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2025年6月17日火曜日

ついに猛暑日(35℃ 突破!)

いやあ「何て日だ!」。まさに、バイキングの小峠さんの決まり文句の通り。

最高気温が、36.0℃(14:20)に達した。きのう・おとついと連続して「真夏日」だったが、ついに「猛暑日」になった。家の中に熱気が侵入して暑苦しい。きのうは、エアコンの<除湿>機能を初起動したが、きょうは<冷房>機能を初起動した。

ウェザーニュースの予想通り、「2022年の記録(6月25日)を更新して観測史上最も早い猛暑日」となった。

■ ウェザーニュース
「今週は真夏のような蒸し暑さ続く  東京で過去最早の“猛暑日”になる可能性も」(2025-06-15 17:59 )
    ー https://weathernews.jp/news/202506/150206/

(参考)夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など気象庁の用語
            ------------------------------------------
            夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
            真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
            猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
            熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)
            ------------------------------------------

夏といえば、ハワイアンの旋律が浮かぶ。随分とブームになった時代もあった。また、エルヴィス・プレスリーには、ハワイを舞台にした映画が複数ある。そんな時代のころ、阿佐ヶ谷駅の北口にあった2本立て映画館*で見たのが「南太平洋」(日本初公開1959年:昭和34年)だ。
*)2本立て映画館は、封切後の周回遅れの映画を上映する、館内がヤニ臭いものだった。

WWⅡの太平洋の島を舞台に、米海兵隊員と従軍看護婦が、島に住む人たちとのそれぞれの恋愛関係を描いたミュージカル映画だ。中学生には、人間模様の理解より、美しい旋律の方に関心がいった。なかでも「バリハイ」は名曲だが、ストリングスで定評のマントヴァーニ**による映画主題曲を聴いてみよう。
**)そういえば、最近、イージーリスニングという言葉を聞かないな。

■ Youtube(登録: natumelow)
「Mantovani 映画『南太平洋』 ”Some Enchanted Evening(魅惑の宵)”」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=HJCgk2m2xIw



(追記)
何と!  映画「南太平洋」のフルバージョンをフリーで鑑賞できる。

■ Youtube(登録:Samuel Goldwyn Films)  
「South Pacific  |  Full Classic Musical Movie  |  WATCH FOR FREE」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=pJm63X0cpBo

2025年6月16日月曜日

小公園のカルガモとドルニエ228

きょうはとても暑い。最高気温が 31.6℃(13:27)で、きのうの 30.9℃(17:27)に連続しての「真夏日」だ。おまけにむしむしする・・・たまらずエアコンを(今年初)起動した。

(参考)夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など気象庁の用語
            ------------------------------------------
            夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
            真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
            猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
            熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)
            ------------------------------------------

まさに昼、2つの公園へ出かけた。ひとつは、前回(6/6)訪れた小公園で、池の水循環ポンプが修理されて水枯れから回復したその後を見届けるため。もうひとつは、そのまま気分がのって、南にある大きな公園まで足をのばしてみた次第。

小公園の池

小公園の小さな池は、水が満たされていた。順調に水が循環しているようだ。前回観察したとき1羽だった「カルガモ」が、今回3羽になっていた。ただし、母子連れは見えない。
どれも成鳥のようで、2羽、1羽に分かれていた。遠くに見える1羽が気にかかる・・・番(つが)いとなる相手が見つからなかったのだろうか。


池の中にある岩の上に、カメ(「アカミミガメ」?)が日向ぼっこしていたので、そっと近づきカメラを向けたところ池の中にドボンと飛び込んでしまった。カルガモと比べて警戒心が強い。


南の公園

大木の陰でベンチに座って、ボンヤリと広場を見ていたら、向かいの木立の上を着陸態勢の「ドルニエ228」が低空で横切った。そのまま、調布飛行場に着陸したようだ。遠くから、プロペラのピッチ(角度)調整による逆推力のゴーっという轟きが聞こえてきた。

(本ブログ関連:”ドルニエ228”)

2025年6月15日日曜日

梅雨の自然観察園

昨夜および早朝、小雨が降った。きのうの南の風に湿気が運ばれて満ち、一日じっとり汗ばんだ。ときどき雨雲が通り抜けて、忘れたように小雨がぱらついた。夕方まで気温が次第に上昇して、17:27に至って、最高気温 30.9℃ に達した。

昼過ぎ、公園併設の「自然観察園」に出かけた。園の入口に広がる原っぱの雑草(野草でもあるが)がすっかり刈り取られていた。このまま観察園全体に広がるかどうか。

このところ(10,11日と14,15日)の梅雨の雨により、湿地エリアをまたぐ順路は、じめじめした湿気に覆われていた。ただし、園内の池には久しぶりに水が満ちて・・・梅雨の恵みだ。

きょうも、観察園入口の掲示板に貼りつけた野草の写真を目的に、「今月の花だより」の地図を片手に持って所定の場所を巡った。

ホタルブクロ(写真左)、ヤマホタルブクロ(写真右)
・入口から東に向かう小道、園内と外部を区分する柵の内側の足元に、「ホタルブクロ」の白い花が釣鐘状に咲いていた。花の色について、「赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い」(Wikipedia)とのことだが・・・園のものは白色だ。
・園の北側に、ゲンジホタルを育てる一画に「ホタルの里」があり、柵で囲われている。その内側に「ヤマホタルブクロ」が淡紅紫色*の花を釣鐘状に咲かせていた。
(*)写真では白っぽく見えるが、実際には紫が濃い。



ウグイスカグラ(写真左)、オニシバリ(写真右)
・水いっぱいの「かがみ池」の隣りに小道があり、池側奥に落葉低木の「ウグイスカグラ」の枝葉が広がっている。よく目を向けると小さな赤い実を見つけることができた。
・北側の順路を西に進む途中、「オニバシリ」の赤い実を探した。これも目立たぬ小さな実だ。



ハンゲショウ(写真左)、クチナシ(写真右)
・毎年この時期にお馴染みの、葉を白く変色するドクダミ科の「ハンゲショウ」が目立つ。園内は、「ドクダミ」の白い花が覆っている。ハンゲショウは、花の代わりに葉を白化粧をしている。
公園入り口に、今を盛りと常緑低木の「クチナシ」が白色の花を咲かせている。まだ辺りに香りを漂わせるには至ってないが。写真左下の赤丸に「バッタ」の姿があった。なんの種か分からないが・・・。

2025年6月13日金曜日

オウム病 / タヌキの疥癬 / ネコのマダニ媒介感染症

きょうのテレビの情報番組(TBS「Nスタ」)で、「オウム病」に感染して亡くなったケースを紹介していた。患者は、鳥を飼っていなかったというのだから怖い。

病原体「オウム病クラミジア」が、鳥(飼い鳥のオウムインコ、野生のハトスズメカラスなど)のフンを媒介して、人間に感染する・・・特に、免疫力が低い妊婦高齢者は重症化リスクがあるという。

野鳥観察仲間で、そんな話を聞いたことがないが、要注意な情報であることに違いない。

ずいぶんと昔のこと、仕事帰りの路上で、何かが降ってきたことがあった。頭頂にトリのフンらしきものが付いていたのだ。ティッシュでぬぐい取ったが、帰宅後、いそいで髪を洗った記憶がない・・・。
鳥仲間に、冗談で、そのせいで頭髪が薄くなったといったことがあるが。オウム病のリスクもあったわけで、思い返せば恐ろしいことだったのかもしれない。

■  TBS NEWS DIG(抜粋・編集)
「『オウム病』 死に至る場合も 免疫力が低い妊婦、高齢者は重症化リスク 感染予防対策は?【Nスタ解説】」(2025年6月13日(金) 20:46)
    ー https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1978416
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・長崎県で鳥を飼っていなかった30代の妊婦が「オウム病」で死亡した疑いがあります。
・病原体の「オウム病クラミジア」は、人と動物が共通で感染します。
    ー 鳥のフンに出され、塵(ちり)とか埃(ほこり)となって風などで飛び感染する可能性がある。
    ー 鳥を飼育しなくても、(野生の)ハト、スズメ、カラスなど、どんな鳥からでも感染する恐れがある。
感染後 1週間潜伏して突然 38℃以上のせき全身の倦怠感頭痛など、インフルエンザと似た症状が現れます
    ー 重症化すると呼吸困難意識障害をおこし、死に至ることもある病気
・主な感染経路は2つ。① オウムやインコなどに口移しでエサを与えたり、② フンに含まれた菌を吸い込んだりすること。
野外での注意:鳥との接触を避けむやみに触らない、鳥のフンがある場所に行ったときも、手洗い・うがいをします。
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上記「TBS NEWS DIG」より

(追記 6/14) タヌキの疥癬
動物から感染する病気について、「奇妙な動物と出会った(実はタヌキ)」という話題から、RKK熊本放送が次のように報道している。

■ Yahoo掲載:RKK熊本放送「RKKスクープ投稿」(抜粋・編集)
「『顔はオオカミ 身体はツルツル』ヘンテコ動物の正体は…人間のせい?」(6/13(金) 20:02)
    ー https://news.yahoo.co.jp/articles/8f3847e080900ef37a713622b43decae66d6451c?page=2
    ー(RKK 元版)https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/1977092?display=1
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・(熊本博物館 学芸員 )清水稔さん「これは病気で、『疥癬(かいせん)』という皮膚病にかかっている。身体が痒くなってボリボリ掻いてしまい、毛が抜けてこのようになってしまう」/ こうしたタヌキは衰弱していることも多く、思わず手を差し伸べたくなるかもしれないが「(人にうつる可能性は低いものの)安易に触れないように」と話します。
・この『疥癬』は、もともとはイヌが感染しやすいもので、放置されたイヌの餌を食べにやってきたタヌキがそこで感染するケースが多いのだとか。
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(追記 6/15)ネコのマダニ媒介感染症
同じ 6/13 のネット報道に、「オウム病」、「タヌキの疥癬」、および下記の「ネコのマダニ媒介感染症」について記事が掲載されていた、季節がらだろうか。

■ NHK WEB(抜粋・編集)
「ネコ治療した獣医師死亡 マダニが媒介する感染症の疑い 三重」(2025年6月13日 15時54)分」
    ー https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250613/k10014834291000.html
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・マダニが媒介する感染症、SFTS =「重症熱性血小板減少症候群」に感染したネコの治療にあたった獣医師が、先月、呼吸困難などの症状で病院に搬送の数日後に死亡した。
    ー SFTSとは、主に原因となるウイルスを持ったマダニにかまれることで感染する。
6日~2週間の潜伏期間後発熱せき、それにおう吐下痢などの症状が現れ、重症化すると血液中の血小板が減少して出血が止まらなくなったり、腎臓の機能が低下したりして死亡することがある。
・SFTSを発症したペットのイヌネコから感染するケース、患者の血液から医師が感染したケースが報告されていて、厚生労働省は動物ヒト血液唾液などを介した感染にも注意が必要としている。
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2025年6月12日木曜日

長嶋選手(監督)

日本のプロ野球史上、テレビを通じてヒーローだった長嶋さんが亡くなられて、すぐにテレビで追悼・回顧番組*が放送された。ラジオの時代は、川上選手(監督)、水原選手(監督)、別所投手がいた・・・ここまでは記憶にある。もっと昔(戦前・戦後)に、沢村投手、白系ロシア人のスタルヒン投手がいた。
(*)NHKで放送(含む:再放送): https://www.nhk.jp/g/pr/blog/sf8wlt1x88/

(本ブログ関連:”長嶋さん”)

長嶋さんについての深夜のテレビ番組を視聴しながら、あらためて日本のプロ野球の歴史(1920年から約100年間)の厚みを感じた。アメリカのプロ野球は、1870年以来の歴史があるようで、日本より50年古い・・・その分、歴史が重なり物語が語られる。

ケビン・コスナー主演の映画「フィールド・オブ・ドリームス」を見たとき、アメリカの野球は物語を創れるほど、人々の心に刻まれていると感じた。野球の歴史は純化して伝説となる。トウモロコシ畑にグラウンドを作る場面は、それだけでも「なぜ」・「どうして」と語れるほどの背景があったし、畑の中からかつての名選手が現われてくる幻想場面は圧巻だった。

(本ブログ関連:”フィールド・オブ・ドリームス”)

アメリカの大リーグに日本から進出して活躍した・活躍中の選手や投手に、野茂投手、イチロー選手、松井選手、ダルビッシュ投手、大谷選手(投手)がいる。彼らの後、もしかしたらアメリカのチームの監督として名を残す日本人が現われるかもしれない。

2025年6月11日水曜日

台風1号「ウーティップ(=蝶)」発生、(6月の満月)

南シナ海で、「台風1号」が発生したという。正直、最初の台風のせいで日本が被害を受けたという記憶がないので、1号といっても特別意識することはないのだが。きのう・おとついと「梅雨入り」に触れたので、台風についても調べてみた。

■ tenki.jp(日本気象協会 本社)
「台風1号『ウーティップ』ようやく発生 統計開始以来5番目に遅い 日本への影響は?」(日直主任、2025年06月11日10:25)
    ー https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2025/06/11/34061.html#google_vignette
-----------------------------------------------------
・今日11日(水)午前9時、南シナ海で、台風1号「ウーティップ」が発生しました。台風の発生は今年初めてで、統計開始以来5番目に遅い発生です*。台風1号は今後、大陸方面に進み、日本への直接的な影響はありませんが、熱帯育ちの非常に湿った空気が14日から15日頃、日本付近に流れ込み梅雨前線の活動が活発化するおそれがあるため注意が必要です。
中心気圧は994hPa中心付近の最大風速は18m/s最大瞬間風速は25m/sとなっています。
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(*)台風1号の発生時期:  Google Seach Labs | AI より
    ・例年: 台風1号の発生は、平均すると3月上旬~中旬頃が多い。
    ・遅い発生: 6月以降に台風1号が発生するのは記録的で、2016年以来9年ぶり。
    ・過去の記録: 最も遅い台風1号は、1998年7月9日。


台風の「番号」、最近付される「名前」

■ 気象庁( 知識・解説 >台風について)
「台風の番号とアジア名の付け方」← 要約
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html
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① 台風の番号: 毎年1月1日以降に発生した順に番号付けする。
② 台風の名前「アジア名」: 平成12年(2000年)、北西太平洋・南シナ海で発生する台風に、同領域に共通の固有の名前(加盟国など提案の名前 140種)を付けることになった。
台風1号の名前「ウーティップ」について
    ・提案番号:35
    ・提案国/地域: マカオ(中国 特別行政区)
    ・名前: Wutip(ウーティップ)
    ・意味: ちょう(蝶)
-----------------------------------------------------


何度も記したが、子どものころの台風といえば

① 九州にいたころ、昔の家の雨戸は木製で、大型台風が来るたび、父は雨戸に釘を打って固定した。だから、いまだに台風に恐れがある。
② 台風被害について微かに記憶にあるのは、青函連絡船の「洞爺丸事故」(1954年)、しょっちゅう通路になった「室戸岬」の地名も・・・「室戸台風」(1934年)がある。
③ 台風被害の大きさを感じたのは、世間について理解し始めた小学生のとき、愛知県から来た転校生に聞いた「伊勢湾台風」(1959年)のことだ。


(追記)6月の満月 「ストローベリー・ムーン」
6月11日の<月>は満月だが、すっかり「梅雨入り」気分になっていて、ブログに記すのを忘れていた。

(本ブログ関連:”満月”)

米国の農事暦では、6月の満月を「ストローベリー・ムーン」と呼ぶそうだ。日本のイチゴの最盛期は5月で、米国は6月なのだろうか? 野苺もあることなので何ともいえぬが。

イチゴは、温室栽培されるようになって季節感が乏しくなったけれど、ストローベリー・ムーンの言葉に「かわいい」といわれるかもしれない・・・世間では反応がないようだけど。

2025年6月10日火曜日

関東・甲信 梅雨入り 2025

きょう、関東・甲信地方および北陸地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表された。無事にというか、やっぱりというべきか、梅雨は自然・農業にとって重要な節目だ。雨に濡れるのは難儀だが、季節の巡りを感じてホッとする面もある。

■ ウェザーニュース(← 要旨)
「梅雨入り・梅雨明けは、誰がどのように判断して発表する?」v(2023/07/09 05:00)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202307/080115/
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地方ごとに気象庁気象台が判断(←  管区気象台も
・梅雨入り・梅雨明けを発表するのは、地方ごとの気象台です。←  地方予報中枢官署

判断の明確な定義はなし←「梅雨入り」を含めて 総合的な判断
・気象庁の発表する「梅雨明け」の決め方には、明確な定義があるわけではありません。

梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値 秋に見直されることも
・(以前)梅雨入り・梅雨明けの期日は秋になってから大幅に見直しがなされ、20日間以上もの大修正となった地域もありました。

梅雨明けが発表されないことも  (← 「梅雨入り」も同様
地方によっては、梅雨明けが発表されない年もあります。
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ところで、東アジアのモンスーン(季節風)地帯で梅雨の影響を受ける各国(日本・中国・韓国)のうち、日本は「梅雨入り」の日付を速報しているが、韓国は中止したと聞いたことはあるが、中国は不明(ネットで調べるといろいろな回答があって)。


■気象庁
「令和7年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」→  令和7年の梅雨入り(更新日:令和7年6月10日)
    ー https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html

2025年6月9日月曜日

関東甲信の梅雨入りはいつか? 有楽町で逢いましょう

例年、関東甲信地方の「梅雨入り」は6月7日で、昨日(6/8)のテレビの天気予報で、小雨の降るきょうかもしれないといっていたが、気象庁の発表はまだない。このところ立て続けに西日本で梅雨入りしている。さらに、沖縄はさっさと昨日(6/8)「梅雨明け」してしまった。

明日、明後日と多少の雨が予想されているが、どうだろう・・・その後、また晴れ空が戻ってくるようだし・・・。

梅雨の雨は、自然の生きものたちにとって慈雨で貴重だ。農作業もそれに沿って計画されている。ただ、自然や農業と無縁の都市生活者だけが不満をいう。

■気象庁
「令和7年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」→  令和7年の梅雨入り(更新日:令和7年6月9日)
    ー https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html


<低音の魅力> といわれたフランク永井(1932年[昭和7年] 3月18日 ~ 2008年[平成20年] 10月27日))の歌詞に「あなたを待てば 雨が降る」がある。雨の時期、子どもながら(おとなの気分で)口ずさんだことを思い出す。

■ Youtube(登録: niro1211)
有楽町で逢いましょう フランク永井 昭和33年 ビクター」  ← リリースは、昭和32年(1957)のようだ
    ー https://www.youtube.com/watch?v=7Nog3QNmCq4

2025年6月8日日曜日

レインボーと虹

梅雨間近。例年なら、関東甲信の場合、6月7日が梅雨入りなのだが、今年は少し遅いかも知れない(素人予想では、か?)。カラッとした夏の雨あがりに出現する「虹」は爽快さをくれるが、梅雨どきの虹は余り人気がないような気がする。

虹(レインボウ)の言葉について、思いつくままネットで遊んだ。

・レインボー: 「rainbow」 =「rain」(雨)+ 「bow」(弓 → 飛ばす)    なるほどね!
    ラテン語で虹は、「arcus」(弓) だそうだ。 そういえば「archery」(弓術)*がある。
    (*)日本大百科全書(ニッポニカ)
            ー https://japanknowledge.com/contents/nipponica/sample_koumoku.html?entryid=1113

・虹**:虹 = 「虫」(蛇 → 虫)+ 「工」(貫く)    なるほどね!
    (**)  Wikitionary
            ー https://ja.wiktionary.org/wiki/虹

「レインボー」も「虹」もそれぞれ、「もの」と「動作につながる要素」で構成されているようだ。

ところで虹について、三角プリズムの分光(白色光を各種の色の光に分散る原理)を使って説明される。子どものころ。虹が発生した場所に行けば、きっとプリズムが地面にあるに違いないと思ったことがある。虹を見つけて、自転車に乗って虹の根元まで行こうとしたが、たどり着くことができず、果たせなかった。


(参考)
■ hellog~英語史ブログ(堀田隆一氏)
「#11. 『虹』の比較語源学[ etymology] 」
    ー https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2009-05-10-1.html

2025年6月7日土曜日

野鳥観察(83)

このところ、早朝(6:30ころ)の気温が 20℃を超えて楽勝なのに、昼夜逆転をぶり返してしまい、目覚めが遅くなっている。でも、きょうの野鳥観察(探鳥会)にはぜひ参加したく頑張って起床した。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

公園の観察フィールド北側の原っぱは、前回と比べて野草がますます茂り、集合地点の「トウカエデ」の樹下までの踏み後が分からなくなるほど。
探鳥開始までの間、当地域の野鳥(今の時期忙しい「カイツブリ」や「カルガモ」の親子、他)を撮影して、毎日配信いただくベテランの方から、はがきサイズの今月のカレンダーをみなと一緒にいただいた・・・早朝の淡い逆光を受けて樹上にたたずむ、まるで英国絵画のような「オオヨシキリ」の写真付きのものを選ばせてもらった。

さて、観察路を囲む木立ちは、朝陽を閉ざすほどに緑が濃くなって、空気の動く気配がない。そんな中でのバードウォッチングの終わりころになると、ハンカチで何度も拭くほど、額に汗が滲んできた。

探鳥の途中

① 会長からいろいろな話題を聞かせていただいた。(聞き間違いがありましたらご容赦)
・「翼果(よくか)」: カエデの果実に2枚の羽根を付けた「翼果」があり、羽の開く角度によって、水平に広がる「イロハモミジ」、U字状にひろがる「オオモミジ」などある。
・植物の「こぶ(虫こぶ)」: 寄生虫によって植物にコブができる・・・その形状が様々ある。 
    -「文一総合出版」の「ハンドブック」シリーズは、テーマ別小冊子なので形態に便利。
・カラスの成長した幼鳥で「ハシブトカラス」の場合、「ガーガー」と鳴くので注意を要す。
    - ハシブトカラスの親は「カーカー」と澄んだ声で鳴く。

② 野鳥撮影に熱心な方の成果を見せてもらった。八王子城址に出かけて「コサメビタキ」を望遠で撮ったというもの・・・「初めて知りました」といったところ、同行の仲間から「ここでも飛んでいるよ」といわれてしまった次第。

(本ブログ関連:”八王子城”)

成果

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ガビチョウ: フィールドの入口付近で鳴いている・・・流麗ながら人気がない。
・シジュウカラ: 高木に群れていると指され・・・運よく頂上の1羽をカメラにおさめた。
・ヒヨドリ: 後半、飛びまわっていた。それでも2羽・・・今どきは少ないのか?
・コゲラ: 鳴き声(ギィー、ギィー【ジー、ジー】)がしたといわれても気付かず。
---------------
・オオシマザクラ: 黒く熟した実を食べた。微かに甘みを感じた。舌が黒紫色になる。「オオシマザクラ」の実はまずいとのこと。
・イロハモミジ:羽の端が薄赤い「翼果」を付けていた。
・ワルナスビ: もう花期に入ったようで、薄紫色の花が一斉に咲き出している。
--------------
・スジグロシロチョウ: 順路のあちこちで飛んでいた。大量に発生しているらしい。


朝の木洩れ陽(写真左)、シジュウカラ(写真中央)、カルガモ(写真右)
・木立に入ると、朝陽が遮断される。とはいえ樹上に日が射す。昼になれば、木洩れ陽が地面にまだらに広がるだろう。
・高木の突端に「シジュウカラ」がいると指されて、カメラを向けてやっと気づいた。いい按配に撮ることができた。(今回、観察で最多数)
・小川は葦に隠れて川面が見えない。水門のコンクリートに「カルガモ」が1羽が体を休めていた。(ベテランの方は多くの数を報告された)


2025年6月6日金曜日

小公園の池の水が回復

午前中、ジリジリと陽が射す中、隣り街に出かけた帰り(10:30ころ)、小公園の池に寄ってみた。最近、「カルガモ」の母子を見かけたという情報を頂いたからだ。

実は、昨年(5月ころ)以来ほぼ一年間、池の水が涸れてコンクリート底を露わにしていた。結果、雑草が生え・枯れるといった残念な光景が続いた。池の柵に「循環ポンプが故障のため池の水を抜いております」とのパネルがぶら下っていたのだ・・・。

(本ブログ関連:”ポンプの故障”)

それが、大げさないい方になるが、澄んだ水をまんまんとたたえていたのだ。春過ぎ、カルガモの母鳥と雛の環境整備のため、石(さすが)に放置できなかったのだろう。役所も腰を動かして水をしたようだ。

(本ブログ関連:”ポンプ”)

今回、池の端の大きな石の上に、カルガモが一羽たたずんでいた。母子連れの姿はない。

この池はカルガモ親子にとって中継池のようで、まず大学構内の池で産卵し、ここを経由して、最終的に国分寺崖線沿いの公園の小川*へ移動するという。
(*)現在、公園を抜けて南東に流れる小川に、カルガモ親子が見られるようだ。かれらがこの小公園池の出身かは分からないが。

2025年6月5日木曜日

芒種 2025

きょうは二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。芒種とはのぎ 、イネ科植物の果実を包む穎【えい】= 稲でいう穂先、すなわち籾殻【もみがら】にあるとげのような突起を持つ植物の種を蒔くころ(Wikipedia + α)を指す。

(本ブログ関連:”芒種”)

七十二候
芒種の期間を三つに分けた、七十二候は次の通り。
・初候: 螳螂生(とうろう しょうず)  螳螂(かまきり)が生まれる
・次候: 腐草為蛍(ふそう ほたるとなる)  腐った草が蒸れて、(ほたる)となり飛び交う
・末候: 梅子黄(うめのみ きなり) (うめ)の実が熟して黄ばむ

ちなみに、昨年(2024年)も調べたことだが、「芒」の文字について、「亡」の文字との関係を生成AIのGeminiSearch Labs に説明を求めた結果を下記に転載する。

・・・ 生成AI は一貫した回答をしないことがあるので、下記内容を再確認する必要がある ・・・

(参考 - ①)
■ 生成AI Gemini
Q.「芒」の文字に、「亡」に似たものがありますが、何らかの関係があるのでしょうか?
-----------------------------------------------------
A.「芒」と「亡」の文字には、字源的に関係があるとされています。

「芒」という漢字は、「くさかんむり(艹)」「亡」から成り立っていますが、この「亡」の部分が <きっさき刃物の先端)」・「とがったもの> を表していると考えられています。

具体的には、漢字の成り立ちを研究する 裘錫圭氏* の説などでは、「亡」の字形そのものが「きっさき」を表した字であるとされています。そして、「」は、その「きっさき」の意味に「くさかんむり」が加わることで、などの穀物の先端にある針状の突起である「のぎ(芒)」や、植物のトゲ、あるいは「すすき」を意味するようになったと考えられます。

つまり、「」は単独で「なくなる」「死ぬ」といった意味を持ちますが、字源的には「きっさき」を意味する要素があり、それが「」という漢字の一部として使われることで、「とがったもの」という共通のイメージにつながっていると言えます。
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(*)日本の漢字研究者 白川静氏との関係が気になるが、ChatGPTによれば、 裘錫圭氏は「批判的立場」をとっていたようだ。

(参考 - ②)
■ Googleの Search Labs | AI 
「亡」の字源:
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裘錫圭氏の説では、「亡」は「芒」を表す文字である。この説は、「亡」の古代文字が、手足が曲がった死者の骨の形であることから、死を意味する「亡」と、細長い「芒」の形状が関連付けられる。
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(付記)
きょうの体操教室の準備をして、出かける時間をタイマーにセットした。その後、パソコンチェアに背をもたれかけたのがいけなかった。近ごろ、昼夜逆転に戻ったせいか、昼になってウトウトした結果、気付けば教室の開始時刻を遠に過ぎていた・・・やってしまった。

2025年6月4日水曜日

Don't Blink

冬の早い夕暮れに人生の翳りを思い憂鬱に感じ、夏の遅い夕暮れに人生の長さを思い返させられる。そんなとき、Youtubeの「ショート」に、これまでいろいろのものを見たが、いちばん心が和む次の映像がある。

アメリカの家庭だろう、路地から家に敷設した生乾きのコンクリート小道に、若い両親が幼児を手を添え歩かせている・・・小さな足跡が続く微笑ましい光景だ。何度も何度も見直してしまう。きょう現在、56,013,929回の視聴がある。

■ Youtube(登録: Builder Brigade)
「コンクリートの小さな一歩…?👶」
    ー https://www.youtube.com/shorts/HdGDp0opR0w

人生の一瞬を見せる暖かな家族の映像もよいが、寄せるコメントもしみじみして素晴らしい。見るもよし、読むもよし。そして、背景に流れる歌が滲みる。そう聴くもよしだ。カントリーミュージック歌手ケニー・チェズニー(Kenny Chesney) が歌う、「Don't Blink」だ。

長寿の老人が大切に思うこと・・・それは「一瞬、一瞬」についてだ。生まれて、あっという間に6歳になり、人生は「瞬き」する暇はない。終末まで、光陰矢のごとしである。
    瞬きするな
    人生は思ったより早い
    そう、瞬きするな

■ Youtube(登録:KennyChesneyVEVO )
「Kenny Chesney - Don't Blink (Official Video)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=4f0p5KqdU9U
    ー 歌詞:Google検索で「kenny chesney don’t blink 歌詞」と入力して表示。


(参考)
 ■ 生成AI Gemini

Q.Kenny Chesneyの歌「Don't Blink」のBlinkは、どのような意味を持つのでしょうか? 「瞬き」に、「一瞬も大切にしろ」という意味を込めているのでしょうか?
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A.はい、おっしゃる通りです。Kenny Chesneyの歌「Don't Blink」における「Blink」(瞬き)は、まさに「一瞬一瞬を大切にしろ」という意味を込めて使われています。

この歌は、102歳になった男性がニュースのインタビューで「人生の秘訣は何か」と問われた際に、「Don't blink.」と答えるところから始まります。その後の歌詞で、人生がいかに早く過ぎ去るかを具体的に描写しています。例えば、6歳だった子がいつの間にか25歳になり、結婚し、子供が成長し、そして50年連れ添った伴侶が隣にいる、といったように。

「Don't blink」という言葉は、人生の貴重な瞬間を「見逃すな」「気づかずに過ごすな」というメッセージを含んでいます。時間の流れは止められないけれど、その中で私たちが意識的に瞬間を捉え、大切な人や出来事を慈しむことの重要性を訴えかけているのです。

この歌は、日々の忙しさの中で忘れがちな「今を生きる」ことの尊さを、はっと気づかせてくれる曲と言えるでしょう。
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2025年6月3日火曜日

巨人・大鵬・卵焼き

早朝、長嶋茂雄さん*が亡くなられた。89歳だった。子どものころのプロ野球選手といえば、川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、(福岡県に住んでいたので)中西太、稲尾和久の方々が浮かぶ。存命されているのは、王さんだけになった。
(*)1936年〈昭和11年〉2月20日~2025年〈令和7年〉6月3日

■  読売新聞オンライン
「長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督が死去、89歳…巨人の黄金時代築いた『ミスタープロ野球』」(2025/06/03)
    ー https://www.yomiuri.co.jp/national/20250603-OYT1T50046/

長嶋選手が三塁手として見せてくれた守備が実に格好良かった。捕球した球を一塁に向かって投げるとき、すっと伸びる右手がスマートだったのだ。後に、そのスタイルを意識していたと語られた。

昔の子どもたちの野球は、原っぱに三角ベースを作って遊んだものだった。世間に空き地があり、年齢をこえてみなが集まってきた時代だった。今のように少年野球チームが、大人たちの指導を受け、ユニフォームを着て練習することのないころのこと。塾もビデオゲームも知らなかった。

(本ブログ関連:”草野球”、”ユニフォーム”)

プロ野球のテレビ中継を始めて見たのは、父の会社のいわゆる福利厚生施設の庭だった。大人も含めて芝生に座り、屋外に向けたテレビ画面を観覧したものだった。まさにプロレス中継の時代と重なる。

昭和に、絶大の安定を示した言葉「巨人・大鵬・卵焼き」がある。強いものにあこがれる子どもたちは、自然と巨人チームのファンであり、長嶋・王選手のファンであった。同時に、子ども時代に住んだ福岡県の西鉄チームのファンでもあった。打の中西、投の稲尾は日本シリーズを熱狂させた。

(付記)
WWⅡの時、父が召集されたのは千葉県にあった佐倉連隊だった。子どものころ、「佐倉」を「さくら」とばかり思っていた。長嶋さんの通った高校は、千葉県立佐倉第一高等学校(現・千葉県立佐倉高等学校)とのこと。

2025年6月2日月曜日

ウィスキー・ララバイ

カントリーミュージックの「Whiskey Lullaby」は、約束(あるいは契り)について男女の立場を、Brad PaisleyとAlison Krauss(男女デュエット)が歌う。次の公式ミュージックビデオ*に描かれるドラマはわかりやすい。WWⅡの復員兵が、約束の再会を期待して、妻の待つ家に帰る。しかし、そこで見たのは、約束が壊れていたのを知ることだった。二人は、結局、それぞれアルコールに溺れ、破滅へ向かうことになる。天使の子守歌が、柳の木の下の二人を包む。
(*)公式ミュージックビデオの仕上がりは、少々図式的であったが・・・。

■ Youtube(登録:BRADPAISLEYVEVO)
「Brad Paisley - Whiskey Lullaby (Full Version - Official Video) ft. Alison Krauss」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=IZbN_nmxAGk
    ー 歌詞:Googleで「ブラッド・ペイズリー   ウイスキー・ララバイ 歌詞」で検索表示。



(参考)
■ 生成AI Gemini
Q.ブラッド・ペイズリーのカントリーミュージック「ウイスキー ララバイ」について解説してください。
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A.ブラッド・ペイズリーとアリソン・クラウスがデュエットしたカントリーミュージック「ウイスキー・ララバイ (Whiskey Lullaby)」は、非常に悲しい物語を歌った楽曲です。2004年にリリースされ、カントリーチャートでヒットを記録しました。

楽曲の概要とテーマ
この曲は、心に傷を負ったカップルが、別れと苦痛から逃れるためにアルコールに溺れ、最終的に命を落としてしまうという、痛ましいストーリーを描いています。物語は、男性が先にアルコール中毒で亡くなり、その後、後悔と罪悪感に苛まれた女性も同じように酒に溺れて命を絶つという形で展開されます。

歌詞は非常に詩的で、比喩的な表現が用いられています。例えば、「He put that bottle to his head and pulled the trigger (彼はそのボトルを頭に当て、引き金を引いた)」というフレーズは、アルコールが銃のように命を奪うことを示唆しています。

歌詞の背景と意味
曲はアコースティックギターとドブロギターを伴奏とするカントリーバラードで、ブラッド・ペイズリーの朴訥な歌声と、アリソン・クラウスの天使のようなソプラノボイスが、物語の悲劇性をより一層際立たせています。

この曲の共同作詞家の一人であるジョン・ランドールは、自身の離婚やレコード契約の喪失といった辛い経験を経て、この曲を書き上げました。彼の友人が「たまにはボトルを頭に当てて、引き金を引くしかない時もある」と言った言葉が、この曲の重要なフレーズのインスピレーションになったとされています。

「ウイスキー・ララバイ」は、単なる失恋の歌ではなく、心の痛み、罪悪感、そして依存症がもたらす悲劇的な結末を深く掘り下げた作品であり、多くの人々の心に響く、カントリーミュージックの中でも特に印象的な楽曲の一つです。
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2025年6月1日日曜日

夏、衣替え

きょうから気象庁の季節区分の「夏」が始まる。

気象庁の月別季節区分
「時に関する用語 > 季節を表わす用語」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html
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・冬 : 新暦 12月~02月、(旧暦 10月~12月ころ)
・春 : 新暦 03月~05月、(旧暦 01月~03月ころ)
・夏 : 新暦 06月~08月、(旧暦 04月~06月ころ)
・秋 : 新暦 09月~11月、(旧暦 07月~09月ころ)
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最近、季節が二分化しているといわれる。すなわち、春・夏・秋・冬から、夏・冬になっているというのだ。温暖化のせいと説明される。そうかもしれないが、今、日本の生活環境が整備・整理されて、夏・冬の受け渡しである春・秋が見えなくなったのではないかと思ったりする。更にいえば、この現象が世界各地でもそうなのかといぶかしむ・・・。つい身の周りのことからだけで判断しがちだ。

■ facebookにこんな記事が載っていた。
「90's History   Wilkes County*, North Carolina, 1939」(5月23日 5:42)
    ー https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1122798116557476&set=a.233310568839573&type=3
世界恐慌の時代、米国の田舎で慎ましく生き続ける女性の話しである。多くは、そのようにして命を継承した。(ただし、コメント欄に写真について AI の可能性を記すものがある・・・そういう「事例」はあったろうけれど)
(*)当時のノースカロライナ州ウィルクス郡は非常に田舎で、タバコ栽培ムーンシャイン(密造酒)製造で有名だったらしい。

衣替え
季節の変わり目に合わせて、夏の始まる6月には「衣替え」がある。学生服が冬服から夏服に交代したのを思い出す。公立学校の場合、小学生は自由に服を選んでいるが、中学生以上ではどうなんだろう。最近、学生服というものを見かけない気がする。というか、あまり意識してないのに気付く。公園近くに中学校があるというのに・・・。

2025年5月31日土曜日

マカロンちゃん、バスクのサンセバスチャンへ行く

海外で暮らしている日本人妻と現地の夫、そして子どもたちのYoutubeチャンネルがある。以前のブログに、アメリカ、ドイツ、フランス、スイス在住の4家族の様子をよく見ると記したことがある。

(本ブログ関連:”海外の家族”)

その中で、南フランスのピレネー山麓に住む日仏家族が、スペインのバスク地方サンセバスチャンを訪れて観光・食事を楽しむ様子が紹介された。同家族のひとり娘「マカロンちゃん」が着物姿になって街を巡り食事する場面を見せてくれる。日本文化の紹介でもあり、女の子のかわいい着物に現地の人びとの目が釘付けになるのも面白い。

(本ブログ関連:”サンセバスチャン”)

■ Youtube(登録: Macaron Chan 南フランス田舎娘)
「遂にフランス以外のスペインで着物を着て歩いたら…まさかの結果になりました!サンセバスチャン【海外の反応】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=hc6lQlm8DBo

ところで、同地サンセバスチャンは、バスク語学習者でなくても、バスク料理の代表的な場所として知られている。土地柄、海あり山ありの食材の宝庫で、美食の街(地域)である。行ったことはないけれど!

■ Search Labs | AI による概要
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サンセバスチャンとミシュラン星付きレストラン
・ サンセバスチャンは、人口あたりのミシュランの星の数が世界で一番多い街として知られています。
・ 世界TOP10レストランに2件がランクインしており、世界一の美食の街としても知られています。
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なお、サンセバスチャンの地名について、Wikipedia は次のようにスペイン語とバスク語の両方を記している。
・サン・セバスティアン(スペイン語: San Sebastián  [san seβasˈtjan])
・ドノスティア(バスク語: Donostia  [doˈnos̺tia])

(本ブログ関連:”バスク” 最下段で「次の投稿」に続く)

2025年5月30日金曜日

雨降り

きょうの日付に変わる少し前(きのうの深夜)に降り出した小雨は、昼過ぎまで止むことなくしとしとと辺りを濡らした。雨雲の薄暗い空、おまけに北風が吹いて寒い。不思議なことに物音がしない・・・街の生活音は、静かに降る雨に吸収されたようだ。

夕方(午後4時過ぎ)に、窓を通して外を覗くと、雨がおさまったように見えた。気分転換に、外出してみようと玄関ドアを開けたところ、想像以上に冷気を感じた。路地の奥に一匹の白ネコがいて、驚いたように腰をかがめてこちらを警戒した。

どうも天気に期待が持てない。きょうは一日中、北風が吹き、気温も 15℃ → 14℃ → 13℃ → 14℃ → 15℃と、4月の平均気温(14.3℃)並みに寒い。

寒い夜は、昭和の歌でも聞こうか。昭和初期の歌手 北廉太郎(1920年【大正9年】3月20日 ~ 1940年【昭和15年】9月15日、20歳没)が歌う、(戦前)昭和の香り豊かな「港は雨」がある。雨降る夜の港を舞台に、別れの暗転を歌う。各番の冒頭を記すと次の通り。
    港は雨 日暮の雨 小糠雨
    港は雨 別れの雨 霧の雨
    港は雨 侘しい雨 夜の雨

■ Youtube(登録: 笠原修平)
「港は雨  北廉太郎」(野村俊夫作詞・飯田景應作曲: 昭和15年3月)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Ru29HE8hnqk


(付記)
港の歌といえば、中島みゆきの「歌姫」を思い出す。

2025年5月29日木曜日

ルーマニアのチーズ

ルーマニアにつながりがある二人の歌手、タチアナ・マリエ、ローラ・ブレタンを知って、彼女らの歌を本ブログに載せた。といっても彼女らの曲をよく聞いてのことではない、たまたまネットで巡り合わせただけなのだが・・・。

(本ブログ関連:”ルーマニア”、”タチアナ・マリエ”、”ローラ・ブレタン”)

子どものころ、語学好きの親類がいて、晴海埠頭で開かれた国際見本市*に連れて行ってもらったことがある。親類はルーマニア語に興味があって、同国大使館の紹介でルーマニア語を学んでいたようだ。同言語は、ラテン語を起源とする言語**で、ユニークなのだと教えてもらったことがある。
(*)国際見本市: 各国の産業・商業の商談が行なわれた。同会場では、他に自動車ショーなども開催された。
(**)ルーマニア語: Wikipedia「ルーマニア」の「言語」の項に次のように記されている。
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ルーマニア語はロマンス諸語の一つであり、古代ローマ帝国で話されていたラテン語方言が変化したものである(なお、東欧ではロマンス系言語を公用語とする国家はモルドバルーマニアだけである)。
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ラテン語の名詞の7格に比べて、ルーマニア語は簡略化されているそうだが・・・。

見本市へ行った理由は、ルーマニアのブースに行くと何か面白いことがあるかもしれないということだった。言語マニアの親類の後についてブース内を巡ったとき、食品が陳列されていた。ワインが置かれていたが、さすがに子どもには飲めないので、チーズを頂いた記憶がある。

私にとって、具体的にルーマニアにつながるのは、あのとき食べたチーズでしかないのだが、その後、同国の輸入食品のいずれかを食していたかもしれない。

2025年5月28日水曜日

雨音、そして雨上がり

きょうの日付に変わった深夜、午前3時ごろに雨音がしたように思った。朝になって「アメダス」で確認したところ、早朝に微かに降った(4時~5時、0.5mm~1.0mm)ようだ。暗い寝床から掛け時計を目視したわけではないので、夢うつつに時刻を錯覚したのだろう。

歳をとると微妙な音に反応する。もしかしたら、空耳だったかもしれないと訝しむことしきり。雨音、風音、そして何かの気配。単なる耳鳴りかもしれない。
雑念のない幼児が、部屋の奥を指さして誰かいると親に伝えることがある。一方、年配者は雑念がかすれて、想いだけが強くなり過ぎ、幻聴をおこしているのかもしれないと、少々不安になる。

昼になって家の前を覗けば、通り道は真っ白に乾燥している。雨跡らしき気配はない。

雨上がりの曲を探したら、以前(5/16)の本ブログに掲載した「La Mer(海)」を歌った Tatiana Eva-Marie* と同じルーマニアの血をひく Laura Bretan**の歌う「After the rain(雨上がり)」がYoutubeにあったので聞いてみた。
どこか復興を象徴するような宗教的雰囲気がする。「雨上がり、太陽が照りつける / 雨上がり、すべてがまた新しくなる」、「空は以前よりずっと青くなって、・・・今まで見たことのない美しさがある」。
(*)タチアナ・マリエは、スイスの歌手で、父親はスイス-フランス語系の人、母親はルーマニア人
(**)ローラ・ブレタンは、米国の歌手で、ルーマニア系の両親のもとにシカゴで誕生した。

(本ブログ関連:”ルーマニア”)

■ Youtube(登録: Laura Bretan)
「After the rain」(Laura Bretan)・・・ 歌詞はYoutube解説にある。
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Vpy3ucLA7Ik