机上採集でお世話になっている石仲間のйосиба氏から、栃木県の西沢鉱山跡で(一昨年前頃に)見つけた、坩堝(るつぼ)のミニチュアのような、直径40mm・高さ30mmの円柱で、上部に8mm程度深く半球状の窪みが彫られた、ズッシリと重い道具をいただいた。説明では、採集鉱物の金属純度分析に使われたものではないか・・・とのこと。
高温にして金属を溶かし込む容器なのだろうか。底には、白色に変色した物質が様々な厚みをもって付着している。そう、高温炉の中で、溶けた金属を入れて真っ赤に輝いている容器が想像される。