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2012年10月30日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 バイナログ

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(10/24)に、人物シリーズ51回目として、若手フュージョン国楽グループの先頭に立って活動しているグループの「バイナログ(vinalog바이날로그)」を紹介した。
解説の岸さんの熱い語りが、とても印象的でした。若いひとはそうなんだろうな。 

まず、「フュージョン国楽」の解説から始まった。
芸術家にとって、伝統は引き継ぐだけでなく、その枠を超えて時代の変化を取り入れ、自らの個性をも表現したとき、ようやくその価値を見出すといわれる
・昔、歌い手は他人の歌を真似て歌うことを「写真歌(사진소리)」といって嫌った。伝統を背景に目まぐるしく変化する現代、「フュージョン国楽」という国楽発祥のフュージョンがあって、大衆に合う音楽を作ろうと活動する音楽家たちがいる。活躍するグループに「バイナログ」がいる。

▼バイナログによる「chicken run」を聴く。・・・ケーナ(Quena)に似て明るく、まさにワールドミュージックの響きだ。

次のようにバイナログのプロフィールが紹介された。
・バイナログの名は、レコード盤を表す「バイナル(vinyl、米俗)」と「アナログ(analog、米)」を合わせた、豊で温かい質感のある音を追求する意を込めている。
・メンバーは、打楽器と歌、管楽器のソグムタンソなど、作曲とピアノ、そしてギターを担当する4人である。
・2003(2004?)年 結成。感覚的なメロディーとリズムで、若い世代を中心に大きな反響が寄せられた。

▼バイナログによる「君と僕(영나영)」を聴く。・・・これも、ワールドミュージックというんだろうね。

・2012年9月 全州の音楽祭でフュージョン国楽グループがパフォーマンスを競い大賞を受賞。

▼バイナログによる「Land of Morning Calm」(朝鮮?)を聴く。これは地の香りがする・・・いいよ。