2018年度秋期間に開催の「イディッシュ語初中級Ⅱ 本気で学ぶユダヤのことば」教室が本日をもって無事終了した。先週の休講と合わせて、本日は2時限分行なわれた。終幕を飾るに相応しい、たっぷりと濃い内容だった。(ところで、2019年度の講義はお休みとのこと、次の機会を待ちたい)
(本ブログ関連:”Yiddish語 2018秋”)
今日の授業は次のよう解説された。
文法理解(過去形について)
・行き先を示す前置詞には4種類ある
- אױף , צו , אין , קײן
・動詞「行く」に2種類ある
- פֿאָרן , גײן
・期間を前置詞(英語の for)を使わずに表現する
・「~がある」の主語(עס)は、単複両用に使える
- ~ עס איז געװען ~ , עס זענען געװען
・「それぞれ(יעדער)」の格変化
・その他
ダイアログ(対話)
・リトアニアのヴィリニュスで開催されるイディッシュ語サマースクールについて
- 対話の話題に、思想家であり宗教家のヴィリニュスの「ガオン」があげられた。
- (情報: 2019年度のサマースクールは開催がキャンセルされたようだ)
・豪商イザック・イェクルスの見た夢
- 橋の下に宝がある夢を見たイザックが探しに出かけたところ、近くにいた兵士が笑いながら彼の見た夢を話した・・・それこそイザックの家に隠された宝だった。
練習問題
ということで、しばらく「イディッシュ語」講義はないけれど、今後も自習を続けたい。同時に、ちょっと別の言葉もチャレンジしてみたいと思っている。