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2011年4月30日土曜日

世界フィギュアスケート選手権2011

モスクワのメガスポーツ・アリーナ(11,000観客)で開催されたフィギュアスケートの世界チャンピオンシップ(ISU)は、2度目の世界女王に安藤美姫が、男子銀メダルを小塚崇彦が獲得した。男女上位3位までの結果は次の通り。
安藤は優勝確定前のインタビューで、震災下の日本への思いを語ったし、表彰台の彼女の姿に、テレビ女性解説者は「自信と威厳に満ちた」と評した。


Ladies Final Results
Pl Name                        Nation    Points   SP FS
1 Miki ANDO               JPN         195.79   2   1
2 Yuna KIM                KOR        194.50   1   2
3 Carolina KOSTNER     ITA        184.68   6   3

Men Final Results
Pl Name                       Nation     Points   SP FS
1 Patrick CHAN           CAN        280.98   1   1
2 Takahiko KOZUKA     JPN         258.41   6   2
3 Artur GACHINSKI      RUS         241.86   4   3

(追記)
エキシビションの安藤美姫
エキシビション 
エキシビション
(Youtubeに登録のExxx1le、yasik555に感謝)

(本ブログ関連:”スケート”)

10歳若く見える

イ・ソンヒの変わらぬ容貌は、ネバーランドに住む少女のようでいて、女性たちの特に同世代アジュンマの羨望のまとである。だから、その秘密を知りたいと、雑誌やテレビのインタビューで何度も質問が繰り返されてきた。
韓国経済の記事「イ・ソンヒ、チョン・インファ 『10年は若く見える』・・・芸能界代表の童顔美貌は?」(4/26)は、イ・ソンヒの若々しさが最近テレビ番組で話題になったことから、次のように芸能界の同様な他スターを写真と一緒に紹介している。

・歌手: イ・ソンヒ이선희、48)
・俳優: チョン・インファ(전인화、46)
・CEOに変身したタレント: イ・ウィジョン(이의정、36)
・演技者: イ・ヨウォン(이요원、32)
(数字: 数え年の年齢)

イ・ソンヒさん以外の方々を存じません。記者の主観が多分に入っているようですが、皆さん童顔美貌の系列です。
男の目から見ると、正直、若く見られたいことの意味がよく分からないのです。八百比丘尼のように美しさと同時に時間の漂泊者になることを望んでいるわけではないでしょうから・・・極端かな。

昔、NHKドラマ「女人幻想」(1972年)を見た。八百比丘尼の影のある女性との幻想的な愛の物語で、主演の佐藤友美のしっとりとした美しい役柄に見入った覚えがある。

2011年4月29日金曜日

ちいさな男の子は阿呆である

ちいさな男の子は大方阿呆である。そうであるし、そうでなければならない。人のしないことをするのが男の子である。本人はそんなつもりじゃないけれど。
あっはっはと笑いながら、さて次に何やろうかとたくらむ。こころの中が、いつも青空なんだ。そんな今が、なつかしい思い出を作っている最中だなんて、これっぽっち思っちゃいない。目をきらきらと輝かせ、学校の帰り道に腹ばいになって、路肩のカマキリを見たり、一列になって後ろ向きに歩いてみたり、やることがいっぱいあるのだ。

わたしの昔もそうだったよ。チャンバラで誰がうまく切られるかと熱中したり、小学校の木造の階段を上手に平行に転げ落ちることを競ったりしたものだ。ちいさな男の子は阿呆なことにいつでも向上心が湧いてくる。

書店で梅佳代の写真集「男子」(2007年)を見て、毎日が楽しくてわくわくしていた頃の懐かしさを覚えた。ちいさな男の子なら経験する、平気で転げ廻った地面やアスファルトの感触を。そうそう、ちいさな隙間も好きだったな、自分たちだけの秘密の通路にしていたこともよみがえってきた。
さて、この写真集には作家の次のような言葉があるようだ。適確で温かい。

男子は
ばかで
無敵で
かっこいいです。(うめ)

ところで、阿呆な男の子から卒業していた頃、創刊されて間もない雑誌「太陽」(1964年7月:創刊一周年記念号)に、第1回太陽賞を受賞した写真家荒木経惟の「さっちん」を見た。当時としてはグラフィカルで洒落た大きなサイズの雑誌に、いつでもどこでも走って転んで遊び廻る子どもたちの世界がそのままに載せられていた。写真には、ぼくらの原風景がおさまっていた。モノクロ写真は、どろだらけの子どもにぴったりに思える。色彩がなくても、みな元気な時代だった。
新潮社版の最後に、作家が次のように語っている。

「これは三河島の戦前からあった古い団地アパートなんだけど、(略) 荒川線を途中で降りて、ぶらぶら歩いて撮りだしたの。そこで出会ったのが「さっちん」(当時小学4年生)。」

2011年4月28日木曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 伽耶琴(カヤグム)

昨日のKBS WORLDに、「国楽の世界へ」(毎週水曜日 後半15分)が始まった。韓国の伝統音楽(すなわち国楽(국악))や楽器について紹介する番組である。解説を担当されるのは、埼玉県出身で、2年前から高麗大学大学院韓国語文化教育学専攻している岸加那子さんだ。
ラジオの特性から楽曲、楽器の音を聴くことができる。まさに耳学問であるが、今後も耳を傾けていきたい。
第1回目は、「伽耶琴(カヤグム:가야금)」という、絹糸の12弦を張った、小ぶりだが日本の琴と似た楽器が紹介された。

「25弦の伽耶琴」
▼伽耶琴3重奏団「伽耶美(가야미)」の、(現代の)25弦の伽耶琴による、「アリラン」演奏を聴く。随分と現代的な澄んだ音で奏でられている。

「正楽(정악)伽耶琴」
・(伽耶琴の起源は)1500年前、東南部にあった伽耶国の王によって「正楽伽耶琴」と呼ぶ琴が作られた。胴体は桐の木、長さ150cm、幅30cmで、12本の弦が張られている。
・演奏法は、楽器をひざの上に載せ、右手でひいた弦を左手で上から押して揺さぶり(ビブラート)をかけて音に変化をもたらす。
・「正楽伽耶琴」は、宮廷や貴族たちの楽しみの際に演奏されたため、ゆったりとしたメロディ、深い音を奏でるのが特徴。
▼弦楽「霊山会相」の中から、チェ・チュンウン演奏を聴く。一音一音を確かめるような古雅(重厚)な響きが伝わる。

「散調(산조)伽耶琴」
・朝鮮時代後期に、「正楽伽耶琴」を小型にした楽器が登場する。コンパクトになり、音が高くなり、弦の間隔が狭まり以前より早いテンポの演奏ができるようになった。
・弦も細くなり、感情起伏の激しい庶民の音楽を演奏するのに適したものになった。
▼ユ・デボン流・伽耶琴散調のなかから、もっともテンポの早い「フィモリ(吹き荒れる)チャンタン」(伽耶琴:ペク・イニョン、チャング:チョン・ファヨン)を聴く。伽耶琴の響きを間断なくつぎつぎと繰り出す。


音と合わせて識ることになるので、KBS WORLDのホームページに上記内容のページを載せて、その音源をいつでも聴取できるようにしていただけると幸いである。
⇒すでに、KBS WORLDのホ-ムページ掲載されていました、早とちりだったかな。感謝。

(参考)
国楽放送」という放送局があるようだ。

2011年4月27日水曜日

愛の挨拶

若い頃のこと、ブルーレイやDVD以前で、パイオニアのレーザーディスクを、発売に合わせてマルチメディアソフトの可能性がないかと評価用に会社が購入した。結局、手持ちキーパッドのボタンで応答する以外、改造の手立てはなく、沙汰止みになった。
そんな折り、しばらくレーザーディスクで遊んだ覚えがある。何度も試聴したのが、NHKの名曲アルバムのソフトで、E.エルガー(Elgar)の「愛の挨拶Salut d'Amour(Liebesgruss))」だった。昼飯を食いながら聴いていると、なんとも穏やかな気持ちになってくる。甘く優しくつつむ愛の歌だ。

(Youtubeに登録のtzyociに感謝)


(2歳の孫が、訪ねてきたくれた母親の職場の同期にプイとしたそうだ。人見知りするのかな。)
★★★★★ 孫が、人見知りもするけれど、ヒーロー大好きなポーズを見せてくれる写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、ますます成長して、不二家の「ペコちゃん」のように愛らしい写真が届いた ★★★★★

2011年4月26日火曜日

25年の記憶

25年前の今日、当時ソ連のウクライナにあった原子力発電所の原子炉が炉心溶融して爆発した。爆発の結果、放射性物質が偏西風に運ばれて日本上空にも来たという記憶がある。
それは、ソ連と東欧に及ぶ事故であり、西欧まで巻き込んだ事件としてしか認識しなかった。わが子たちが少年期でありながら、さほどの恐怖感も感じていなかった。あくまで、海の向こうユーラシア大陸の反対側のできごとと理解していたのだ。やがて、悲惨な事実を知ることになるが。

福島の事故は、技術的にウクライナのものと違うと繰り返し説明されるが、市民にとって見えない放射能の恐怖がおさまるわけではない。福島の放射能は、これから積算される。果たして何年かかるのだろう。ウクライナの再現にならないことを祈るばかりだ。
将来、歴史の反省をするときに、当事者は誰もいないかもしれない。だから、事実を検証できるようにするためにも、一切の資料を残し保存する記憶の図書館を作って欲しい。それしか、未来の子どもたちに詫びることができない。

2011年4月25日月曜日

イ・ソンヒの伝説:素手で乱入を制圧

先日、少女時代のステージに観客が乱入するという事件があった。ファンのなかには、自己投影の結果、境界線が見えなくなることあるようだ。その点、イ・ソンヒは果敢に対応した。

スポーツ東亜の記事「イ・ソンヒ “イ・スンギ デビュー後変わった” 暴露」(4/25)に、MBCが本日放送する番組遊びにおいで」の録画中に語られた「イ・ソンヒが、(以前)生放送中、舞台に乱入した観客を素手で制圧したエピソード」を次のように紹介している。
・(本番組に)一緒に出演したホン・ギョンミン(홍경민)は、「イ・ソンヒが、1986年に江辺歌謡祭で生放送中に乱入した観客を制圧した」と、普段静かで華奢なイ・ソンヒのイメージからは想像できない姿だと皆いぶかしがった。
・だが、まもなく当時の資料画面が公開されると、すぐに衝撃的な映像にスタジオは驚きと共に笑いの海になった。

さて、どのような画面なのだろうか。
(追記)アジア経済の記事(4/26)に、当時の写真が掲載されている。

2011年4月24日日曜日

鉱物の会:喜寿の祝い

鉱物の会に行く。今回の大震災の影響で会場が四谷から新宿に急遽変更された。
年度始めであり、例会兼総会の内容だったが、会員の関心はどちらかといえば、新鉱物「千葉石(チバセキ)」の講演だった。講演者門馬綱一氏は、新鉱物発表時に独立行政法人物質・材料研究機構の研究員だったが、4月から国立科学博物館の地学研究部鉱物科学研究グループに所属している。ちなみに同氏は、中学時代に本会の会員であった。

・千葉石は当初、石英として珍しい、八面体の等軸晶系ということから分析が始まった。
・千葉石の写真から、鉱物の内部に白く霞んでいる部分にガスが溜まっていると思われるかもしれないが、実際は鉱物の透き通った《面》にある。
結晶構造はメタンハイドレートに相似で、酸素原子をケイ素原子に、水素原子を酸素原子に置き換えたものが千葉石の構造である。このケイ素原子と酸素原子で構成された《かご》状の結晶構造は強い構造でできているので、内部のガス(メタンの他に、エタンやプロパンなど)は容易に抜けない。
・産地は、保田層群の付加体の上部にある。一般的に、プレートが落ち込んだ堆積岩中の石英脈を探せば見つかるかもしれない。

次に会場を移して、本日の重要なイベントがおこなわれた。会長の喜寿のお祝いである。
会長は、鉱物関連の著書を多数著して、数多くの鉱物ファンを生み出した。また会員の中から、上記のように優秀な鉱物学研究者を育てられている。
お祝いは、立錐の余地もない会場で、感謝をまじえて盛況に催された。

(本ブログ関連:”千葉石”)

2011年4月23日土曜日

孫の回復、孫娘の成長

前回の3/25以来、ひと月振りに孫たちに会いに行く。
大分県の日田から取り寄せたミネラルウォーターを孫宅に届ける約束をしていたが、おもわぬ大雨のため、身軽にして会うことになった。お昼をご馳走になり、その後は外にも出られず、部屋の中で孫たちの元気な姿を眺めて過ごした。

生まれてひと月半を過ぎた孫娘は、訪問の初めから終わりまでグッスリと寝ていた。栄養たっぷりで随分とふっくらしてきた。快調に育っていることを、抱きかかえた腕の中に実感する。
お兄ちゃんになった孫は、病気をして親たちを騒がせたようだが、見たところ無事に回復して部屋中を走り回っている。おいとまするとき、まるで博多人形のように愛らしく、目尻をたて頬を膨らませて寝入っていた。

息子夫婦から、まさに今のわが身に合わせて、血圧計をプレゼントされた。しっかり測定することにしよう。

帰り道、明るい陽ざしのなか雨がパラパラと降ってきた。まさに、九尾狐<クミホ>が流す涙である。
ところで、TBS地上波で放映されたドラマ「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」の、(どうやら全16話中の)途中3話しか見ていない。幸いこの物語はDVD化されているので、TV視聴の徹底のなさを反省して、近所のレンタル店で借りて全話観賞しよう。

(本ブログ関連:”狐の嫁入り”:日照り雨、天気雨、Fox Rain、여우비←画面右下の「前の投稿」も)

(追記)
ソウル訪問のためお世話になっている韓国語教室の先生から、確認のためたびたび電話をいただく。感謝。

2011年4月22日金曜日

2011イ・ソンヒ「五月の陽射し」コンサートに行こう (2)

イ・ソンヒの「2011イ・ソンヒ『五月の陽射し』コンサート」に行くために自助努力なく、韓国語教室の先生に、何から何まで面倒を見ていただいている。
コンサート初日の5/21(土)を中心に、ソウル滞在のエンド・エンドを、5/20(金)~5/23(月)にすることが決まった。さて、中古CDショップはどこにあるのかな、そしてイ・ソンヒのアルバムなどを見つけることができるだろうか。

(本ブログ関連:”五月の陽射し”)


★★★★★ 孫が、お休みの前に幼い言葉で、明日招待してくれるというメッセージの動画が届いた ★★★★★

2011年4月21日木曜日

「五月の陽射し」コンサート案内動画

PLAY DBに、「2011 イ・ソンヒ『五月の陽射し』コンサート」(世宗文化会館 大劇場、5月21(土)-22日(日))の案内動画が掲載されている。

(本ブログ関連:”五月の陽射し”)

2011年4月20日水曜日

穀雨 2011

今日(旧暦 3/18)は、立春から数えて6番目の節気(1年を24等分して季節名を付けた節目)の「穀雨(こくう)」にあたる。広辞苑によれば、穀雨は、「春の季節中の最後」の節気で、「(春雨が降って百穀を潤すの意)」とのこと。
穀雨の昨日、久し振りに春雨が降ったし、さくらは春を惜しむように散っている。やがて夏を迎える。

春雨に洗われて木々が新芽を出すというけれど、その雨にいささか躊躇したのは事実だ。冬に戻ったようなこの雨に、東北被災地の方々は厳しい思いをされていることだろう。

(付記)
今回の地震津波災害と原子炉事故の結果、港湾や原子炉建屋の被害調査に、ロボットの活躍が報じられている。日本のロボット技術に期待したが、実は、それらはアメリカ製のものだった。確実にロボットを実用化する、アメリカのロボット技術の層の厚さに感心するばかりである。

2011年4月19日火曜日

煙が目にしみる

プラターズ(The Platters)には思い出深い曲がある。たとえば、「Only you」(1955年)は忘れられない。でも、エルヴィス・プレスリーのイメージが強かったりするけれど。
それに、「煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)」(1958年)もある。こちらはやっぱり、プラターズのものが一番懐かしい。

随分と甘い曲だな。どうして失恋のたとえに、煙が目にしみるのか分からない、いや気付かない子どものくせに、一足飛びに、煙草の煙のせいだと思っていた。
でも、もしかすると煙草の煙が目にしみるのだとうそぶいているのだろうか。それにしても、やっぱり甘い曲だ。

(Youtubeに登録のFreeman71、dannyqbに感謝)

(本ブログ関連:”オンリー・ユー”)


★★★★★ 孫が、病気から元気になって、介抱してくれた母親と寝んねすると甘える動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、「風呂上りにたっぷりとミルクを飲んで、うっとり笑みを浮かべる」写真が届いた ★★★★★

2011年4月18日月曜日

コンサート週間前売りランキングレポート-4月3週

PLAY DBの「コンサート 週間前売りランキングレポート-4月3週*」(2/18)によれば、イ・ソンヒの「2011イ・ソンヒ コンサート“五月の陽射し”」が上位ランキングを果たしている。
(*)「コンサートランキング分析レポート」(4/11~4/17

・キム・テギュン、チョン・チャヌの「カルトショー」(大学路小劇場):2週連続1位
・「2011チョー・ヨンピル&素晴らしい誕生 全国ツアーコンサート」(議政府):2位
・「2011チョー・ヨンピル&素晴らしい誕生 全国ツアーコンサート」(オリンピック公園体操競技場):3位
・「2011イ・ソンヒ コンサート“五月の陽射し”」(世宗文化会館大劇場):4位
・「2011イン・スニ コンサート"The Fantasia"」(世宗文化会館大劇場):5位
(以下略)

(本ブログ関連:”五月の陽射し”)

2011年4月17日日曜日

ザ・ファイター

いつもの通り、息子と一緒にナイルカレーで「ムルギーランチ」をとって、有楽町マリオンの「丸の内ピカデリ-2」に月一の映画鑑賞に行く。今回は、「ザ・ファイター(The Fighter)」だ。
実在の兄弟ボクサーの葛藤と、試合への挑戦をベースにした物語だ。かつての栄光を頼りながらも薬物に溺れた兄(ディッキー)と、反発しながらも兄の指導を受けて地道(いや波乱?)にボクサーとして成長する弟(ミッキー)たちの、世界チャンピオンをつかむまでの道のりを描いている。

絶えず動き回る手持ちカメラの映像に、更に環境音やロックミュージックがせわしく加わって、逆に平板になりがちなところを、最終に、ロンドンで開かれたWBU世界ライトウェルター級タイトルマッチの場面で、一気に引き込まれていく。試合会場の観衆のどよめき、まるでその場に自分が居合わせたかのような錯覚、それまでの展開とは違う、高揚と勝利の興奮を味わうことになる。そして、このストーリーが事実にもとづいていることに改めて驚嘆する。

家族を中心に展開する物語の舞台、古い街並みのマサチューセッツ州ローウェルの雰囲気をもう少しにおわせて欲しかった。彼ら家族史が少しは見えたかもしれない。

2011年4月16日土曜日

分かりたいです

イ・ソンヒのデビュー20周年を記念して、2004年8月26日~28日に世宗文化会館大劇場で催された「"Jへ" 20年 イ・ソンヒ コンサート」で、彼女が歌う「分かりたいです(알고 싶어요)」(歌詞) を聴こう。


(Youtubeに登録のpops8090に感謝)

(本ブログ関連:”分かりたいです”←画面右下の「前の投稿」も)
(本ブログ関連:”ファン・ジニ”)


★★★★★ 孫が、発熱から元気に回復して、車の運転席でハンドルを触っている写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、ピンク色の可愛いベビー服を着た、栄養たっぷりの寝顔の写真が届いた ★★★★★

2011年4月15日金曜日

2011イ・ソンヒ「五月の陽射し」コンサートに行こう

5月下旬に世宗文化会館で開催される、2011イ・ソンヒ「五月の陽射し」コンサートに行こう。
去年の6月から通い始めた韓国語教室の先生と、彼女のコンサートを観る機会を得た。先生は、なんと小学校5年生以来のイ・ソンヒのファンで、しかも彼女のファンクラブ会員だという。
今回、ソウルに戻る用事があり、コンサートもご覧になるというので、丸抱えの同行をお願いしたわけだ。感謝。
また、ファンクラブの関係者のご高配により、ソウル当地でコンサートチケットを入手していただいている。ファンクラブ特典はなく、一般の電話申し込みと同じ条件で大変な競争だったようだ。感謝。

実は、先生には、更に航空券から宿の面倒までもお世話になっている・・・本当に丸抱えである、重ねて感謝。
東京で留守番の先生の奥様には申し訳ないが、授業を欠席して、イ・ソンヒファンの先生とコンサートを楽しませていただくことになった。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒ「五月の陽射し」コンサート”)

2011年4月14日木曜日

花粉症

数年振りに、花粉症が再発した。ここひと月のことだ。まず、鼻の奥と喉がひりひりして、次第に鼻が詰まる。目は涙目になり、特に目頭が深みにはまるような《かゆみ》に襲われる。そして、クシャミと鼻水、・・・最悪である。外出時にマスクを必ず着用しているが・・・。
とうとう地元の駅近くにある薬局で、花粉症対応の点鼻薬とうがい薬を購入する。帰り道、喫茶店で点鼻薬をためすと、あら不思議!すぐに鼻詰まりがおさまって通気がよくなった。薬の指示書通り、十分間隔を開けて利用することにしよう。

ところで以前、韓国語の教室で花粉症が話題になったとき、韓国には杉花粉症がないようだと聞いた。韓国の山林は、松の木が多いため、杉花粉による花粉症がないのではということだった。

(追記)
先日(3/11)の大地震(「東日本大震災」)の際、倒れた塀の工事が今日完了した。例年3月は、予約がたて混んでいるため、わが家の工事は今月まで遅れてしまった。


★★★★★ 孫が、妹をあやす父親のそばで、精一杯おどけた格好をして見せる動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、栄養一杯に育って、ふっくらマシュマロにようになってきた写真がとどいた ★★★★★

2011年4月13日水曜日

「私は歌手だ」一番見たい歌手?

韓国日報の記事「最も見たい歌手? イム・ジェボム『君は歌手だ』」(4/12)に、MBCの「私は歌手だ」に今後登場して欲しい歌手を専門家(10名)にアンケートした結果が、次のように記されている。

・ (韓国日報傘下の)スポーツ韓国が、「私は歌手だ」の舞台に立つ歌手を推薦された。アンケート対象は、最近のトレンドをよく読みとる作曲家と20年以上の年輪を積んだ制作者で、ここにスポーツ韓国の歌謡担当記者が合流した。制作陣が参考するに値する「私は歌手だ」スカウティング・レポート、その結果を公開する。

《投票結果》
・ ロックとR&Bそしてポップまで消化・・・「隠遁型実力者」: イム・ジェボム(3票)
・ 皆が懐かしがる歌・・・「沈滞ドロ沼歌謡界」彼が出る時: チョー・ヨンピル(1票)
・ 韓国女性歌手最高の歌唱力・・・「小さい巨人」が見たい: イ・ソンヒ(1票)
・ 90年代感性の代表走者・・・歌手兼プロデューサー「編曲の妙」期待: ユンサン(1票)
・ 持って生まれた音色+神技に近い技巧・・・「ジョンヨプの復讐」出る時: ナオル(1票)
・ ボーカル+ラップの幻想舞台・・・聴衆評価「私は歌手」にぴったり!: ユン・ミレ(1票)
・ 吹きまくるように地声-裏声を行き来する技巧・・・再照明必要: ユン・ミンス(1票)
・ 80年代グループサウンドの主役・・・ク・チャンモもカムバック「第2セシボン」になること: ソンゴルメ(1票)

2011年4月12日火曜日

地球周回50周年

ソ連が、初の人口衛星「スプートニク1号」(1957年10月4日)を、アメリカに先んじて宇宙に飛ばした、わずか4年後、すなわち50年前の今日(1961年4月12日)、人類史上初の地球周回が同じくソ連の宇宙飛行士「ユーリイ・ガガーリンЮрий Гагарин)」によって達成された。

宇宙競争相手のアメリカはたてつづけに、ソ連の後塵を拝したことになる。人工衛星の結果、「スプートニックショック」がキーワードになって、アメリカでは科学教育が振興されるようになった。しかし、当時の子どもにとっては、そんなことは関係ない。球形の人工衛星本体に流れるように付いたアンテナの姿は、とにかく格好良かった。

そのとき、子どもたちにとって、宇宙はすでに漫画に、映画に、テレビの中にあった。だから、人類が宇宙を飛ぶのは別段不思議ではなかった。ガガーリンは、ぼくらの思い通り、宇宙を周回してくれた。おまけに「地球は青かった」という平和の言葉を人類に贈ってくれたのだ。
もちろん、それが決死的な挑戦であり、偉業であったことを、もう少し大人になって理解できたのだが。

さて、50年後の今日、ぼくらは彼の遺志をついで平和な時代にいるのだろうか。

(Youtubeに登録のlenau55に関連)

(本ブログ関連:”ガガーリン”、”スプートニク”)


★★★★★ 孫娘が、耳を近づければスヤスヤと寝息が聞こえそうに、穏やかに寝る写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、カメラを持つ母親との会話に夢中になり、近づきながら転んでしまう動画が届いた ★★★★★

INESレベル7

日経新聞の記事「福島第1原発事故、最悪のレベル7に 保安院検討」(4/12)によれば、福島第1原発の事故レベルを次のように述べている。(全文)

・ 経済産業省の《原子力安全・保安院》は12日、《東京電力》福島第1原子力発電所の事故が原発事故の深刻度を示す国際指標「国際原子力事象評価尺度(INES)」で最悪の「レベル7」とする検討に入った。「レベル7」は過去に旧ソ連で1986年に起き、史上最悪と言われるチェルノブイリ原発事故しかない。「東日本大震災」で原発を安全に止められず、1カ月たっても復旧に手間取っていることが、事故の重大さを際立たせている。
・ 《保安院》はこれまで福島第1原発1~3号機の事故を「レベル5」(所外へのリスクを伴う事故)と暫定評価していた。ただ国の《原子力安全委員会》は11日、福島第1原発の事故で、すでに最大1時間あたり1万テラ(テラは1兆)ベクレル規模の放射性物質が出ていた可能性があるとの試算結果を明らかにした。数万テラベクレルの放射性物質が原子炉から漏れ出したと推定される。「レベル7」は放射性物質の放出量が数万テラベクレル以上としている。
・ 国際評価尺度は、原発事故の深刻度を0~7の8段階で示す。

原発事故の国際評価尺度も、放射性物質の規模も日常の指標ではないし、そのうえ大きな値になればなるほど、感覚的に理解できない。発表が後出しされるたびに、わたしたちは湯の中の蛙になる。
チェルノブイリ原発事故と同じ評価尺度なら、同事故と比較して、放射性物質の内容と量について、そして原子炉の安全性について続報が欲しい。なによりも知りたいのは、曝爆の相対量ではなく絶対量だ。幼い子どもたちの安全のためにも、アラートは早期に出して欲しい。

2011年4月11日月曜日

レイジー・リバー

映画「我等の生涯の最良の年(The Best Years of Our Lives)」(1946年)をDVDで見る。
第二次世界大戦後、同じ町に復員した、三人のアメリカ軍元兵士たちの物語である。その一人に、沈没する艦船の中で火災に遭い両手首を失った元水兵がいる。義手生活のために恋人との将来に悩む彼を支えてくれたのは、バーを経営する叔父だった。叔父は店のピアノを弾きながら助言する。そのとき、元水兵の若者は、ある曲を希望した。それは健康的な若い二人のまぶしい明日を歌う「レイジー・リバー(Lazy River)」だった。

さて、ピアノを弾きこなす叔父は、このドラマのなかでちょっと雰囲気が違っていた。誰だろうかとYoutubeの原曲を探して見ると、叔父役を演じたのは、「レイジー・リバー」の作曲者のホーギー・カーマイケル(Hoagy Carmichael)その人だった。なんと、あの美しい愛の想い出を語る「スターダスト(Stardust)」の作曲者でもあるという。

(Youtubeに登録のBingandNelsonFan、skorecki7に感謝)


(追記)
今日も厳しい余震があった。(東京都多摩東部は震度4)
《平成23年4月11日17時20分 気象庁発表》
・きょう11日17時16分ころ地震がありました。震源地は、福島県浜通り(北緯36.9度、東経140.7度、いわきの西南西30km付近)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は7.1と推定されます。

2011年4月10日日曜日

サクラ保存林

天気もよく、穏やかな温い一日だった。むかしの仕事仲間と、JR高尾駅の北口から歩いて10分ほどの距離にある多摩森林科学園サクラ保存林に、満開のさくらを見に行った。
まるで吉野山のような起伏のある保存林は、さくらを愛でるのに最高の景観を提供してくれる。親子連れも結構来ていたことだし。駅そばに意外な発見をした感じだ。
なかでも、沢を見下ろすように白い花を咲かせる「枝垂染井吉野(しだれそめいよしの)」は圧巻だった。ひとびとは、カメラにおさめていた。

[左の写真]園入り口から歩き出して早々に着く階段状の休憩場所で、ひとびとは、ここにのんびり座って、斜面に咲くさくらの木立を鑑賞している。
(写真撮影は、いつもは携帯電話のカメラを利用していたが、今回忘れてしまい、同行の仲間が撮ったものを載せた)

(本ブログ関連:”さくら”)

実は先週末、今日のさくら見物の予定を勘違いして、いつも鉱物採集でお世話になっているхаякава氏にお誘いをしてしまった。とんだダブルブッキングだ。土曜早朝、失礼の侘びを電話した。

2011年4月9日土曜日

氷川清話

ある雑誌で、江戸開城にあたって幕府側で大きな役割を果たした勝海舟の特集があり、中で何度も典拠された彼の談話本「氷川清話」が知りたく、国分寺の紀伊国屋で文庫本の「氷川清話」(講談社学術文庫)を求めた。
この文庫本の底本である講談社版「勝海舟全集」発刊時点で、「氷川清話」の流布本が徹底的に洗い直されたという。その結果、最初の(流布本)編集者によって、勝海舟の談話が勝手に書き換えられていたことを解明したそうだ。「勝海舟全集」に参加した、この文庫の編集者(校注者)は、その点(道義性)を厳しく指摘している。

ともあれ、海舟は小気味よくべらんめえ口調で、主として江戸から明治にかかわる人事諸般を語っている。その中で、文庫版校注者が何度か話題にしていることで、この事情に合うものがある。

東北の津波(明治二十九年の明治三陸地震)における救済の仕方から、幕府と新政府の違い(「難民の救済」)を語ったその次に、足尾銅山の鉱毒事件について、海舟は以下の談話(「鉱毒」)をしている。
「(略)旧幕は野蛮で今日は文明だそうだ。(略)/山を掘ることは旧幕時代からやって居た事だが、旧幕時代は手のさきでチョイチョイやって居たんだ。海へ小便したって海の水は小便にはなるまい。手の先でチョイチョイ掘って居れば毒は流れやしまい。/今日は文明だそうだ。文明の大仕掛けで山を掘りながら、その他の仕掛けはこれに伴はぬ、それでは海で小便したとは違はうがね・・・・・わかったかね・・・・・元が間違ってるんだ。」

仕掛け(つまり技術)が身の丈に合ったものから、自然との平衡を失ったものに変わったと指摘しているのだろう。進歩したからといって、自ずとものが見えるわけではない。また晴眼の人士は、当事者でなくても真偽を見抜くことができるようだ。

蛇足。アメリカ映画でよく目にするが、窮地に陥った小集団の中で誰がリーダーかをせめぎ合う展開がある。困難な状況の中で、全責任を負ってこそのリーダーを争う気風がこの国に残っているのだろうか。

2011年4月8日金曜日

アイドルブームに陰り

朝鮮日報(日本語版)の「文化>文化総合」欄の記事「アイドルブームに陰り」(4/5)は、「この数年間、韓国のサブカルチャー界は『アイドルグループの天下』だった。・・・ところが、最近になりこの構図に変化の兆しが見えてきた。・・・音楽市場でも、歌唱力を前面に押し出した歌手たちが、ビジュアル勝負のアイドルグループを追いやろうとしている。」として、関係者の発言を次のように報じている。(崔承賢(チェ・スンヒョン)記者)

・大衆音楽評論家のキム・ジャッカ氏:
「この数年間、歌謡界を占領してきた似たり寄ったりのアイドル音楽に限界を感じる人々はますます増えている。その代わり、歌唱力で心に訴える歌手が脚光を浴びている」

・芸能プロダクション「ミュージック・ファーム」のカン・テギュ取締役:
「これまでに比べ、歌唱力のある歌手たちがCDを出すに値する状況だと思う」

・MBCバラエティー局のプロデューサー:
「視聴者はもう、アイドルだけが出るバラエティーに関心を持たない。さまざまな世代が集まり交流する様子を見せると、視聴者も共感する」

・高麗大学心理学科のソン・ヨンシン教授:
「アイドルブームは視覚的な快感がベースになっているが、これは人々に疲労感を与え、すぐに飽きられるだけ。昨年末、中高年世代から巻き起こった感動する音楽への共感が若い世代にも広がっている」

以上の変化は今年中に結果がわかることで、その分析に多くが語られることになるのだろう。

(本ブログ関連:”オーディション”、”スーパースターK”)


(孫娘はますます可愛いさを増し、笑顔を見せるようになったと知らせを受けた)
★★★★★ 孫娘が、名前を呼ぶ母親を探すように首を動かして、笑顔を見せる動画が届いた ★★★★★

イ・ソンヒの公式ホームページ

改修のため久しく見ることのできなかった、イ・ソンヒの公式ホームページ(会員制)がようやく公開された。オープンしたのは、管理者コメント日付から、どうやら昨日(4/7)のようだ。

・indexページにあるNotice欄の「2011イ・ソンヒ コンサート"五月の陽射し" 」で、今回のコンサート情報を参照することができる。
⇒「今回、『五月の陽射し』コンサートは、やむをえずファンクラブ団体観覧なしに、に一般前売りだけ受けます。」とのこと。

・会員制のため、参照フリーの画面は従来通り。
⇒Biograph(可)、Diskgraph(可:一部追加)、Gallaery(準備中?)、Movie(不可)、Book(不可)、Schedule(可)、Community(一部可)、SunnySpace(不可)


(付記)
TBSで放送中の「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」は、ついとびとびに見ている。今日の番組中で、イ・ソンヒの歌う「私が愛する人(내가 사랑할 사람)」も流れていた。
(Youtubeに登録のCHIXJIROに感謝)

(本ブログ関連:”狐の嫁入り”:日照り雨、天気雨、Fox Rain、여우비←画面右下の「前の投稿」も)

2011年4月7日木曜日

イ・ソンヒ「五月の陽射し」コンサート

イ・ソンヒの来月開催の2011コンサート「五月の陽射し(오월의 햇살)」が、彼女のファンサイト《Sunnylovecarrotに詳細に紹介された。

[公演情報]
・日程: 5月21日(土)19:00~、22日(日)17:00~、(120分)
・場所: 世宗文化会館 大劇場

[チケット情報](インターパーク
・座席: VIP 143,000、R 121,000、S 99,000、A 66,000(₩)
・前売: 4月7日、14:00~開始

なお左の写真は、PLAY DBに掲載されたもので、サイト記事に、「2011年2月3日の歴史的なニューヨーク カーネギーホール公演の深い感動が、2011年5月21日、22日の両日、世宗文化会館に続きます。」と記されている。

(Youtubeに登録のhomeflashに感謝)

(本ブログ関連:”イ・ソンヒの音楽環境”)



(付記)
緊急地震速報、また地震だ。この地震は厳しい、強い揺れを感じる。その後、嫌な小さな揺れが続いている。
《平成23年4月7日23時36分 気象庁発表
・「きょう07日23時32分ころ地震がありました。震源地は、宮城県沖(北緯38.2度、統計142.0度、牡鹿半島の東40km付近)で、震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は7.4と推定されます。」
・「震度6強  宮城県北部  宮城県中部」、・・・、「震度3・・・東京都多摩東部・・・」、・・・

2011年4月6日水曜日

港が見える丘

港が見える丘」(平野愛子歌、東辰三:作詞・作曲、1947年)は、終戦直ぐの歌で、直接知る由もないけれど、どこかで聞いたような気がする。ぼくらがオールディーズを懐古するように、親たちが聞いていた懐かしの歌謡曲なんていう番組のなかで歌われていたのかもしれない。
「春の午後でした」という散文風の歌詞もあってお洒落だし、戦前の歌謡曲と比べればずっとモダンだけれど、でも相当に尾をひいている。やっぱり、SPレコードの針の音が似合わしい。

港の見える丘に咲く桜の木は、果たしてどこにあるのだろう。横浜の「港の見える丘公園」に行ったことはないけれど、そこから平和な港を眺めて見たいものだ。

(Youtubeに登録のrofdvbwに感謝)


(今日は、二歳の男の子の孫が家族に包まれて、久し振りに主人公になったようだ)
★★★★★ 孫が、春の穏やな暖かい昼下がり、石神井池のボートに家族と遊ぶ動画が届いた ★★★★★

2011年4月5日火曜日

孫娘のひと月

先月の今日、孫が誕生した。それはそれは世界一可愛らしい女の子だ。お目めパッチリの美人である。
今日、孫娘の写真が送られてきた。お嫁さんが誕生したときに植えたという真っ赤な椿の花の前に、小さな女の子が泣いている。元気な泣き声が聞こえてきそうだ。

2歳になったお兄ちゃんが妹と並んで、あやしている動画も届いた。なんと体の大きさの違うことだろう。成長の早さを知ると同時に、生まれて間もない赤ちゃんの小さなことも知る。孫たちが、この時代を健やかに育つことを願う。

ところで、お兄ちゃんは3月7日が誕生日で、妹は3月5日が誕生日だ。2日違いの誕生会はどうなるのだろう。おまけに3月3日のひな祭りも近のいだ。

小金井公園のさくら

穏やかにぬるむ昼過ぎ、小金井公園にさくらの花の咲き具合を見に行く。平日の公園は、さくらを愛でる人々で意外なほどに賑わっていた。
公園隣接の「江戸東京たてもの園」ビジターセンター前広場の桜は、花を咲かせているものの全開とはいえない。未だ芽を膨らませているものもある。とはいえ春らしい陽光を受けて、両側のさくらの木立はうっすらと桜色に染まっていた。

子どもたちの広場近くに、コブシの木が小ぶりの白い花で全身を飾っていた。よく似ているが、ご近所の家に咲く、高木の白木蓮(ハクモクレン)の大きく白い花とは趣が違う。勢いの白木蓮と身を飾るコブシといった違いだろうか。

(本ブログ関連:”小金井公園”、”白木蓮”)

甘口の酒

酒は「甘口じゃいけない、辛口でなくちゃ」といわれて久しい。好みのことと思うが、それが大勢を占めているような気がする。何故甘口じゃいけないのか、今も分からないでいる。

先日、小金井公園で開かれた「東京地酒と酒器うつわ祭り」で飲んだ、中村酒造の「しぼりたて生蔵酒」が甘くて上手に酔わせてくれた。そこで、地元の酒店で探したが見つからず、代わりに店で一番の甘口を求めたところ、菊水酒造のにごり酒「五郎八」(品目は「清酒」ではなく「リキュール」扱い)を勧められた。この酒を昨夜飲んだところ、いやぁ、実に甘い。酒に弱いわたしが、初めて酔っ払いの気持ち良さを分かった気がした。まるで浮かれたように楽しくなった。随分と遅咲きの経験であるが。

ところでワインといえば、寿屋の「赤玉ポートワイン」や合同酒精の「ハチ(蜂)ブドー酒」に満足していた。だから輸入の辛口ワインを飲んだときに、これは別物と思ったもんだ。
学生時代に、総出で夜中を世田谷から鎌倉の由比ガ浜まで歩いたことがある。相模湾に朝日が浮かび始めたころ、ようやく辿り着いた浜辺で配られた「ハチブドー酒」をまるまる一本を飲んでしまった。全然酔うことなく、甘さが疲れを癒してくれたのを覚えている。実に美味かった。

2011年4月4日月曜日

さくら

都立小金井公園で開催予定されていた、「第57回小金井桜まつり」(4/1(金)~4/3(日))が、市役所の掲示によれば、「地震の発生を受けて、余震の恐れや計画停電の影響を受けることから・・・イベントの中止等を決定しました」と、3月17日時点で発表された。

そこで小金井公園とは別に、多摩森林科学園サクラ保存林に、むかしの仕事仲間と行く予定である。今日現在の開花情報によれば、68品種中6品種が満開とのこと。まだまだ間に合うので、近日中に観楼しよう。

ところで、「桜餅」を包む塩漬けされた桜の葉っぱは、一緒に食べるものだろうか。わたしはしっとりした道明寺が好きで、葉を剥がして食している。桜の香りを残してこそ、奥ゆかしさがあるというもの。桜を食べるのではなく、桜の香りを楽しむものと思っている。「桜湯」もしかりで、こちらは見て楽しむ。

(付記)
YUOMIURI ONLINEによれば、「放射性物質拡散予測、気象庁に公開を指示」(4/4)と次のように報じている。
・東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していなかった問題で、枝野官房長官は4日、気象庁に公開を指示した。
・原子力事故時に放射性物質の飛散予測を行う『SPEEDI(スピーディ)』というシステム・・・を使用する。

2011年4月3日日曜日

イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」

JTNニュースの記事「ネチズンたち、歌手イ・ソンヒの原曲『私はいつもあなたを』最高」(4/1)は、イ・ソンヒの原曲「私はいつもあなたを」(1988年)とそのカバーを含めて最も気に入ったバージョンは、というアンケート調査した結果、支持率を含めて次のように報じている。(ファン・ウンギョン記者)

・イ・ソンヒ原曲:66.9%(男女構成:女性54%、男性46%)
・ユン・ドヒョンのTV「私は歌手だ」でのロックバージョン:19.6%(男女構成:女性69%、男性31%)
・キム・ジョンウンの映画「家門の栄光」でのバージョン:13.4%(男女構成:女性66%、男性34%)

・回答者(ネチズン)の声
「他の人たちも皆うまく歌ったが、イ・ソンヒの原曲が最高だ。名曲は何十年経っても愛されるものだ。イ・ソンヒのバージョンの切なさと感動は、歳月が流れても変わることがない。」

(調査概要)
・調査機関:映画前売りサイト「メックスムービー」、コンサート・スポーツチケット専門サイト「チケットリンク」共同実施
・調査対象:同サイトのネチズン
・調査時期:3月30日~4月1日
・調査回答:3,559人

(本ブログ関連:”私はいつもあなたを” ←画面右下の「前の投稿」も)
(本ブログ関連:”私は歌手だ”、”家門の栄光”)


(昨晩から、孫娘が粉ミルクを飲むようになったという知らせを受けた)
★★★★★ 孫娘が、父親に抱かれて安心と無垢な顔をして、粉ミルクを飲ませてもらう動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫が、粉ミルクを飲む妹の様子を見ていたが、我慢の限界、大きく転げる動画が届いた ★★★★★

2011年4月2日土曜日

美しい調べ

たとえば、自然に耳をすまして心傾ける調べがある。旋律の美しさに、しばらくたたずんでしまう。歌詞の意味、その心情を深く深く理解してのことではないが、まして、歌の背景にどんな記憶があったのかを知るでもないけれど、その調べは心なごませ、安らがせる。片づけが延びのびになっている炬燵に足をいれたまま、のんびり聴いていると幸せになる。

ジュリー・コーヴィントンJulie Covington)の「アルゼンチンよ、泣かないで(Don't cry for me Argentina)」


アンドレア・ボチェッリAndrea Bocelli)の「コン・テ・パルティロ(Con te Partiro)」


シークレット・ガーデン(Secret Garden)の「ユー・レイズ・ミー・アップYou Raise Me Up)」


(Youtubeに登録のpbamse、elashgetam、dlwhdtn52に感謝)


★★★★★ 孫娘が、最近笑顔が多くなり女王さまの貫禄も増してきて、可愛い寝顔の写真が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、ゆったりのんびりとあくびをしながら、お目めパッチリで見つめる動画が届いた ★★★★★

(孫は、昨日から地元の保育園に新しく通い始めた)
★★★★★ 孫が、母親の「ユラユラできる?」に応えて、公園のスプリング遊具を揺する動画が届いた ★★★★★

2011年4月1日金曜日

リアルな歌と感動

KBS WORLD日本語放送の番組「玄海灘に立つ虹」は、韓国の世情を親しく紹介する。特に、月曜日のアジュンマコンビ(マルコメのお母さん、ソウルのアリスさん)のトークは出色で、庶民生活から芸能界にいたるまでの話題を、「アジュンマの井戸端会」コーナーで歯切れよく解説してくれる。
同コーナーの「第144話 リアルな歌と感動を求む!」(3/28放送)では、歌唱力を競う最近の話題を次のように語っている。

・韓国ではいまサバイバル形式のオーディション番組が・・・放送され・・・。(Mnetの「スーパースターK」で)ひたむきに努力するアマチュア歌手たちの奮闘は、視聴者に「歌手にとって一番大事なのはルックスでもなくダンスでもなく、歌だ」ということを改めて認識させるきっかけになったのでしょう。
・(MBCの「私は歌手だ」は)番組の企画自体に賛否両論はありますが、歌で魅せて聴かせる(錚々たる歌手)7人の公演が素晴らしいというのは、視聴者の誰もが共感するところです。リアルな歌と、歌がくれる感動を改めてかみしめるようになった人たちがアイドル全盛の韓国の音楽シーンの多様性を広げてくれることを期待します。

韓国メディアでは、日本の韓流ブームとは違う波が先立っているようだ。歌唱力の見直しであり、聞く側の見直しなのだろう。

(本ブログ関連:”オーディション”、”スーパースターK”)

(付記)
朝鮮日報の日本語版に、「インタビュー:かわいすぎる九尾狐<クミホ>、シン・ミナ()/()」(4/1)が掲載されている。主人公で、テウン(イ・スンギ)の相手役になる、九尾狐(クミホ)を演じるシン・ミナとのインタビューである。役者として真摯な娘さんだ。インタビュアーが、彼女からイ・スンギのことも聞き出そうとしているのが可笑しい。

(本ブログ関連:”狐の嫁入り”:日照り雨、天気雨、Fox Rain、여우비←画面右下の「前の投稿」も)


(付記)
・栃木の鉱物の会からハガキが届いた。今の事情を鑑みて、4月予定の鉱物採集会を延期する通知だ。
・韓国語教室の授業の終わりに、ひととき談話の時間があるが、このところ地震災害のはなしが絶えない。みな不安を隠しようもない。早い復興を祈るのみだ。