子どものころ、パイロットになるのが夢だった。宇宙飛行士は夢のまた夢、想像もできないことだった。日本人では、本来の意味の宇宙飛行士(アストロノート)として、毛利衛(もうり まもる)氏以来、多数の「宇宙飛行士」が「国際宇宙ステーション(ISS)」で活躍している。
(本ブログ関連:”宇宙”)
とはいえ、国際宇宙ステーションで一体何をしているのか、きちんと聞いたのは、油井亀美也宇宙飛行士による市民向報告会だけ。将来へつながる凄いことをしているとうかがったが、これまたちんぷんかんぷん。でも、それより感動的だったのは、会場に小さなこどもや小学生たちが親に連れられて多数参加していたことだった。
この子たちの中から、いずれ宇宙飛行士が登場するに違いないと確信した。彼らにとって宇宙飛行士は、空想に終わらない、手に届く実現可能な夢になった。そんな目を輝かせる幼い姿に、おじさんは最大の喜びを感じた。
本日、JAXAは、新たな日本人宇宙飛行士が宇宙へ飛び立ったと、次のように報じている。
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ソユーズ宇宙船(53S)打上げ!(2017年12月17日)
金井(宣茂:かない のりしげ)宇宙飛行士ら第54次/第55次長期滞在クルーが搭乗するソユーズMS-07宇宙船(53S)は、日本時間12月17日午後4時21分、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。
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金井宇宙飛行士は、Wikipediaによれば、「日本の宇宙飛行士で医師から宇宙飛行士へ転身したのは向井千秋、古川聡につぎ3人目である。また、油井(亀美也)につぎ2人目の自衛隊出身者でもある」とのこと。宇宙飛行士の層がますます厚くなっている。
(追記)
朝日新聞の記事によれば、金井宇宙飛行士の任務は次の通り。
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ISSでは医師の専門知識を生かし、無重力の環境が生体に与える影響を実験したり、アルツハイマー病の原因になるたんぱく質の複合体ができる仕組みを調べたりする。将来の宇宙長期滞在に向け、飛行士の被曝(ひばく)線量を測るなど、計32の任務がある。
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