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2011年12月31日土曜日

イ・ソンヒの「ケンチャナ」

さて今日で今年ともお別れだ。大丈夫、大丈夫、来年はきっと良いことがありますように。
今晩、「紅白歌合戦」でも見よう・・・何年ぶりだろう。

イ・ソンヒが「2011 イ・ソンヒ『五月の陽射し』コンサート」(5/22、世宗文化会館大劇場)で歌った、「ケンチャナ(괜찮아)」をYoutubeで聴いてみよう。(登録のSunnyfan100に感謝)
「私は大丈夫よ~、本当に大丈夫よ~」と、しっかり前を向いて明るく生きていく歌だ。だから、意外なほどにコンサート会場は盛り上がる。



(本ブログ関連:"ソウル2日目:2011イ・ソンヒ コンサート")

2011年12月30日金曜日

孫たちと公園遊び

年末、孫たちと一緒に遊んだ。そしてどっと疲れた。

孫は、上に下へと部屋中を走り、駆けまわった。それを追いかけることも、ゴーカイジャーの話題にもついていけない。孫は、体力も、知識もどんどん成長している。
孫娘は、両肩を持ち上げトントン床をジャンプしながら進むと、とても喜んでくれた。上から支えているので可愛い笑顔を直接見られないけど、嬉しそうに飛び跳ねているのがわかったよ。

公園でも、孫は休まずボールを蹴ったり転げたり、滑り台を何度も滑り降りたりと、そのエネルギーに太刀打ちできない。陽がかげり冷えてくるまで、ずっと遊びまわっていた。
孫娘は、防寒服に何重もくるまれて、お兄ちゃんの元気姿を見ていた。

公園からの帰り道、別れ際に手を振ると、孫は「いやだ、さびしい」といってくれた。・・・うれしいなあ。

でも帰宅したら疲れがどっと出てきて、うたた寝してしまった。楽しくて疲れた一日だった・・・また遊ぼう!

大地震の記憶

今年3月11日(金)、14時46分18秒、東日本を襲った大地震により、とりわけ東北地方は多大の人命被害を被った。この東日本大震災に伴い、福島の原発による放射汚染も尋常ではない。

地震についていえば、今さら記録をたどってもしょうがないが、3月9日、10日に三陸沖に地震が集中していた。当時、そのことが話題になっただろうか。地震情報を見返すと、残念でたまらない。
(Yahoo地震情報: 3月9日、10日、11日

我が家も地震の影響を受けた。通り路に面した大谷石の塀が倒れたのだ。激しい振動に家の中にいて気付かなかったが、揺れが収まったとき、ご近所に教えられて驚いた。石塀がそっくり板を横に倒したように路面に敷き詰められていたのだ。
いつも可愛い声をして遊んでいるご近所の子どもたちが、下敷きになってはいないかと思い浮かべた瞬間、手が震えた。倒壊の状況から、そんなはずはないと理解しながらも、石の破片を路の隅に寄せるまで不安はおさまらなかった。そして、問題がないことがわかったとき、やっと安堵したことを忘れられない。
夕方、ようやく市役所と電話がつながり、倒れた石塀の処置について相談することができた。

いつもの路に、ご近所の子どもたちが書いた幼いチョーク絵を見るにつけ、本当に運がよかったと思っている。

2011年12月29日木曜日

DataSalvager

年の瀬になると、まるで申し合わせたように、蛍光灯が暗くなり、グローランプが消えるし、おまけにプリンターのインクが不足しているというメッセージまで出てくる。

いやそれだけではない、PC作業を再開したとき、先ほど使っていた外付けHDDのドライブが、エクスプローラーで全く認識できなくなってしまった。年賀状の宛先リストが使えないなんて。(今頃年賀状作成しているのだが)
メーカーのサポート画面から、"DataSalvager LE for HDD"をダウンロードして、何とか必要なものを、C:ドライブにコツコツ回収しているが、旧PCのバックアップデータもあるんだよ・・・どうしよう。
年の瀬になると、何でこうなるの。

おまけに上記のデータ回収作業に気を取られて、台所のゆで卵が、茹で過ぎて水分がなくなり爆発してしまったよ。粉々に飛び散って・・・どうしよう。
散々な年の瀬だ。


★ 孫ー1枚、1動画 ★

2011年12月28日水曜日

イ・ソンヒという名前

イ・ソンヒの名は、本ブログでは歌手のイ・ソンヒ(漢字名:李仙姫、1964年生まれ、1984年デビュー)を以ってするが、それ以外にハングル姓名のイ・ソンヒ(이선희)の場合、男女を含めて、軍人、医療官僚、新聞記者、スポーツ選手、脚本家、翻訳者などとさまざまである。

名前の統計情報のホームページ「イルミチャクミョンSYS(이루미작명SYS)」は、ハングル名前のイ・ソンヒ(이선희)について次のような情報を教えてくれる。

姓氏統計
・順位: イ(이、李)氏は(金氏に次いで)2番目に多く、全体の12.8%を占める。

名前統計
・選好度: ソンヒ(선희)は、58番目(0.2%)でしばしば使われ、最も多い姓は金である。
・性別感: ソンヒ(선희)は、93.57%が女性の名前だ。
・出生情報: ソンヒ(선희)は、1985年度に最も多く出生し、ソウル特別市出生の場合が多かった。


以上から、1984年のイ・ソンヒの驚異的なデビューの影響を受けて、翌1985年に出生した多数の女の子たちにソンヒ(선희)が名づけられたのろう・・・特にソウル特別市で(と勝手に推断する)。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒの生誕")

2011年12月27日火曜日

冬哀傷(4)

イ・ソンヒの「冬哀傷(겨울 애상)」は、青い月の光に輝く水晶のように美しい。

(Youtubeに登録のyokosuka30に感謝)

韓国サキソフォン放送(KOSA-TV)のホームページの「資料室」に、この「冬哀傷」の楽譜が載っている。
ところで、韓国在住の日本人ブログにあったような記憶するが、当地のオジサンたちに人気のある管楽器といえば、サキソフォンだそうだ。

この冬、「冬哀傷」の旋律をフルートで楽しんでいる。

(本ブログ関連:"冬哀傷"、"冬哀傷(2バージョン)"、"冬哀傷(3)")

2011年12月26日月曜日

分かりたいです

イ・ソンヒの「分かりたいです(알고 싶어요)」(アルバム3集、1986年)は、清雅でかつ情熱的である。想うひとの心を月の明かりで照らし返したい、少女の願いが歌われる。

ある作曲家が作った歌を、作詞家である妻がソフィストケートし、更にある作家が漢詩にしたところ、いつの間にかファンジニ(黄真伊、황진이)がしたものになった。それが逆に、元詩を翻案した歌として、知られてしまう。いってみれば美しい誤解であり、伝説である。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒの「分かりたいです」、そして漢詩")




★ 孫ー1枚 ★

2011年12月25日日曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 金月荷

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(12/21)に、人物シリーズ7回目として、「歌曲(가곡)」、「歌詞(가사)」そして「時調(시조)」の名唱(명창)、金月荷(김월하 、1918年~1996年)が紹介された。

正歌(정가)の復習(10/26)から始まった。
・金月荷の得意とする正歌には、歌曲、歌詞そして時調がある。
・比較的身分の高い教養ある人々の間で親しまれた音楽で、詩をメロディーにのせて歌うという形式。

▼名妓黄真伊(황진이)が宗室の碧溪水(벽계수)を川の流れに例えて誘った詩に因んだ、金月荷による平時調(평시조)の「靑山裏碧溪水よ(청산리벽계수야)」(歌詞聴く。ときにファルセットが妙に艶めかしさを感じさせる。
(Youtubeに登録者のkoartny80に感謝)
(参考:資料

次のように金月荷のプロフィールが紹介された。
・1918年、ソウルに生まれる。(1918年02月08日、京畿道高陽?)
・(人生の大きな変転を経て)歌の道に足を踏み入れたのは30代後半の時と、かなり遅い。
・女性による歌曲、「女唱歌曲(여창가곡)」の発展、後進の育成に努める。

▼金月荷による女唱歌曲の界面平弄(계면평롱)(北斗七星(북두칠성))(歌詞)を聴く。哀調と女心を・・・ハイトーンで。

▼金月荷による詩唱(시창)、「關山戎馬(관산융마)」(歌詞)を聴く。申光洙の詩で、杜甫の「登岳陽樓」からきているそうで・・・。朗々と歌われている。

(本ブログ関連:"ファン・ジニ"、"イ・ソンヒと黄真伊の関係 "、"イ・ソンヒの「分かりたいです」、そして漢詩 "、"イ・ソンヒの「分かりたいです」 ")

2011年12月24日土曜日

机上鉱物採集:クリスマス編

クリスマス・イブだからか、年忘れのためか、йосиба氏のご厚意に預かり、またまた机上鉱物採集させてもらった。年末の忙しいところ、標本と時間を分けていただき感謝。
欲しいものがあれば採集?を了解ということで、結果は次の通りであるが、欲が過ぎたのではと、標本を並べながらかなり反省している。

・オリビンサンド(砂)・・・オアフ島(前回「砂編」への追加、<参考資料:「ハワイ鉱物紀行」>)
・重晶石・・・北海道上ノ国
・蛍石・・・福島県蛍鉱山
・緑廉石・・・長野県甲武信鉱山
・灰鉄柘榴石・・・長野県甲武信鉱山
満礬柘榴石・・・長野県和田峠
・クリストバル石・・・長野県八千穂村
・磁鉄鉱・・・長野県栗生(正8面体)
・硫砒鉄鉱・・・茨城県高取鉱山
・イネス石・・・静岡県河津鉱山
・桜石(菫青石仮晶)・・・京都府亀岡市桜天満宮(購入品)
ストロナ長石・・・高知県蓮台(堀先生発見鉱物)

(本ブログ関連:"机上鉱物採集"、"机上鉱物採集:砂編")

2011年12月23日金曜日

孫たちとクリスマス

クリスマス・イブ前日の天皇誕生日祝日の今日、一日早いがクリスマス・パーティーを孫たちと一緒に過ごした。

昨晩、電話があり、孫がサンタクロースがクリスマス・プレゼントのお願いを忘れていないか心配しているというのだ。電話口で、「明日、きっとサンタさんがプレゼントを持って来てくれるよ」と語って納得させたが、3歳に満たない幼児に理解できたかどうか。

笑顔で迎えてくれた孫は、居間の隣り部屋でサンタクロースが到着するのを待機した。しばらくすると、居間のクリスマス・ツリーの下にプレゼントが並べられたのだ。さっそく、孫が呼ばれた。それは、孫が欲しがっていたものだ。そういえば以前、若い両親と買い物したときに・・・。

孫は、開け放った窓から空に向かって「サンタさん、ありがとう!」を何度も口にして手を振った。サンタクロースとクリスマス・プレゼントの関係を孫が理解した、初めてのクリスマスのできごとだった。

そうそう、乳児の孫娘は母親にべったり離れないでいるので、クリスマス・プレゼントは早めに身に着けたそうだ。

2011年12月22日木曜日

冬至2011

冬至である。うす曇りの一日、極端に寒くはなかったが、天気予報はまた冷え込むといっていた。

今年のフルート教室は今日で終わりで、来年初までの宿題の譜面(「パッフェルベル カノン」)が配られた。超初心者にとって、中音域を8分音符で吹き続けるのはしんどいが頑張るということで、本来の華である16分音符の流れる旋律は容赦された。そのかわり、年末、正月に時間がたっぷりあるのだからと、練習用に先生のお手本を録音させていただくことになった。

なんと、録音は各自手持ちの携帯電話やスマートホンの録音機能を使うのだ。携帯電話の録音機能が初めて意義のあるものになった。特に、スマホの再生音は美しかった。時代がどんどん進化していることに気付き感心する。

さて今日は、「小豆かぼちゃ」でもと思ったが、小豆餡入りパックがあるので、焼餅でも入れてぜんざいにして食べようか。

(本ブログ関連:"冬至 2009")


孫娘-1枚

米の花輪

Social&Newsの記事「歌手イ・ソンヒ ファンたちいただい米を福祉館へ寄付」(12/20によれば、イ・ソンヒの年末の社会貢献を次のように報じている。

・歌手イ・ソンヒが、去る10月8日の仁川、11月19~20日の晋州コンサートの時、ファンたちにいただいた寄付米の米の花輪*で米1.2トンを受けて、ソウルの新吉総合福祉館に愛の米を寄付した。

(*)米の花輪: コンサート会場にファンが、花飾りの代わりに、寄付につながる米を以って祝うトレンド。

・歌手イ・ソンヒは、ファンたちからいただいた寄付米の米1.2トンを福祉館に寄付することによって、芸能人と社会の指導層による米の花輪を通した新しい寄付文化の広がりに一助となった。

・最近、芸能人の行事の時、ファンたちが祝いのために米の花輪で米をおくれば、芸能人は疎外階層(マイノリティー)に愛の米を寄付することで、私たちの社会を暖かくしている。

・福祉館の関係者は、「最近難しい時なので、寄付が減っているが、特に歌手イ・ソンヒさんの寄付だと、(施設の)院生たちが更に喜んで、1.2トンもの量に感謝する」と伝えた。

2011年12月21日水曜日

絆そして縁

今年を漢字の一文字で表現する言葉は「絆」だった。

イ・ソンヒの代表曲のひとつに「因縁(인연)」(2005年)がある。インターネットで、この曲名を「絆」とする場合もある。

1984年、イ・ソンヒがデビューした同年に、阿木燿子(作詞)と宇崎竜童(作曲)による「絆」が、橋幸夫、塚田三喜夫に歌われた。
同曲は1985年に、ダンス歌手ナミ(나미)によって「悲しい縁(슬픈 인연)」 (作詞:パク・コンホ、作曲:宇崎竜童)として歌われることになる。女性らしい訴えるよう歌声が耳に残る。彼女は、すでに前年の84年3月に、命の絆を直接感じることのできる母親になっていたのだ。

宇崎竜童(夫妻)は音楽家として、東日本大震災の地に支援活動を続けていると知人から聞いた。次にfacebookに記載の、(FMで東北6県向けに放送)の番組情報を記させていただく。
・番組: NHK仙台放送局 【サバトセーラ東北 公開ライブ イン 石巻】 〜心癒すひとときを・復興支援コンサート〜
・放送:12/17(土)、16:00〜18:50 NHK-FM 東北BL
・出演: 宇崎竜童 クミコ Happy Toco Eryca & シャンブル

(Youtubeに登録のtokyo64、013picに感謝)

(本ブログ関連:"絆(きずな)")

2011年12月20日火曜日

クリスマスをわが家で

ビング・クロスビー(Bing Crosby)の「ホワイト・クリスマスWhite Christmas)」(作詞・作曲アーヴィング・バーリン、1940年頃)は、子どもの頃の思い出のままに銀世界を夢見る、クリスマスに似つかわしい名曲だ。
彼が最初に歌ったのは、Wikipediaによれば、1941年12月のクリスマス放送だという。まさに太平洋戦争が始まったばかりのときである。

耳に馴染んできたわけではないが、彼のもうひとつの曲「クリスマスをわが家で(I'll Be Home For Christmas)」(1943年)がある。暖かい暖炉の前で、クリスマスを家族と一緒に祝う歌ではない。第2次世界大戦当時の、戦地から父あるいは息子が遠く故郷の家族へ恋人へ想いを語る歌だ。夢の中だけでもクリスマスに・・・。

今週、孫たちのクリスマスパーティに行こう、幸せなことだ。

(Youtubeに登録のCookiesDen21940sChristmas感謝)

2011年12月19日月曜日

イ・ソンヒのキャロルソング

イ・ソンヒが子どもたちと一緒に、クリスマスの歌を歌う映像がYoutubeにある。(登録の526apolloに感謝)
彼女は、1988年に「冬の日のものがたり(겨울날의 이야기」*を出しているが、その頃の映像だろうか。とても初々しい。
(*)以前CD-G版を入手して所収の童話「マッチ売り少女」の視聴を試みたが、音声のみ再現された。

ビデオ収録の曲目は次の通りである。
・シルバーベル(Silver bells)
・きよしこの夜(Silent night)
・諸人こぞりて(Joy to the world )

KBS WORLD「国楽の世界へ」 鄭在國

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(12/14)に、人物シリーズ6回目として日本の篳篥(ひちりき)とよく似た管楽器ピリ(觱篥:피리)の名人鄭在國(チョン・ジェグク、정재국:1942年3月10日~)が紹介された。

ピリという楽器については、以前の本番組(6/1)でも紹介されているが、次のように復習した。
・韓国を代表する管楽器で、竹で作られ、本体部分に8つの穴が開けられた縦笛。

▼鄭在國のピリ独奏による(霊山會相)の「上霊山(相霊山、상령산)」を聴く。余韻をもってピリが伸びやかに響く・・・どこかで聞いたような。

次のように鄭在國のプロフィールが紹介された。
・1942年、忠清北道鎮川に生まれる。
・1956年、国立国楽院併設の国楽士養成所に入所。
・1972年、史上初めてピリ独奏会を開く。
ピリの完成につとめておられるようだ。

▼鄭在國による、ピリの音色を人の声で真似て歌う口音(구음)「壽齊天(수제천)」を聴く。元々、宮中の音楽のようで・・・ゆたりとして。

▼鄭在國による、鄭在國流ピリ散調の中から「チ(ジ)ュンジュンモリ」を聴く。アップテンポでピリが奏でられる。やはり、この響きの方が親しみやすいかな。


孫娘-2枚

2011年12月18日日曜日

東洋文庫ミュージアム

駒込の六義園(旧柳沢吉保の庭園)にほぼ隣接するように、東洋文庫がある。同文庫は、東洋にかかわる和書、漢書、欧文書などの書籍資料を収蔵している。東洋史の専門家にとっては、大切な図書館だろう。また一般のために、教科書などで目にしたことがある史料の実物に対面できる場所として、2011年10月に、東洋文庫ミュージアムが設けられている。今日、東洋文庫ミュージアムを観覧した。

東洋文庫は、1917年に財閥によって設立されたが、太平洋戦争の結果、財閥解体のためしばらく国会図書館、ユネスコ東アジア文化研究センターに併置されていた。2003年に、独立して現在の姿(旧財閥系の支援を受ける)になったようだ。

東洋文庫ミュージアムの薄明かりの2階に、モリソン書庫がある。3階まで吹き抜けの壁一面に、東洋に関する重厚な背表紙の書籍が並んでいて圧倒する。
企画展示では、辛亥革命百周年を記念した「激動の近代東アジア」の展示があり、魯迅、孫文、蒋介石、毛沢東などの自筆の書や文書を見ることができる。

文庫員の方による館内ガイドがあり、30分超の1時間をかけて解説いただき、貴重な知の宝庫を観覧することができた。甲骨文字から、巨大な広開土王碑拓本、マリー・アントワネット所有の東洋に関する小型本など珍しいものを目にした。

ところで、東洋文庫といえば、平凡社の東洋文庫を思い描いてしまう。こちらは、東洋の古典から芸能まで網羅した、良心的な出版社による歴史叢書である。朝鮮(韓国)関連の本も多数見つけることができる。

さて、東洋文庫ミュージアム観覧の終わりに併設のレストランに寄って、SOL!VEスターの流星群観察でお馴染みの、バシ、マドモアゼルアイリーン両氏が飲み干している、(旧財閥系の)「小岩井農場の飲むヨーグルト」をいただく。酸っぱ味がなく、とろりとした濃いミルクといった感じだ。結構ヘビーである。


★ 孫-3枚・2動 ★
孫娘-1枚 

2011年12月17日土曜日

華氏451度

いつの間にか積(つ)ん読(どく)で、本の山ができる。知識の山ではない。仮に知識を山のように積もらせても、整理できるとも思えないし。序の口でつまづいているのだからしょうがない。燃やすわけにもいかないし・・・。

過去に膨大な書籍を破壊・焚書した行為は、歴史に記されている。未来の危機もSF小説などに暗示されている。当然ながら、焚書は精神の自由を奪うことになる。

レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)のSF小説「華氏451度(Fahrenheit 451)」は、消防ならぬ火付けを仕事に、焚書する物語である。紙の燃える温度が華氏451度というわけだ。(ちなみに、それを摂氏に換算すると232.8℃になる。油性インクで印刷される書籍のためか思ったより低い温度だ。)

ところで、電子本が中心の時代になったらどうなるのだろう。わざわざ燃やしに出向く必要がなくなる。ウィルス一つで消去できるのだから。温度は・・・。それ以前に、電子本のダウンロードを繰り返せば、書棚を見せているようなもので、読書傾向も丸見えになる。

最近、書店で、レイ・ブラッドベリの大部の伝記本が出ているのを見た。

2011年12月16日金曜日

スノーボール

石を石として対象にする以前、アルプスの氷柱が化石となり水晶ができたように、石は雲の源でもあった。石には物語があった。

水晶球の中に浮かぶ奇想の世界を、即物的に具現化したものがスノーボールだろう。この置物、昔も目にしたことがあるが、ちょっと変わった飾り物という感じだった。あまり人気はなかったような気がする。何と呼んでいたのかも記憶に定かでない。

それが何の影響かリバイバルしている。多分、かわいいの路線で、アメリカ雑貨の新しい位置づけになったのだろう。

ガラス玉の中に窮屈に封じ込められた物語は、狭い檻で身動きできない小動物のように感じる。雪が舞えば舞うほど切なくなる。スノーボールは、一時飾られて、忘れ去られるだろう。そして、いつかダンボール箱の底に再び発見されるときがくる。そのときは、思いでも一緒に持ち合わせているだろう。


孫娘-3枚
★ 孫-1枚 ★

2011年12月15日木曜日

パッヘルベルの「カノン」

パッヘルベル(Pachelbel)の「カノンCanon)」は、心地よく耳に馴染んでいるが、約3ヶ月通った新宿のフルート教室で、それを練習のとりあえずの成果とすることになった。
といっても、音の出ない学習者に手取り足取り指導していただいているわけで、曲の出だし部分と特徴的な旋律を以って再構成した超初心者のためのもの(アンサンブル譜面)を用意していただくことになった。果たしてどうなるやら、頑張るしかない。

Youtubeに登録の「canon pachelbel ensemble play-along! 」(参考:譜面=ヴァイオリン譜面をフルートで演奏)に、アンサンブル練習用に第1パートだけ除いて他のパートを演奏しているものがる。しっかり技量が上がったなら、サウンドに加えて、第1パートを吹けたらどんなに素晴らしいことだろう。せめて正月の初夢に見たいものだ。

そういえば、ふたご座流星群の流れ星を肉眼で見ていない・・・願いごとをするチャンスだったのに。

(Youtubeに登録のWalvis2007、houtblazerに感謝

2011年12月14日水曜日

ふたご座流星群

今日のふたご座流星群は、この目で観測できるだろうか。このところ、天気に恵まれず流れ星を目にしていない。だから、願い事も何も実っていない。

<ふたご座流星群>
AstroArtsは、「ふたご座流星群の放射点は、空が暗くなる頃には東北東の地平線から昇ってくる・・・(極大時刻の)夜中の2時頃・・・放射点は、ほぼ天頂まで昇り・・・この時間帯にたくさんの流れ星が見えると期待できます。」と紹介している。

<天気予報>
weathernewsによれば、多摩地方の深夜24:00前後は曇りとのこと、気がかりだ。
見えないときは、SOL!VEのお世話になる。こちらの方が、暖かい炬燵で・・・という無精者に合っているかも知れない。

<結果>
・21:00 相変わらず薄い曇に空は覆われていて、星々を眺めることすらできない・・・厳しい。
・22:15 雲は流れて、空にくっきりオリオン座が、西に木星を、東に月を従えて浮かんでいる。・・・いけそう。
・23:50 SOL!VEの次々観測に比して、肉眼で5分ほどオリオン座近傍を眺めるに不発。・・・寒い。
・01:00 SOL!VE最高のゴール!「ふたご座は裏切らない」そうで、流星ラッシュだった。

2011年12月13日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 洪元基

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(12/7)に、人物シリーズ5回目として歌曲(가곡)の名人、洪元基(ホン・ウォンギ、홍원기:1922年2月10日~1997年1月26日)が紹介された。

まず、以前紹介(10/26)された、「正楽(정악)」のなかで歌の入る「正歌(정가)」の復習から始まった。
・正歌には、「歌曲(가곡)」、「時調(시조)」、「歌詞(가사)」の3種類があること。
洪元基は、管弦楽の伴奏に合わせて詩をメロディーにのせて歌う音楽である「歌曲」を最も得意とした。

▼洪元基の歌による正歌の中から辞説時調사설시조)「夢は故郷へ行っても(꿈은 고향 가건마는)」を聴く。朗々として、余韻を響かせながら歌う・・・遠い故郷も、夢では近くしのばれる。

国楽について、次の説明があった。(復習であるが)
・庶民たちが親しんだもの(=民俗(音)楽(민속 음악)のことか)は、その喜怒哀楽を音楽を通して発散させることが多かったため、いわゆる歌詞も直接的だったり、多少誇張された表現が多く見られる。
・両班たちなどは、正歌(<正楽)に親しみ、自らの感情を表現するよりも、それを抑え込むことを美徳としていたため、いわゆる歌詞も控えめなものが多いようだ。

次のように洪元基のプロフィールが紹介された。
・1922年、ソウルに生まれる。
・小学校卒業後、李朝(王)職雅楽部員養成所に入所。
・1981年、「男女唱歌曲譜(남녀창가곡보)」の学術書を出版。
・1989年、文化勲章受章。

▼洪元基の伽耶琴가야금)による柳初新之曲(유초신지곡)の中から「細霊山(세령산)」(<霊山会相)を聴く。伽耶琴の独奏は、奥ゆかしく幽玄な響きがする。

▼洪元基の歌による男唱歌曲「言楽(언락)」を聴く。ゆるりとして・・・風流なのかな。

2011年12月12日月曜日

イ・ソンヒの「クデヨ」

イ・ソンヒのアルバム5集「私の街(나의 거리)」(1989年、歌詞)に所収の「クデヨ(貴方よ、그대여)」は、古風で情熱的だ。月明かりのない雨降る道で、ひたすら想いを募らせる・・・少女の心の物語だ。
今年5月、イ・ソンヒのコンサート「五月の陽射し」にゲスト出演したキム・ボムニョン(김범룡)が作詞、作曲した。
なお、Youtubeの静止画は、アルバム12集「MY LIFE + BEST」(2001年)のケース写真であるが。
(登録者koreanballdsに感謝)

最新の彼女の「ALL THAT MASTERPIECE LEE SUN HEE 4+5」(2011年)で聴くこともできる。



(付記)
中央日報の記事「韓国『国民の弟』イ・スンギ、来年初め日本歌謡界デビュー」(12/12)によれば、イ・ソンヒの愛弟子であるイ・スンギ(이승기)が「来年3月、日本で新アルバムを発表し、歌手デビューする」と、次のように報じている。
・イ・スンギの現地(日本)パートナーは、日本の実力派歌手でシンガーソングライターの桑田佳祐と俳優兼歌手の福山雅治の所属事務所(←アミューズのこと?)。歌手活動を基盤に俳優および芸能放送活動を行う計画だ。

(本ブログ関連:”イ・スンギ”) ←表示後、画面最下段の「前の投稿」もクリックを!

2011年12月11日日曜日

大正鉱山、錫高野#16、朝日トンネル#2

栃木の石仲間と一緒に、茨城県城里町の大正鉱山と錫高野に鉱物採集に出かけた。その帰り道、茨城県石岡市柴内の朝日トンネル北側に寄る。

<朝寝坊>
早朝、寝床の携帯電話が鳴った、そして鳴り止んだ。うつらうつらしながら、昨晩からつけたままのテレビ画面の時刻を見ると、何と6時20分を指している。え~っ、それは鉱物採集でお世話になるхаякава氏の車に乗せてもらっている時間じゃないか。寝坊した~、何という大失態。
というわけで、1時間30分も遅刻して、待ち合わせ駅に到着。待っていただいた、хаякава氏に感謝と深謝をする。

<大正鉱山>
大正鉱山で、石仲間が鉱物採集を開始しているところに、少し?遅れて参加。久し振りの鉱山跡は、手入れの乏しい杉木立が林立して光があまり届かない。ヒンヤリした斜面で、錫石の結晶がキラリと輝いてくれればと探すのだが・・・。
掘り出した土中の石は、先日の雨で泥まみれのため、識別しにくい。結果はいただき物も含めて次の通り。
・錫石、黄鉄鉱、鉄マンガン重石、および緑色膜状鉱物?

<錫高野>
大正高山は早々に引き揚げ、同地の錫高野に場所を変える。前回(9/25)につづき、蛍石の採集場所および周辺で採集。こちらは、日当たりもよく乾燥の度合いもよいのだが、それでも掘り返した石は泥だらけ。しかも蛍石は前回と違って、全く見当たらない。今回は金雲母が付着したものを目安に探したが、全て却下の悲運。
あっという間に時間が過ぎる。結果はいただき物も含めて次の通り。
・蛍石、鉄マンガン重石、他

<朝日トンネル>
錫高野で石仲間と解散した後、帰り道、先日(11/13)採集した朝日トンネルに寄る。「辻」道路標識があるトンネル北側の石の野積み場で(緑柱石を夢見て)目視したが、陽も翳り始めて長居できなかった。寒い!
・雲母+鉄電気石

寝坊は絶対にいけない!


★ 孫+孫娘-3枚

2011年12月10日土曜日

皆既月食

今晩、皆既月食である。流星群観察が、当地雨天・曇天のため不発だっただけに、さすがに月ならば食を見られるだろう。本ブログで先にも触れたが、楽しみである。

<天気予報(weathernews)>
・お出かけには万全な防寒を
昼間も身体の芯まで凍えるような寒さが続きます。コートやダウンジャケット、マフラーなど、冬装備でお出かけを。今夜は皆既月食観測のチャンスですが、万全な防寒で観測するようにして下さい。
SOLIVE24で生中継

<結果(柘榴石の月)>
・首をそり返すようにして見上げると、木星に先導された満月が浮かんでいた。
・食は、滲むように黒ずみながら始まった。そして思ったより速く進む。オリオン座の上にいる月は、くっきりえぐられ、やがて赤味がかった不思議な星になった。23h31.8m、天頂近くの皆既月食は、月の表面を黒/赤茶/白の勾配で染めた。柘榴石のように輝いた。驚くことに、いつもと比べて、月が小さくなっている。
・ところで、月食の始め頃、地元駅前の商店街では、二人連れが空を指さしたり、携帯電話で「月食だよ」と連絡し合ったり、コンビニ袋をぶら下げながら見上げたり、人さまざまに観察していた。そういえば、親子で眺めている姿もあった・・・素晴らしい思い出になっただろうな。
ところで、SORAチャットが1,000を越えた。Max1,340だそうだ。

いけない、いけない、もう翌日(12/11)になってしまった。朝一番の電車で錫高野へ行くのに、01:00だよ。
なになに、12月14日(水)~15日(木)には、SOLIVE24でふたご座流星群中継・・・?


(本部ログ関連:"皆既月食の楽しみ"、"ペルセウス座流星群"、"オリオン座流星群"、"しし座流星群")


★ 孫、孫娘-5枚

2011年12月9日金曜日

初めて見る雪

今日、初雪だった。日本経済新聞の記事「東京・多摩などで雪 都心3.6度、今季最低」(12/9、10:30 (10:57更新))によれば、「東京都練馬区や多摩地区でも雪が降り、マフラーに厚いコートを着込んで通勤する人が目立った」そうだ。
ただし、東京としては、気象庁(大手町)の当地目視観測のため、雪を認めるまでに至らず、初雪は幻に終わったようだ。

ともあれ、この地域に今年最初の雪が降ったわけで、孫娘に、初めて見る雪景色はどう映ったことだろう。


★ 孫、孫娘-6枚

2011年12月8日木曜日

イ・ソンヒ「ALL THAT MASTERPIECE LEE SUN HEE 4+5」入手

新宿のコリアプラザに予約していた、先月リリースされたばかりの、イ・ソンヒのアルバム4集と5集のリマスター版「ALL THAT MASTERPIECE  LEE SUN HEE* 4+5」(2011年、LON)を今日、ついに手にした。
(*)LEE SUN HEE =イ・ソンヒ(이선희、李仙姫)の英名

「ALL THAT MASTERPIECE」シリーズは、「韓国の80〜90年代の韓国大衆音楽のルネサンス時代を開いた魅惑的なマスターピースのデジタルリマスター版(高音質)」である。歌手ごとに、代表的なアルバム(連続した)2集をワンセットにしているのが特徴。(参考:INTERPARK

彼女のアルバム5集(1989年)は、CDとLPともに入手しているが、4集(1988年)を見つけることができないでいた。この機会に、4集も揃えることができた。4集、5集のアルバムは、イ・ソンヒが絶頂へ加速させた時期のものである。声も押し出すように若々しい。

<4集>
1 「愛が散るこの場所(사랑이 지는 이지리)」
2 「歳月は流れても(세월은 흘러도)」
3 「旅に出よう(길을 떠나자)」
4 「
天使は泣かない(천사는 울지 않아요)」
5 「美しい江山(아름다운 강산 )」・・・イントロに効果音あり
6 「私はいつもあなたを(나 항상 그대를)」
7 「밤이 찾아 오면)」
8 「あなたの顔(그대의 얼굴)」
9 「むづか
しい応え(어려운 대답)」
10 「さようなら(안 녕)」


アルバム4集には、1曲目の「愛が散るこの場所」から惹きこまれる。アルバム代表曲の「私はいつもあなたを」、繊細でありながら力強く展開する「さようなら」そして(韓国の)国民的な歌謡となる「美しい江山」などが収めれている。
そうそう、初々しい少女の恋を歌った「むづかしい応え」 のなんと可愛らしいこと。

ところで、コリアプラザを出て、帰りを新大久保のコリアタウン方向に進むと、平日の午後の時間、女性たちばかりで道をびっしりと埋めているのに驚く。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒ 4集+5集(All That Masterpiece)”、"アルバム紹介:イ・ソンヒ 4集+5集(All That Masterpiece)")

2011年12月7日水曜日

どっこいしょ

先日、地元体育館の健康体操コースで、運動に疲れてくると、あちこちから「どっこいしょ」の声が出てきた。照れ隠し?もあって、外国ではどう言っているのだろうと話題になった。結局、その場で答えは見つからなかったけれど・・・。

「どっこいしょ」の語源について、インターネットの情報では、仏教・山岳宗教などの「六根清浄」、民謡の合いの手の「どっこいさ」、あるいは相撲の「どすこい」などがあげられている。けれど、今一つピンとこない。
座るときに腹筋を補うように「どっこいしょ」の掛け声を入れることと、山登りや、労働や、相手をさえぎるイメージとつながらないのだ。

さて、韓国語教室でも聞いてみたのだが、韓国語にこれといった決まり文句はないようだ。となると、「どっこいしょ」という掛け声は、どうやら自然な言葉、発露ではなさそうだ。例えば、「肩こり」に似て、日本固有のもののようだ。

さて困ったな、悩んだ頭を「どっこいしょ」とするか。あっ、置き場がない。


 孫娘-1枚
★ 孫と孫娘-2枚

2011年12月6日火曜日

ゴーカイジャー・クイズ

子供向けテレビ番組「海賊戦隊ゴーカイジャー」の存在を、孫のおかげで知った。この番組を未だ見たことはないけれど、クリスマスも近いので、孫と話?が通じるようにWikipedia情報を元にクイズを作ってみた。

Q1.番組放映の系列局、放送曜日と時間帯は?
Q2.ゴーカイジャーのメンバーは人間か?
Q3.ゴーカイジャーのモチーフは?
Q4.ゴーカイジャーの主メンバーの人数、カラーは?
Q5.ゴーカイレッドの名前は?
Q6.ゴーカイブルーの名前は?
Q7.ゴーカイイエローの名前は?
Q8.ゴーカイグリーンの名前は?
Q9.ゴーカイピンクの名前は?
Q10.ゴーカイジャーのメンバーの中で女性は誰か?
Q11.地球襲撃する悪の名は?

こんなところで、どうでしょう。では、解答を!

A1.テレビ朝日系列、毎週日曜7時30分~8時00分
A2.宇宙人
A3.宇宙海賊
A4.5人、赤・青・黄・・桃(暗記:RuBY/GP)
A5.キャプテン・マーベラス(ゴーカイジャーのリーダー)
A6.ジョー・ギブケン(常に冷静沈着で、口数の少ないクールなサブリーダー的存在)
A7.ルカ・ミルフィ(ジョーに続いてゴーカイジャーに加入)
A8.ドン・ドッゴイヤー(メカニック担当で、ゴーカイジャーにはルカに次いで加入)
A9.アイム・ド・ファミーユ(ザンギャックの一員、最後にゴーカイジャーに加入)
A10. ゴーカイイエロー(男勝りで活動的)と、ゴーカイピンク(お嬢様育ち)
A11.宇宙帝国ザンギャック

ところで宇宙海賊といえば、こちらも見て(読んで)はいないのだが、松本零士の「宇宙海賊キャプテンハーロック」という漫画があった・・・主人公のキャラクターのイラストを目にしたことはあるが。これはアニメで、テレビ朝日系列で放送されたそうだが・・・。

2011年12月5日月曜日

イ・ソンヒの誕生日

今年の干支は「卯(うさぎ)」だった。イ・ソンヒもうさぎと同じく、「ニンジン」が大好きだったらしい。そのうえ、朗らかで仲間に人気のあった彼女は、中学時代の教師から「サニー」の愛称をつけられている。
現在、イ・ソンヒには、SunnyLovrCarrotの名を冠したファンクラブがある。

旧暦1964年11月11日、忠清南道保寧郡(現在は市)珠山面篁栗里に誕生した彼女は、新暦の今日が47回目の誕生日になる。

近くは2009年に続いて、今年は米ニューヨークのカーネギーホールをかわきりに、(韓国)全国コンサートツアーを成功させ、さらに来年もコンサートツアーが予定されている。合わせて来年は、アルバムもリリースされるようだ。

(本部ブログ関連:"サニー"、"イ・ソンヒの生誕"、"イ・ソンヒの年齢"、"イ・ソンヒ誕生日")


★ 孫-3枚 ★

2011年12月4日日曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 朴秉千

KBS WORLD放送の「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/30)に、人物シリーズ4回目として珍島シッキムグッ(씻김굿)という「巫俗音楽」の芸能保有者の朴秉千(パク・ビョンチョン、박병천、1932~2007)が紹介された。

まず、「巫俗(フゾク)」についての復習から始まった。
・「巫俗」とは、巫女(みこ、ふじょ)の巫(ふ)と、俗世の俗の字を当てた韓国のシャーマニズム、または民間信仰を指す。
・巫俗音楽は、この巫俗でお祓いする際に演奏される音楽。

「シッキムグッ」について、次の説明があった。
・巫俗を司る巫堂(ムーダン、무당)という占い師が行うお祓いを「クッ/グッ(굿)」という。
・「珍島シッキムグッ」は、珍島地方に古来伝わる「グッ」で、「シッキム」は「洗い流す」の意を持ち、死んだ人の魂の不净をきれいに洗い流し、安らかにあの世に旅立てることを祈るお祓い。

▼朴秉千ほかによる、珍島シッキムグッの中から「成造経(성주경)」を聴く。リズミカルで明るく音楽的だ。ある意味、モノホニーで展開か・・・。

「巫堂」について次の通り解説が加えられた。
・巫堂は、大きく二つに分類できる。
① 神が人間の体に降臨し、神を宿した状態で巫堂となる降神巫(강신무)で、これは一般人がある日突然、神病(신병)に罹り、これを契機に巫俗界に入るというもの。韓半島中部より北の地方に多い
② 巫俗を司る家系に生まれ、代々家業を継ぐ世襲巫(세습무)という形式のもの。南部地方に多い。また、世襲のため芸術性が高く評価される。

なるほど、シャーマニズムの源流との地理的な関係(精神的な濃度勾配といえるか)からいえば、北部に降神巫が多く、南部に世襲巫が多くなるというのもうなづける気がする。ただし巫堂の創出背景が異なったまま、ずっと時代を経たということに興味を持つ。

次のように朴秉千のプロフィールが紹介された。
・1932年、全羅南道の珍島の巫堂の家系(9代目)に生まれる。
・巫俗に対する偏見を超えて、巫俗音楽を一般に広めた。

▼朴秉千による「生きる者のための祝願徳談(축원덕담)」を聴く。(先日放送(11/16)の、イ・ガンスの「祝願徳談」と比べて)随分と洗練されていて語り聞かせる感じがする。

▼朴秉千の息子パク・ファニョン(박환영)による、朴鍾基(박종기、1880-1947年)流、テグム散調(대금산조)の中から「クッコリ(국거리)」を聴く。透明な横笛の音が駆けるように響く。

(参考1) 慶應義塾アジア基層文化研究会に、「II.シッキムクッ -Japanese Edition-」の詳細な解説がある。
(参考2) Youtubeに、珍島シッキムグッの映像()が登録されている。(登録者vibahogunに感謝)
(参考3) 本部ログ関連:”金秀男写真展”(韓国文化院で済州島のクッの公演)

もう春が待ち遠しい

冬到来の束の間、雨のきのうと打って変わって、今日は幾分寒さを緩めた程好い一日だった。これから厳しくなるというのに、もう春が待ち遠しい・・・冬は苦手だな。
日向でしばらく温もっていると、のんびりする。雪解け水を集めた川の先に広がる春の海のような、歌詞の意とは別に、ゆたりとした曲を聞きたくなる。

ヘイリー・ウェステンラ(Hayley Westenra、1987.4.10~)の「The Water is Wide」(cf.アルバム「Treasure」)
ベット・ミドラー(Bette Midler、1945.12.1~)の「ローズThe Rose)」

(Youtubeに登録のCashelWest、Leona2288に感謝)

(追記)
鉱物採集に春を待つのはいいけれど、冬眠から覚めた熊と出くわしたくない。ということで、吉祥寺で熊避けのカウ・ベルを購入。

2011年12月3日土曜日

皆既月食の楽しみ

読売新聞の記事「皆既月食、10日深夜に…全国で観測可能」(12/3)に、来週10日の皆既月食観測について次のように紹介している。
・月が地球の影に隠れる「皆既月食」が、10日深夜に全国で見られる。
・国立天文台によると、月食は午後9時45分に始まり、翌11日午前1時18分に終わる。月が完全に隠れた状態は、10日午後11時5分から約50分続く。関東地方では、南の方角の高い空で観察できる。日本各地で皆既月食の全てを観測できるのは、2000年7月以来となる。

ウェザーニュースの、10日の天気予報は次の通りで、夜間の空に雲がかかるのだろうか。
10日 晴れ後曇り、気温(最高10℃/最低0℃)、降水確率20%


国立天文台の情報(月食各地予報で検索)で、当地の観測時間は次表の通り。この間に雲間に浮かぶ月を仰ぎ見られればよいのだが。

食の状況
日時 方向角[°] 月[°] 視半径[″] その他
年月日 時刻 北極 極頂 天頂 高度 方位 半影 本影 角距離 食分 備考
2011/12/10 20h31.8m 76 -61 137 49.2 96.8 4372 2384 902 5274 0.000 半影食の始め
2011/12/10 21h45.4m 67 -54 121 63.4 112.8 4374 2386 902 3288 0.000 部分食の始め
2011/12/10 23h05.7m 31 -23 53 75.4 153.9 4375 2387 902 1485 1.000 皆既食の始め
2011/12/10 23h31.8m 1 -2 2 76.7 178.0 4375 2387 902 1286 1.110 食の最大
2011/12/10 23h58.0m 331 20 311 75.7 202.7 4376 2388 903 1485 1.000 皆既食の終り
2011/12/11 1h18.3m 294 53 241 64.1 246.0 4377 2389 903 3292 0.000 部分食の終り
2011/12/11 2h31.7m 285 61 225 50.0 262.5 4379 2391 903 5282 0.000 半影食の終り

Webブラウザーのシェア

日本経済新聞の記事「Chromeが初めてFirefoxを抜き2位に、世界市場シェア調査」(11/2)は、11月のWebブラウザー市場で「Chrome」が2位になったと、次の通り報告している。

・Webアクセスの解析などを手がけるアイルランドのStatCounterは、現地時間2011年12月1日、Webブラウザーの世界市場に関する調査結果を発表した。
それによると11月は、米Googleの「Chrome」(25.69%、2年前と比べて(以下同じ)大幅に伸)が初めて米Mozillaの「Firefox」(25.23%、縮小)のシェアを上回り、2位に付けた。首位の座は米Microsoftの「Internet Explorer(IE)」(40.63%、減少傾向)が維持した。
米Appleの「Safari」(5.92%、増加)。


ちなみに、本ブログの本日分「ブラウザ別のページビュー」(統計TAB)の割合は次の通り。
・Internet Explorer (71%)
・Chrome  (10%)
・Mobile Safari (6%)
・Firefox  (5%)
・Opera  (3%)
・Safari  (2%)

IEから一度Chromeに移行したが、何となく(先見性に追いつかず)、またIEに戻ってしまった。結果的に変な話だが、ChromeでIE9の練習をしていたようなものだった・・・かもしれない。


 孫娘-1枚

2011年12月2日金曜日

イ・ムンセの曲アンケート

Wstarnewsの記事「赤い夕焼け " 韓国人が好きなイ・ムンセの歌1位" に選定」(11/16)は、Mnet番組のアンケート調査による、歌手イ・ムンセの人気曲順位結果を紹介している。

1.「赤い夕焼け」(붉은 노을、1988年):13〜18歳の年齢層の45%が支持。
2.「光化門恋歌」(광화문 연가、1988年):イ・ムンセ自身が下記番組に出演して最高のヒット曲に選んだ。40代で21%と最も高い支持。
3.「街路樹の木陰に立てば」(가로수 그늘 아래서면、1988年)
4.「むかしの恋」(옛사랑、1991年)
5.「秋が来れば」(가을이 오면、1987年)

なお、イ・ムンセ自身が好きな曲は9位の「私はまだ分からないでしょう(난 아직 모르잖아요)」。

[調査概要]
・調査機関:韓国ギャラップ
・調査範囲:Mnet番組「ユン・ドヒョンのマスト(MUST)」(毎週火曜日午後11時)
・調査人数:13〜49歳の成人男女1,023人


なるほど、「私はまだ分からないでしょう」は、ドラマチックな展開のする曲だし、「むかしの恋」は、光化門の雪道にむかしの恋を懐かしむよい歌です。
イ・ムンセの印象は、飄々としてなお泰然とした雰囲気がありながら、親しみやすい感じがする。

(Youtubeに登録の2SINISTRO、pops8090、gd2loveに感謝)

(本ブログ関連:"(資料)KBS-FM調査:リスナーが最も好む歌")

2011年12月1日木曜日

イ・ソンヒの「2011コンサート」

イ・ソンヒの「2011イ・ソンヒ『五月の陽射し』コンサート」(5/21-22、世宗文化会館)が、YOUKU(视频)に、ほぼフルバージョンで登録されている。この登録映像は公演の1部と2部の両方を含み、1時間半近く続く。パワフルに歌い上げる彼女の曲目を、次の画像下側に列記した。ただし、残念ながらアンコールで歌われた「Jへ」(J에게)など一部は収録されていないようだ。
なお、公演初日の様子については、以前の本ブログでレポートした



この映像で、イ・ソンヒが歌ったリストは次の通り。

<第1部>

・「私はいつもあなたを」(나항상 그대를)
・「少女の祈り」(소녀의기도)
・「愛が散るこの場所」(사랑이 지는 이 자리)
・「ケンチャナ」(괜찮아)
・「生きてみると」(살아가다 보면)
・「ひとしきり笑いで」(한바탕 웃음으로)

===== 関係者による「彼女を語る」映像 (최불암、임진모、이상벽、정윤기、차승원) =====

・「狐の嫁入り(日照り雨、天気雨、Fox Rain)」(여우비)
・「分かりたいです」(알고 싶어요)
・「離別」(이별)・・・パティ・キムの歌(作詞・作曲:吉屋潤(길옥윤))
・「一度くらい」(한번쯤)・・・宋昌植(송창식)の曲
・「因縁(인연)」

・・・・・ イ・ソンヒの愛弟子イ・スンギの出演 ・・・・・
・「愛が酒を教えて」(사랑이 술을 가르쳐)
・「旅に出よう」(여행을 떠나요)・・・チョー・ヨンピルの歌


<第2部>

・・・・・ キム・ボムニョン(김범룡)をゲストに迎える(イ・ソンヒとのデュエットも!) ・・・・・
・「冬雨は降って」(겨울비는내리고)・・・キム・ボムニョンの歌
・「ヨン」(영)

・「炎のように」(불꽃처럼)・・・作詞・作曲キム・ボムニョン
・「葛藤」(갈등)
・「ああ、昔よ」(아! 옛날이여)
・「美しい江山」(아름다운 강산)・・・作詞・作曲シン・ジュンヒョン(신중현)

・・・・・ アンコール ・・・・・
(未収録か)