昨日の昼過ぎ、映画会へ出かけた。雨はようやく晴れ、一時西の空に青空さえ見せた。夕方到着した地下鉄駅を出ると、映画会場までの道は土砂降りに変わった。そして今日、連日の雨も、昼過ぎには小雨となって止んだ。台風が日本海へ抜けたとほっとしたところだった。
そんなとき、テレビで栃木県鬼怒川の堤防決壊という実況中継ニュースが続いた。NHKのニュースWebによると、「茨城・鬼怒川で堤防決壊 各地で河川増水 : 国土交通省によりますと、茨城県内を流れる利根川水系の鬼怒川は、10日午前6時すぎに常総市の若宮戸付近で堤防から水があふれ、午後0時50分ごろには常総市新石下付近で堤防が決壊して氾濫しました。」(9/10、17時35分)という。(抜粋)
水没家屋からヘリコプターで救援される様子を見ながら、被災の大きさに驚く。被災者一人ひとりに名前があること、救援者に一人ひとり名前があること、忘れてはならないと感じた。
栃木県は日頃の鉱物採集の範囲で、鬼怒川沿いに車を走らせ、鬼怒川温泉を脇に見ながら鉱物産地へ向かうことがある。常に同乗者の身なれど、ナビゲータ能力については、行きと帰りの道筋が同じだと気付かないほど。そんなわけで、鬼怒川が栃木から茨城方面に南下しているということも未だ理解できていない。
いいわけすると、小学校高学年で地元地理を学ぶわけだが、そのころ九州から東京に転向したため、都内はもちろん関東周辺の地勢が直感できないままでいる。土地勘が鈍いのはそのためかもしれない・・・。