きのうまで3日間、平均気温が20℃をくだり肌寒い思いをした。反転、きょうは日射しもキラキラして、そんな陽気に誘われて昼過ぎ、公園に併設の「自然観察園」へ出かけた。園内は人影もまばら、ひっそりしていた。
膝と相談しながら歩むうち、風速も1m/s前後しかなく、額に汗がにじんできた。例によって、観察園入口で配布されている「観察園の花だより」を手掛かりに、入門者なりに花(樹)を推測してみた。
入口の掲示板裏に、低木の「サンショウ」があって赤い実を実らせていた。実は「秋に赤く熟し、裂開して中から黒い光沢が持った球形の種子が出てくる」(Wikipedia)の通り、黒い種子も顔をのぞかせている。(サンショウの葉を一枚取って匂いを嗅いでみたが、香りを特に感じなかった・・・)
園内の湿地に、紅紫色の花をした「ツリフネソウ」が意外なほどあちこち群生していた。花弁の姿をよく見ると、素人目にはランを想起してしまうが縁はないようだ。
帰り道、隣りの公園に寄ってみた。春に、桜のあとをにぎわせてくれる「ハナミズキ」の並木があって、今の秋に赤い実をつけている。