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2016年5月26日木曜日

Tie Me Kangaroo Down Sport

曲に入ると、ポコポコという効果音が続く、アボリジニの民族楽器を想像していたが、単なる?板材Wobble board)だった。今も頭に残っているのは、「カンガルー」という言葉だけ。やけに、のりのいい跳ねた音楽、それがロルフ・ハリスの「悲しきカンガルー(Tie Me Kangaroo Down Sport)」(1960年)だ。

日本語題で、「悲しき~」と決まり文句のような曲名が流行ったのがオールディーズの60年代。このブログでも、デル・シャノンの「悲しき街角(Runaway)」(1961年)や、カスケーズの「悲しき雨音(Rhythm of the Rain)」(1963年)の思い出を記したけど。ビートルズの日本登場以前の世界だ。

”Tie Me Kangaroo Down Sport”は、オーストラリアなまりで、<おいらのカンガルーを縛り付けといてくれ、お前さん>という感じだそうだ。オーストラリアとカンガルー、ちょっとドキッとする歌詞だけど、形見わけか。ロルフ・ハリス、この人にもやっぱりドキッとしたことがあったようだ。

そんなことより、調子のいい旋律がなつかしいこの曲を聴こう。探し出すのにちょっと手間取ったが。


(Youtubeに登録のrich963に感謝)