ナショナルジオグラフィックの記事「2030年代に火星へ、SLS計画」(9/15)は、NASAが14日に発表したSLS(Space Launch System)を次のように報じている。
なお、下記〔 〕内はウォールストリートジャーナル記事(9/15)情報を比較に付した。
・(SLSは)開発費用100億ドル(約7660億円)の巨大プロジェクトだ。
〔cf. 新型ロケットの開発計画の規模は、350億ドル(約2兆6800億円)。〕
・新型ロケットは、70トンの物資を搭載でき、将来的にはその2倍近い物資の輸送を可能にする予定だ。
・2017年:新型ロケットの完成予定、まずは無人での試験飛行を実施。
・〔2021年:新型ロケット・・・NASAはこのロケット使った初の有人飛行〕
・2025年までに:小惑星への有人探査を実施。
・2030年代:火星へ人類を運ぶことを目標に掲げている。
人類が火星に初着陸する2030年代までの、20年、場合によっては30年先まで待つにはちょいと長過ぎる。孫たちにしても、30代の年齢になっているのだから。
火星は、空想の侵略者たちの出発地というよりは、いずれクロニクルに語られる、どちらかといえば感傷的な思い出が綴られる私の町であり、私の故郷になるのだろう。