子どものころ、お呪(まじな)いのように「ラ~メチャンタッラ ギッチョンチョンデ パ~イノ・パイノ・パイ」と口ずさんでいた。曲名も歌手も知らなかったけれど、調子のよさによく口にした。
Wikipediaによると、この歌の正式な曲名は「パイノパイノパイ(東京節)」(演歌師 添田知道 作詞)で、大正時代に流行したという。旋律をたどると米国の「ジョージア行進曲」(ヘンリー・クレイ・ワーク作曲)にいたるそうだ。
いかにも、明治期の演歌師がバイオリンをギーコギーコ鳴らしながら歌った、癖(くせ)になりそうな曲調だ。また、「ア オッペケペー オッペケペッポー ペッポッポ」(川上音二郎「オッペケペー節」)もそうだ・・・そういえば、子どもたちに大流行した、ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」にも通じるな。
これらの掛け合いのような言葉に、「パ行」(生後10ヶ月ころから現れる)の破裂音(模倣発語)が多い。割合初期に覚えるもので、子どもにとって馴染みやすいのだろう。
■ Youtube(登録: アダチ宣伝社)
「桜井敏雄『東京節(完全版)』」*
ー https://www.youtube.com/watch?v=flKG0-wYzFg
(*)登録者の解説:「最後の演歌師、故・桜井敏雄氏のバイオリン演歌『東京節』を3番まで披露。共演は、なぎら健壱氏。1992年のテレビ出演。」
■ Youtube(登録: @amislife1215)
「思わず、、、! #baby #food #赤ちゃん #funny #癒し」 ← 三兄弟の末っ子、ソノ君の成鳥が早い。
ー https://www.youtube.com/shorts/4G-vOVrzPFI