年々、行動範囲の同心円が狭まっている。それを突破するのに、毎週木曜日の「イディッシュ語教室」は貴重な機会である。通学に使う地下鉄の「1/f」揺れに、大いにリラックスさせてもらっている。
先週(7/5)、振り替え休講だったため、ひと心地ついたはずなのに、怠け癖があってか予習を忘れたりして・・・間抜けな話だ。
(本ブログ関連:”春期イディッシュ語 2018”)
授業は、先生が先日出席されたイスラエルでの研究会の話題をまじえて工夫いただいた。
① 先生がイスラエルで入手されたテキスト「ייִדיש צום נײַעם לערן ־ יאַר」の続き
・トピック別に順に読みつぐ
② 基本テキストの読み物「די עלטערן פֿונעם בעל ־ שם ־ טובֿ און אליהו הנבֿיא」(Ba'al Shem Tov の両親(となる夫婦)と予言者Elijah)の輪読
③ テルアビブで開かれた研究者の会議の様子を、一般向けに楽しく聞かせていただいた。
・研究者の紹介から人柄が知れて、ぐっと身近に感じられた
(受講者からの話題も楽しい)
・上記②の予言者(Elijah)に相当する、中国の仙人「呂洞賓(りょどうひん)」・・・中国古典に造詣の深い受講者から
・ワルシャワの都市地図から歴史的な場所の紹介・・・ポーランドの経験が長い受講者から
・人間が土のちりでできていること(「創世記」2章7)・・・キリスト教の古典に造詣の深い受講者から