解説します」(← マニアックな解説)
https://www.youtube.com/watch?v=TU8FnejWvEE

2024年1月25日木曜日

(資料)小型月着陸実証機 SLIMの着陸状況

1月20日 00:20 頃、JAXAの小型月着陸実証機 SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)が月面着陸した。けれど、付属の太陽電池が機能していない(太陽光との向きなど)ことが判明、温存のバッテリー電力で、着陸状況を地球に送信することになった。

(本ブログ関連:”SLIM”)

本日、JAXAは受信情報を解析した結果を発表した。SLIM搭載の子機ローバ LEV-2(愛称 SORA-Q)から撮影した画像に基づき、以下の通りの状態(「エンジンを上向きにして『逆立ち』した状態」)であることを説明。ちなみに、LEV-1による月面撮影も成功している。

ちょっと意外な結果だった。・・・月の斜面に着陸したからだろうか?

記者会見:小型月着陸実証機(SLIM)、小型プローブ(LEV)の月面着陸の結果・成果など
(登録: JAXA | 宇宙航空研究開発機構)

■ 読売新聞ONLLINE
「JAXAの月探査機SLIM、月面に『逆立ち状態』でピンポイント着陸に成功」(2024/01/25)より抜粋
    ー https://www.yomiuri.co.jp/science/20240125-OYT1T50132/
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、 20日未明に月面着陸に成功した月探査機「 SLIM 」が地球へ送信したデータの解析結果や、小型ロボット*が撮影した着陸後の機体の様子を捉えた画像()**を公表した。画像では、月面でエンジンを上向きにして「逆立ち」した状態で着陸している機体の様子が写っている。

 SLIMの撮影に成功したのは、JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大で開発した小型ロボットSORA - Q」(重さ約250グラム)。球状から変形し、両脇の車輪で月面を走行できる設計になっている。着陸直前にSLIMから分離され、着陸した機体を撮影した。
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(*)小型ロボット SORA - Q のシステム名は、LEV2(LEV:Lunar Excursion Vehicle)
        タカラトミーの SORA - Q サイト
    - https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/ 
 
(**)画像(JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大提供)
    - https://pbs.twimg.com/media/GErJsQgbwAAR-tW?format=jpg&name=small

2024年1月20日土曜日

大寒 2024、ツグミとかすみ網

きょうは二十四節気の「大寒(だいかん)」、小寒(1/6)を経ての大寒となれば、寒さは最も厳しい。小雨混じりの昼過ぎはとりわけで、(予定に浮かんだ)外出もする気にならない。

(本ブログ関連:”大寒”)

昨深夜から日付を越えたYoutubeで、長時間に及んだJAXA小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸ライブと記者会見を視聴した。おかげで眠りがままならず、昼頃までうつらうつらし続けた。


ツグミ(鶫)と霞網(かすみあみ)

ところで、探鳥会のベテランの方が毎日配信する、早朝の野鳥情報によれば、最近「ツグミ(鶫)」が50羽~100羽の大群となって押し寄せているようだ。探鳥会で私が目にできるのはせいぜい10数羽なので、大規模のツグミの群れを目撃したら圧倒されるだろう。

(本ブログ関連:”ツグミ”)

実際、大量なツグミの群れをイメージできないけど、野鳥狩猟に「かすみ網(霞網)」が使われた時代、食用にツグミを捕獲したという。「野鳥歳時記」(山谷春潮著、日新書院、第五版、昭和21年12月20日)によると、いまでは考えられぬ情報が記載されている。(抜粋)
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鶫(つぐみ)といへば霞網猟での第一位の猟鳥で、一猟期木曽谷だけの収穫が二十万羽*を下らぬといはれる。従って鶫の句には鳥屋場(とやば)**のそれが多い。食料としても極めて美味である。
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(*)かすみ網: 木曽谷だけで一冬に5、60万羽の野鳥(ツグミを含めて)が獲れたという。
(**)鳥屋場: 網を張って鳥を捕らえる所。

(資料)小型月着陸実証機 SLIM の着陸成功

昔、月刊の科学誌に、新聞社系の「科学朝日」・「科学読売」・「日経サイエンス」、出版社系の「自然」(中央公論)・「科学」(岩波書店)・「Newton」(教育社)などあった。今や見る影もなく「日経サイエンス」と「科学」しか残っていない(「Newton」は独自の地位をつづけているが)。

現在の新聞社に、科学部はあるのだろうか・・・科学に「技術」や「環境」の名が付いたものがあるようだ。純粋に科学に関心があり、解説できる記者がいるのだろうか。
今回、Youtubeのライブで、「SLIM」の記者会見を見ながら思った。会見に臨んだ記者たちは、科学の本筋・本質にどれくらい関心があるのだろうかと。<科学>と<技術>と<社会>を切り分ける眼力が、いかばかりか気になる。(岩波の「科学」は、エッジが効き過ぎ)。


小型月着陸実証機 SLIM
JAXA 公開SLIMサイト「Moon Sniper SLIM Project

(本ブログ関連:”SLIM”)

きょう、小型月着陸実証機(SLIM:Smart Lander for Investigating Moon)が月面に着陸した。
・4か月(2023.9.7~)の航行、省エネ軌道・速度により月へ到達。
・ピンポイント「降りたいところへ降りる時代」により月面に着陸(1/20、00:20頃)。
    ー 正常にソフトランディングした(地球との交信が正常に行なわれている)
    - 太陽電池が機能していない(太陽光との向きなど)、数時間のバッテリー電力温存。
・搭載の子機ローバ LEV1、2(LEV:Lunar Excursion Vehicle)を正常に分離。
    - LEV1、2が撮った写真を受信できる状況。

■ Youtube(ライブ:1/19、23:00頃~24:30、<準備> 記者会見:1/20、02:10~)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)
「小型月着陸実証機SLIM ピンポイント月着陸ライブ・記者会見」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Udh6kvjZYC8&t=0s
・ライブは「リアルタイムモニター」を見ながら解説された。
・記者会見で、「『月を見たことはない人はいない』といわれたことがある」(JAXA 宇宙科学研究所副所長 藤本正樹)
    ー 太陽光パネルの不具合にばかり質問が集中した。
    ー 「バッテリーの終わりがミッションの終わりでない」(藤本正樹 副所長)

(ライブ後に、長い間があって、記者会見が開かれた → 記者会見
(登録: JAXA | 宇宙航空研究開発機構)

2023年12月29日金曜日

(資料)月面探査機「SLIM」、月周回軌道へ投入成功

来年といっても直ぐ1月に、月面着陸予定の探査機(小型月着陸実証機)「SLIM」が、予定通り(12/25)、月周回軌道への投入を成功したと読売新聞は報じた。(遅くなったが、次に記す)

(本ブログ関連:”SLIM”)

■ 読売新聞
「日本の月面探査機「SLIM」、月周回軌道へ投入成功…1月20日に月面着陸挑む」(2023/12/25)
https://www.yomiuri.co.jp/science/20231225-OYT1T50223/
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、月面探査機「SLIM」が月の周回軌道に投入されたと発表した。SLIMは今後、徐々に月に近づきながら高度を下げ、来月(1月)20日未明に月面着陸に挑む。成功すれば、旧ソ連、米国、中国、インドに続く5か国目の快挙となる。

 計画では、来月(1月)20日午前0時頃に降下を始め約20分後に赤道付近にある「 神酒(みき)の海」のクレーター近くに着陸する。着陸時は、搭載されたカメラで撮影した月面の画像と、月面の地図データを照合することで、探査機の位置や速度を自動修正。誤差10メートル以内の「ピンポイント着陸」を世界で初めて試みる。
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月着陸の当日(1/20)は、二十四節気の「大寒(だいかん)」。寒い夜、空気はどうだろう。月齢8.6 の上弦の月が膨らみ始めたころ。月面の明るい部分に着陸する様子が見えたら最高だが。(Accuweather の月間天気予報では「おおむね曇り」とのこと)

月に降りたら、ウサギ、それとも宇宙人と会えたか伝えてほしいものだ。

2023年12月5日火曜日

(資料)本年9月7日打ち上げの小型月着陸実証機(SLIM)の月面着陸予定

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、20年の研究をかけた月面着陸プロジェクトについて、下記の記者会見をした。
・探査機の小型月着陸実証機(SLIM: Smart Lander for Investigating Moon)
    ー 高精度なピンポイント着陸(斜面着地)
・月面を移動探査するローバ LEV1、2(Lunar Excursion Vehicle)
    ー 分離後 完全自律行動、LEV1:ホッピング移動、LEV2:変身半球を車輪にして移動

■ JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)
小型月着陸実証機(SLIM)の月面着陸の予定について」(2023年(令和5年)12月5日)
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 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年9月7日に打ち上げた小型月着陸実証機(SLIM)について、2024年1~2月の着陸予定としていましたが、現状、運用が順調に実施できていることを踏まえ、月面着陸について、以下のとおり実施することをお知らせいたします。

2024年1月20日(土) 午前0:00頃(日本標準時) 着陸降下開始
                           午前0:20頃(日本標準時) 月面着陸

 また、上記のタイミングで着陸を実施しない場合の着陸機会は2024年2月16日頃となる予定です。
 小型月着陸実証機(SLIM)は精度100m以内のピンポイント着陸を目標としています。月のような重力天体においては他に類を見ない高精度着陸となり、現在検討が行われている国際宇宙探査計画等においても成果の活用が期待されています。

参考:月面着陸までの今後の予定
 2023年12月25日 月周回軌道投入
 2024年1月中旬    着陸開始への準備開始(軌道調整)
 2024年1月19日   着陸前軌道移行完了

(配布資料)
SLIM: https://www.jaxa.jp/projects/files/youtube/ml_slim_lev1_lev2/jaxa_doc01_20231205.pdf
LEV-1: https://www.jaxa.jp/projects/files/youtube/ml_slim_lev1_lev2/jaxa_doc02_20231205.pdf
LEV-2: https://www.jaxa.jp/projects/files/youtube/ml_slim_lev1_lev2/jaxa_doc03_20231205.pdf
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「小型月着陸実証機(SLIM)及び小型プローブ(LEV)記者説明会」:JAXA Channel提供


(参考)
① 比較的新しく隕石が月面に衝突してできたクレーター*から、飛び出した「マントル」由来の岩石を今回探査する。
(*)クレーター: 今回対象のクレータ名「SHIOLI」(栞(しおり))**
    https://www.isas.jaxa.jp/topics/002261.html
(**)USGSの「惑星命名の地名辞典 - 国際天文学連合 (IAU) 惑星系命名法作業部会 (WGPSN)」に、女優 忽那汐里(くつな しおり、英: Shioli Kutsuna)が <参照> として記載されている。
    https://planetarynames.wr.usgs.gov/Feature/15851

② マントル由来の代表的な鉱物に「橄欖石(かんらん石、olivine)」がある。宝石名「ベリドット」で、結晶は褐緑色した上品な輝きがある。

(本ブログ関連:”かんらん石”)

2023年9月7日木曜日

H2A 47号機打ち上げ成功、月面活動する小型実証機「スリム(SLIM)」搭載

JAXAの「H2A」ロケット47号機が、今朝午前8時42分、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げに成功した。同ロケットには、日本初の月面着陸を目指す小型実証機「スリム(SLIM)」*(および、X線で宇宙観測する衛星「クリズム(XRISM)」)などを搭載している。
(*)SLIM Project 概要説明資料(JAXA)
    https://fanfun.jaxa.jp/countdown/xrism-slim/files/SLIM-presskit-JP_2308.pdf
    - 質量: 200kg(推薬なし) / 約700-730kg(打ち上げ時)
    - サイズ: 高さ:約2.4m、縦:約1.7m、横:約2.7m 

わたしにしてみれば、実際に月面を動いている「スリム」に大いに興味がある。かつて、アポロ11号が月着陸したとき(1969年7月20日)**の感動を重ね合わせながら、今回スリムの実況映像を楽しみたい。
(**)アポロ11号(Wikipedia)より
    - 1969年7月20日20時17分(UTC=協定世界時)にアポロ月着陸船「イーグル」号を月に着陸させた。アームストロングは7月21日の2時56分15秒(UTC)に月面に降り立った。


産経新聞 THE SANKEI NEWS
「『H2A』47号機 月着陸機載せ打ち上げ」(2023/9/7 08:47)より抜粋
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搭載している小型実証機スリム(SLIM)は、月面の目標地点に誤差100メートル以内で高精度に着陸することを目指している。打ち上げから3~4カ月後に月の周回軌道に到着し、着陸は4~6カ月後の見通し。成功すれば旧ソ連、米国、中国、インドに続き、日本は5番目の成功国となる。ロシアも8月に挑んだが、失敗した。
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Youtube「THE PAGE」チャンネル
「『H2Aロケット47号機』打ち上げ成功 日本初の月着陸を目指す探査機を搭載(2023年9月7日)」
https://www.youtube.com/watch?v=5thA8iZvhmw



(追記)
高齢者向け市主催の体操教室
・きょうから、高齢者向けの市主催の体操教室に通うことにした。体操メニューのひとつに「さくら体操」***があって、前半を椅子に座ってする運動、後半を立ってする運動で構成されている。足腰の按配から、現在のわたしにはちょうどよい負荷だ。(追いつくのに苦心した面もあるが・・・。運動メニューには、このほか2種ある)
(***)さくら体操: https://www.youtube.com/watch?v=k36vRCscclY&t=2s

・以前、運動センターに通ったが、体力と合わなくなってやめてしまったことがある。今回は、まるで年齢に合わせたようで、継続の必要性を感じた。

2023年3月12日日曜日

(資料)若田光一氏搭乗のクルードラゴン(Crew-5)帰還

2022年(日本時間)10月6日木曜日の深夜午前1時に、米ケネディ宇宙センターから打ち上げられた宇宙船「クルードラゴン(Crew-5) ”エンデュランス”」(「ファルコン9」ロケットに搭載)に搭乗の4人の宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)到着後、5か月間の長期滞在任務を終えて、(日本時間)本12日午前、米フロリダ州沖合に着水した。

(本ブログ関連:”若田光一”)

NHK放送は次のように報じている。
「宇宙飛行士の若田光一さん ISSから地球に帰還 日本人最長滞在」(2023年3月12日 14時26分」より抜粋
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230312/k10014005881000.html
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・滞在を終えた若田さんら4人の宇宙飛行士は、打ち上げの際に乗ってきたアメリカの民間宇宙船・クルードラゴン「エンデュランス」に搭乗し、日本時間の11日午後4時ごろ、(国際)宇宙ステーション(ISS)を離れました。
・宇宙船は上空でパラシュートを開いてゆっくりと高度を下げ、日本時間の12日午前11時すぎ、アメリカ・フロリダ州の沖合に着水しました。
・JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、若田さんは今回の宇宙飛行の滞在期間が157日あまりとなり、宇宙での滞在時間、国際宇宙ステーションでの滞在時間ともに日本人最長になったということです。
・~、ことし1月と2月には。若田さんにとっては初めてとなる船外活動を行い、新型の太陽電池パネルを取り付ける台を設置しました。

永岡文部科学相「ミッション完遂に敬意」
永岡文部科学大臣は談話を発表し、「大任を終えての無事の帰還を心から喜ばしく思う。わが国にとって国際宇宙ステーションでの活動は、国際的な月探査プロジェクト『アルテミス計画』や、地球から遠く離れた『深宇宙』に向けた国際宇宙探査に必要となる技術の実証のために重要なものであり、ミッションを完遂されたことに敬意を表したい。若田宇宙飛行士には、引き続き、わが国の宇宙開発の意義を国民や世界の皆さんにしっかり見えるような形で発信していただくとともに、有人宇宙開発の未来につながるような活躍をされることを期待している」としています。
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<参考>
公式NASA放送(Youtube)
「NASA's SpaceX Crew-5 ミッション着水」
    ー 長尺の映像末にCrew-5着水、回収の様子が見られる。スパイダーマンも登場する。
    ー 引き出すようにして、車椅子で運ばれる若田さんの姿が見られる。
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米NASAの宇宙飛行士ジョシュ・カサダとニコール・マン、日JAXAの宇宙飛行士 若田光一、露ロスコスモスの宇宙飛行士アンナ・キキナ(NASA の SpaceX Crew-5 ミッションの 4 人のメンバー)は、米東部標準時3月11日土曜日の午後9時02分(0202 UTC 3月12日)に、フロリダ沖に着陸する予定です。地球低軌道での5か月の滞在を終了します。
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アルテミス計画
今回のプロジェクトは、NASAと民間会社(今回「スペースX社」)による宇宙開発への大きなステップになった。次のステップに、月面着陸の国際協力「アルテミス計画」がある。
このアルテミス計画(Wikipedia)とは、
・主にアメリカ航空宇宙局(NASA)とNASAが契約している米国の民間宇宙飛行会社、
・欧州宇宙機関(ESA)、
・日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)、
・カナダ宇宙庁(CSA)、
・オーストラリア宇宙庁(英語版)(ASA)
などの国際的パートナーによって実施される。

2022年10月6日木曜日

(資料)若田光一氏搭乗のクルードラゴン

きょうの日付にかわった深夜午前1時、米国ケネディ宇宙センターから打ち上げられた宇宙船「クルードラゴン(Crew-5) ”エンデュランス”」(「ファルコン9」ロケットに搭載)が、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かうため、地球周回軌道に投入された。そのとき、私はまさに爆睡して、ロケット発射の映像を見ることができなかった・・・。

搭乗員は4名で、JAXAの若田光一氏は日本人最多の5回目の宇宙飛行となり、ほか3名(米国2人、ロシア1人)は初めてとのこと。若田氏のリーダシップが発揮されるだろう。それにしても、ロケットも宇宙船も宇宙服もデザインがとてもスマート。

(本ブログ関連:”若田光一氏”)

今回、「スペースX」社(CEO イーロン・マスク)が打ち上げ、民間による宇宙開発の第2ステップというべき時代を迎えた。米国の宇宙開発事業が本格的に民営化されるのを目の当たりにしたわけだが、日本で民間による宇宙開発(管制を含めて)はどうなるのだろうか。

読売新聞オンライン
「若田光一さん搭乗のクルードラゴン打ち上げ成功…『この調子で頑張ります』」(2022/10/06 11:37、冨山優介)
https://www.yomiuri.co.jp/science/20221006-OYT1T50060/
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・【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一・宇宙飛行士(59)ら4人を乗せた米スペースX社の宇宙船クルードラゴンが5日正午(日本時間6日午前1時)、米フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。クルードラゴンは予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。

・若田さんの宇宙飛行は5回目。若田さんは動画中継を通じ「非常にスムーズな打ち上げでした。この調子でチームワークを持って頑張ります」と日本語で話した。

・・・・ISS滞在中、若田さんらは日本実験棟「きぼう」で、月面探査車に使う潤滑剤の性質を調べる実験などに取り組む。
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(追記)
JAXA:「【録画】【Crew-5】若田宇宙飛行士 ISS到着生中継」(2022/10/07、Youtube)
・ファルコンロケットの第1段は、再利用目的から海上の船に逆着陸した。
・クルードラゴンは、打ち上げ約29時間後、日本時間の6時1分、ISSとドッキングした。


なんと、月面を走る日本製の車(友人与圧ローバ)のエンブレム部分に、”TOYOTA”の文字がある。

2022年6月6日月曜日

芒種 2022、アミノ酸(砂や石に大量の水)、(追記)関東・甲信梅雨入り

きょうは二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」で、イネ科植物の種をまくころ。芒種の文字にある「(のぎ)」は、コメ、ムギなどイネ科の種の先端にある棘状の突起をさす。

(本ブログ関連:”芒種”)

そろそろ梅雨になれば、田植えの時期になるだろうけれど、武蔵野の台地は水田に向かない。わずか台地の崖線に沿って流れる野川の一部に水田の面影が残っているものの、農業としての水田は約50年ほど前に消滅したようだ*。
(*)水田跡碑物語: https://koganei-kanko.jp/maron/archives/10394

きょうは一日小雨で、日中・夜間になっても気温は 16℃前後でしかなく、厚着して過ごした。いずれ、きょうの記録見て、最高気温が19.6℃だったと驚くかもしれないが、それはきょうの日付に変わった深夜 00:02のことに過ぎない。肌寒い日だった。


(付記)アミノ酸
外出も何ごともない一日だったが、ネットニュースにすごい発見が報じられていた。「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で採取したサンプルにアミノ酸が見つかったというのだ。

■ 読売新聞オンライン(2022/06/06)・・・ 要約
「『はやぶさ2』採取の石から15種のアミノ酸…宇宙由来の物質、地球の生命誕生に関与か」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220606-OYT1T50079/
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・宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、地球と火星の間を回る小惑星「リュウグウ」から計5.4グラムの石を採取し、2020年12月に地球に持ち帰った。日米の研究チームが石の一部の解析を進めている。外気に触れない状態で分析した結果、15種類のアミノ酸を検出した。構造が微妙に異なるものも含めると、30種類以上に上る
・中には、人間や動物などのたんぱく質をつくるアミノ酸もあり、体内でエネルギーを生み出す反応に関係する「アスパラギン酸」や、うまみ成分の「グルタミン酸」などが見つかった。
・成果は今後、論文として発表される見通し。
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同様のニュース
■ NHKニュース(2022年6月6日)
NHKのニュース記事では、詳しい分析を行っているのは国内8研究チームと書かれている。一方、上記の読売の記事では、日米の研究チームとされている。
「小惑星『リュウグウ』砂などから “生命に関係深い”アミノ酸」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220606/k10013659611000.html


(追記)リュウグウの砂や石に大量の水
■ 読売新聞オンライン(2022/06/10)・・・ 抜粋
「『はやぶさ2』採取、リュウグウの砂・石に大量の水…地球の海の起源解明に期待」
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220610-OYT1T50171/
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北海道大や宇宙航空研究開発機構( JAXA)などの研究チームは、日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから地球に持ち帰った砂や石に大量の水が含まれ、46億年前に太陽系が作られてから間もない頃の状態を保っているとみられると発表した。地球の海の水がどこから来たかや太陽系の成り立ちを巡る謎解明のヒントになる成果だ。成果は10日、科学誌「サイエンス」*に掲載された。
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(*)JAXA発表 https://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20190419_Science/


(追記)関東・甲信梅雨入り
(実は、6/7早朝の)TVニュースを見て知った。それも、西日本(沖縄・奄美を除く)よりも先に関東・甲信が梅雨入りしたというのだ・・・ PCしか見ていないと気づかない。

■ 気象庁
「令和4年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」(更新日:令和4年6月6日)
https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html

令和4年の梅雨入り                                
地方令和4年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月4日ごろ6日早い1日早い5月10日ごろ5月5日ごろ
奄美5月11日ごろ1日早い6日遅い5月12日ごろ5月5日ごろ
九州南部5月30日ごろ5月11日ごろ
九州北部6月4日ごろ5月11日ごろ
四国6月5日ごろ5月12日ごろ
中国6月6日ごろ5月12日ごろ
近畿6月6日ごろ6月12日ごろ
東海6月6日ごろ6月13日ごろ
関東甲信6月6日ごろ1日早い8日早い6月7日ごろ6月14日ごろ
北陸6月11日ごろ6月13日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月19日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月19日ごろ

2020年12月16日水曜日

(資料)「はやぶさ2」 想定以上のサンプル採取

昨日(12/15)、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から採取したガスおよびサンプル砂粒について次のようにプレスリリースした。

(本ブログ関連:”はやぶさ2”)

さらに記者会見で、惑星科学の観点から、化学だけでなくメカニカルの面で物質進化の解明ができることを期待されるとしめくくられた。

ガス
地球の大気成分とは異なることが示唆される、地球圏外からの気体状態の物質(ガス)のサンプルリターンは世界で初めて
ー(記者会見: 揮発性ガスの存在を期待とのこと) ← 有機物の存在の有無!
ー(記者会見: 発見のガスはサンプル融解・太陽風などで発生したと考えられるとのこと)

砂粒
サンプルキャッチャーA室(直径48mm)内部に想定以上の、数ミリサイズの黒色砂粒が見られる。
ー(記者会見: 100mmg以上と考えられる、色から有機物の存在を期待とのこと)
ー(記者会見: 小惑星イトカワと比べて採取量が圧倒的に多く、色が黒いのが特徴(隕石とも違う)とのこと)


① 「小惑星探査機「はやぶさ2」のサンプルコンテナから採取したガスの分析結果について」(2020年(令和2年)12月15日)、抜粋。
https://www.jaxa.jp/press/2020/12/20201215-2_j.html
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 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセル内のサンプルコンテナから採取したガスが、小惑星Ryugu(リュウグウ)からのガスサンプルであることを確認しましたのでお知らせします。
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② 「小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星Ryugu第1回タッチダウン時採取サンプルの確認について」(2020年(令和2年)12月15日)、抜粋。
https://www.jaxa.jp/press/2020/12/20201215-3_j.html
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 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2020年12月15日小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルのサンプルコンテナ内サンプルキャッチャーA室において、第1回タッチダウン時に採取した小惑星Ryugu(リュウグウ)由来のサンプルを確認しましたのでお知らせします。

 2020年12月6日に豪州ウーメラにて回収された「はやぶさ2」再突入カプセルは12月8日にJAXA相模原キャンパスに搬入され、以降、再突入カプセル内のサンプルコンテナの開封作業を行っています。12月15日11時00分にサンプルコンテナ内サンプルキャッチャーA室を開封し、第1回タッチダウン時(2019年2月22日)に採取・格納されたと考えられる小惑星Ryuguサンプルを確認しました。

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「はやぶさ2」カプセル内に小惑星の「砂」 JAXAが会見(2020年12月15日)

(Youtubeに登録のTHE PAGEに感謝)



(追記 12/18サンプル(砂粒)の重量 約5.4グラム
JAXA発表の「小惑星探査機『はやぶさ2』が採取した小惑星Ryugu(リュウグウ)サンプルは約5.4グラム」(2020年12月18日)から抜粋。
https://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/17721.html
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小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルにより地球帰還した小惑星Ryugu(リュウグウ)サンプルの重量が約5.4グラムであることがわかりました。
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