この時期、公園の小川に、カモ科のカルガモ(他にマルガモ:カルガモとマガモの交雑)や、サギ科のサギ(ダイサギ、コサギ、アオサギ)をよく見る。ときに、カワウ(ウ科)、バンとクイナ(クイナ科)、カイツブリ(カイツブリ科)などを見たこともある。
ー 以下、誤記などありましたら、ご容赦。
カモ (鴨、英: Duck) | ガン (雁、かり) |
分類 (大きさ) | カモ目カモ科の鳥類のうち、 ・体が小さいものの総称。 | カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち、 ・カモより大きく「ハクチョウ」*より小さい一群の総称。 |
首の長さ | 短い。 | カモよりも少し首が長い。 ・S字を描いていることが多い。 |
嘴 (口ばし) | 口ばしは、少し丸みを帯びている。 | 口ばしは、平たく、植物を食べるのに 適した形をしている。 |
羽色 | 繁殖期(春から夏)に、オスは派手な色彩を持つ種類が多い。 繁殖期が終わると、メスのような地味な模様に変わる。 ・「カルガモ」は雌雄同色だが、繁殖期にオスの背羽のラインがはっきりするようだ。 | 雌雄とも比較的に地味な色合い。 |
食性 | 基本的には草食だが、昆虫や小さな魚など、雑食性の種類もいる。(海ガモに魚を食べるものもいる) | 主に植物性の餌を食べる。 |
繁殖形態 | 発情期になると新しい相手を 見つける、一夫多妻型。 | 一生同じ番(つが)いで過ごす、一夫一婦型。 |
群れ | 群れで行動しますが、雁ほど大規模な群れを作ることは少ない。 | 大きな群れで行動することが多く、「V字編隊」で飛ぶ姿が有名。 |
渡り | カモの仲間には渡りを行わないものも多くいる。 ・北方に生息する「カルガモ」の中には冬に暖かい地方に移動するものがいる。 | 渡り鳥として知られているが、 渡りの距離やルートは種類によって 異なる。 ・雁が音:ガンの鳴く声、ガンの異名。(季語:秋) |