「産土神(うぶすながみ)」(土地の守護神)を祀る日とのこと。昔は、生まれた土地から恵みを授かって、そこで一生を過ごし家をつないだことだろう。大地は命の源泉であり、郷土を意識したことだろう。(新田地帯の農家の次男・三男坊は独身のまま家付きになるか、養子や奉公人となって家を出るか決めねばならなかったが)
地元に「産土神」を冠した小さな社がある。300年ほど前に創建されたもので、毎年、初詣には必ず参っている。普段、鳥居をくぐることはあまりないけれど、そこに鎮座しているというそれだけで充分な、郷土の支柱のような存在だろう。
先ほど出かけてみたところ、境内に人々が集まって、来週の例祭に向けて何やら組み立てていた。子ども祭りもあるという、童心になって寄ってみようか。
先ほど出かけてみたところ、境内に人々が集まって、来週の例祭に向けて何やら組み立てていた。子ども祭りもあるという、童心になって寄ってみようか。