きょうは、二十四節気の「冬至(とうじ)」。一年間で昼が最も短く・夜が最も長くなる日だ。むかし中学生のころ、仲間の家に集まったとき、冬至に食べる煮つけがふるまわれたことがあった。母親が北国出身の方のようで、カボチャと一緒にゆで小豆を盛り合わせていた。そんな組み合わせをそのとき初めて知った。
(本ブログ関連:”冬至”)
最近、寒さから外出がおっくうで家に籠っていると、日の出から日の入りまでの時間(可照時間)を直感しづらい。それでも日没時、窓越しの陰りに気づいてあわてて玄関の灯りをともすことがしばしばだ。
ところで、きょうの日の入り時刻は 16:32。実は、先月の11月28日から今月12月13日の間、もっと早めで 13:28だった(国立天文台)。
以前にも触れたが、東京の冬の暗さは冬至をもって気づき、寒さは年を越した翌1月の平均気温の低さ(5.2℃)で知ることになる。つまり、冬至は冬のすべてのピークでない。暗さと寒さがいっぺんに済まないのだ。冬は陰鬱がだらだら続く気がする、最も苦手な季節なのだ。