イディッシュ語に初めて関心を持ったのは、文字の面白さだった。ヘブライ文字という、これまで縁もゆかりもない字形に吸い寄せられたわけで。しかも、ヘブライ文字の音を借りてドイツ語に似た表現があって、(学生時代の経験から)遠いようで近いようで・・・で、やってみようかなということになった。
でも、最初からイディッシュ文の読み取り、単語の発音に関心が向かい、ヘブライ文字の一文字一文字の名称をおろそかにして忘れていた。
今日の授業(נאָר אין ייִדיש)は、ユダヤ人と日本人が自己紹介するとき、(一般的に)日本人の名前はどうやらユダヤ人に聞き取りにくいようで、ヘブライ文字(アレフベイス)で説明する会話練習だ。・・・ヘブライ文字の名を知らなきゃ話にならない。
(本ブログ関連:”Yiddish語 2018秋”)
先生から、さらに有名なイディッシュ語作家・詩人たちのフルネーム(筆記体)を書いたカードが配られ、同様の練習をした。
יצחק לײב פּרץ や、 יצחק בת־שבֿעס זינגער や、 שלום עליכם などあったけれど・・・。
そして、児童向け教材「דער אָנהײבער(The Beginner)」の文章から、ディクテーション練習したりした。
今秋期から参加の新受講者は、これら練習をちゃんとこなしている。一体どういう経験を持った方々なんでしょうね。凄い!