ポーランドといえば、科学分野の「コペルニクス」や「キュリー婦人」、音楽分野の「ショパン」が浮かぶ。それに、私ら世代には「連帯」の「ワレサ」が衝撃的だった。しかし、漠然としたものでしかなくて、正直、中欧の農業国のイメージが強かった。
最近、イディッシュ語教室に通うようになって、ポーランドについて(拙いながら)興味が増したようだ。授業で、ポーランド語のイディッシュ語への影響が説明されたし、ポーランドを舞台にした寓話の紹介があった。イディッシュ語に土俗性があるなら、それが何処なのか気になるばかり。
それに、クラスメイトにポーランド語に関心深い若手の研究者がいて、いろいろ教えてもらえそうだ。
(本ブログ関連:”ポーランド”。”ポーランドの村ヘルム”)
あるとき、図書館でリトアニアの紹介書があって、ポーランドとの関係が触れられて、かつて両国が共同して(ベラルーシ、ウクライナなど含む=領有して)大国を作ったことを解説していた。予想外の大国だったことを知った。分かりやすく、紹介してくれるYoutubeを探したところ、次の映像が見つかった。
① 小山哲(こやま・さとし)京都大学教授の、一般向け講演「近世ポーランド・リトアニア共和国とその遺産(ミニ講義 第14回 2012.09.26)」は、ポーランドとリトアニアによる大国時代を知ることができる。このとき多民族・多言語国家となって、ユダヤ人(ユダヤ人の楽園、イディッシュ語)も関わりがあることをちょっと触れている。(ユダヤ人とポーランドを含む関係諸国との歴史的な関係を知るきっかけを与えてくれる)
(Youtubeに登録のkyodaiunionに感謝)
② 政治・軍事勢力の歴史的変遷(~ポーランド3分割まで)を図版を交えて地図上に表現したYoutube映像「白鷲の滅亡 ~ポーランド分割~」(登録者:ギルバート)がある。*