ブログ本文&資料

2024年12月24日火曜日

おじさん歌手たち

何事もなく浮世を流れきて、気付けば年の瀬を迎えている。ポケットの手帳に日ごと、外出先をメモしているが、寒いというだけで記入が減り空白がふえている。

そういえば、昔のこと、厚手の手帳(「システム手帳」といった)を手元に置いて、会議に出席する時代があった。忙しさをアピールするツールだった。けれど、携帯電話やスマホが普及すると、それに付属したカレンダー機能(ソフト)に替わってしまい、あっという間にすたれた。

時代が変わり、何事について追いつかないでいる。テレビのタレントやお笑い芸人はほぼ知らぬし、POP歌手にいたっては聞くこともない。せめて演歌歌手でもと番組リストを見れば、早朝に短時間放送しているのみ・・・歌手も大方代替わりしているし。

せめて、おじさんたちが頑張っているのを、Youtubeで見たり聞いたりすると、なぜか落ち着く。これまで、ブログに紹介した機会のある、日本や海外のおじさん歌手たちを記してみよう。

■ すぎもとまさと(杉本真人、1949年4月30日 ~)
吾亦紅(われもこう)*」(作詞:ちあき哲也、作曲:杉本眞人、2007年2月)
(*)野草「ワレモコウ」は、「高さ1メートルほどの草で、秋に枝分かれした先に赤褐色や暗紅紫色の花をつける」(Wikipedia)という。

(本ブログ関連:”すぎもとまさと”)

ー https://www.youtube.com/watch?v=cs_pCM7Q7Jo (登録:TEICHIKU RECORDS)



■ イゴール・ミルクルバノフIgor MirkurbanovИгорь Миркурбанов、1964年10月2日 ~)
「おまえは葉が落ちて凍ったカエデの木(Клён ты мой опавший, клён заледенелый…)」(詞:セルゲイ・エセーニン詩による、作曲:ヴァシリー・リパトワ)
・歌手Igor Mirkurbanovは、ソ連・ロシア、イスラエルの俳優、監督だそうだ。

(本ブログ関連:” イゴール・ミルクルバノフ”、”エセーニン”)

ー https://www.youtube.com/watch?v=6J_7GuHDdvg(登録:medpup)

〇 エセーニン(Есенин)の詩: 「Клён_ты_мой_опавший,_клён_заледенелый_」
ー r-Wikipedia: https://ru.wikipedia.org/wiki/Клён_ты_мой_опавший,_клён_заледенелый…
ー 英露対訳: https://ruverses.com/sergey-esenin/oh-my-dear-maple/2639/

〇 日本の歌声喫茶: 「枯れたかえで」
ー MP3: https://www.utagoekissa.com/utagoe.php?title=karetakaede&type=mp3
ー 楽譜: https://bunbun.boo.jp/okera/kako/kareta_kaede.htm

〇 エセーニンの詩「あなたは私の倒れた(萎れた?)カエデ、氷のカエデ」の紹介
ー РуСтих: https://rustih.ru/sergej-esenin-klyon-ty-moj-opavshij/



■ エラズモ・カルロスErasmo Carlos、1941年6月5日 ~ 2022年11月22日)
「道端に座って(Sentado à beira do caminho)」(1969年5月)
・ブラジルの Roberto Carlosと、Erasmo Carlosが作曲し、かつErasmo Carlosのシングルによりリリースされた。
ー https://www.youtube.com/watch?v=i9DEYD2jEmI(登録:ERASMO CARLOS)

〇 イタリアのイタリアの歌手 オルネラ・ヴァノーニに「L'Appuntamento」として歌われており、彼女についてのWikipediaによれば、この曲は「2004年の映画『オーシャンズ12』に使用され、また日本ではBS日本の番組『小さな村の物語イタリア』のオープン・エンドテーマとして親しまれている。」という。(最近、「小さな村の物語イタリア」が見られないのが残念)

(本ブログ関連:”L'Appuntamento”)

2024年12月21日土曜日

冬至 2024

きょうは二十四節気の「冬至」、一年間で昼が最も短く・夜が最も長くなる日であり、太陽の高度は最も低くい日である(反対は「夏至(来年6/21)」)。

(本ブログ関連:”冬至”)

連日、冷えびえしているのに、今朝のテレビの天気予報では、なぜか今日だけ最高気温*が 15℃まで上がるという・・・。歳をとると寒さがこたえるのでありがたいけれど。
(*)きょうの最高気温: 結果、15℃より高く 17.4℃(14:09)に達した。

冬至は今年最後の二十四節気であり、冬の折り返しである。来年初の二十四節気は「小寒(来年1/5)」であり、その後も寒さは漸増して「大寒(来年1/20)」まで冬がつづく。
・・・実は、これから年末年始に「寒波」が襲来(2回ほど)して、気温が急降下するそうだ。


七十二候
「冬至」の期間を三つに分ける雑節の「七十二候」は次の通り。
・初候: 乃東生(ないとう しょうず)  乃東(夏枯草=ウツボグサ)が芽を出す
・次候: 麋角解(しかのつの おつる)  麋(大鹿=おおじか)の角が抜け落ちる
・末候: 雪下出麦(せっか むぎを いだす)  雪の下で麦が芽を出す

乃東(ウツボグサ)
ちなみに、冬至の真反対である「夏至」の間の七十二候の「初候」に、「乃東枯(ないとう かるる) ウツボグサ**の花穂(かすい:花が縦に群がる)が黒ずむ」とある。乃東(ウツボグサ)は、冬至や夏至の指標になっているようだ。
(**)ウツボグサ: 夏に紫色の花をつけ、終わると黒ずんだむ。採集して薬用にする。

(⇒ ヘラジカなのか、トナカイなのか、それとも単に大鹿なのか?)
七十二候の「次候」の麋について、中国語版c-Wikipediaで、「ソリはヘラジカの代わりにトナカイが引く(拉雪橇用的是鹿而不是鹿)」(Google訳)と記している。「鹿」=トナカイであり、麋の文字を使う「鹿」=ヘラジカである。 だから、七十二候の「麋」がどちらを指すのか、それとも単に大鹿なのか、日本語でどうなのか ・・・ ネット上に、「」を「馴れ鹿(トナカイ)」としているものがあったりして、少々混乱している。
ー ヘラジカとナカイの角は、毎年成長し切った後に根本から抜け落ちそうだ。


雑談
新年が迫って、年の ”year”と、耳の ”ear” の発音の違いをYoutubeの解説で確認した。
⇒ 視聴して、自分の口で発音したものの、区別できているのか独りじゃ分からない。

2024年12月19日木曜日

「雪国の民話の誕生」田中康弘氏の説明

山の不思議をまとめた「山怪」シリーズで著名な田中康弘氏が語る、下記の「冬山その山怪」のYoutube映像がある。いつもながら話の展開に誠実な人柄がうかがえ、聴く者を暖かくさせてくれる。実際に現地に赴き採集した話であり、山のひとびとの素朴さも伝わってくるようだ。

(本ブログ関連:”山怪”、”民話”)

今回のYoutubeの最後(38:48に、「冬山において 山怪はどのように育まれていったのか」、雪国の生活から民話がどのように誕生したかについて語られる。何度も足を運ばれた方だけに、とても説得力があり納得させていただいた。
・むかしの囲炉裏ばたは、作業場であり爺さんや婆さん、母や孫たちが囲む場所であった。(父親は出稼ぎに)
    ー めいめいが自分の時間と空間を持つ、今の時代とは違って、
・話のタネが植えられて、それが何代も繰り返される。(おもに祖父母が語り手となって)
    ー 話は育てられ、ききやすい言い伝えや伝承などとなり民話が誕生する。
    ー 記憶は語られることにより残る。

■ Youtube(登録:オカルトエンタメ大学)
「冬山その山怪」
https://www.youtube.com/watch?v=7BrLnLyfwXM

2024年12月18日水曜日

源内忌(火浣布)

きょうは、江戸中期の万能の畸人、平賀源内(享保13年(1728年)~ 安永8年12月18日(1780年1月24日)、筆名に「鳩渓(きゅうけい)」、「風来山人(ふうらいさんじん))」が亡くなった「源内忌」にあたる。蘭学・本草学・浄瑠璃など異能多才振りについて、これまで本ブログに、耳情報による数行をメモしている。今回もダラダラと記す。

(本ブログ関連:”平賀源内”)

きっかけは鉱物趣味だったころ、彼の発明した「火浣布」が、現在の秩父市大滝の中津川で見つかった石綿をもとにしたと知って俄然興味がわいた。
秩父鉱山によく行ったせいもある(秋田藩の鉱山(銅山)との関わりも興味深い)。それにしても、江戸から秩父への道のりを考えると、彼が多々成し遂げた仕事の一つのために、精神も体力もついやす驚異の人と言わざる得ない。
ちなみに源内(鳩渓)は、その行動から「山師」とあざけられたりもした。

(本ブログ関連:”秩父鉱山”、”山師”)

■『マリンエンジニアリング』← Wikipediaの平賀源内の「出典」に掲載
「解説 マルチ人間 平賀源内の発想」(砂山長三郎、第55巻第5号、2020年)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jime/55/5/55_604/_pdf/-char/ja
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まだ雪深い中で,2 月には採取した石綿から布を作り出します.中島一家の協力で出来上がり,「火浣布(かかんぷ)」(火で汚れが浣(あら)える布)と名付け,2~3cm 角の香敷(香を焚くときに炭の上にのせる網)に仕上げます.オランダ人一行に見せ,昔はトルコで織り出されたが今は何処にも出来ていないとの証言を得て,それらの経緯を「火浣布説」にまとめ,3 月香敷と一緒に幕府に献上します
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北越雪譜
■ 国立国会図書館デジタルコレクション
江戸時代後期の商人・随筆家「鈴木 牧之(明和7年1月27日(1770年2月22日) ~ 天保13年5月15日(1842年6月23日))」の著「北越雪譜」に、火浣布の記述がある。
https://dl.ndl.go.jp/pid/767990/1/5

■「北越雪譜」二編 巻之四(青空文庫)
「火浣布」: 源内の他に、黒田玄鶴と稲荷屋喜右衛門が同様に作ったが、いずれも術をつたへずして没した。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001930/files/58401_70229.html

■ レファレンス協同データベース
「『北越雪譜』火浣布に出てくる黒田玄鶴と稲荷屋喜右衛門」
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?page=ref_view&id=1000025717



「近世人物夜話」
「秀吉から辰五郎まで-----」の四十編におよぶ人物話である「近世人物夜話」(森銑三、講談社文庫)に、源内の項がある。話は飛ぶが、ここでいう辰五郎は腹の据わった侠客で、徳川慶喜とつながったりして、江戸幕府がもし生きながらえていたらと想像したくなる。
源内については、江戸期に記されたいくつかの評伝を並べ、読み解いている。

源内は、大才であるが狭量だったようだ。源内のエレキテルを盗用したと錺(かざり)師(あるいは鍛冶屋)を訴え牢死させ、その後借金取りを切って死なせ**、そのお咎めで入牢するも自身がそこで最後を迎えるとは。そもそも事故物件の家に住んだという話もあって、波乱万丈の人だった。
(**)源内の門人であって、源内宛の密書を盗み見したからだと・・・さらに義経伝説のような顛末が続く話もある。

森銑三氏は、源内について「癇癪で自尊心が強く、変質者的な一面はあったにもせよ、源内その人は心置きなく交際のできる人物であったらうと、私は思っている。」と評している。

2024年12月17日火曜日

来年の干支「巳年」

来年(令和7年:2025年)の干支は、「巳(み)年」(へび年)である。何と、今から12年前(干支を一周した年)の終わり近く、次年(巳年)の干支を気にしていたのだ。ブログを見直して気付いた。

(本ブログ関連:”来年の干支”)

年の瀬が迫る今ごろ、いつも年賀状作りにいろいろ手間取っていたことだろう。けれど、昨年(2023年)末に決意して、「年賀状終い」の挨拶を、縁者・知人・趣味仲間に送付した。

(本ブログ関連:”年賀状終い”)

おかげで、今年から年賀状と関係ない元旦を迎えている・・・来年も然り。といいながらも、年賀に欠くことのできない干支については、やはり気になるものだ。
来年が「へび(蛇)年」とはいえ、直に蛇(ヘビ)について、身近で思いつくことも経験もない。せいぜい、巨大なニシキヘビの記録映像をテレビで見て驚いたことくらい。

そういえば、映画「ブレードランナー」で、レプリカントを追跡中、偶然採集したヘビの鱗(うろこ)を画像拡大すると、そこに製造番号が見えるといった場面があったな。

(本ブログ関連:”ブレードランナー”)

あと思い出すのは、なつかしの「東京コミック・ショー」の演目「三蛇調教」だろう。モグラ叩きゲームのモグラを蛇に置き換えたもので、毎回、人間くさい蛇との対話が繰り返えされる芸ながら、笑いの定番として、客が最も待ち望んだものだった。

■ Youtube(登録:竹庵藪井)
「東京コミック・ショー 三蛇調教」
https://www.youtube.com/watch?v=-HcP4v9wsto

2024年12月16日月曜日

暦売り

子どものころ、繁華街の路上に人だかりがして、親父の後ろから覗き込むと、地面に泥だらけになって積まれた万年筆が売られていた。聞くところによると万年筆工場が火事になり、焼け跡に残ったものを給料代わりに渡されたいう、ここで安く売るというのだ。いかにも怪しげな口上に、大人たちは黙って見ていた。

すると口上人は、泥だらけの万年筆の山から一本取り出し、そばに置いてあったバケツの水につけ込みサッと洗い、インクを補充して白い紙に筆を滑らせた。立派に使えると、書いて見せたのだ。結果、その万年筆が売れたのか、買った大人がいたのか記憶に定かでない。ただ思い出の光景だけが、モノクロの世界に残っている。

ネットを検索したところ、次の「mannenhudemaru」氏のブログがあり、上記の記憶がよみがえった。そして「泥万(ドロマン)」という言葉を初めて知った。

■ mannenhudemaruのブログ
「3年ぶりに泥万(ドロマン)を試してみた足立区の銭湯公演江北湯12.15(木)」(2016-12-15 20:41:15)
https://ameblo.jp/mannenhudemaru/entry-12228951593.html

ところで、路上販売については、フーテンの寅さんの口上を忘れてはならないだろう。その中に、「暦売り」のものがあるそうだ。映画の台詞を取り出したものから・・・一部抜粋させていただく。

■ 男はつらいよの世界(くじゃくのまい)
「寅さんが使う啖呵売での口上のセリフ全文(音声付)をまとめてみた - 易(人相・手相)限定の啖呵売口上」(2019/7/31、9/21)
https://www.com1ne.com/296
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天に軌道のあるごとく、人それぞれに運命と言うものを生まれ合わせております。
当たるも八卦当たらぬも八卦、人の運命などというものは誰にもわからない。
そこに人生の悩みがあります
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今まさに来年のカレンダーとの交替時期だが、私は作月末(11/30)に終わらせている。一枚だけになった12月と、来年のものとを重ねているだけなのだが。

本屋に、来年のカレンダーや暦本(易経、神道の運勢暦)などがならんでいるが、むかしに、路上で暦本が売られていたことを知った。「日々の歳時記」(広瀬一朗、中日新聞東京本社、昭和五十五年【1980年】七月一日 初版)の「12月14日」の項に、「暦売」について次のような紹介がある(抜粋)・・・1980年当時にこんな光景が見られたのだろうか。
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・書店でも(暦本を)もちろん売っているが、街頭などで立ち売りしているのが歳末らしい風景。
(句例 省略)
・売っているのが老人だったりすると、わびしげだ。
(句例 省略)
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2024年12月15日日曜日

12月の満月(コールド・ムーン)

きょうは 12月の「満月」の日で、旧暦「霜月」の11月15日にあたる。今年最後の満月だ。
米国の農事暦(The Old Farmers’ Almanac*)では、今晩の満月を「コールド・ムーン(Cold moon)」と呼ぶ。
(*)農事暦: https://www.almanac.com/full-moon-names
太陽は暖かいが、月は冷たい。12月になれば一層冷える。

(本ブログ関連:”満月”)
 
ネット情報**によると、きょうの満月の瞬間は、今夕:18時03分、方位:東北東、高度:20°という。まん丸お月さんの写真を撮りたいが、外は寒いので・・・躊躇する。
(**)月の出・月の入りマップ: https://hinode.pics/moon/state/code/13

これから、「冬至」(12/21)にいたるまで日照時間は減り、日没は早まる(ちなみに、きょうの日没は 16:30)。屋内に籠ることの多い身には、行動時間は乏しく、午後3時過ぎになると外出をひかえてしまう。

よいしょっと、子どもの素直な心に戻って、暖かくなってみたいものだ。


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ニューヨーク・サン紙社説(1897年9月21日)
サンタクロースはいるんだYES, VIRGINIA, THERE IS A SANTA CLAUS)」(担当 Francis Pharcellus Church)
(青空文庫:大久保ゆう訳:  https://www.aozora.gr.jp/cards/001237/files/46346_23177.html)
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 本紙は、以下に掲載される投書に対してただちにお答え申し上げるとともに、このようにまっすぐな方が読者におられることを、心から嬉しく思います。

「こんにちは、しんぶんのおじさん。
 わたしは八さいのおんなのこです。じつは、ともだちがサンタクロースはいないというのです。パパは、わからないことがあったら、サンしんぶん、というので、ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?
ヴァージニア・オハンロン」

(略)
 じつはね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。とか思いやりとかいたわりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、そういうものがあふれているおかげで、ひとのまいにちは、いやされたりうるおったりする。もしサンタクロースがいなかったら、ものすごくさみしい世の中になってしまう。ヴァージニアみたいな子がこの世にいなくなるくらい、ものすごくさみしいことなんだ。サンタクロースがいないってことは、子どものすなおな心も、つくりごとをたのしむ心も、ひとを好きって思う心も、みんなないってことになる。見たり聞いたりさわったりすることでしかたのしめなくなるし、世界をいつもあたたかくしてくれる子どもたちのかがやきも、きえてなくなってしまうだろう。
(略)
 サンタクロースはいない? いいや、今このときも、これからもずっといる。ヴァージニア、何ぜん年、いやあと十万年たっても、サンタクロースはいつまでも、子どもたちの心を、わくわくさせてくれると思うよ
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2024年12月14日土曜日

北風が冷たい

明け方7時の気温は、2.5℃ と低かったが、次第に上昇を始めた。それで昼間に、スーパーへ出かけることにした。12時の風速は、3.9m/s と強く、気温も 11.6℃ と、最高気温(12.2℃、13:36)にいたるまででなかったが。思った以上に冷えて、北北西の風が冷たい。
この寒さは厳しく、最高気温は来週いっぱい 12℃± α で続くようだが。

ところで、スーパーに行って驚いた。いつもと変わらぬ諸々を購入したのに、支払いが 1.4倍くらいになったのだ。

そういえば、最近テレビで見た、人気ラーメン店の紹介で、美味いラーメン・メニューの価格が、いずこも千円を超えていた(観光地などでは、その倍に)。以前のテレビで、ラーメン店の主人が「いま、1,000円を超えるのに苦労している・・・ラーメンに対する認識『1,000円の壁』がそれをはばんでいる」といっていたが、もはやそうではなくなったようだ。

オッと、物価に対する感覚が鈍っているのだろうか。昔を知っている者にしたら、今年の変化は驚きだ。(原材料費や人手不足による人件費のアップ、さらにインバウンド消費に随伴して、物価上昇は致し方ないのかもしれない)

(参考)
■ 現代メディア
「『ラーメン一杯1000円以上は高い』論がもはや時代遅れと言えるワケ - 飲食店が苦しい今あらためて考えたい」(刈部 山本ライター、2020.05.23)
https://gendai.media/articles/-/72766?page=5
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国や東京都による統計資料を見ると、中華そば・ラーメンの一杯の平均価格は、昭和37(1962)年に48.5円、昭和50年に211円、平成元年に437円、平成10年に515円、平成22(2010)年に594円と推移している。
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■ テンポスドットコム food media
「ラーメン店は1,000円の壁を超えられるのか!?」(グルメ担当ハカセ、2024/04/03)
https://www.tenpos.com/foodmedia/management/open/17167/
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総務省統計局の小売物価統計調査の結果では、東京都区部での中華そば(ラーメン)1杯の価格平均は567~588円程度、全国平均が660円で直近は上昇傾向が続いています。
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Texas Bill Strength 「North Wind」
北風が寒い。何もかもが持っていかれるような気がする。それで、Youtubeで懐かしい(ただし日本でもって人気を博したのに、アメリカではWikipediaに記載もない)Texas Bill Strengthの「North Wind」を聴いてみよう。

■ Youtube(登録: BenBop1965)
「Texas Bill Strength - North Wind」* (1956年)
https://www.youtube.com/watch?v=lKZRUn3M3CU
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North wind
North wind
Bring my baby back again
North wind
Where did she go?
Nobody but you will ever know
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(*)歌詞: Musixmatch
https://www.musixmatch.com/ja/lyrics/Texas-Bill-Strength/North-Wind

2024年12月12日木曜日

(資料)金鉱山: 菱刈鉱山

以前、体が丈夫なころ、鉱物採集のベテランの方に従って関東近辺の鉱山を巡った。基本的に閉山した跡地で、旧い「ズリ」*を探しては鉱物を見つけた。採集仲間の一部は、腰の深さまでズリを掘り返す者もいたが、私たちはもっぱら表面採集が中心だった。
(*)ズリ: 鉱山で選鉱後、不用になった岩石の捨て場(=坑道に入れぬマニアの採集場所になる)。

(本ブログ関連:”鉱山”)

ベテランの方は、ズリ場の傾斜地などで、目指す鉱物を含んだ岩石を見定め、ハンマーで割り進める。すると、見事な結晶を取り出すのだ。母岩付きの結晶の何と美しいこと。つねづね思うのだが、いずれの世界でも、ベテランといわれる人は「勘」と「記憶力」**がまるっきり違う。一方、勘どころのない私ときたら、やみくもに岩を叩き割るしかない。
(**)勘と記憶力: 鉱物の鑑別だけでなく、産地の道筋や地形、草木一本についても。

採集地につづく道の途中、つくば市にある産業総合技術研究所の「地質標本館」に立ち寄ったりしたことがある。アマチュアには及びもつかない鉱物標本が陳列されているのだ。いっとき、夢を見ることができる場所だ。分類展示室の順路の終わり出口近くに、(鹿児島県)伊佐郡菱刈町「菱刈鉱山」の「金銀鉱石」標本***が置かれている。いつも見ても感心する。
(***)標本データベース: https://gbank.gsj.jp/musee/#M12212

(本ブログ関連:”金山”)

標本ラベルに、金銀の含有量について「"Ginguro(銀黒)"  ore(鉱石); Au 3,600g/t、 Ag 9,720g/t」と表示されている。トン当たり、金(Au)が 3,600g/t 産出したというのだから、すごい標本だ。

ちなみに、鉱石とは「さまざまな鉱物や岩石が混在している状態のもの」であり、鉱石中に含まれる産業的な鉱物を「有用鉱物」という。
アマチュアが入手する、金を含む鉱物標本は「ギングロ」といわれ、名前の通り黒い筋しか見えないのが普通。金の粒の標本は、川辺で水と大きな皿を使って採取する砂金採り(パンニング)がもっぱらだ。

ところで、Youtubeを巡っていたとき、菱刈鉱山の金採取の紹介があった。
世界的に 1~2g/t のところ、400g/t 採取できる切羽(きりは)の場面があった。なにより、金鉱山の金鉱床に、まさしく潜入できる映像なんて珍しい。

■ Youtube(登録: 鹿児島ニュース - KYT鹿児島読売テレビ、2024年11月5日 20:23)
「【特捜隊】令和の鉱山は驚きの進化!Wi-Fiで遠隔操作も 日本一の金山・伊佐市の菱刈鉱山に潜入」
https://www.youtube.com/watch?v=EjPIx3Chy8o

現在の鉱山経営は、IT技術を使ったいろいろな工夫がされていることも知った。

2024年12月11日水曜日

市民講座「身近な民間信仰」 ❷

公開講座の「身近な民間信仰」第2日目にあたるきょう、❷「暮らしから生まれた儀式と行事」の講演があった。講師は、第1日(12/4)と同じく、府中市「郷土の森博物館」学芸員の佐藤智敬(ともたか)氏である。(以下聞き間違えがありましたら、ご容赦を)

(本ブログ関連:”市民講座「身近な民間信仰」”)

日取りを決めて生活する私たちは、一年の中に節目として「年中行事」を行ってきた。そのため暦の理解が必要。昔は一ヶ月を、月の満ち(月の15日ころ)欠け(月の1日ころ)による「太陰暦」(旧暦)で定めたが、明治新政府により「太陽暦」(新暦)に変わった。

今回はおもに、調布の地を中心とした行事が紹介された

① 年中行事
・宮中など旧来の行事の流れをくむ、節句や七夕がある。また宗教や民間行事に、正月の「門松立て」や先祖供養の「盆」などがある。

② 正月行事(12~1月)
・桑や蚕などで養蚕を行ってきたことから、「マユダマ飾り」がある。
・「門松」の飾りが一般の「竹と松 」と違い、「竹と杉」を組み合わせた風習がある。
火に関連する「サイノカミ*行事」に由来した「どんど焼き」の映像が紹介された。
(*)サイノカミ: 塞の神(さいじん)は、辻や村の境、峠などに祀られる神で、道行きの安全を守る=「道祖神
    ー 子どもたちの(小規模)行事だった、いったん中断した後に復活させ現在にいたっている。
    ー 迫力ある映像を見て驚いた!

■(映像-1)X.com(登録:府中市郷土の森博物館【公式】)
(どんど焼き)「午後5:30 · 2024年1月14日」
https://x.com/kyodo_no_mori/status/1746449574125093237

(参考)
■(映像-2)Youtube(登録:東京都府中市)
「いっしょに、府中 2024年2月号~どんど焼き編~」
https://www.youtube.com/watch?v=lMaIkHPxnRc&t=3s

(付記)
アメリカのネバダ州で開かれる「バーニングマン」の光景が一瞬だけどよぎってしまうほど豪快なイベントだ。Wikipediaによれば、「像部分の全高は約12m。台座を含めると頂点まで32mの高さがある (2010年開催時)」とのこと。
ちなみに、府中市のドンド焼きのやぐらは高さ12メートル、直径7メートルあり都内最大級という。

③ 盆行事(7~8月)
・府中近郊における盆行事は、養蚕時期と関連する。
    ー 大正~昭和初期にかけて養蚕事業が盛んになった。
    ー 新暦8月は養蚕で忙しいため、8月1日を中心に盆行事が行われた。
    ー 東日本と西日本で、盆行事の時期が異なる・・・。
・先祖の精霊(仏教的な祖霊)に対するお祭り。
・「盆踊り」が実施される旧暦の10日頃は、夜も明るい。
・先祖を迎え供養する「盆棚」や「精霊棚」を多数写真で紹介された。
    ー 飾り台の後ろに「掛け軸」を総動員して、棚の仕切りとして使われた。

2024年12月9日月曜日

(資料)今年の秋は観測史上で一番暑かった

おとつい(12/7)、二十四節気の「大雪(たいせつ)」だったせいではないが、ここ数日、冬の気配が増した。とはいえ、「大雪」当日のブログに触れたが、ファッション業界では、従来秋を 9~10月としたが、11~12月でもよいほどだという話題を記した。

テック情報サイト「GIZMOOD」の記事に、「日本の秋、今年は観測史上で一番暑かった」と次のよう 紹介している。2022年 ⇒ 2023年 ⇒ 2024年 の秋(9月〜11月)*の平均気温との差が、1898年以来の傾向と比べて特段飛び抜けていることが分かる。
(*)秋の季節区分: 気象庁は、カレンダー上、秋を 9月〜11月 としている。

■ GIZMOOD(抜粋)
「日本の秋、今年は観測史上で一番暑かった」(Kenji P. Miyajima、2024.12.09 18:00)
https://www.gizmodo.jp/2024/12/japan-fall-hot.html (グラフ参照)
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・気象庁の発表によると、今年秋(9~11月)における日本の平均気温は、1898年の統計開始以来最高を記録**しました。2022年から3年連続で過去最高を更新しています。
昨年(2023年)は2022年の記録を0.49度も上回りました。・・・そして2024年はその2023年の記録をさらに0.58度も上回っちゃいました。去年と今年だけで1.07度も上昇したことに。100年あたり1.43度のペースで気温が上昇しているなかでこの数値はすごいです。

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(**)気象庁「2024年秋(9月〜11月)の天候」
    ー https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/seasonal/202411/202411s.html


台風の上陸・接近推移
秋の伸長傾向と照らして、台風の本土への上陸や接近の推移を見てみる。次の資料は、ネットで見つけた平成22年版(2010年)の「防災白書」によるもので、上記の分析と比べて、だいぶ古いが・・・温暖化傾向を浮かび上がらせるかどうか・・・。

■ 内閣府(防災情報ページ)
「図2−3−55 台風の日本への接近数と上陸数の推移」(平成22年版 防災白書)
https://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h22/bousai2010/html/zu/zu078.htm
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グラフから、台風の上陸・接近の増加傾向が見られるわけではないような・・・。残り10数年分の飼料が足りないけれど。



(追記 12/16)
上記の内閣府「平成22年版 防災白書」(2010年)よりもう少し最近の「台風」情報を追記する。
次のグラフでは、1951年~2021年までの範囲が示されており、同じく気候変動の影響が見られない。

■ 一般財団法人「国土技術研究センター」(JICE)
「国土を知る / 意外と知らない日本の国土   台風の進路にある日本」
https://www.jice.or.jp/knowledge/japan/commentary11

2024年12月8日日曜日

(資料)鴨(カモ)と雁(ガン・かり)

この時期、公園の小川に、カモ科のカルガモ(他にマルガモ:カルガモとマガモの交雑)や、サギ科のサギ(ダイサギ、コサギ、アオサギ)をよく見る。ときに、カワウ(ウ科)、バンとクイナ(クイナ科)、カイツブリ(カイツブリ科)などを見たこともある。

そこで、よく目にする「鴨(カモ)」と、詩歌に歌われる「雁(ガン・かり)」が、どんな関係かネットで調べてみた。両者は「カモ目 カモ科」に属する同じ仲間の水鳥という。
ー 以下、誤記などありましたら、ご容赦。

カモ
(鴨、英: Duck)
ガン
(雁、かり)
分類
(大きさ)

カモ目カモ科の鳥類のうち、
・体が小さいものの総称。

カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち、
・カモより大きく「ハクチョウ」*より小さい一群の総称。
首の長さ

短い。

カモよりも少し首が長い。
S字を描いていることが多い。

(口ばし
口ばしは、少し丸みを帯びている。口ばしは、平たく、植物を食べるのに
適した形をしている。
羽色






繁殖期(春から夏)に、オスは派手な色彩を持つ種類が多い。 繁殖期が終わると、メスのような地味な模様に変わる。 ・「カルガモ」は雌雄同色だが、繁殖期にオスの背羽のラインがはっきりするようだ。 雌雄とも比較的に地味な色合い。







食性



基本的には草食だが、昆虫や小さな魚など、雑食性の種類もいる。(海ガモに魚を食べるものもいる)

主に植物性の餌を食べる。




繁殖形態


発情期になると新しい相手を
見つける、一夫多妻型。

一生同じ番(つが)いで過ごす、一夫一婦型。

群れ



群れで行動しますが、雁ほど大規模な群れを作ることは少ない。

大きな群れで行動することが多く、「V字編隊」で飛ぶ姿が有名。


渡り




カモの仲間には渡りを行わないものも多くいる。
・北方に生息する「カルガモ」の中には冬に暖かい地方に移動するものがいる。

渡り鳥として知られているが、
渡りの距離やルートは種類によって
異なる。
・雁が音:ガンの鳴く声、ガンの異名。(季語:秋)


(*)ハクチョウ: 図鑑には「コハクチョウ」、「オオハクチョウ」などで記載!
(参考)「アヒル(duck)」はカモ科の「マガモ」を原種とする家禽。「ガチョウ(goose)」はカモ科ガン亜科の鳥。

(追記 12/9)
先日(12/7)の野鳥観察(探鳥会)を欠席したが、観察結果をメール配信いただいた。その中に、会として初めて水鳥の「トモエガモ」(雌)**を1羽観察したとのこと。寝坊しなければ相まみえたのに、残念なことをした。
(**)トモエガモの雌: 図鑑の写真では、雌は、雄の派手な面構えと違って地味である。

2024年12月7日土曜日

大雪 2024

きょうは二十四節気の「大雪(たいせつ)」、雪が降り重なるころを指すが、暖冬というか、秋が長く続いて冬の気配が弱々しい。(先月11/22が「小雪(しょうせつ)」だったので、順番に大雪となったはずだが、そう単純でないようだ)

(本ブログ関連:”大雪”)

本当なら、早朝の野鳥観察(探鳥会)に参加するはずだったのに、寝坊して気付けば、集合時刻(7:00)を30分過ぎていた・・・間に合わない。昨深夜に冷えて、電気敷毛布の目盛りをいつもより1つ上げて温まり、眠りが深かったからか。
ー 今朝の気温は、7:00に3.8℃ ~ 8:00に6.7℃だった。

大雪の間を三つに分けた雑節の「七十二候」は次の通り。
12月なのに暖かいといったり、寒いといったり。たしかに陽気がとじられているのを実感するが、言い訳に使ったりもする。
・初候: 閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる)  天地の陽気が塞がり、真冬となる
・次候: 熊蟄穴(くま あなに こもる)  が冬眠のため、穴に入り冬ごもりする
・末候: 鱖魚群(さけのうお むらがる)  が群をなして、川をさかのぼる

そういえば、季節感に年齢の観点が必要かもしれない。歳とともに寒さには敏感だ。

ファッション業界のシーズン区分け
ところで、ファッション業界ではシーズン区分けが変わってきているようで、次の通り「なんなら10月までが夏、11~12月が秋ぐらいの認識」という。気象庁の季節区分では、12月~2月は冬だというに。

■ WWD(Women's Wear Daily: ファッション業界紙)
「ファッション業界を長年悩ませる『長い夏に何を売るのか問題』 いいかげん答えを出しませんか?」(五十君 花実、2020/01/31 (更新:2020/02/02))
https://www.wwdjapan.com/articles/1021305
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・従来のアパレルのMD*カレンダーだと、一年間は梅春(おおよそ1~2月)(同3~4月)(同5~7月上旬)初秋(同7月下旬~8月)(同9~10月)(同11~12月)といったシーズン分けになっている。
・しかし、今の時代にこのシーズン区分けに共感するような消費者は皆無だろう。1~2月はまだ3~4月が5~9月が、なんなら10月までが11~12月がぐらいの認識が一般的だ。
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(*)MD: ファッション商品の総合プロデュース

2024年12月6日金曜日

これから冬の寒さが続く

きのうの「体操教室」で、指導の先生から「毎日外出している人?」との質問があり、みな一斉に挙手した。つられて手を挙げたものの、実際は、ひと月の3~5割在宅している。単純に、怠け者でしかないからだ。

もちろん、出歩くのは健康(肉体的、精神的)のため大切であると、ご指導いただいたのは言うまでもない。でも、きょうは寒い気がしてためらってしまった。一日、ストーブを点けて家にこもったのだ。

きょうの最高気温は 17.7℃(14:14)だったが、テレビの天気予報によれば、これから連日、本格的な「冬(12月)」の寒さ(12℃ ± α)に入るという。もう一段、防寒を意識した身づくろいが必要のようだ。

寒さが染み始めたこの時期にピッタリな童謡、「北風小僧の寒太郎」を聴いてみよう。初出は、NHKの「みんなの歌」(1974年)だそうで、ドラマ「木枯らし紋次郎」にヒントを得たという(Wikipedia)、・・・なるほど、「冬でござんす」、「寒うござんす」、「雪でござんす」って口調が。(「木枯らし紋次郎」の決め台詞に、「あっしにはかかわりのねえことでござんす」がある)

(本ブログ関連:”木枯らし紋次郎”)

■ Youtube(登録: KAZEKOZOU69)
「北風小僧の寒太郎」(作詞:井出隆夫、作曲:福田和禾子)ビクター少年合唱隊
https://www.youtube.com/watch?v=bNhuzeYEpIE

2024年12月4日水曜日

市民講座「身近な民間信仰」 ❶

公開講座の「身近な民間信仰」第1日目にあたるきょう、❶「家に祀(まつ)る神様仏様」の講演があった。講師は、府中市「郷土の森博物館」の学芸員、佐藤智敬氏である。(以下聞き間違えがありましたら、ご容赦を)

(本ブログ関連:”市民講座「身近な民間信仰」”)

多摩川の北側にある府中市から、北上して国分寺崖線にいたるまでの小金井市との両エリアにおける、「稲荷信仰」、「講」の2つの伝承について語られた。稲荷信仰は、私にとってかなり興味深いテーマだ。講は、今回初めて聞くことになる。
- 古い2万5千分の一地図上、上記エリアに桑の木が広く栽培されていたのに驚く。

(本ブログ関連:”稲荷”)

① 家の神様(仏様): 稲荷様について
・府中・小金井のエリアにおける、「屋敷神」(個人敷地内)の信仰は、ほぼ稲荷信仰だった。(府中市: 8割)
    ー 村共同体の稲荷信仰は、屋敷神から成長(引き継いだり)したものと考えられる。
・屋敷神としての稲荷様の神体は、藁(わら)で作った社(やしろ)や祠(ほこら)の中に置かれた丸い石だったりした。
・屋敷神は、有名な神社・寺院から、分祀・勧請(かんじょう: 分霊をいただいてくる)。
    ー 平安時代に、関東エリアに稲荷神はない。
    ー 江戸時代中期の新田開発に伴い、村の鎮守として登場。
・朱鳥居は、明治以降に登場したようだ。・・・?
・狐の上にいる稲荷の姿
    ー 神道の神体は、稲を背負う。仏教では、守護神の荼枳尼天(だきにてん)。
・家の神様から、効用を持つ神へ変わる。笠森稲荷=笠(皮膚病の瘡(かさ)ぶた)の平癒。
・「稲荷」の前に「~稲荷」と(正一位など)格付けは、近世中に行なわれた。

② 講(こう):宗教的な講(遠隔地への参詣のための集まり)
・農村にとって、天候は神頼みであり、お参りに行くため「講」が作られた。
    ー 講の発達:「御師」・「先達」と呼ばれる宗教者により流布され確立していった。
    ー 御師の札配りは、大正ごろまでつづいた。
・集団の参詣:ア)日帰りなど全員で行く、イ)代表者が行く(代参)などがある。
    ー 遠隔地へ行くのは金持ちだけ。
・宗教的な講であっても、途中あるいは参詣後、旅行の要素を含む行動があった。
・講の減少:ア)農業人口/田畑の面積の減少、イ)天気予報技術の発達などあって、参詣の必要性が減ったことによる。
    ー 郷土史: 民家の屋根裏から参詣の証である「お札(ふだ)」が大量に発見されることがある。


(付記)
民間信仰と関係ないが。早朝5:00の「NHK NEWS おはよう日本」に、気象予報士の近藤奈央さんが復帰しているのに気づいた。12/2からとのこと。

セキレイ

午前中の市民講座「身近な民間信仰 ❶」を受講後、街に出て簡単な昼食をとり、そのまま公園併設の「自然観察園」へ向かった。眩しいほどの陽射しの昼過ぎ(13:00ころ)のこと。

観察園の入口に掲示板があり、月ごとに開花の野草や木の実を紹介している。その中からいくつかピックアップして探すのだが、タイミングが合わぬことがある。しかも今回、順路の板橋の修復が未完のため、十分に巡るのがむつかしかった。(きょうも、ポケットサイズのコンデジカメラしか持ち合わせず、写真を撮るのを断念した)

観察園の東側にある「かがみ池」の奥岸に、1羽のセキレイの姿が見えた。遠目に、なんとなく黄ばんで見えた。たまたま望遠レンズ付きのカメラを構えている人がいたので尋ねたところ、「キセキレイ」とのことだった。

(本ブログ関連:”キセキレイ”)

隣接の公園へ足を延ばしたところ、小川の岸辺の小さな空間に、黒い過眼線を持つ「ハクセキレイ」 を1羽見つけた。割合近距離なので観察を続けたところ、ハクセキレイは例のウォーキングして、もう1羽と落ちあい草むらに消えた。しばらくして、あらわれた2羽は小走りに消えていった。波型に飛ぶ姿も見せてくれた。

(本ブログ関連:”ハクセキレイ”)

自然観察センター
きょう初めて、完全リフォームした「自然観察センター」の建物に入った。靴を脱いで入館する。自然観察園を見おろす高台にあって、観察園側が全面ガラス張りとなって見晴らしがよい。おまけに外にテラスまである。落ち着いた雰囲気で小休憩できそう。

2024年12月3日火曜日

雪は降らない(ジャングルのクリスマス)

12月。クリスマスの歌を探しに Youtubeを巡った。古い時代から今まで、暖炉の薪に火を点して、その明かりに部屋が暖まる団欒の光景が浮かぶ、そんなことを想像しながら次の歌と出会った。

(本ブログ関連:”クリスマス・ソング”)

デリック・ロバーツ(Derrik Roberts)の歌「雪は降らない(ジャングルのクリスマス):There Won't Be Any Snow (Christmas In The Jungle)」(リー・ポクリス、ポール・ヴァンス 作詞・作曲)だ。どうやら故郷を離れた場所から、クリスマスの楽しみを伝えている・・・そんな風に聞こえた。歌の合間に、熱帯の鳥の鳴き声が聞こえてくる。そして、雷鳴、銃声?が。呑気に狩猟でもしているのかと思った・・・。
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キラキラした銀色の紐飾りも、(暖炉の)火も無いし
それに、誓いのキスも無い
ジャングルのクリスマスだから、雪も降らない
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歌詞の最後に、友人の持ち物から、もうじき帰還すると語る手紙を見つけたので、それを宛先の女性に送りますという詞がある。

そう、鳥の声の合間に聞こえたのは、武器の音(砲音が轟いていた)、1960年代のベトナムのジャングルからのものだった。

■ Youtube(登録:The45Prof)
「1965 Derrik Roberts - There Won’t Be Any Snow (Christmas In The Jungle)」
https://www.youtube.com/watch?v=r2ILGzOTjSQ

2024年12月2日月曜日

コサギの群れ

昼過ぎ(13:30ころ)、気温 16.9℃ の穏やかな陽射しのなか、公園の紅葉を見ようと出かけた。
公園の東西を流れる小川に沿って進んでいたとき、思わぬ光景に出合い、なんと一度に(ある範囲内で)、「ダイサギ」、「コサギ」、「アオサギ」をまとめて見ることができたのだ。彼らを警戒させないよう、静かに両岸を往復して観察した。残念ながら、ポケットサイズのコンデジカメラで撮影したため、解像度をあげることができなかったけれど、以下に載せる。

(本ブログ関連:”ダイサギ、コサギ”)

ダイサギ(写真左)、コサギ(写真中央)、アオサギ(写真右)
・大型の「ダイサギ」が、首をねじって毛づくろいしていた。口角の奥行きを観察するのに手間取った。(写真は超ボケているが・・・)
・何と「コサギ」が群れていた。それも2羽+6羽の2グループを見た。こんなにたくさんのコサギと遭遇したのは初めてのこと。集団すべてでないが、嘴(くちばし)が黒く、足の指が黄色なのを確認した。
・2羽飛来した「アオサギ」の1羽が残り、コサギの群れ近くにたたずんでいた。(写真は超ボケているが・・・)


他に、赤茶色の少し長い嘴(くちばし)をした、黒色の水鳥と思われるものが、小川の上を下流に向かって一直線で飛んで行った・・・一体何だったんだろう。帰宅して図鑑を眺めたが、記憶に当たりそうなものを見つけられなかった。もしかしたら「カワウ」だったのかもしれない・・・が。

小川に沿った右岸の小道に続く「カエデ」は、見事に紅葉している。日影のせいか、深紅というより、やや黒ずみ沈んだ赤なのが惜しい。背の高い「イチョウ」は、日光を受けて青い空に黄色の葉を輝かせていた。

2024年12月1日日曜日

名勝小金井桜と野草たち

公開講座の「雑学大学」は、月2回開催されていて、内容は多彩。今回は、「玉川上水」*の両岸に、江戸中期の元文2年(1737年)に植樹した「ヤマザクラ」による「名勝(=景色のよい)小金井桜」の歴史と、樹下の野草たちについて講演会「武蔵野新田開発と小金井桜と野草たち」があったので参加した。講師は、日本樹木医会元会長の椎名豊勝氏である。
(*)玉川上水: 江戸前期の承応2年(1653年)に上水(=飲用)として築かれた。

以下、聴き間違いなどありましたらご容赦。

現在まで300年の歴史を持つ名勝小金井桜は、武蔵野の新田開発の歴史と重なる。名主の川崎平右衛門は、新田の運営や飢饉に際しての救済など、安定化のため農民への支援を惜しまなかったという。彼は玉川上水に、奈良の吉野山と茨城の桜川からヤマザクラを取り寄せた。

いまだに桜を見られるのは、これまで人びとが植樹を継続**してきたからであり、今後その歴史を継承したい。現在、上水の桜は、他の木々や下草と混在(雑木林化)している。それをどのように整理するか、「生物の多様性」(生態的特徴など)の観点から見直す必要がある。
(**)ヤマザクラの寿命は80年(100~150年)ほどといわれる(最盛は50年目ころ)。

今回、林床の下草を「里山」の考え方(農家・農地 ⇔ 里山(中間地帯・一部手が加わる)⇔ 山林)にもとづきどのように扱うべきか検討し、絶滅危惧から復活した野草が紹介された。
・放置すると、イネ科多年生常緑笹の「アズマネザサ」(シノタケ)の群落に林床が7~8割が覆われる。
・林床にヤマザクラの緑陰が広がれば、本来の自生草本類が育つ環境になる。
・林床で復活した絶滅危惧種(野草)の例:
    ー アマナ、 ニリンソウ、キツネノカミソリ、イチリンソウ、ノカンゾウ、ホタルカズラ

最後に、自然とどのように関わるべきかといった議論があることが紹介された。自然のまま、在りのまま手を下さないという考え方。あるいは、今回説明したように里山的な位置づけという考え方・・・だ。

2024年11月30日土曜日

11月のカレンダーを剥がす

夜中に、壁掛けのカレンダーから 11月分を剥がした。残った12月が軽くゆらゆら揺れている。今年もあっけなく終わりに向かっている。

パッといきましょう。カレンダーのことでお世話になっている、ニール・セダカの「カレンダー・ガール」を聴きましょう。

(本ブログ関連:”ニール・セダカ”)

■ Youtube(登録:SirBasildeBrush)
「Neil Sedaka - Calendar Girl」
https://www.youtube.com/watch?v=uphYbRUm2Lw

2024年11月29日金曜日

「わんぱくデニス」と「スヌーピー」の子ども像

わんぱくデニス」を知ったのは、子どものころ、同名の米国テレビ番組だった。金髪の後髪が立っている少年デニスは、いつもオーバーオール(胸と腰がつながった作業着風の子供服)を着て、遊びともイタズラともつかぬ騒動を巻き起こす。それが、いかにも子供らしくて、次は何を?と期待させるホームドラマだ。

原作はアメリカのコミック「わんぱくデニス(Dennis the Menace)」(ハンク・ケッチャム 作、1920年 ~ – 2001年)で、1951年の新聞掲載に始まり、現在も作者の後継シンジケートにより継続しているそうだ。実際に漫画本を手にしたことはないけれど、キャラクターの顔は記憶にしっかり残っている。
ネット検索で知ったことだが、初期のころのデニスは、いかにも悪ガキ風の目つきをしていたが、後になって無邪気な顔つきに変わっている。漫画家が、読者の反響をキャッチして磨き上げた成果だろう。似たように感じるのに、ディズニーの「ミッキーマウス」もそうで、初期は痩せこけていたが、現在はふっくらしている・・・。

ところで、私が知ったデニスは、無邪気顔したものでちょっと混乱した。というのも、アメリカの子どもの群像を描いた漫画に共通のタッチがあるからかもしれない。
1950年ころ登場して現在にいたっている、コミック「スヌーピー」(チャールズ・モンロー・シュルツ 作、1922年 ~ 2000年)に出てくる子どもたちの中に、デニスが混じっても何の違和感がない、そんな気がしたからだ。

テレビの「わんぱくデニス」(日本で、1960年~1963年ころ放送された)にもっぱら馴染んだのは、日本で1958年~1964年に放送された「パパは何でも知っている」に登場するアメリカの中流家庭と重なるようにして見ていたからかもしれない。あのころ、ぼくらにとって進むべき未来はアメリカの中流家庭像だった。

2024年11月28日木曜日

小公園の黄葉、ポインセチア

昼過ぎに家を出たとき、空は一点の曇りなく青く澄み切っていた。日射しも穏やか、のんびり街を巡った途中、水の涸れた池がある小公園に寄ってみた。「イチョウ」の葉は黄に染まり、一部は自然にまかせて舞い落ちている。すっかり秋らしい景色になった。


公園からの帰り道、今朝のテレビ番組で紹介されたクリスマスの「ポインセチア」の赤い花びら(実際は「葉(ほうよう)」)を思い出した。そこで、大通り沿いにある園芸店まで遠回りしたところ、残念なことに休店していた。実は、家のどこに置こうかと思案しながら、たどり着いたのだが。
置き場所は、玄関の上がり框(かまち)が見栄えが良いと想像したけれど、テレビの情報では、冷気を避けて日光に当たるよう育てる必要があるとのこと。見た目のおしゃれでなく、自然にやさしく手間をかけるという。園芸はなかなか大変だ。

2024年11月27日水曜日

トニー・ザイラー

小学生のころ、学校でスキー教室の案内があり大いに期待していたとき、足の親指を捻挫して参加できなかったことがあった。それを因縁に感じてか、後に成人になってスキーの機会があっても経験することなく終わった*。
(*)家族どうしでスキー旅行に行ったときも、足腰の按配から私だけ子守役に徹していた。

子ども時代のスキーは、特別なものだった。未見だが、洋画「白銀は招くよ!」(1959年)で歌われた、同名の日本語歌詞を教室で合唱したものだ。そこで、今回、歌詞付きの映像をYoutubeに探したところ、雪斜面を滑り降りる軽快な旋律が蘇ってきたが、歌詞は曖昧で「ホーヤッホー」の掛け声しか思い出せないのに気づいた。

それでも、映画の主人公が、実際のオリンピックのアルペンスキー種目で金メダリスト(1956年、回転・大回転・滑降の初の三冠達成)の「トニー・ザイラー」(Anton "Toni"  Sailer、1935年~2009年)だったことは今でも鮮明だ。トップ・スポーツ選手が映画スターになるなんて、万能だなと驚き感心したものだ。

(本ブログ関連:”トニー・ザイラー”)

どうやら、この映画は「日本の戦後のスキーブーム」と連動したようで、Wikipediaに次のように記されている。
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・1959年に国鉄が臨時特殊割引乗車券の扱いを始めたことなどを含めて、戦後最初のスキーブームは1961年(昭和36年)に始まるこの年にはスキー客が年間100万人を突破した。スキー場行きの夜行バスが誕生した年であり、レジャー」が流行語になった。
・背景には高度経済成長による可処分所得の増加、第7回冬季オリンピックにおける猪谷千春の銀メダル獲得といった活躍、同オリンピックで回転・大回転・滑降の3大競技を制覇するなどして活躍したトニー・ザイラーが俳優業に転向後に作られた一連の映画『白銀は招くよ!』(1959年公開)や『銀嶺の王者』(1960年公開)他がある。
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■ Youtube(登録: fritz5130)
「Toni Sailer - Ich bin der glücklichste Mensch auf der Welt 1959」
https://www.youtube.com/watch?v=z3AhVnwSfB4

2024年11月26日火曜日

(情報)石川県西方沖地震

なぜなのだろうか、今年の元旦以来、能登半島に地震が続いている。今晩、石川県西方沖に発生した地震は、最大震度5弱(輪島市、志賀町)になった。東京では、江東区で震度1を測定したが、当地では体感がなくテレビのニュースで知った次第。

(本ブログ関連:”石川 地震”)

気象庁「震源・震度情報」2024年11月26日22時51分発表
https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/quake_detail.html?eventID=20241126225154&lang=jp
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・地震の発生日時   11月26日22時47分頃
・震央地名           : 石川県西方沖(北緯37.0度、東経136.5度)
・深さ                 : 10km
・マグニチュード  : M6.4
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(追記 11/26)
今回の地震発生後の状況(2024/11/26 22:47 ~ 23:50)

地震検知日時          震央地名      M 最大震度     発表日時
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2024/11/26 23:50 石川県西方沖 3.6 震度1 2024/11/26 23:53
2024/11/26 23:43 石川県西方沖 3.3 震度1 2024/11/26 23:46
2024/11/26 23:36 石川県西方沖 3.6 震度1 2024/11/26 23:39
2024/11/26 23:33 石川県西方沖 4.1 震度2 2024/11/26 23:36
2024/11/26 23:30 石川県西方沖 3.6 震度1 2024/11/26 23:33
2024/11/26 23:28 石川県西方沖 3.8 震度1 2024/11/26 23:30
2024/11/26 23:25 石川県西方沖 3.5 震度1 2024/11/26 23:28
2024/11/26 23:21 石川県西方沖 3.0 震度1 2024/11/26 23:25
2024/11/26 23:17 石川県西方沖 3.9 震度2 2024/11/26 23:19
2024/11/26 23:13 石川県西方沖 4.3 震度2 2024/11/26 23:17
2024/11/26 23:07 石川県西方沖 3.5 震度2 2024/11/26 23:12
2024/11/26 22:47 石川県西方沖 6.4 震度5弱 2024/11/26 22:51
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(追記 11/27)
Google AI Search Labs: 能登半島の地震が続く理由
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能登半島で地震が続く理由は、次のようなことが考えられます。
・能登半島沖には大小さまざまな断層が密集しており、1つの断層が動くと他の断層も連動して動くためです。
地下深くにある水などの流体が徐々に浅い所まで上昇し、断層を滑りやすくしていたためです。
・能登半島では2020年12月以降、地下にたまり始めた水などの流体が原因と考えられる群発地震が活発化していました。

能登半島地震は、半島の南西側から北東の佐渡島方向に延びる複数の断層とみられ、長さ約150キロに及ぶ規模でした。この地震によって、能登半島の北岸の広い範囲地盤の隆起が確認されています。輪島市では最大で240メートル珠洲市では最大で175メートル海岸線が海側に向かって広がったことが専門家の調査で明らかになりました。
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樹木観察会

晴天の午前、都立公園中最大規模の <桜の名所> として知られる小金井公園で開催された「樹木観察会」に出かけた。観察会は、同公園のボランティア団体「樹木の会」が、年2回(春と秋)開催するもので、これまで5回ほど参加している。なお、終盤の一瞬、霧雨が降った。

(本ブログ関連:”樹木観察会”)

「樹木の会 おすすめの樹を巡る」*として、14種の樹木名と観察ルート図を両面に印刷した資料が事前に配られた。合わせて「この木なんの木?」という周遊クイズ資料も用意された。
(*)観察会の後、あらためて巡ってみる際に、記憶を蘇らせてくれる大変ありがたい資料だ。

今回は、樹木の会の森林インストラクター、立川洋一氏の解説に従って、公園東側のコースを巡った。わたしの万歩計では、およそ5000歩に相当。膝の具合が芳しくなく、正直追いつくのに苦労したがよい運動になった。(久し振りに体を使ったので、帰宅してすぐ転寝してしまったほど)

次の順に解説いただいたが、聴き間違いなどありましたらご容赦ねがいます。(聞きこぼしあり)

① クスノキ: ブロッコリーに似た姿の巨木。成長が早い常緑広葉樹だが春に落葉する。
    ー 一方、針葉樹の成長は10年ほどかかる。
② ケヤキ: 武蔵野の農家の屋敷林として植林された。本来ライバルがない山の急斜面に育つ。
    ー 木材として強く、京都「清水寺」舞台の建材に使われた。
③ ムクロジ:「いこいの広場」の中ほどポツンと立つ。
④ ユリノキ: 分類属名 Liriodendron(lirion ユリ + dendron 木)から和名がつけられた。
    ー 英名は「チューリップ・ツリー」
⑤ エノキ: 漢字名「榎」の通り、夏に木陰を作る。幹に横線がある。
    ー 蝶の「オオムラサキ」の食樹。
⑥ ヒマラヤスギ: ヒマラヤ原産。<まつかさ>にあたる「シダーローズ」が知られる。
    ー cf. レバノンスギ: レバノンに2ha残るのみ(← 刈切り、気候変動、石灰岩質土壌)
⑦ イロハモミジ: 葉に含まれる色素アントシアニンが光と反応して紅葉する。
    ー 平安時代の、草木の葉が赤・黄色くなる意味の動詞「もみづ」に由来するそうだ。
⑧ トウカエデ: 「唐楓」は、中国の清国より、徳川吉宗に献上された。
    ー モミジ(造園用語)、カエデ(学術用)
⑨ シマサルスベリ: サルスベリの「葉序」は二列互生で、2枚ずつ交互に葉がつく。
    ー 果実は、種を風で飛ばすため、赤くない。(鳥など引き寄せる必要がない)
➉ ハナミズキ: 米国へサクラを贈った返礼として渡ってきた。
    ヤマボウシ: ハナミズキとの違い=花の先が尖っている。花の中心が集合花。
⑪ オオシマザクラ: 暖かい時代の花なので香りがある(虫など活動する時代)。
    ー 古い時代のミヤマザクラは、寒い時代の花なので香りがない(葉にある)。
⑫ モミジバフウ: 種は風の力で種を飛ばす。葉の形がカエデに似ているが大きい(フウ属)。
    ー カエデはカエデ属

観察会の終了時にアンケートに回答したところ、モミジバフウの実のカラを細工したものを土産にいただいた。
日を改めて再度同じコースを、手帳片手にたどってみたい。

(付記)
行方不明になっていたメガネが、吊るしていたシャツの胸ポケットから出てきた。なぜ?

2024年11月25日月曜日

(資料)受動形(受動態)をあまり使わない言語

コミュニケーションの原則として、他者との関係性が重要であると同時に、どのように意思を伝え、交換するかということだろう。そして、その場面をどう理解するかということになる。

もって回った言い方をしたが、日本人ならどうするかと置き換えてみるのがよいかもしれない。もっと砕くと、コミュニケーションの場面を、どのように受けとめ、理解するかということになる。

いろいろな言語のコミュニケーションの仕方について、日本的な「空気」の理解(まず受け止め、咀嚼【他者との関係性】し、対応するという段取り)と比べて、どのようにしているかが気になる。
例えば、「卑下する」という言葉をどのように(自動詞的、あるいは他動詞的に)使うかだ。日本語的な感覚からいえば、多分、受動的な場合が多いだろう。一方、韓国のニュースなどで能動的に使うのが見られる。


そこで、生成AIをつかって、「受動形(受動態)をあまり使わない言語」をたずねてみた。

■ Googleの生成AI「Gemini」

Q.日本語はわりあい受動形を多く使う方だと思うが、受動形を使う頻度が少ない言語はありますか?
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A.日本語は確かに受動形を頻繁に使う言語の一つと言えるでしょう。しかし、受動形を使う頻度が少ない言語は多数存在します。

受動形が少ない言語の特徴
一般的に、受動形が少ない言語は、次の特徴を持つことが多いです。

能動態を重視する行為の主体者を明確に示すことを好み、受動態よりも能動態を頻繁に用います。
主語の役割が明確文の主語が常に行為の主体者であるという意識が強く、受動態のように主語が行為を受ける側に置かれる表現をあまり好まない傾向があります。
言語構造言語の構造自体が受動形の形成をあまり許さない場合もあります。

受動形が少ない言語の例
インド・ヨーロッパ語族の一部英語は受動形を頻繁に用いますが、同じインド・ヨーロッパ語族でも、ロシア語スペイン語などは日本語ほど受動形を頻繁には使いません
アジアの言語中国語韓国語は、日本語と文法体系が似ている部分もありますが、受動形の使用頻度は日本語よりも少ないです。
アフリカの言語:  アフリカの多くの言語は、受動形の概念が非常に限定的であったり、そもそも存在しない場合もあります

なぜ言語によって受動形の使用頻度が異なるのか?
言語によって受動形の使用頻度が異なる理由は、その言語が属する文化や社会、そして歴史的な背景など、様々な要因が複雑に絡み合っていると考えられています。

文化的な背景:  ある文化では、行為の主体者を明確にすることを重視し、別の文化では、行為そのものや結果に注目する傾向があるなど、文化的な背景が言語表現に影響を与えます。
社会的な背景:  社会的な階層や権力関係なども、言語表現に影響を与える可能性があります。例えば、ある社会では、権力を持つ者が行為の主体者として常に前面に出るような表現が好まれる場合があります。
言語の歴史的な発展:  言語は長い歴史の中で変化を続けていきます。その過程で、ある言語では受動形の使用が活発になり、別の言語では衰退していくといったことが起こります。

まとめ
日本語は受動形を頻繁に使う言語ですが、世界には日本語よりも受動形をあまり使用しない言語がたくさん存在します。言語によって受動形の使用頻度が異なるのは、その言語が属する文化や社会、そして歴史的な背景など、様々な要因が複雑に絡み合っているためです。

(以下略)
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■ ChatGPT

Q.日本語はわりあい受動形を多く使う方だと思うが、受動形を使う頻度が少ない言語はありますか?
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A.受動形の使用頻度が少ない言語として、以下の言語が挙げられます。

1. 中国語
中国語は、受動態があまり一般的に使われません。受動態は存在しますが、主に「被(bèi)」を使った構文で表現され、日常会話ではあまり頻繁に使われません。中国語では、文の焦点を「誰が何をしたか」にするのが普通で、受動形は強調が必要な場合や、被害者や影響を受けた人を明示したい場合に使われます。それに対して、能動形が圧倒的に多く使用されます

2. フランス語
フランス語には受動態が存在しますが、使用頻度は日本語に比べて少ない傾向があります。フランス語では、受動態よりも能動態再帰動詞(reflexive verbs)を使って同じ意味を伝えることがよくあります。特に日常会話においては、受動形を避ける傾向があり、能動態が優先されることが多いです。

3. インドネシア語
インドネシア語(バハサ・インドネシア)では、受動態を使うことはありますが、頻度は高くありません。インドネシア語は、しばしば能動的な表現で十分に意味を伝えることができ、受動態は比較的少ない構文となっています。代わりに、動詞を変化させたり、意味を補足することで受動的な意味を表現します。

4. アラビア語
アラビア語にも受動態は存在しますが、日常会話ではあまり頻繁に使われません。アラビア語では、受動形は特に文学的な文脈公式な文書でよく見られます。話し言葉では、能動態の構文を使って受動的な意味を表現することが多いです。

5. 韓国語
韓国語には受動形がありますが、これも日本語ほど頻繁に使用されるわけではありません。韓国語では、受動的な意味合いは他の方法(例えば、動詞の意味を変える方法や、文脈によって)で表現されることが多いです。受動形は主に文学フォーマルな場面で使用されることが多いです。

これらの言語に共通する点は、受動形を使わずに能動形で意味を伝える方法が多く、受動形強調特定の文脈おいてのみ使用される傾向があることです。
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エスプレッソと粋

きのう(11/24)、東京ドームで開催された「2024 WBSCプレミア12」の決勝戦、”日本ー台湾”の試合は、台湾チームの打撃に押されて優勝を逃した。だれもが草野球や職場野球の経験があるものだから、結果をひとこと口にしたくなるだろうが、まずは「準優勝」を祝うことから始めよう。

ところで、昔の江戸の屋台に出された握り寿司は、今よりも(2~3倍)大きい赤酢を使ったすし飯に、酢や塩で味付けしたタネを載せていたという。数個、パクっと食ってサッと去るものだったろう。

会社が在ったビルに「スターバックス」のショップがあって、毎朝オフィスで飲むため、大きなサイズの「トール」を買っていた。でも、サイズ名を告げるとき、メニュー(にある写真)を指さして、「これ」といい注文した。店側が決めたサイズ名を口にするなんて・・・と空しい抵抗、根競べをしていた。

ときたま早く出勤したとき、カウンター形式の別ショップで、「エスプレッソ」を注文して、眠気覚ましをした。グイと一口で飲むのものと決めていた・・・苦味が頭をスカッとさせる気がしたからだ。実は、イタリアの話で、そんなことをどこかで聞いたことがある。

苦い思いをしなが、サッと飲んで、サッとそこを去るのが粋と思うのだ。

2024年11月23日土曜日

野鳥観察(75)、勤労感謝の日

国民の祝日「勤労感謝の日」のきょう、野鳥観察(探鳥会)へ久し振りに出かけた。というのも、月2回(土曜日)開催の前回が雨で休止になったからだ。晩秋の早朝、気温が10℃を下回る(9.7℃)中、外出するには気合がいる。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

セーターにジャケット(昔風にいえばジャンパー)を重ねて、防寒に努めて家を出た。南の空は青く広がり、たなびく雲は朝陽を受けて一部が茜色に染まっていた。(探鳥会の帰りには、空一面を青空となり、雲はわずかに残った)

日の出が遅くなると、フィールドの景色は薄茶色のフィルターを透したように、穏やかで豊かな色彩になる。まるでドラマチックな映画の画面のようだ。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ: 観察開始早々鳴き声がして、一瞬目にしただけ。カウント*は第2位だった!
(*)「カウント」は、探鳥会終了後、副会長から配信されるメールの「記録」による
・メジロ: 小柄な3羽を目撃できた。動きが早く、カメラを構える暇さえない
・ハト: 地面にキジバトとドバトが接近して餌を探していた
・カワラヒワ: 指さされた先の樹の頂に、4羽を目撃した(以下の写真)
・モズ: 最終の集結場所近くで鳴き声を聴いたが、目撃できず
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・カルガモ: 小川に浮かぶ7羽ほどの群れを見た。カウントはその4倍近くで1位(以下の写真)
・アオサギ: いつもは1羽しか見ないのに、今回は4羽を目撃した(以下の写真)
・ダイサギ: 小川の岸辺の草むらに、隠れるようにしている1羽を見つけた(以下の写真)
・コサギ: 小川の上空を、3羽が川下へ向かって飛んで行った。カメラを構える暇さえない
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・ピラカンサ(実): (以下の写真)

公園の黄葉・紅葉
観察フィールドの公園は、今まさに黄葉・紅葉のシーズン。観察路のあちこちの樹々の葉は、黄色・紅色に染まり、一陣の風と共に舞い飛ぶ光景を目にした。


ピラカンサトキワサンザシ属
・生垣サイズ「ピラカンサ」(バラ科)の細木に、真っ赤な実がたわわに実っていて、遠目に気付くほど。会長から、和名は「たちばなもどき」で、花柄(かへい)に特徴があるとのこと(ネット情報によれば、「花序枝や花柄、萼(がく)にも軟毛が密生する」。また柑橘類の「たちばな」と違い、「もどきの実には毒性があって鳥が食べない」・・・そうだ)


カワラヒワ
・ベテランの方に指された先に、「カワラヒワ」の一群が樹の上部、風に揺れる枝にいた。上下左右にも仲間がいて、カメラを通して4羽まで確認できた。いつ飛び立つか気がかりで、うまく焦点を合わせられない。本当は、背中の模様がきちんと映れば最高だったのだが。


カルガモ(写真左)、アオサギ(写真中央)、ダイサギ(写真右)
・小川の岸辺の草に隠れてしまい、小型の「カルガモ」の姿が見つけにくい。きょう一番のカウント数だった。
・いつも1羽で川岸にじっとたたずむ「アオサギ」を、きょうは何と4羽の(もちろん1羽ずつ離れていて)見つけた。これは珍しいことだ。
・岸辺に身を隠すようにいた「ダイサギ」の姿が、何故か弱々しいのが気になった。

2024年11月22日金曜日

大谷翔平選手のMVP受賞

時代の変化を感覚的に感じるのに、例えば「野球」についていえば、子ども時代の野球界のこと、小学校の校庭で行なわれた少年野球のことなどがある。ブログに何度か書いてきたことだが次に記してみる。

① 九州にいたころ、子ども時代の野球のヒーローは、川上哲治稲男和久中西太の各選手だった。その後、関心が深まってからのこと、米大リーグの優勝チームが訪日して、日本のプロ野球チームと対戦することがあった。強力な体力の米国チームによる、豪快・剛腕のホームランに日本チームは苦戦した。しかも、米選手たちは婦人同伴で日本旅行を満喫するといった具合だった。
それだけに、子どもたちの野球への関心は国内リーグにとどまり、米大リーグは彼方の存在だった。日米野球の間に圧倒的な高い壁があった。

② 小学校の小使いさんの息子が、当時米軍基地に勤めていたこともあり、あるとき、基地内の少年野球チームを連れて来て、小学校の上級生たち(臨時編成チーム)と試合することになった。驚いたのは、基地の子どもたちはヘルメットとユニフォームを着用していた。映画でしか見たことのない光景だった。当然、日本のチームは普段着のまま対戦した。
結果は、バントと盗塁を駆使した日本チームの勝利だったが、考えられないといった顔をした基地の少年野球チームの表情を今でも覚えている。

その後の時代、米大リーグに飛び込み、実績を積み上げてきた日本人野球選手がいたわけで今日がある。今の子どもにとって、大谷翔平選手の存在が起点であり、彼が活躍する米大リーグは舞台だろう。見える世界が、私の子ども時代と全く違っているはず。

そんなことを思いながら、ドジャースの大谷翔平選手が、今季MVPに輝いたことに、しかも3度目に驚く。テレビの情報番組では気が早く、来年の成果に「サイヤング賞」(最優秀投手賞)を期待したりしていた。

■ スポーツ報知(抜粋)
「大谷翔平が前人未到の3度目の満票MVP受賞 またしてもメジャーの新たな歴史刻む偉業」(2024年11月22日 8時53分)
https://hochi.news/articles/20241122-OHT1T51005.html?page=1
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・ドジャース・大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出するナ・リーグ*の最優秀選手(MVP)を満票で受賞**した。
・エンゼルス時代の21、23年に続いて2年連続3度目の受賞。投票権を持つ30人の記者全員が1位票を投じ、3度目の満票受賞となった。昨年、満票でのMVP2度目の時点で史上初の快挙だったが、自身の記録をさらに上回る前人未到3度目の満票MVPとなった。
・今季の大谷は、54本塁打130打点の2冠王。打率3割1分と59盗塁もリーグ2位で、最終戦まで3冠王を争う大活躍を見せた。史上6人目となる「40―40」(40本塁打&40盗塁)を8月23日に早々と達成すると、史上初の「50―50」***も9月19日には達成した。日本人史上初となるトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)も軽々クリア。さらには初めて出場したポストシーズンでは快進撃を見せてワールドシリーズ制覇にも貢献した。
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(*)MVPは、ナショナルリーグ、アメリカンリーグごとに選定される。
(**)指名打者(DH)での受賞は初。
(***)史上初の「50―50」: 50本塁打 & 50盗塁

小雪 2024

きょうは二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。氷雨が冷気のせいで小雪に変わるころ。江戸時代の「暦便覧」*に(旧暦十月中)「ひ(冷)ゆる□ゆへ(故)に雨もゆき(雪)となりてくだ(下)るがゆへ(故)なり」と記されている。
(*)国立国会図書館デジタルコレクション: https://dl.ndl.go.jp/pid/2536637/1/7

(本ブログ関連:”小雪”)

寒気がひと休憩したと思ったら、今朝のテレビの天気予報で、これから ”V” 字型に巡るという。総じて秋がダラダラ続いている気配する。寒さが苦手な者には都合よいが。

なお、二十四節気「小雪」の間の雑節「七十二候」は次の通り。
・初候: 蔵不見(にじ かくれて みえず)  虹を見かけなくなる
・次候: 朔払葉(さくふう はを はらう)  冷たい北風が木の葉を払い落す
・末候: 始黄(たちばな はじめて きなり) **の実が黄色くなり始める
(**)橘(タチバナ): ミカン科の常緑小高木で柑橘類の一種(実は酸味が強いよう)

Googleで「小雪」と漢字のまま検索すると、最初に挙げられるのは、女優の「小雪(こゆき)」さんだ。実は、二十四節気の小雪のたび、最初に思いつくのも、女優の小雪さんである。そして、そのたび小雪さんへの礼讃を記していることに気付く次第。

(本ブログ関連:”女優 小雪”)

■ Youtube(登録:taggingR)
「ALWAYS 続・3丁目の夕日」
https://www.youtube.com/watch?v=3h1jv6b8Wmg

2024年11月21日木曜日

(資料)「2024 WBSCプレミア12」、投球の球種

きょうの気温は、きのうと比べて(14時について)、8.3℃ → 15.1℃ と上昇し、穏やかだった。「体操教室」へ厚着して出かけたが、とはいえ熱すぎることはなかった。しばらく、こんな天気が続くという。

2024 WBSCプレミア12」について、「オープニングラウンド」(A、Bグループ各6チーム)の結果は、TVニュースのスポーツコーナーで知った。今晩、「スーパラウンド」(優勝決定戦、4チーム)の初日の「日米戦」をテレビで見た。

若手有望格選手同士の試合ということで、ハラハラしながら観戦したが、後半着実な積み重ねの上に、小園選手の2打席ホームランかつ7打点もあって劇的な結果(9-1)に終わった。

テレビ画面に、投手が投げる球種を、打者の横に長方形の升目にプロットしている。いろいろな球種があるが、具体的にどんな違いがあるのか知りたく、Googleの生成AIのGemini に尋ねた。球種ごと細かな回答があったが、<まとめ>の部分だけを抜粋して次に記した。

草野球では、不可能な技なのだ。

Q.プロ野球の投球で、「ストレート」、「チェンジアップ」、「カーブ」、「ツーシーム」、「スライダー」、「スプリット」、「カットボール」、「フォークボール」の違いを簡単に説明してください。
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A.プロ野球の投球で多様な変化を見せる球種ですが、代表的なものとして「ストレート」、「チェンジアップ」、「カーブ」、「ツーシーム」、「スライダー」、「スプリット」、「カットボール」などがあります。それぞれの特徴を簡単に説明します。

まとめ
球種                  特徴                                                  効果                               
・ストレート    まっすぐ進む速球                             スピードで押す、タイミングを外す
・ツーシーム    わずかに横変化する速球                      バッターの芯を外し、ゴロやフライを狙う
・カーブ            大きく曲がる変化球                              バッターのタイミングをずらす、空振りを取る
・スライダー    横方向に鋭く曲がる変化球                      バッターのタイミングをずらす、空振りを取る
・カットボール      ストレートより少し遅く横変化する球種     ストレートとの緩急をつける、タイミングを外す
・チェンジアップ   ストレートと同じような腕の振りで遅い球  ストレートとの緩急をつけ、タイミングを崩す
・スプリット         ストンと落ちる変化球                     バッターの手前で急激に落ち、空振りを誘う
・フォークボール   大きく急激に落ちる変化球                      バッターのタイミングを崩す、空振りを奪う

これらの球種を巧みに使い分けることで、投手はバッターを打ち取ります。

その他
・シンカー            ツーシームと似た球種で、より大きく沈む。
・ナックルボール   ボールにほとんど回転をかけず、不規則に動く。
これらの球種もプロ野球では使用されます。

(以下略)
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2024年11月20日水曜日

寒い朝

ここ数日、朝の冷え込みが厳しい。今朝なんて、午前8時の気温 5.6℃(風速 1.2m/s、風向 北北東)だったのに、何と10時にいたって 5.5℃(風速 1.8m/s、風向 北西)と下がったりした。玄関先を覗くと、路面が黒く湿っていた。氷雨のせいか侘し過ぎて、外に出る気がしない。

(追記 11/21) 「東京都心の最高気温は “40年ぶりの寒さ”」(11月20日 午後4:35)
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■ FNN プライムオンライン: https://www.fnn.jp/articles/-/790036  
・20日朝は全国的に冷え込み・・・関東では昼間も真冬並みの気温で・・・東京都心最低気温は 5.5度(08:10)を観測し、最高気温は 8.8度(14:04)11月中旬として40年ぶりの寒さとなりました。
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中学時代の学校は合唱に熱心で、手帳サイズの横長の歌詞集が配られた。教室や遠足のバスの中で、それを元に歌わされたものだ。多分、その時代に流行った「歌声喫茶」の影響があったのだろう、曲目は唱歌だったり、ロシア民謡だったりした。

寒いこの時期に合う、吉永小百合の「寒い朝」(作詞 佐伯孝夫、作曲 吉田正、1962年)が歌われた。当時、穢れない清純派の若手女優の代表格であった彼女は、歌も多数ヒットした。彼女は日活の女優で、そのため共演する青年役に浜田光夫が出演したのだが、中学生男子ファンには気に入らなかったりした思い出がある。

寒い朝の歌は、「石坂洋次郎の原作『寒い朝』の映画化作品『赤い蕾と白い花』(1962年)の主題歌。映画のクレジットでは、主題歌のタイトルも映画と同じ『赤い蕾と白い花』であった。」(Wikipedia)だったそう・・・、知らなかった。記憶は歌詞集でしかない。

■ Youtube(登録:KaZoo YOKO)
「吉永小百合・・寒い朝」
https://www.youtube.com/watch?v=0Ae8cfap13k

2024年11月19日火曜日

寒い、さむい

きょうの日付に変わっても気温は冷え込みつづけ、明け方(06:59)になって 6.7℃ まで下がった。その後、次第に持ち直したが、昼(12:39)に最高気温がようやく 13.7℃ になった。きのうの最高気温 18.2℃(00:03)と比べて低くなる一方。
そんな昼過ぎ(14:00)に、買い物へ出かけた。セーターにベスト(ふかふかのチョッキ)を重ねて防寒準備したが、予想以上に外気は寒い。一瞬、手袋が浮かんだりした。これじゃあ、冬じゃないか。

日向と日影の温度差が激しい(まるっきり違う)、月面の温度差(200℃)ほどじゃないが。そんなわけで、ドラッグストアで薬用酒(養命酒)を購入した。何年振りだろう、久しぶりに飲んでみた。付属の小口カップに注いで一息で流し込んだところ、喉に沁みて思いっきり咳込んでしまった。(→ チビリチビリ飲むことをお勧め)

健康診断の受診前の問診書にいつも書き込むことだが、酒とたばこは口にしない。ビールだってノン・アルコールだ。久し振りのアルコールは喉を刺激する。とはいえ、ちょいといい香りがしてきて、2杯ほど飲んでみた。就寝前にも飲んでみようかな。

ところで、数日前から寒さのせいで、電気敷毛布を使い始めたが、昨晩、布団の中が暖まらない。何のことはない、電熱目盛りを「適」のままにしていた。もっと熱い目盛りに変えたら、すぐにポカポカ温まりだした。とにかく、いろいろ変化させてみることが大事、ぐずぐずしてはいけないということらしい。