(本ブログ関連:”イディッシュ語”)
事前に教材に目を通せればしめたもの。オンラインキーボードの「LEXILOGOS」で学習部分を入力し、そのリンク先の①「変換」でローマ字転写(LEXILOGOS版)し、②「Yiddsh辞書」のYiddsh-English翻訳ツール(Google版)を使って内容を吟味できる。そんなわけだが、息切れしそう・・・なにしろ、これがずっと続くのだから。
ところで、一緒に学んでいる(ある言語の研究者修業中の)若者から、次のような興味深い話を教えてもらった
① セム語系の聖典を学ぶ子どもたちがよく体を前後に揺らしているのは、特定の言葉(内容)に沿ってリズムをとっているからだそうだ。(そうか、おじさんが闇雲に体を揺らしてもしょうがないことを知る)
② ヘブライ文字の、例えば単語にある(ו ,ז ,-ן)は(-n, z, u)だが、それを見分けるのは大変だと言ったところ、ポーランド語などでは単語の頭と尻尾で検討をつけるそうだ。イディッシュ語でもそうじゃないかとのこと。(そうか、老眼の問題じゃないと知る)
今日の「イディッシュ語」は、事前の予習ができていたので遅ればせながら付いて行けた。
・先生推奨の入門書レッスン3(אין ניו־יאָרק אױף דער גאַס)を輪読: ニューヨークの移民街、ユダヤ人通り、新聞、そして子どもたちの遊びと学校・・・といった内容。
帰り道、吉祥寺のジュンク堂に寄って、先生に教えていただいた児童書「走れ、走って逃げろ」(U. オルレヴ、母袋夏生訳、岩波少年文庫)を入手。結末に、イスラエルに行くという独特の文学形式があるという。