ブログ本文&資料

2025年9月26日金曜日

(雑談)Gemini:日本とアメリカの玄関ドアの開け方

Youtubeで、(これから祖父母になる)両親宅へ初孫を見せに訪れる場面で、玄関ドアを開けるとき、ドアの開く向きが日本と米国で異なるのに気づいた。Youtubeの本来の主題は、孫と初対面する祖父母の感激を共有することにあるのだが・・・。

生成AIの Gemini に、日米でドアの開く向きに違いがあるのかたずねてみた。

Gemini:Q&A
内開きのドアは、外からドアを押されても室内から全体重をかけて押さえられるため、侵入を阻止しやすいです。また、家具などを置いてバリケードを築くこともできます。ドアを外すために必要な丁番(ちょうつがい)が室内にあるため、外部から外されにくいという防犯上のメリットもあります。

2. 文化・習慣の違い
アメリカでは土足で生活するのが一般的です。そのため、玄関に靴を脱ぐスペース(たたき)を設ける必要がなく、ドアを内側に開けても邪魔になりません

3. 自然災害への対応
アメリカではハリケーンや竜巻といった強風を伴う災害が頻繁に発生します。内開きのドアは強風によってドアが吹き飛ばされるリスクが低いため、建築基準法で内開きが義務付けられている州もあります。また、積雪が多い地域では、外に積もった雪でドアが開かなくなるのを防ぐ目的もあります


日本で外開きが主流な理由
1. 玄関の文化
日本には玄関で靴を脱ぐ習慣があるため、内開きのドアにすると、脱いだ靴がドアにぶつかって開閉の妨げになります。ドアを外開きにすることで、狭い玄関スペースを最大限に活用できるのです。

2. 災害時の避難
地震などで建物が歪み、ドアが外側から開けにくくなった場合でも、内側から蹴破って脱出できます。また、津波や水害でドアの外に水が溜まった際、内開きのドアは水圧で開けられなくなるリスクがありますが、外開きならそのリスクが低いです。

3. プライバシーの確保
外開きのドアは、開けた際にドアが目隠しとなり、家の中が丸見えになるのを防ぐ効果があります。宅配便の受け取りや来客対応の際に、プライバシーを守る役割も果たしています。
---------------------------------------------------

Gemini の回答では、<欧米>で、内開きのドアが一般的とのこと。ヨーロッパでもそうなのかを知った次第・・・考えてみると、そこまで意識したことはなかったが。
今後は、世界の家庭の玄関ドアがどう開くのか、Youtubeや映画・テレビで見る機会があったら、気を付けて観察してみたいと思う。


(追記)
いろいろなものが重なるように故障したり壊れたりして、それらの買い替えが続いている。きょうも、冬に備えてストーブが届いた。

2025年9月25日木曜日

体操教室(体力測定)と健康診断

体力測定のこと
きょうの体操教室で、年一回の体力測定が行なわれた。といっても基礎体力の測定であって、年齢以上の体力を競うわけではない。値が歳相応に収まれば、少なくとも安泰なわけで・・・。

(本ブログ関連:”体操”)

それでも、片足でどれくらいの時間立ち続けられるかを測定したとき、体が揺れて上げた足をすぐに床につけてしまった。もう一度チャンスをくださいと、測定しなおしてもらったが。

記憶力測定のために、実は、事前にネットのゲーム(神経衰弱ゲームのようなもの)を繰り返した。今回の測定にあてはまるものではなかったが、ちょっと有効だった。


健康診断のこと
ブログに何度も記してきたが、かつて健康診断のとき事前に減量して準備したものだ。

(本ブログ関連:”健康診断”)

ところで、きのう(9/24)の健康診断では、クリニック設置の血圧測定器で、値が高目に出たような気がする。実は、体操教室は、始まる前に血圧測定を義務づけられていて・・・毎回正常範囲の結果になっていた。クリニックの測定結果は、よくいわれる「白衣高血圧」だったのだろう。

2025年9月24日水曜日

(雑記)モデムの交換 他

モデムの交換
9/22(夜)モデム故障    ⇒    9/23 サービス会社に確認依頼    ⇒    9/24(午前)モデム交換完了
・LANケーブルを使用しているので、機器を取り換えるだけで済んだ。特別の設定はない。
・これが、Wifi使用だったら、ひと手間かかったのだろうけれど。
・PCに及ぶ大事にいたらず、ありがたい。

健康診断
・午後、毎年恒例の健康診断に行く。
・(朝食を忘れたうえ)昼飯を抜くようにいわれていたので、空腹感がたまらない。
・午前中の検診なら楽だったのにと気づく・・・今回、上記の交換もあって、余計に気をもんだ。

イガグリ
・先日 (9/21)の自然観察会で、公園の栗の木の下に「毬(イガ)」が落ちていた。
・一つのイガに何個のクリ(毬栗)の実があるかQ&Aがあった。正解は一般に3個とのこと。
    ⇒ イガを割った跡を見ると、四方に割かれているので4個かと思ったが・・・。
・昔のスポーツ漫画「イガグリ君」を思い出した。手塚治虫が猛烈なライバル心を燃やした。
    ⇒ 横道にそれると後で痛い思いをすることになる・・・しかも汚点となって永遠に残る。
    ⇒ 現在、アメリカで若者に人気の著名ホラー作家の発言が物議を醸している・・・とのこと。

2025年9月23日火曜日

秋分 2025、自然観察園にヒガンバナを見に行く

きょうは、 二十四節季の「秋分」(太陽の黄経が180度になる瞬間)で、昼夜の時間が同じになる。合わせて国民の祝日「秋分の日」でもある。古来、昼夜が同じ時間となる「秋分」(収穫の時期)と「春分」(種まきの時期)は、一年を2つに分ける大きな区切りだ。

(本ブログ関連:”秋分”)

ところで、きょうのお天気は、晴れ間があっても活気がない。一日中、曇天のような錯覚すら覚える。何故なんだろう…。

そこで気分転換に、公園併設の「自然観察園」へ行き、園内の東側奥にある「ヒガンバナの群生地」の様子を見ることにした。祝日でもあり、人々が多数(大勢というほどではなかったが)集っていた。

以前(9/17)、早めに来たとき、ヒガンバナはぽつぽつ咲いていた。同園のボランティアの方から、今週(9/21週)末が最盛期だろうと教示があった。したがって、きょうのところは最盛期の8割くらいか。
また、他に<木の実>や<草の実>を写真に撮ったが、みなピンボケという不幸に見舞われてしまった。今週末にあらためて行こうと思っているので、そのとき撮りなおしてみたい。

モデムの故障

昨晩(9/22,22:30ころ)、LAN接続している「モデム」が故障したらしく、Web利用中に突然「ネットと接続できません」という画面に切り替わった。ブラウザー、PCなど再起動したが、結果は同じだった。
もしかして、有線ケーブル会社側でシステム更新中かと思い、以降のPC使用をやめた。

今朝になって、あらためてPCを起動したが同じ現象が続いた。そこで、有線ケーブル会社に問い合わせてリモート監視を受けた結果、<古いモデムで機種交換の対象になっている> とのこと。明日(9/24)交換に来てくれるという。

とりあえず、いまのところ、モデム電源を入れ直して使っている・・・。

実は、有線ケーブル会社設置のテレビ対応「チューナー」も近日中に交換対象で、予定日を相談した矢先のこと。

人間と同じく、互いに歳をとったものだとつくづく思うきょうこのごろ。

2025年9月22日月曜日

台風19号進路(JTWC:合同台風警報センター、各国情報)

台風19号に、これからいったいどう動くつもりかと問いたい。本州に接近するかと思いきや、東にかじを切り、もしかしたら・・・と気になる。

(本ブログ関連:”台風”)

台風の進路を主に参照しているのは、気象庁や気象予報各社の情報だ。さすがにネット時代、米軍の予報まで紹介するところもある。そこで、米国防総省の機関で太平洋・インド洋などをカバーする「JTWC:Joint Typhoon Warning Center(合同台風警報センター)」*発表の「台風19号」の進路予想を見てみた。
(*)JTWC: https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

■ Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
「Typhoon 25W (Neoguri) Warning #16」(Issued at 22/0900Z)
    ー 「TC Warning Graphic」
    ー https://www.metoc.navy.mil/jtwc/products/wp2525.gif



JTWCを含めて、各国の台風進路情報を一覧できるサイト「GPV** Weather」がある。各機関の予想路が微妙に付かず離れずしているのがわかる・・・大局的に進路は同じであるが。
(**)GPV:Grid Point Value(格子点値)

■ GPV Weather
「各国の台風関連リンク集」
    ー https://www.gpvweather.com/typlink.php#gsc.tab=0
「各国モデルの台風進路予想」← All on(上記情報を合集) または個別選択
    ー https://www.gpvweather.com/typmodels.php


追記(9/24)
日本の気象庁に相当する米国の組織に「アメリカ海洋大気庁NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)」がある。日本近海の台風観測は、日本の気象庁が担っており、NOAAと分担している。生成AI Gemini によれば次の通り(抜粋)。
---------------------------------------------------
・日本近海(北西太平洋):この地域の台風観測と予報の中心的な役割は、日本の気象庁が担っています。世界気象機関(WMO)により、日本の気象庁は北西太平洋域の「地域特別気象中枢(RSMC)」に指定されており、この地域の台風に関する国際的な情報発信を行っています。
・日本の気象庁も、NOAAの静止気象衛星「GOES」極軌道衛星などのデータを利用して、台風や気象現象の解析・予報を行っています。このように、直接的な管轄は異なっても、情報やデータは密接に連携しています。
---------------------------------------------------


地震情報
ちなみに、地震については、米国の「USGS:United States Geological Survey(アメリカ地質調査所)」***の情報をよく参照させてもらっている。
(***)USGS: https://www.usgs.gov/

2025年9月21日日曜日

自然観察(20)

久しぶりに、植物観察をメインとする定例(毎月第3日曜日)の「自然観察会」へ参加した。2023年12月17日の日曜日以来になる・・・とはいえ、これまで同様の催しに出席/個人的に観察して過ごしてきている。なお、同部会の「野鳥観察(探鳥会)」へは、順調に(毎月2回土曜日)出席していて、今月初に 87回目 となっている。

(本ブログ関連:”自然観察”)

公園と併設の自然観察園を巡る途中、会長から植物(樹木・野草)の話をうかがった。つぎつぎ、どんなに小さくて地味な花であっても解説される・・・自然に対する知識と記憶力に驚くばかり。手帳に記述するが追いつかない。(聞き間違いなどありましたらご容赦を)

栗の木について>-
① 縄文遺跡の「三内丸山遺跡」で、栗の木が柱として使われた。
    ー 硬い木質のため、鉄道の枕木に使われたりもした。
➁ 栗のイガの中に、実は何個入っているか? 通常3個。
③ 三内丸山遺跡の周辺で、食料としての栗の品種改良した跡がみられる。

蛇紋岩帯の高山に咲く花について
① 尾瀬の至仏山(2,228m:2億年前に隆起)の高山は、草木が発達していない。
    ー 蛇紋岩が露出して、Mg成分が浸出して、大形の草木森林が発達しなかった。
➁ そんな環境の中で独自の高山植物が生き残った。

ところで、今回、参加者がスマホを巧みに利用されていた。解説をうかがい、確認のためネット検索したり、野草を写真に撮って画像検索してみたりとか・・・。とはいえ、やはり手持ちの植物図鑑(山渓版)の重要性が語られ、最新版の必要が強調された(ベテランの方々からも同様に)。


タマスダレ(写真左)、ヒガンバナ(写真中央)、カリガネソウ(写真右)
・公園で観察開始すぐに、小川の岸辺近くに「タマスダレ」の白い花が見えた。朝日にまぶしく輝いていた。
・公園の小川の岸ぎりぎりに、「ヒガンバナ」が一輪赤い花を咲かせていた。今回は、公園西側を回ったので、この時だけの出会いに終わったが、公園東側奥の群生地には、かなりの数の赤い花が群がっているようだ。今週後半が盛りだろう。
・自然観察園で、「カリガネソウ」の青紫色の花が咲き、白い雄蕊(おしべ)がすっくとカーブしながら伸びていた。



イシミカワ(写真左)、シオデ(写真中央)、アケビ(写真右)
・先日(9/17)、自然観察園で「イシミカワ」と、「シオデ」を探したが、確信持てなかった。今回、解説をいただいたうえ、イシミカワの美しい青い実を確認することができた。
・同じく、シオデの実が黒くなったので、ようやく確認できた。
・自然観察園の柵に纏わりついているアケビは、以前(7/10)観察したときは根元近くに位置したが、今回は目の高さで実っていた。



ダイサギ、エノキ・ミズキ
・公園の小川に「ダイサギ」が1羽たたずんでいた。写真は、自然観察園の内側から撮ったもの。口の線が目元まで届いている。
・公園の緩い凸地に、エノキ(左側)・ミズキ(右側)が寄せ合うように幹を絡めて立っていた。最近、幹が複雑に伸びている高木が気になっている。

2025年9月20日土曜日

唱歌「もみじ(紅葉)」

紅葉といえば、日本ほど色彩に富んだ光景はないといわれる。島国で、海岸の平地に急峻な山地が迫るため、そして樹種が多いこともあり、モミジ(紅色)、イチョウ(黄色)のほか茶色や緑色が加わって色鮮やかだ。

(本ブログ関連:”紅葉”)

日本庭園に「借景」といわれる遠景の自然を、庭園の一部に組み込む美意識がある。庭園の植樹も巧妙に自然を模しているわけで、借景との連続性を持つ。秋に紅葉が色彩をともすことになる。

以前、カナダのような平らな大地が続く場合、黄葉が波のように並んで押し寄せてくると聞いたことがある。それが変化に乏しいというのだが、見たわけではないので・・・。

ところで、明治末発行の「尋常小学唱歌(二)」に発表された「もみじ」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲、明治44年(1911年))は、私の子ども時代にも、小学校で合唱曲として歌われた。語りかけるように、美しい紅葉が目に浮かぶ。それは、木造の音楽室でガラス窓の白いカーテンが風に揺れていた思い出と重なる。現在でも、小学校で歌われているのだろうか。

調べてみると、音楽教科書のシェア上位の出版社に、教育芸術社、教育出版、音楽之友社がある。そこで、教育芸術社をネット検索したところ、次のように紹介していた。

■ 教育芸術社 小学生の音楽 4
「もみじ」(高野辰之作詞、岡野貞一作曲、中野義見編曲)
    ー https://textbook.kyogei.co.jp/es/4-46.html
---------------------------------------------------
今から 110 年ぐらい前の教科書のためにつくられた曲です。
当時はせんりつのみでしたが,後に,げんざいのような二部合唱に編曲されたものが親しまれるようになりました。
---------------------------------------------------

■ Youtube(登録: S. ENDO)
「童謡『紅葉(もみじ)』」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Oz5AHnfol5U

2025年9月19日金曜日

(情報)地震: トカラ列島近海、カムチャツカ半島沖、台風: 17、18、19号

地震:トカラ列島近海

九州本島と奄美大島の間に位置する島嶼群(鹿児島郡十島村)のトカラ列島で地震が頻発している。フィリピンプレートとユーラシアプレートの境界付近にある。ただし、同地域の「悪石島」・「小宝島」と「諏訪之瀬島」で発生した地震の関連性は不明とのこと(鹿児島大学 井村隆介准教授)。


■ KTS鹿児島テレビ
「専門家『6月からの群発地震と異なるメカニズム』 諏訪之瀬島で震度5弱 『もしもの時の避難行動の確認を』」(2025年9月18日(木) 19:53)
    ー https://www.kts-tv.co.jp/news/24302/

■ 気象庁
「地震情報」 刻々と地震情報を更新している ← トカラ列島近海
    ー https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp

地震検知日時      震央地名 マグニチュード 最大震度 発表日時
2025/09/19 12:29 トカラ列島近海 2.2 震度1 2025/09/19 12:32
2025/09/19 11:10 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 11:14
2025/09/19 10:53 トカラ列島近海 3.0 震度2 2025/09/19 10:56
2025/09/19 10:43 トカラ列島近海 1.9 震度3 2025/09/19 10:47
2025/09/19 09:51 トカラ列島近海 2.7 震度1 2025/09/19 09:54
2025/09/19 09:47 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 09:49
2025/09/19 09:34 トカラ列島近海 2.7 震度2 2025/09/19 09:37
2025/09/19 09:19 トカラ列島近海 3.0 震度2 2025/09/19 09:23
2025/09/19 09:13 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 09:17
2025/09/19 09:10 トカラ列島近海 3.4 震度4 2025/09/19 09:14
2025/09/19 08:19 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/19 08:21
2025/09/19 08:12 トカラ列島近海 2.4 震度1 2025/09/19 08:17
2025/09/19 08:11 トカラ列島近海 3.5 震度4 2025/09/19 08:14
2025/09/19 08:07 トカラ列島近海 3.6 震度3 2025/09/19 08:11
2025/09/19 06:58 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 07:02
2025/09/19 06:20 トカラ列島近海 2.1 震度1 2025/09/19 06:24
2025/09/19 02:24 トカラ列島近海 2.5 震度2 2025/09/19 02:27
2025/09/19 02:00 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/19 02:02
2025/09/19 01:46 トカラ列島近海 3.1 震度2 2025/09/19 01:48
2025/09/19 01:04 トカラ列島近海 2.2 震度1 2025/09/19 01:07
---------------------------------------------------
2025/09/18 19:34 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/18 19:37
2025/09/18 18:36 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/18 18:39
2025/09/18 13:10 トカラ列島近海 2.7 震度1 2025/09/18 13:13
2025/09/18 10:55 トカラ列島近海 1.9 震度1 2025/09/18 10:58
2025/09/18 08:15 トカラ列島近海 3.5 震度3 2025/09/18 08:19
2025/09/18 05:53 トカラ列島近海 2.8 震度3 2025/09/18 05:57
2025/09/18 04:24 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/18 04:28
2025/09/18 02:25 トカラ列島近海 3.0 震度2 2025/09/18 02:28
2025/09/18 02:10 トカラ列島近海 1.9 震度1 2025/09/18 02:13
2025/09/18 02:03 トカラ列島近海 2.1 震度1 2025/09/18 02:07
2025/09/18 02:02 トカラ列島近海 2.1 震度1 2025/09/18 02:06
2025/09/18 02:00 トカラ列島近海 2.9 震度2 2025/09/18 02:03
2025/09/18 01:49 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/18 01:52
2025/09/18 00:19 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/18 00:22
2025/09/18 00:17 トカラ列島近海 2.7 震度2 2025/09/18 00:20
2025/09/18 00:13 トカラ列島近海 2.7 震度1 2025/09/18 00:17
2025/09/18 00:12 トカラ列島近海 2.5 震度1 2025/09/18 00:15
---------------------------------------------------
2025/09/17 23:33 トカラ列島近海 1.7 震度1 2025/09/17 23:36
2025/09/17 23:23 トカラ列島近海 2.6 震度2 2025/09/17 23:26
2025/09/17 23:12 トカラ列島近海 1.7 震度1 2025/09/17 23:15
2025/09/17 22:58 トカラ列島近海 1.8 震度1 2025/09/17 23:00
2025/09/17 22:38 トカラ列島近海 2.4 震度1 2025/09/17 22:42
2025/09/17 22:35 トカラ列島近海 2.3 震度2 2025/09/17 22:40
2025/09/17 22:31 トカラ列島近海 3.3 震度3 2025/09/17 22:39
2025/09/17 22:31 トカラ列島近海 2.8 震度3 2025/09/17 22:36
2025/09/17 22:27 トカラ列島近海 3.5 震度3 2025/09/17 22:31
2025/09/17 22:21 トカラ列島近海 2.0 震度1 2025/09/17 22:24
2025/09/17 22:18 トカラ列島近海 1.9 震度1 2025/09/17 22:22
2025/09/17 22:16 トカラ列島近海 2.6 震度2 2025/09/17 22:19
2025/09/17 22:12 トカラ列島近海 3.0 震度3 2025/09/17 22:16
2025/09/17 22:06 トカラ列島近海 3.4 震度3 2025/09/17 22:09
2025/09/17 22:00 トカラ列島近海 4.7 震度4 2025/09/17 22:05
2025/09/17 21:58 トカラ列島近海 3.3 震度3 2025/09/17 22:03
2025/09/17 21:55 トカラ列島近海 4.7 震度5弱   2025/09/17 22:01
2025/09/17 21:50 トカラ列島近海 3.0 震度3 2025/09/17 21:53
2025/09/17 21:04 トカラ列島近海 2.5 震度2 2025/09/17 21:07
2025/09/17 20:56 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/17 21:00
2025/09/17 20:53 トカラ列島近海 2.6 震度2 2025/09/17 20:59
2025/09/17 20:52 トカラ列島近海 2.6 震度1 2025/09/17 20:56
2025/09/17 20:50 トカラ列島近海 2.3 震度1 2025/09/17 20:53
・・・


地震:カムチャツカ半島沖

カムチャッツカ半島(ペトロパブロフスク・カムチャツキー)東部沖で、大きな地震が連続している。2025年7月29日にM8.8、9月13日にはM7.4の余震が続き、きょうも日本時間の午前3時58分ごろ、余震中最大のM7.8の地震が発生した。太平洋プレート北西部が、北米プレートに衝突する場所で地震が活発化している(「東北地方太平洋沖地震」のM9.0と同様)。

(本ブログ関連:”カムチャツカ”)

■ 福井新聞
「気象庁が津波予報(若干の海面変動)を発表、被害の心配なし 9月19日4時(2025/09/19 03:58)ごろカムチャツカ半島沖でM7.8の地震」(2025年9月19日 午前5時16分)
    ー https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2411182

■ USGS
M 7.8 - 127 km E of Petropavlovsk-Kamchatsky, Russia」(2025-09-18 18:58:13、(UTC))
    ー https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us7000qx2g/executive
    ・53.193° N 
    ・160.513° E
    ・19.5 km depth
---------------------------------------------------
テクトニックの概要
2025年9月18日、ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー東部で発生したM7.8地震は、2025年7月29日に発生したM8.8カムチャツカ半島地震余震(aftershock)です。余震は浅い逆断層によって生じた。発生基準で2025年9月18日の事件は、M8.8本震に続き記録された最大の余震で、9月13日に発生した近くのM7.4余震を上回っている
---------------------------------------------------



台風: 17、18、19号

台風17号18号は中国南部へ移動している。一方、19号はまたまた変な動きをしている。日本へ近づくかのような動きを見せて、東へ方向転換している。来るんかい、来ないんかい。

■ ウェザーニュース(9/19 12:27 現在)
「台風情報」より抜粋
    ー https://weathernews.jp/onebox/typhoon/
---------------------------------------------------
台風17号(ミートク)は南シナ海にあって、北西に進んでいます。今後は中国方面に進む予想です。日本への影響はありません。
台風18号(ラガサ)はフィリピンの東にあって、西に進んでいます。
台風19号(ノグリー)はウェーク島近海にあって、西に進んでいます。しばらく西進したあと、南鳥島近海からは北上に転じる予想です。
---------------------------------------------------

2025年9月18日木曜日

(雑談)ゴマサバとアニサキス

子ども時代、福岡に住んでいたころ、放送はRKB、野球は西鉄だった。きょうのネットニュースを見ていたら、ひさしぶりにRKBの報道記事に接した。

博多名物の、サバの刺身料理「ゴマサバ」に、寄生虫の線虫「アニサキス」が急増しているというのだ。原因に温暖化と太平洋側のサバが迂回して日本海側に入ってきたことによると推測されると報じている。(アニサキスには、太平洋側と日本海側で、サバの体内の寄生の仕方が異なる別型がいるという・・・)

(本ブログ関連:”アニサキス”)

■ Youtube(登録:RKB毎日放送NEWS)
「博多名物『ゴマサバ』提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇”か」(2025年9月18日)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=mxuQ3an7OxU
    ー(Youtubeの解説「もっと見る」をクリックすると文字起こしされている)



「ゴマサバ」料理の起源
博多の名物料理といわれる「ゴマサバ」だが、子どものころ聞いたことがなかった。この料理の起源について調べてみた。
次の2つの情報から、バブル時期(1986年末~1991年初頭)と一致するようだ。なるほど、父の転勤で東京に来てから随分と後のことである・・・。

■ TENPOS STAR
「福岡のご当地B級グルメ『ごまさば』とは? 特徴や歴史を紹介」(2024/04/25)
    ー https://tenposstar.com/ja/articles/r/1172/
---------------------------------------------------
・ごまさばの発祥については、今もはっきりとはわかっていませんが、一説によると、新鮮なさばが手に入る福岡県では、もともと漁師料理で加熱していないさばが食べられていたそうです。当時は「ごまさば」という料理名はついておらず、一般の家庭で手に入りやすくなったしょうゆを使って、さまざまな食べ方がされるようになったそう。

・また、昭和63年には西九州自動車道が整備され、交通の便が良くなったことで、近隣の長崎からも新鮮なさばが届くようになります。そして、市内のお店に福岡や長崎のさばが出回るようになり、少しずつ飲食店のメニューや家庭料理として「ごまさば」が広まっていったと言われています。
---------------------------------------------------

■ 生成AI Gemini
---------------------------------------------------
・一般の居酒屋メニューとして普及したのは平成以降

昭和の時代には、サバは足が早いため、刺身は漁師や家庭で昼までに食べるのが一般的で、夜にはしめ鯖にして食べることが多かったようです。
昭和40年代の博多の食のガイド本には「ゴマサバ」という料理名は記載されておらず
昭和60年に刊行された「福岡の食文化」にも記載がなかったという情報もあります。

居酒屋の定番メニューとして「ゴマサバ」が広まったのは、平成に入ってから特にバブル期頃ではないかという声もあります。
---------------------------------------------------


アニサキスの蔓延
このブログでは、以前、アニサキスについて触れたことがある。なぜアニサキスが蔓延しているかだ。風が吹けば桶屋が儲かるの例えではないが、生態系のピラミッド構造に原因があるという説だ。
すなわち、クジラの頭数保護を続けたことによるという。(2022年10月25日のブログに次のように記した)
---------------------------------------------------
ウ〇チの話しで思い出したのは、以前ブログでも触れた、線虫「アニサキス」の発生だ。原因の一つに、「クジラ(鯨)」の保護による増加がある。クジラはアニサキスを持つサバなどを捕食して体内にため込み、大量のウ〇チを海中にマキ散らす。それが循環することになるというのだ。ウ〇チおそるべし。
---------------------------------------------------

メディアは、「温暖化」でまとめてしまい、それ以上の原因追及をたどろうとしない。語れば不都合なことになるからだろう?

2025年9月17日水曜日

自然観察園(アカメヤナギ、ヒガンバナ)

朝晩に秋の気配を感じるようになったが、昼間の陽射しは夏が居すわったようで、まぶしく暑い。そんな昼過ぎ(午後3時半ころ)、公園併設の自然観察園へ出かけた。来週の体力測定の準備ため、つけ刃かもしれないが少しでも歩いて体力をつけたいためでもある。

(本ブログ関連:”自然観察園”)

観察園内は雑草?が茂り、むせかえるような熱気と湿気におおわれていた。人影はほとんどない。園内をめぐると汗だらけになり、ハンカチを帰宅後すぐに洗濯機に放りこんだほど。

観察園の入り口にある掲示板に、今月(後半)のトピック植物写真が、観察順路図に番号対応して紹介されている。それらを事前に参照して園内を巡るのだが、いつもピッタリと出会えるわけではない・・・よくよく観察する必要がある。

掲示板の近くで見つかるはずの、タデ科の「イシミカワ」の美しい青い実(=顎[がく])を探したが見つからない。そのそばにいるはずのユリ科の「シオデ」の黒い実もよく分からない。ほかに実があるのだが・・・早々にへこたれる。

アカメヤナギ
園内の湿地をまたぐ板橋に囲まれた場所に、これまで何度かブログに取り上げた「アカメヤナギ(マルバヤナギ)」が立っている。前回(8/31)記した「エノキ」と同様、絵本に描かれるような不思議な樹形である。まるで、古いディズニーアニメを彷彿させる。

(本ブログ関連:”アカメヤナギ”、”エノキ”)


ヒガンバナ
観察園の西側奥に、赤い花を一面に咲かす「ヒガンバナ」の群生地がある。何と、入り口脇に一輪ほどが花をつけていたので、群生地を目指して行ってみることにした。ぽつぽつと数株が咲いていた。同園のボランティアの方がたまたまいたので、いつ頃が見ごろかたずねたところ「今は10輪ほどだが、来週の『彼岸明け』(9/26)ころに来るとよい」とのこと。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

2025年9月16日火曜日

端唄「秋の野に出て」

早朝のラジオ番組に長年出演している女性が、午前3時半に起床して、放送局に来るとき、日の出がだんだん遅くなるのに気付いたと語っていた。夏の活気がさめ、秋の深まりとともに季節の変化をしみじみと感じるようになる。

とはいえ、まだ秋の七草を眺める遊びを知らない。せめて、むかしの人の秋に親しむ風情を味わいたいものだ。「端唄」に「秋の野に出て」(「江戸端唄集」倉田喜弘編、岩波文庫)がある。

(本ブログ関連:”端唄”)

秋の夜の野に出て、七草をながめながら露に着物の裾を濡らす。そんな女性をアザミの棘(とげ)がまといつく。棘にかけて男女の遊びをうたう*。
(*)端唄に取り上げられているが、下記の通り「小唄」としても歌われる。

「秋の野に出て」
---------------------------------------------------
秋の野に出て 七草見れば    サアヤレ 露でこづま(小褄)が    みなぬれる    サァゝ よしてもくんな    鬼あざみ(薊)
---------------------------------------------------

■ 瓢(ひさご)小唄教室: 小唄解説 ~木村菊太郎著より~
「秋の野に出て」(2021年8月17日)
    ー https://hisago-kouta.com/89/
「江戸時代には、初秋の七月の末頃『虫聞き』『七草見物』と称して、秋の夜を郊外に出る風流な人々があった。」とのこと。


■ Youtube(登録: ototatchinuru18)
「桃山晴衣の小唄 / 秋の野に出て Harue Momoyama」(2012/10/18)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=v5vOSTzs438

2025年9月15日月曜日

敬老の日 2025

3連休最終日のきょう、国民の祝日の「敬老の日」の昼過ぎに街へ出た。曇天の空に雨を予想してか人影は少ない。雲がみるみる灰色を増し、今にも雨が降るのじゃないかと、早々引きあげることにした。結局、雨は降らなかったが。

(本ブログ関連:”敬老の日”)

街のどこにも、敬老を示す気配はない*。日本の年寄(65歳以上)人口の割合は約29.4%という、当たり前の存在になっている。よく見れば、街中どこもかしこも年寄ばかりに気づく。
(*)スーパーの店内放送で、きょうは「じいじいの日」なんて言っていた。

■ 総務省 統計局
「65歳以上人口は3619万人と前年に比べ5万人の減少、総人口に占める割合は29.4%と過去最高」(令和7年9月14日)
    ー https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1460.html

ところで、むかしの物語には、集団内の物事を決めるとき、長老に判断をゆだねる場面がある。知恵と思慮深い老人がいたのだろう。しかしながら、今は年寄が貴重でもなんでもない・・・深夜のテレビショップに申し込んだり、選挙のたび投票行動するくらいしか社会参加していない。若者には、面倒くさい存在になっているのが正直なところだ。まして、判断を求める対象にはならない。

そんなわけで忸怩たる思いのする日だが、昨年(2024年)のこと、作家佐藤愛子の随筆「九十歳。何がめでたい」(小学館文庫、「女性セブン」連載より)が話題になり、映画にもなった。さっそく映画館に足を運んだりした。大笑いした。そして、鵜飼の鵜の心境がした。

(本ブログ関連:”佐藤愛子”)

2025年9月14日日曜日

(雑談)ヴォルテールの言葉

伝達は、司祭型から、翻訳と印刷技術(大量生産)による書籍・新聞へ、そして電波による放送へと展開・進化したけれど、それは一方通行型のオールド(マス)メディアにとどまっていた。今は、相互会話型(ピアトゥピア)のネットワーク時代だ。

会話は本来、相互に語り合うもの。会話は、自由が保証される限り、いろいろな側面を気づかせてくれる。ヒソヒソ話、噂話ほど面白いものはない。そして、「ここだけの話」は、ここだけにとどまらない。

ところで、今まさに、時代の風向きが変わってきている。素早く気付いているもの、気付かずにいるもの、それにメディア(書籍、新聞、放送)業界にいて切り替えにくいものまでいる。

おひとり様を気取った女性論の大御所が、結局は老学者と結婚して遺産を引き継ぎ、タワマンに住んで外車を乗り回しているとか、記者会見場で政府批判して騒がす女性新聞記者が4憶円のタワマンに住んでいるとか、テレビ局を定年後も同局の朝番組に出演を続けて政府批判している男性コメンテーターがタワマンに住み外車を乗り回しているとか・・・。
Youtubeで、不動産屋がいうには、タワマンに住む人は見栄っ張りが多いと聞いた覚えがある。今後、かれら各々の身の処し方が、他人ごとながら気になる。

まあ、それでも人は人。それなりに言い分はある。それぞれ運命を決めることだろう。


■ 生成AIの Gemini に聞いてみた。

Q.言論の自由について、むかしのフランス人だったかが、「あなたの発言には反対だが、あなたの発言の自由は絶対に守る」といった趣旨の言葉を聞いた気がしますが、誰のことでしょうか?
---------------------------------------------------
A.承知いたしました。ご質問の件についてお答えします。

「あなたの発言には反対だが、あなたの発言の自由は絶対に守る」という言葉は、しばしばヴォルテール(Voltaire)の言葉として引用されることが多いです。

しかし、ヴォルテールがこの言葉を直接言ったという歴史的な記録はありません。この言葉は、ヴォルテールの伝記を書いたイヴリン・ビアトリス・ホール*(Evelyn Beatrice Hall)というイギリスの女性作家が、彼の思想を要約するために用いた言葉だとされています。彼女は1906年に出版した著書『ヴォルテールの友人たち(The Friends of Voltaire)』の中で、彼の思想を表現するためにこの有名なフレーズを使いました。

つまり、この言葉はヴォルテール本人の発言ではなく、彼の思想の本質を端的に表したものとして、後世に広まったものなのです。
---------------------------------------------------

(*)イヴリン・ビアトリス・ホールについて、Wikipediaに次の解説がある。
    ①私はあなたの言うことに反対だが、あなたがそれを言う権利は命をかけて守る("I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it")」とある。
    ② 彼女は「ペンネームとして、スティーヴン・G・タレンタイア(Stephen G. Tallentyre)を使用した」(参照:次の Gigazine 記事)


■ Gigazine
「『私はあなたの意見には反対だが、それを主張する権利は命がけで守る』という格言はヴォルテールのものではないという指摘」(2023年03月04日 09時00分)
    ー https://gigazine.net/news/20230304-voltaire-quotation-investigation/

2025年9月13日土曜日

ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー東方沖で地震(余震)

ロシアのカムチャツカ半島にある、ペトロパブロフスク・カムチャツキーの東方沖111Kmで地震 M7.4 が発生した。テレビニュースで報じられたものの、気配を感じられなかったのでつい聞き流したが、以前(日本時間7/30)にも M8.8のものが発生している。今回は、その余震という。長いスパンで見ると、東北大震災(2011年3月11日、M9.0)を含めて気がかりだ。

(本ブログ関連:”ペトロパブロフスク・カムチャツキー東方沖で発生した地震”)

アメリカ地質調査所(USGS)の「テクトニック概要」によれば、次の通り。

■ アメリカ地質調査所(USGS):地震災害プログラム
「M 7.4 - 111 km E of Petropavlovsk-Kamchatsky, Russia」2025-09-13 02:37:54(UTC*)
(*)JST(日本標準時)= UTC(協定世界時)+ 9時間
    ー https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us7000qvw5/executive
・北緯:53.104度 
・東経:160.294度
・水深:39.5km
---------------------------------------------------
2025年9月13日、ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー東で発生した M7.4地震は、
2025年7月29日に発生した M8.8 カムチャツカ半島地震の余震です。この余震は浅い逆断層によって発生しました。
---------------------------------------------------

Windows10から11へ移行

きのう、Windows11のノートPCが届いた。きょうの昼過ぎ初期設定をした。Windows10のサポートが来月終了するというので、重い腰を上げた。
2019年6月以来(約6年間)使用してきたノートPCは至って元気だった。重大なトラブルが一切なかったので、同じメーカーのWindows11のノートPCを購入した次第。

6年ぶりの初期設定作業ですっかり段取りを忘れていたが、Youtubeに作業ガイドがいくつもあって参考にした。けれど、「Google Chrome」が何故か「Microsoft Edge」経由になってしまったのは、どうもしてやられた感じだ・・・。

この歳になると、config.sys や Autoexec.bat などいじっていたころの熱意はない。指示通りに次へ次へと進んでいるうちに我を見失ったようだ。Google Chrome 単独のブラウザにいずれしたいと思っている。

ところで、ブラウザの「ブックマーク(お気に入り)」が、自動的に移行していたのはちょっと驚いた。まあ、Google Chrome側で管理していたのだろうけれど。

2025年9月12日金曜日

秋の七草(粥はありません)

歳時記に、「お花畠」は高山のもので夏の季語という。「花畠」は秋のもので、野に花がさきみだれる。

そういえば「七草」について、「春の七草粥」*があり、「人日の節句(旧暦1月7日)の朝に食べる風習」がある。今年こそ、と思いながら食していない。
(*)春の七草: セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ

(本ブログ関連:”七草”)

それじゃあ、秋の七草の粥はと思い返してみたが、スーパーの野菜売り場でパック入りのものを見かけたことがない。調べたところ、次のような解説があった。

■ 日本気象協会(tenki.jp)
「七草粥に入れて食べる『春の七草』。では『秋の七草』はどうするもの?」(Marina Hishinuma、2016.1.6)抜粋
    ー https://tenki.jp/suppl/marinahishinuma/2016/01/06/8991.html
---------------------------------------------------
・秋の七草は、ハギ(萩)・オバナ(すすき)・クズ(葛)・ナデシコ(撫子)・オミナエシ(女郎花)・フジバカマ(藤袴)・キキョウ(桔梗)の7種類を指します。
・秋の七草は食べたり摘んだりするものではなく、観賞して季節を感じるためのもの。よって、春の七草(七草粥)のように特別な行事はなく、秋の七草粥というものも存在しません。
---------------------------------------------------- 

(付記)
きょう、PCメーカー直販のノート・パソコンが届いた。明日にでも初期設定しようかと思っている。現在のPCを、OSを入れ替えて(Windowsとは別OSで)と考えたが・・・。

2025年9月11日木曜日

体操教室の帰り道に土砂降り

天気予報によれば、きょうの午後は雨降りという。昼過ぎの体操教室の帰りに備えて、ビニール製の簡易レインコート(雨合羽)を準備した。まさか本当に役立つとは。

体育館で運動していたとき雷鳴が轟いた。休憩時間に、カーテンを開いてガラス窓越しに外を覗いて驚いた。大通りの路面を打つ水滴が尋常でなかったのだ・・・、一粒一粒が大きく破裂していた。呆気にとられる光景だった。
体操教室が終り、玄関口に来たとき、ガラスドアの向こうに先ほど変わらぬ勢いで雨が降っていた。いそいで用意した雨合羽を着用し、野鳥観察のとき使用する帽子を被って外に出た。

路上で直ぐに濡れネズミになった。雨合羽は上半身を守ってくれたが、ズボンの膝下側はずぶ濡れ、靴の中まで水が溜まり歩くたびきしんだ。濡れ放題を我慢して、家に向かった。
途中、小学校横を通ったとき、運動場の土がの下側から薄茶色の水になって流れ、道路に溢れ出ていた。そこ以外は、排水設備が十分機能したのか冠水はなかった。

日本気象協会(tenki.jp)の天気予報結果は、15時の降水量は 26mm/h の「豪雨」だった。

気になったのは、野鳥観察のフィールドである公園を横断する小川の水位だ。午後3時10分に「氾濫危険情報が発せられたからだ。現場の様子を、気楽に見に行けるわけでないので心配だ。

■ NHK: 首都圏 NEWS WEB
「東京 野川・仙川に氾濫危険情報(15:10)」(2025年9月11日、15時25分)より抜粋
    ー https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250911/1000121706.html
---------------------------------------------------
・大雨の影響で都内を流れる多摩川水系の野川と仙川は氾濫危険水位を超え、東京都気象庁は、午後3時10分に「氾濫危険情報」を出して警戒を呼びかけています。
・氾濫した場合、世田谷区と三鷹市、府中市、調布市、小金井市、狛江市では浸水のおそれがあり決して川の近くに近づかないようにしてください。
---------------------------------------------------

帰宅後、さらに激しい雨が予報されたが、何ごともなく静かなままだった。雨音はついに聞こえなかった・・・。

2025年9月10日水曜日

やがて秋になる

今月の満月(9/8)は「収穫の月(Harvest Moon)」だった。秋の黄金色の大地は、霞を透かして輝く月明かりに照らされて、やがて姿を変えることだろう。おだやかに歌うスキップ・ファレル(Skip Farrell、1918年 ~ 1962年)の「Soon 'Twill Be Autumnll(やがて秋になる)」*を聴いていると、古き良き時代の秋の深まりを想う。
(*)「Soon ’Twill Be Autumn」歌詞: 
    ー 「’Twill」は「It will」の古い形または詩的な省略形(生成AI: Gemini)
    ー https://www.lyrics.com/sublyric/180745/Skip+Farrell/Soon+%27Twill+Be+Autumn

Youtubeで秋の曲を探していたとき、この歌に出会った。正直あれっと思った・・・歌手ビング・クロスビー(1903年 ~ 1977年)に似た、大人の雰囲気を醸しているからだ。写真を拝見すると、ちょっと似た感じがしないでもない。スキップ・ファレルは、歌手からスタートし、俳優になったそうだ。そういえば、ビング・クロスビーも映画に多数出演している。

■ Youtube(登録: Croonr1)
「Soon 'Twill Be Autumn (1952) - Skip Farrell」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=0ffJ55Qoaos

2025年9月9日火曜日

プラモデル:「Revell」と「MONOGRAM」の関係

子どものころ、プラモデル以前のこと、模型飛行機を作りたく親に頼んでデパートで求めた模型セットは、胴体各位置の断面図を基に木から削り出すものだった。風防は、セルロイド?樹脂を温めて木型に押し当て作るといった・・・完全な手作り。当然、子どもには歯が立つはずもなく断念した。

そこに登場したのがプラモデルだった。木製模型にすっかり自信をなくした子どもにとって、願ったり叶ったりだった。とはいえ、当時の私には彩色することなどこれっぽっちも思い浮かべることはなかった。ただ、付録のチューブ入り接着剤で、貼り合わせることしかできなかった。マルサンのマッチ箱シリーズから始まった。

(本ブログ関連:”プラモデル”)

やがて体験を重ね、外国製のプラモデルブランドを知った。アメリカのレベル社、モノグラム社。英国のエアフィックス社等々。レベル社の箱絵*は最高の描画で、それを見ただけで購入した。当時の価格で480円だったと思う(子どもには高額だった)。
(*)レベル:各社の箱ケースの中で、一番頑丈だった。箱絵を描いた画家を知りたい。

(他社製品を含めて)思いつくまま並べると、飛行機(戦闘機・爆撃機)、ジープ、水陸両用艇、架橋戦車(Revell製の最高の思い出だ)、レーダー搭載高射砲・・・。

レベル製は縮尺に見合ったものだったが、モノグラム製はリベット(ネジ)の再現にこだわっているように感じた。模型の塗装、ジオラマ作りには考えも及ばなかった。ましてエアブラシなんか知らなかった。結局、作ったものは中途半端に終わり、いつの間にか行方不明になった。

ところで、プラモデルメーカーのレベル社とモノグラム社の関係について大きな経緯があったのを、次のYoutubeを見て知った。製品パッケージの表に、両社のロゴが並んで印刷されていたのだ。

■ Youtube(登録: POOH'S MODELING WORKS)
「最近手に入れたもの2025年9月」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=GPqApxtgHJE

レベルとモノグラム両者の関係が歴史的にどうだったのか知りたく、GoogleのAI Gemini にたずねてみた。

■ Gemini
Q.プラモデルに「Revell」と「MONOGRAM」のマークが合体したものがありますが、両社がどういう関係のときだったのでしょうか? 例えば、両社合併したことがありますか?
----------------------------------------------------

A. はい、Revell(レベル)とMonogram(モノグラム)は、合併した歴史があります。

・具体的には、両社は1986年に合併し、「Revell-Monogram」となりました。当時、ビデオゲームやケーブルテレビの普及により、プラモデル業界の収益性が低下していたことが背景にあります。

・合併後、Revellの工場は閉鎖され、資産はMonogramの工場に移管されました。しかし、Revellのブランド名は世界的に認知度が高かったため、多くの製品で「Revell」がメインブランドとして使用されました。

・その後、2007年に両社は模型メーカーのHobbicoによって買収されました。さらに、2018年のHobbicoの破産を経て、現在ドイツの投資会社であるQuantum Capital Partners(QCP)がRevellを買収し、「Revell GmbH」として事業を行っています

このように、両社は一時的に合併し、Revell-Monogramとして活動していた時期があり、現在でもその当時の金型を使った製品が流通していることがあります。
----------------------------------------------------

やっぱり、Revellの名は消すことができない。(アメリカからドイツに移ったようだが)

2025年9月8日月曜日

「暑さ寒さも彼岸まで」、 皆既月食、9月の満月「ハーベスト・ムーン」

このところ早朝・深夜に秋の気配を感じ、このまま涼しさが増していくのを、寒さが苦手なわたしは少々案じている。寒いのより暑いのがまし(勝し)というスタンスだからだ。それでも、昼間の熱気にはたじろぐ。

耳の聴き具合のため半年ほど通院したが、きょうで解放された。精いっぱい回復を強調したが、お医者さんが言うには、自然の調整が働いたからとのこと。一言でいえば、歳相応に納得・了解せよに通じる。

夕方、テレビのニュースを見ていたら、気象コーナーで「暑さ寒さも彼岸まで」の慣用句について気象予報士の方が解説された。今月20日(土)が「彼岸の入り」*なので、気温がどのように変化するか。確かに、彼岸の入りの前後して以降、30℃を切っている(次表:Accuweather:Monthly)。むかしからの言い伝えには根拠があるようだ。
(*)春分・秋分の前後各3日(計7日間)を彼岸会といい、最初の日を「彼岸の入り」最後の日を「彼岸明け」という。


公園廻り
病院の帰り、おとつい(9/6)の探鳥会で観察した「ラクウショウ」の樹名板をしっかり見ずにいたので、それに、根元の地面に呼吸根の有無を再確認しに寄った。樹名板の記載は次の通りで、呼吸根は隈なく見まわしたがやはり見つからなかった。
---------------------------------------------------
落羽松、別名ヌマスギ、落葉針葉高木。湿地にはえ、地上に呼吸根をだします。
スギ科  アメリカ合衆国南東部
---------------------------------------------------

 皆既月食。満月
ところで、きょうの日付に変わった未明、月に地球の影が重なる「皆既月食」が見られるというので起きて頑張ったが、結局寝落ちした。しかも「満月」**なのだから。カメラに収められたら最高だったのに・・・。
(**)収穫時期にあたる9月の満月を、米農事暦で「ハーベスト・ムーン」と呼ぶという。

(本ブログ関連:”満月”)

2025年9月7日日曜日

白露 2025

きょうは二十四節気の「白露」、朝晩の気温差が大きくなり、水辺の草木に朝露が降りるようになるころ。確かに朝方の冷え込みは昼間と比べて差が大きくなった。午前5時で見ると、きのうは 20.9℃、きょうは 22.2℃ だ。ちなみに、きのうの最高気温は 33.5℃(13:23)だった。それに日暮れも早くなっていることに気付く。

(本ブログ関連:”白露”)

夏は、だらしない格好をしていても過ごせたが、これからはちょっとマシな部屋着にする必要を感じる。ここ数日エアコンは不要だが、扇風機の風を浴び続けるのはちょっときつい。

ところで、きのうの探鳥会で、朝陽を透かしてクモの巣が虹色に輝くのを見た。光を通して現れる美しいマジックに、白露から「白鷺(しらさぎ)」の文字を重ね、純白華麗な姿を思い出す。彼らを飾るレースのような「飾り羽」、優雅な「冠羽」は殊のほか美しい*。
(**)Google画像で「白鷺の飾り羽、冠羽」と検索

白鷺に、渡り鳥の「チュウサギ」(夏鳥)がいて、夏に飛来し、秋に暖かい南方へ渡って行く。また一年中国内にとどまる留鳥の「コサギ」と「ダイサギ」がいる。葦を繁ったままにして視界が不便になった公園の小川に、以前はコサギとダイサギの姿をよく観察できた。

生成AIのGemini に、<白露>と<白鷺>を含む作文をしてもらったところ、次のような表現を考えてくれた・・・(ちょっと加工して)なるほAIが考え出した光景ど感心した。
---------------------------------------------------
白露のころ、露が白く輝く景色の中で、白い羽を持つ白鷺が佇む姿は、白を基調にした清らかな秋の風情を感じさせる。
---------------------------------------------------

2025年9月6日土曜日

悠仁親王殿下「加冠の儀」

悠仁(ひさひと)親王殿下の「加冠の儀」*のテレビ中継を見た。
(*)加冠の儀:天皇皇后両陛下御臨席の下に、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御前で加冠役が悠仁親王殿下に賜冠を加える(冠をお付けする)儀式。
    ー 加冠の儀は、1300年前から続く(男性皇族が成年を迎えるにあたり「冠」をかぶる)宮中の儀式。40年ぶりの男性皇族の成年式にあたるという。

悠仁殿下は、今年から筑波大学の1年生、初々しさを感じる。将来の天皇陛下の重責を担われる。

■ 宮内庁
「悠仁親王殿下19歳のお誕生日に当たり」(宮内庁皇嗣職、令和7年9月5日)
    ー https://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/03/birthday03-r070906.html
---------------------------------------------------
悠仁親王殿下は、9月6日(土)に19歳のお誕生日を迎えられます。また当日には、加冠の儀、賢所皇霊殿神殿に謁するの儀、朝見の儀など成年式の中心となる儀式・行事に臨まれます。
---------------------------------------------------

■ NHK
「悠仁さま 成年式 『成年皇族としての責務の重さを自覚』」(2025年[令和7年] 9月6日20時24分)
    ー https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250906/k10014914841000.html

野鳥観察(87)

台風一過の早朝、野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。台風の影響は思った以上になくて、街路は早々乾燥していた。朝陽がめっぽう眩しい。湿気のせいか全体に彩度が低く、突き抜けるような青空ではないが。(関東ローム層の畑の土は、普段の乾燥した黄褐色から、雨に濡れて黒茶色に変わっていた)

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

前回(8/23)、野鳥観察を休み、熱中症を恐れて家にこもりぱなしだったせいか、久し振りのフィールドに足がもつれたようだ。今回も残念ながら野鳥の飛翔を目にするのみで、カメラに収めることができなかった。

フィールドを巡る途中、会長から ① 実をつけた高木の「ラクウショウ(落羽松)」について、② 幹が組み合った木について、次の通り話をうかがった。
① 実をつけた「ラクウショウ」
・落葉性針葉樹の代表的なものに「カラマツ」、「メタセコイヤ」、「ラクウショウ」がある。
・ラクウショウは湿地、池のほとりなどで成長するため「ヌマスギ」とも呼ばれる。
・湿地や池のほとりで、根は呼吸するのがむつかしいため、地表に「呼吸根」*が突き出る。
(*)呼吸根: Google画像検索「ラクウショウ 呼吸根 」で確認できる。
・緑色の球果は、果鱗で包まれている。

② 幹が組み合った木**
・次の可能性がある:
    ー 切り株から複数の芽が出る「萌芽更新」、一般にいう「孫生え(ひこばえ): 蘖」。
    ー 野鳥のフンに、種がまとまって落とされたものが成長する。
    ー 造園技術として「寄せ株」、「株立ち」がある。
(**)先日(8/31)、自然観察園外側にある「エノキ」の根元を見ての質問に回答いただいた。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ブト: 観察の最初に「ハシブトカラス」の声が聞こえた。その後も飛ぶ姿を見た
・シジュウカラ: 1羽だけ上空を飛翔する(下側から見ると、白っぽく感じた)
・アオゲラ: 鳴き声「ケッケッケッ」が聞こえた
・メジロ: ちらっと確認したが、5羽いたとのこと
・ツミ: 鳴き声「ツィツィ」が聞こえた・・・ベテランの方からツミといわれた
---------------------------
(樹木)
・ラクウショウ: 実をつけていた。この木については上記の通り。呼吸根は未見だったが。
・ウメの実: 苗圃の梅の木の下に実が散らばっていた。梅酒にしたら・・・。


ラクウショウの実(写真左)、クモの巣(写真右)
・ラクウショウの実は3cm程度であり目立つ。観察路はさほど湿ってないせいか、呼吸根が地面に見られなかった。
・クモの巣が、朝陽に照らされて虹色に輝いていた。微妙な色合いをカメラに収めることができなかったのが残念。

2025年9月5日金曜日

台風15号

台風15号の進路は微妙に変化して、高知県に上陸後、徳島県、紀伊半島南部、愛知県三河方面を横断し、太平洋沖を東進する模様。当地も余波を受けて、日本気象協会(tenki.jp)によれば、今夕16時に「豪雨」(26mm/h)北の風(5m/s)になるという。

【結果】 
当地は、日本気象協会(tenki.jp)によると、午前11時に「強雨」(11mm/h)午後5時に北の風(4m/s)に終わった。

子どものころの台風は、恐ろしいものだった。強風に備えて父が、木製の雨戸を釘付けしたり、台風の夜に停電になったこともある。直撃の激しい風音・雨音は忘れられない。

考えてみれば、現在住む都下の武蔵野台地では、西から来る台風の直接的な被害をあまり聞かない。北西の秩父山地、南西の箱根山地が壁になっているのではないかと<妄想>してしまう。今回はどうだろうか。

ちなみに、東京(関東)での台風災害には、河川の氾濫、東京湾での高潮などによるものがあったという・・・あまり(具体的に)語られないが、Wikipediaで「明治43年の大水害」、「大正6年の高潮災害」を知った。

■ ウェザーニュース
「台風15号(ペイパー)は沿岸部を東進 西・東日本の太平洋側は大雨警戒」(2025-09-05 06:07)
    ー https://weathernews.jp/news/202509/050066/
----------------------------------------------------
・四国に上陸した台風15号(ペイパー)は、9月5日(金)5時の推定で(高知県)須崎市付近を東よりに進んでいるとみられます。
・太平洋側では局地的に激しい雨が降っています。今夜にかけて広い範囲で大雨に警戒をしてください。


▼台風15号 9月5日(金)5時推定
 中心位置   須崎市付近
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     東北東 15 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s
----------------------------------------------------

2025年9月4日木曜日

体操教室(後期のスタート)、台風15号

きょうから、 体操教室の後期がスタートする*。8月の夏休みを経ての再開だ。宿題に出された、日々の「運動記録表」(自宅プログラム表)の記載は、猛暑日のせいでほとんどない。せいぜい、数回の公園散歩や街巡りくらい。まして、自宅で汗をかいての体操なんて・・・。
(*)体操教室に初めて参加したのは 2023年9月7日のこと、ちょうど2年前にあたる。

昼になって、いきなりの土砂降り。気象予報各社の雨雲レーダーを見ると、千切れ千切れた雲からの降雨のため、気象庁の「アメダス」の観測拠点のデータ(時刻と降水量)と必ずしも一致しない。日本気象協会(tenki.jp)は、当地の降水量19mm/h(12:00)とした。

体操教室へ出かけるのに躊躇したが、次第に晴れ空に変わった。

1か月間の夏休みのせいか、久し振りの体操に戸惑った・・・あれっ、こんなに動きが速かったっけ。それに今月末の回には、年1回の「体力測定」がある。夏に鈍った体力を早急に回復**しておこうと思った次第。
(**)むかし、健康診断の1か月前から食事制限して、体を絞り検診に備えたものだ。


台風15号
あす一日中、雨模様(関東甲信:24時間降雨量予想 150mm)という。きょうの昼の土砂降りと比べて、「台風15号***が接近する明日5日は、大雨のピーク****となる見込み」(日本気象協会(tenki.jp))とのこと。
(***)九州沖を北上し、徳島県に上陸した後、進路を急に真東に切り南紀を横断して太平洋上に抜ける予想だ。最近の台風は、急カーブしたり反転したりと動きが複雑だ。
(****)日本気象協会(tenki.jp)は、明日 16:00 の降水量を 24mm/h 豪雨と予想している。(刻々と予報に変更あり)

2025年9月3日水曜日

はい、乾燥しています

むかし、子どものころにラジオで聴いた落語の落ちに、「はい、乾燥しています」というのがあった。歳をとると老人は枯れて水気がなくなり、軽過ぎてついには湯船で浮かんでしまう。

この「乾燥してます」という言葉を覚えているが、落語家が誰だったか覚えていない・・・柳亭痴楽さんだったかどうか?

落語は、子どものころ、ラジオから耳に入ったもので、すこし大きくなってテレビでの視聴では何故か興が乗らなかった。大人になって、新宿末廣、上野鈴本を訪れたことがあるが、観光気分でしかなかった。

子ども時代、当時の三遊亭小金馬(三遊亭金翁、1929年[昭和4年] ~ 2022年[令和4年])さんが、テレビでマルサン*提供のプラモデルの番組司会をやられていた。だから、懐かしく上野鈴本でお顔を見に行ったとき、「わたしは、まだ死にませんから」という洒落をいわれた。観客の多くは、プラモデル草創期に子どもだった世代だ。
(*)マルサンの「マッチ箱シリーズ」こそ、プラモデルの初経験だった。

あした、8月の夏休みが明けて、今年後期の体操教室が始まる。年配者向けの軽い運動だ。

2025年9月2日火曜日

コニー・フランシス/伊東ゆかり「大人になりたい」

60年代はじめ、アメリカンポップの代表のひとり、コニー・フランシス(1937年 ~ 2025年)の甘えたような歌声は忘れられない。「ボーイハント」なんかは最高だった。その彼女が、今年の7月に亡くなっている。残念なことだ。

(本ブログ関連:”コニー・フランシス”)

当時の日本では、もっぱら日本語歌詞をつけてカバーされていた。コニー・フランシスの歌の記憶は、日本の女性歌手たちを通じてになる。

歌手の「三人娘」といえば、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの3人が代表たが、その後の世代に、伊東ゆかり中尾ミエ園まり(1944年4月12日 ~ 2024年7月26日)がいた・・・「スパーク三人娘」と呼ばれた(ただし、そのグループ名についてあまり意識しなかった)。
伊東ゆかりは物静かで一歩引いた感じ、中尾ミエは明るく元気、園まりはおっとりした風情といったキャラクターを感じた。中尾ミエは、現在夕方のテレビ番組で活躍されている・・・疲れ知らずに感心する。

(本ブログ関連:”伊東ゆかり”)

その中の伊東ゆかりが <日本語> で歌ってくれた、コニー・フランシスの「大人になりたい(Too many rules)」の歌詞が今も耳に残る。
・「夜遅く帰ると ママから お目玉」: 歌の出だしから、光景がアメリカそのものだった。
・「Too many rules」: 英語が入れば尚更。けれど、あの頃 ”rules”  が聞き取れなかった。
・「早く 大人になりたい」: 「早く」が在ってこそ、この歌なのだ

今、聴きなおすと、テンポがゆっくりなのに気付く。あのころ随分と軽快に感じたのだが。

■ Youtube(登録:伊東ゆかり - トピック )
「大人になりたい」(1962年)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=zX6x6L6_AUo     ←  Youtubeで確認を

■  Youtube(登録:NachoFarias80 )
「Connie Francis - Too many rules」(1961年)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=6mhRjZ_rKoU

2025年9月1日月曜日

今年も残り3分の1になる、秋声賦

きょうから9月が始まる。気象庁のカレンダーでは「秋」(9月~11月)だが、夏の熱署の収まる気配はない。ここ数日、35℃以上の「猛暑日」は続くもよう。以降、11日ごろまで「真夏日」とのこと・・・。秋の涼しい風を感じるには、もうしばらく日数がいるようだ。

夏がまつわりつき、季節の節目がはっきりしない。午後4時ごろ街に出たが、熱気も日射も容赦なかった。きょうも最高気温が 36.7℃(13:45)で、きのう(8/31)につづき「猛暑日」(日最高気温が35℃以上)だった。

きのう見た「エノキ」も秋に変化する。Googleの生成AIは、次のように解説した。(抜粋)
----------------------------------------------------
エノキの「葉」が黄葉する時期
・「黄葉」の時期は、10月〜11月頃に見られ、実が熟す時期と黄葉の時期が重なる。
・秋の深まりを感じさせる風景として、葉と実の両方同時を楽しむことができる。

エノキの「実」が色づき熟す時期
・「実」は、春から初夏に緑色の実をつけ、8月頃から色づき、9月〜10月頃に熟す。
・黄葉が進むにつれて、小さな実は、赤や橙色に変化し、黒紫色に成熟する。
----------------------------------------------------

ところで、秋の変化に気付く和歌がある。教科書でお馴染みの、平安時代の歌人「藤原敏行」(ふじわら の としゆき、没年:昌泰4年[901年]または延喜7年[907年])の歌(「古今和歌集」秋歌上169)だ。
----------------------------------------------------
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
----------------------------------------------------

北宋の詩人「欧陽修(おうよう しゅう)」(1007年~1072年)に、秋の風について書いた「賦」(漢詩~散文の中間)がある。欧陽は、藤原敏行より後年だが、秋の風の激しさに恐れたようだ。彼らは共通して、季節(自然)の変化にとどまらず、内的変化(人生)を感じ取っているようだ。そして、その後に残る静けさに言い知れぬ悲しさを感じることになるだろう。

■  立命館大学
「欧陽修 - Open 」
    ー https://www.arc.ritsumei.ac.jp/opengadaiwiki/index.php/欧陽修
----------------------------------------------------
「秋声賦」
欧陽子方夜読書、聞有声自西南来者、悚然而聴之曰異哉、初析瀝以蕭颯忽奔騰而砕湃、如波涛夜驚風雨驟至、其触於物也、鏦鏦錚錚金鉄皆鳴、又如赴敵之兵御枚疾走、不聞号令、但聞人馬之行声、予謂童子此何声也、汝出視之、童子曰、星月皎潔明河在天、四無人声声在樹間、予曰、噫嘻悲哉、此秋之声也、胡為乎来哉、蓋夫秋之為状也、其色惨淡煙霏雲斂其容情明天高日晶、其気慓冽、砭人肌骨、其意蕭条山川寂寥、故其為声也、凄々切々、呼号奮発、豊草緑縟而争茂、佳木葱籠而可悦、草払之而色変、木遭之而葉脱、其所以摧敗零落者、乃一気之余烈、夫秋刑官也、於時為陰、又兵象也、於行為金、是謂天地之義気、常以粛殺而為心、天之於物春生秋実、故其在楽也、啇声主西方之音、夷則為七月之律商傷也、物既老而悲傷、夷戮也、物過盛而当殺、嗟夫、草木無情有時飄零、百憂感其心万事労其形、有動乎中必揺其情而以思其力之所不及憂其智之所不能宜其渥然丹者為槁木黟然黒者為星星、奈何非金石之質欲与草木而争栄、念誰為之戕賊、亦何恨乎秋声童子莫対、垂頭而睡、但聞四壁虫声喞々、如助予之歎息。
----------------------------------------------------

■ DeepL.com の<翻訳ツール>による
    ー 残念ながら、漢詩文理解の素養がないので、翻訳ツールからたどるしかないが・・・。
    ー https://www.deepl.com/ja/translator
----------------------------------------------------
欧陽子方、夜に読書する。西南より声ありと聞いて、悚然として聴く。異なりや、と。初めは析瀝として蕭颯、忽ち奔騰して砕湃、波濤の如く夜に驚風雨驟至る。物に触れるところ、 鏦鏦錚錚と金鉄が鳴り響き、また敵に赴く兵が鎧を鳴らして疾走するようで、号令は聞こえず、ただ人馬の足音のみが聞こえた。私は童子(召使い)に「これは何の音か、お前が出て見てこい」と言った。
童子は「星月夜は皎潔で、天には天の川が輝いています。周囲に人の声はなく、音は木々の間にあります」と言った。私は「ああ、悲しいことだ、 これ秋の声なり。何故して来るのか。蓋し秋の様相とは、その色は惨淡、煙は霏え雲は斂ず、その情は天明にして日晶、その気は慪冽にして人肌を刺し、その意は蕭条として山川寂寥なり故にその声は、凄々切々として呼号奮発、 豊かに茂る草は緑濃く競い、美しい木々は青々と茂って悦ばしい。草は刈られれば色を変え、木は風にあえげば葉を落とす。これらが摧け敗れ零落する所以は、一気の余烈による。
秋は刑罰の官であり、時に陰に当たり、また兵の象である。その行いは金に当たり、これを天地の義気と謂う。常に粛殺を心とし、天が万物に春に生じ秋に実らせるゆえ、楽においては、啸声は西方の音を主とし、夷則は七月の律商傷なり。物は老いて悲しむ、夷戮なり。物は盛んに過ぎ殺すべき時、 ああ、草木は無情ながら時に散りゆく。百の憂いが心を刺し、万事が形を労す。心に動けば必ず情が揺れ、力の及ばぬことを思え、知の及ばぬことを憂え。赤々と燃える者は枯れ木となり、黒々と染まる者は星屑となる。どうして金石の質でなく、草木と栄えを争おうか。誰がこれを傷つけ奪うのか、また何を恨むのか。秋声の童子よ、答えるな。うつむいて眠る。ただ四方の壁に虫の声がひそひそと聞こえ、あたかも私の嘆息を助けているようだ
----------------------------------------------------

(追記)
そういえば、作家「徳田秋声」のペンネームである「秋声(秋聲)」は何に由来しているやら。また、師事した「尾崎紅葉」が主宰した俳句結社は「秋声会」だった。

2025年8月31日日曜日

エノキの根元

昼下がり(午後3時過ぎ)、公園を巡った。きょうは8月の最終日(8/31)、「夏休み」最後の日だ。公園の木陰を進むと「ミンミンゼミ」と「ツクツクボウシ」がしきりに鳴いている。
まだまだ気温は高く、きょうも最高気温は 38.0℃(13:47)の「猛暑日」になった。
    ー WeatherMapによれば「東京都心の年間猛暑日(最高気温35度以上)日数も、過去最多を今日も更新して25日目の猛暑日となった」とのこと。

園内のバーベキュー広場は、家族連れで賑わっていることだろうと覗いてみたら、なんと一組しか見られない。ただし、グラウンドでは少年野球の試合が行なわれていて、掛け声がしきりに飛び交っていたが。熱射・熱気におされてか、園内散歩の姿も見られなかった。

そこで、隣接の公園に移ってみたところ、園内を流れる小川で遊んでいる家族が幾組もいた。小川は窪地を流れ、さらに両岸の木立が覆い、日蔭を作っている。水遊びに興じる子どもたちにとっても、それを見守る親にとって按配よいようだ。

そんな小川の岸辺(自然観察園の外側)に大木があって、幹は絡み合い伸び、根は大地を這うように複雑に広がっている。木の種類を確かめたく、枝先を少し採り、近くにある橋の名をメモして、「自然観察センター」をたずねた。次の写真と枝葉と場所から「エノキ」との回答をいただいた。

(本ブログ関連:”エノキ”)

エノキ(榎)
エノキの根元の具合から、推測だが、いったん切り株にしたところから複数の芽が出る「萌芽更新」した後、絡み合ったのではないだろうか?  その様は、まさに昔のディズニーアニメに描かれた、暗く奥深い森の背景画を想い出す。そういえば、ときどきカメラにおさめている人を見かける。

(追記 9/6)野鳥観察の際に、「幹が組み合った木」について会長より解説いただいた。
・次の可能性がある
    ー 切り株から複数の芽が出る「萌芽更新」、一般にいう「孫生え(ひこばえ) 」 = 蘖。
    ー 野鳥が種をまとめて落としたものが成長する。
    ー 造園技術として「寄せ株」、「株立ち」がある。

2025年8月30日土曜日

(資料)AIによるモード・アダムスの動画像

19世紀末から20世紀初頭にかけて、ブロードウェイの舞台女優で知られた モード・アダムス(Maude Adams、1872年11月11日 ~ 1953年7月17日)の写真をネットで数々見てきたが、いずれもモノクロであり、動画は引退後のスクリーン・テスト(1938年)のものしか知らない。

(本ブログ関連:”モード・アダムス”)

彼女の最盛期のカラー化した写真や動画を見たいと思っていたところ、次のAIによるカラー動画で目にすることができる。

■ Youtube(登録: Retro Journey 1960s)
「MEET Maude Adams, America's Favorite Actress of the Early 1900s」(2025/08/01)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=buXZIznBA1M

少し緩い画質にし、ライティングを工夫しているようで、近代的な表情を醸しているが、彼女の清雅さ(かつ、おちゃめで、いたずらっぽさ)を十分に再現している。アップした表情は眩しいほどに美しい。

モード・アダムスに会おう。

2025年8月29日金曜日

赤い夕陽と「うろこ雲」

夕方(午後6時過ぎ)になって街に出たときのこと。西の空に輝く夕陽に照らされた高層の雲が、実に見事に茜色に染まっていた。青い空をバックにした「うろこ雲(巻積雲)」の鱗(うろこ)一枚一枚がくっきり照らされ、そこに少し前、突き抜けただろう薄ねずみ色に滲んだ「飛行機雲」が(共に1,2000mほど上空に)浮かんでいた。

歩を進めること5分もせぬ間に陽は翳り、上空のうろこ雲も薄闇に霞むようにして虚ろになった。天空の絵巻のごとき光景は一瞬だった。(カメラを持っていたらと悔やんだ)

ところで、うろこ雲が赤く染まると、(2~3日で)天気が下り坂になる可能性が高いという。「うろこ雲が出たら3日のうちに雨」という言い伝えもある。
日本気象協会(tenki.jp)による当地の天気予報は、5日後の 9/3に「時々小雨」と表示があるが・・・。

それより、雄大な夕陽に接すると、三橋 美智也(1930年[昭和5年] ~ 1996年[平成8年])の「赤い夕陽の故郷」(作詞 横井弘、作曲 中野忠晴、1958年)を、ちょっと寅さん気分になって口ずさみたくなる。市町村合併で地方都市になる以前、「故郷」がまだが在った時代を思い出す。

■ Youtube(登録: sabo yobo)
「三橋 美智也 ♪赤い夕陽の故郷♪ 1958年 78rpm record. HMV Model No 130 (india)Gramophone」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=iRuXqf703Dg
(歌詞)Uta-Net
    ー https://www.uta-net.com/song/17860/



(付記)
Windows10のサポートが10月で終了する。長いあいだ使用してきたPCとお別れになる・・・致し方ない。そこで、メーカー直販のPCをで求めて(8/28)、きょう振り込みに行った。

2025年8月28日木曜日

「醒睡笑」: 躻(うつけ)2

東洋文庫「醒睡笑」(安楽庵策伝* 集、 鈴木棠三 訳、平凡社)の「 躻(うつけ)」の項に、阿呆ばなしを満載している。

(本ブログ関連:”醒睡笑”、”阿呆”、”阿呆船”)

次の話は、重力を利用して、臼(うす)の中の米を杵(きね)で搗(つ)く作業の途中、ふと思いついたが、吟味不足のまま、すぐに披瀝してしまう「うつけ」がいる。粗忽さに通じる。

-----------------------------------------------------
ちっと、たくらだ(ばか)があって、人に向かって、「おれは日本一のことをたくみ出した」と吹聴する。「どんな事を」とたずねると、「されば。臼(うす)で米を搗(つ)くさまを見るに、下へ下る杵(きね)は役に立つが、上へあがる杵は無駄になっている。所詮、上にも臼をかいさま(さかさま)に吊って、それに米をいれて搗けば、上下両方の米がいちどに搗けて、杵の上げ下げがそつになるまい、と思案した」という。そのことばの終わらぬうちに、「その吊り下げる臼に米を入れるにはどうする」と問いつめると、「まことに、その思案はしなかった」。
----------------------------------------------------

どこの国でもありそうな物語だ。ヘルムの村の長老が「夏が暑い」わけを、冬の寒さから紐解く滑稽話がある。一見もっともらしい可笑しさがある。(2021年12月7日火曜日に記載)

(本ブログ関連:”ヘルム”)

2025年8月27日水曜日

(資料)AIが語る「乳児の笑顔」

歳をとると既視感が煮詰まって、ものごとに感動が薄くなる。マンネリ化といってもよい。わくわくするような好奇心とか期待が湧いてこないのだ。そこで、何か感動する場面がないかと、Youtubeを巡る。

乳児が、純粋無垢に両親へ微笑みを浮かべたり、幼児が祖父母と一緒に遊んだりしているのを見ると、よそながら我がごとのように心が和む。成長すると、他者との関係で笑いが複雑になる。むかし、大人の笑い顔について、基本的な表情のマトリクスの合成によると聞いたような気がする・・・が。

(本ブログ関連:”乳児”、”幼児”)

乳児の笑顔は天使の微笑みである。誰に迎合するわけでなく、発露するように湧き出る笑顔なのだ。どうして微笑むのだろうかと、生成AIのChatGPTに質問してみた。


■ ChatGPT

Q.産まれたばかりの乳児が見せる「笑顔」は、どのような反応なのでしょうか?
----------------------------------------------------

A.産まれたばかりの乳児が見せる「笑顔」は、通常の意味での「喜びの表現」ではなく無意識的な反応生理的な反応であると考えられています。つまり、乳児の初期の笑顔は、感情的な喜び社交的な反応から来るものではなく、身体的なプロセスや反射的な動きの一部と見なされることが多いです。

乳児の笑顔の種類と解釈

乳児が生後数週間以内に見せる笑顔には、主に以下のような種類があります:

1. 生理的な微笑み(反射的微笑)

新生児や生後数日の乳児が見せる笑顔は、通常は生理的な反応として現れることが多いです。これは、赤ちゃんが眠っているときや、体の不快感から解放された瞬間などに見られます。この時の笑顔は、内的な快感筋肉の緊張の緩和に関わるものであり、感情的な「喜び」とは必ずしも結びつきません。たとえば、レム睡眠(夢を見るとされる睡眠段階)の際に見られることがあります。

2. 社交的微笑み(社会的微笑)

生後6週間から2ヶ月を過ぎたあたりから、乳児は実際に「社会的な微笑み」を見せるようになります。これは、親やケアギバーが笑いかけると反応して笑顔を見せるようになる、意識的で社会的な反応です。この微笑みは、乳児が周囲の人間に対して感情的な反応を示す最初のステップとされており、コミュニケーションの一環として機能します。つまり、親や周囲の人々が乳児の目線を引きつけることで、赤ちゃんは笑顔で反応するようになり、この段階での笑顔は喜びや安心感を表現するものと解釈できます。

3. 感情的な反応としての微笑み

さらに成長すると、乳児は外部の刺激に対して感情的に反応するようになります。例えば、親が赤ちゃんに面白い表情をしたり、楽しい音を立てたりすると、赤ちゃんはその反応として笑顔を返すことがあります。この時期の笑顔は、他者との絆を強化する社交的な役割を持ち、社会的な交流の一部として重要な意味を持つようになります。

結論

新生児や生後間もない赤ちゃんが見せる笑顔は、初めは主に反射的・生理的な現象であり、完全に感情的な「喜び」や「楽しさ」とは言えません。しかし、成長とともに、社会的な反応としての笑顔が現れ周囲とのコミュニケーションの一部として、より感情的な意味を持つようになります。ですので、乳児の笑顔は、最初は単なる身体的な反応から、やがて意識的な感情表現へと変化していくと言えます。

----------------------------------------------------