ブログ本文&資料

2023年10月31日火曜日

(雑談) ハロウィン

きょうは「ハロウィン」の日。
空は曇って薄暗い。異界と接する日にふさわしく、(一瞬20℃をかすめたけれど)ひんやりして少々陰鬱。今年も残り2か月。

これまで、「ハロウィン」について、ブログにわりと記してきた。
ハロウィンを初めて知ったのは、ブラッドベリのSFファンタジー(文字情報)だった。イメージとして浮かぶのは、ブラッドベリの短編集「10月はたそがれの国」の表紙に、J.ムグナーニ(Joseph Mugnaini)が描いた、捻じ曲げられたように古い館*だ。いまでは、すっかりハロウィンの共通イラストになっている。
(*)山田五郎氏のYoutubeで、ゲストの中野京子氏との対談で語られた米建築家エドワード・ホッパーのカルフォルニア・ゴシックの建築物(ヒッチコック監督の映画「サイコ」に登場する家のモデルになった・・・映画の方がピッタリ)を想起する。
- https://youtu.be/35LEKJ2M_I8?t=89

(本ブログ関連:”ハロウィン”、”ハロウィンのイメージ”)

そういえば以前の夜道で、こんな経験をした。
小さな教会前の通りにハロウィン衣装(仮装)に身を包んだ子どもたちと出合った。キャアキャアと歓び騒ぐ集団の中を、身をくねらせるようにして通り抜けた。なぜか微笑んだ。彼らの熱気が、元気を与えてくれた気がしたからだ。

ところでハロウィンのイベントが、その起源を知らぬまま、すっかりアメリカナイズしている(サンタクロースの赤い服が、コカ・コーラの赤色と重なったように)。
異国の風習を簡単に受け入れるのは感心しないが、クリスマス+サンタクロースを年末行事にまでしてしまったのだから・・・何ともいいようがない。ならばもし、近所の子どもたちが陽気な声で訪ねてきて、菓子をねだったりしたら、明るいひとときになること間違いない。

2023年10月30日月曜日

また公園へ行く

正午、おとつい(10/28)の野鳥観察(探鳥会)で巡った公園道をたどった。

天空は、まさに雲一つない「青空」。青色がどこまで広がるのかと目をやれば、公園の木立と木立ちの境い目、はるか西の空の深い麓に、たなびく雲がわずかに見えた。
青空なれば、よちよち歩きの幼児と遊ぶ母子の姿をたくさん目にした(多分、思い出いっぱいのわが子の写真をスマホにおさめていた)し、原っぱには、保育園(幼稚園)の園児の集団があちこち遊んで(にぎやかな声が伝えて)いた。

木の影
いつもの探鳥会で、開始してすぐ上るところ。真昼の光を受けた木立が、傾斜地に影を伸ばす。何となくドラマチックな気がする。(夕方でもないのに、太陽と傾斜地がおりなす光のマジック)



ススキ
まだ「ススキ」の穂には艶がある。やがて白くなって風にゆっくり揺れるようになると、そのとき秋を惜しむようになる。



ハナミズキ
デイリーに、野鳥の撮影写真を(会員向けに)配信される探鳥会のベテランの方から、赤い実をつけた「ハナミズキ」に、「ヤマガラ」、「シジュウカラ」、「エナガ」などの野鳥が群がっている写真と情報をいただいた。ハナミズキの実が一面に実り(まさに、たわわに)輝いていた。


カルガモ
きょうも「カルガモ」が小川にたたすんでいた、日影になった川辺で、写真の6羽と、少し離れた上流に1羽がのんびり羽を休めていた。ながめていたら、余りの警戒心無さに呆れる。だれかが餌付けでもしているのだろうかと思ったりした。
(写真を見て気付いたが、波紋の具合から、あと2羽隠れているような気がしてしまう)


(雑談)真空断熱カップ

きょうから陶製のマグカップを、ステンレス製の真空断熱カップ(堅苦しい名称だが)と交換した。秋が深まり冷えびえしてくると、熱さが長持ちする容器が必要になる。まさに真空断熱効果が能力を発揮することになる。

飲み物がぬるまったら電子レンジで温める*のもよい(短時間で熱くなる)が、熱さが一様になってしまう。熱が対流してこそ微妙な変化となり、風味・味覚を刺激する。真空断熱カップの場合も、外部の温度変化を受けないため、温度がいつの間に均一になってしまう。
(*)電子レンジに陶製のマグカップは不適(破裂する)で、磁器製の方がよいそうだ。

温度が均一な飲料には抵抗がある。思い込みかも知れないが、一手間省かれた(つまり機械的な)気がする。もっといえば、マクドナルドの熱々のコーヒーを思い出す。

ところで、真空断熱カップを放って置くと、飲み口から熱が逃げて冷める。それがいやで、筒入りポテトチップの「プリングルズ」に被せられたプラスチック製の蓋(ふた)を、真空断熱カップの蓋として再利用している。サイズが実にぴったりなのだ。

2023年10月28日土曜日

野鳥観察(56)

曇り空の朝、野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。低くたれこめた雲のせいか、街並みは薄暗く静か。空気はひんやりしている。薄手のセーターを重ね着したが、案外まと外れではなかった。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

集合場所に着くまで、公園を横に見ながら外周道を進む。最近、ご無沙汰していたせいか園内の樹々が色づき始めているのが分かる。しみじみ秋の深まりを感じる次第。小川をまたぐ小橋を渡ったとき、橋のたもとに「コスモス」がピンク色の花を咲かせているのに気づいた。

探鳥会は静かにスタートした。最初に聞こえたのは「ヒヨ(ヒヨドリ)」の声。何だヒヨかと口にして、すぐに「偉そうに」と自嘲する。

今回も(いまだに)ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものの中から、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ: あちこちに現れ数もバラバラ、ただし総数は今回も一番多くカウントされる
・ツグミ: 樹上に1羽いる、ついに来たかと会員が声をあげた
・エナガ: 木の葉に隠れるように群れて飛廻った(余りに小さくて教えてもらう)
・シジュウカラ: 動きが速く、群れて樹内を飛ぶ(余りに小さくて教えてもらう)
・モズ: 1羽が樹上に孤高にとまっていた、別の場所でも同様
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・カルガモ: 4羽が小川の上流へ泳ぐ、(帰り道、川っぷちの歩道を4羽が散歩していた)
・アオサギ: 飛ぶ姿を確認、あっという間に反転して下流へ飛び去った
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ホオノキ: 木立にそって落ち葉を敷き詰めていた
ミゾソバ: 小川の岸に小さな花をたくさん咲かせていた、カルガモが喰うそうだ


ツグミ(写真左)、モズ(写真右)
遠くの樹上に1羽とまっていた「ツグミ」は、どうやら背を向けていて、特徴的な腹の模様が見えない。久し振りの飛来に、みながカメラをかまえていた。(ベテランの方はしっかり・くっきりした姿をとらえていた)
「モズ」は横向きの姿で、嘴の具合が撮れたようだ。どちらの写真もズーム最大のため、欲が出て定まらず鮮明でないのが残念。



ホオノキ(写真左)、ミゾソバ(写真右)
「ホオノキ」の木立の下にぎっしりと積もった落ち葉を見つけ、踏みしめたい気がした。「蓋い尽くす」という表現がぴったりする。ただ、赤でも黄でもない、紅葉の代表色にはなれず地味であるが、これも秋の景色だろう。
小川の岸辺に咲く「ミゾソバ」の花が、遠くから見ても薄い紅色であるのに気付く。Youtubeに「カルガモ」がミゾソバの花をついばんでいる映像*がある。


(*)Youtube: https://www.youtube.com/watch?v=69erM-N-Nh4  (登録者に感謝)

2023年10月27日金曜日

(資料)マタギ奇談

きょうから「読書週間」(10月27日~11月9日)が始まり、その初日を「読書の日」と呼ぶそうだ。といって、身近に何かが起こるわけではないが、久し振りに近隣街にある中型書店に寄ってみた。

同店で、山の奇談を紹介する「マタギ奇談」*(工藤隆夫著、ヤマケイ文庫)を購入した。実は以前、地元の図書館から同書を借りて、江戸時代の鉱山での排水労働に触れた部分(マタギが、鉱山跡の斜面に、錆びてボロボロになった鉄の輪をはめられた人骨を発見する)を本ブログに記述したことがある・・・マタギが発見した人骨は、鉱山の排水(水替)作業にあてられた罪人だったのではないかという。
(*)マタギ: 巻末にマタギの歴史について、まことに合点する解説(高桑信一)がある。

(本ブログ関連:”鉱山の排水”、”坑夫”)

山の奇談には、山の怪し話があり、妖し、奇怪、霊異と広がる。山びとが語る、奇っ怪な体験を収集した「山怪」シリーズ(田中康弘著、山と渓谷社)があって、書棚に並べているうちに上記のごとく、やっぱり手元にそろえることにした次第。

(本ブログ関連:、”山怪”)


書店について
ところで、同書店の本店は、東京駅八重洲口にあって大型店として知られている。その本店が周辺地区再開発のため去年から休店しており、複合ビルが完成する再来年に再び出店するという。全国で書店が減少している中、どのような巻き返しを図るのだろうか。

私の若いころ、すでに書店経営は厳しいといわれていた。
昔のサラリーマン(つまり私の親世代)は、定年後にやりたい仕事として<本屋>とか<喫茶店>経営をあげたものだ。でも、客待ちビジネスの時代ではないと当時でもいわれていた。書店の場合、少子化による読書人口の減少と、それに追い打ちをかけたのがネット通販だろう。新刊書店であれ古書店であれ、経営が難しくなっているのをしろうとでも気付いていた。

紙媒体(メディア)の商品である新聞も苦戦している。いや、メディアごとバッサリ凋落しているのかもしれない。そう考えると、一方向性(一対他:マス)の電波メディアであるテレビ、ラジオも同じ道を進んでいるようだ。

2023年10月25日水曜日

都心で雹(ひょう)が降る

都心で「(ひょう)」が積もるほど降ったそうだ。

幼いころ、「ひょうが降る」というはなしを聞いて、雹と豹(ヒョウ)が紛らわしく、まさか空からヒョウが落ちてくる(降りてくる)なんてことはないと祈った記憶がある。雹はこの地でも気象現象としてポピュラーじゃない。
(Wikipediaに、雹(ひょう)の名称についての考察がある)

(本ブログ関連:””)

朝のテレビニュースの天気コーナーで気象予報士の方が、関東地域で局所的に雷が発生したり、夜になって雨が降ると解説していた。それで、雹が降るなんてことになるとは・・・驚きだ。

ウェザーニュースの記事で知って、思い返したが雹が降った気配はない。少なくとも、雹が降って屋根を叩く音はしなかった(確認のための目視はしてないが)。

〇 ウェザーニュース
ウェザーニュースの記事に掲載の写真(文京区、午後9時30分ころ)に、まるで雪景色のように通り道を雹が真っ白に積もっているものがあった。
「東京都内で積もるほどの雹 南関東は数時間程度、雷雨や雹などに注意」(2023/10/25)より抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202310/250195/
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・寒気を伴った気圧の谷の通過に伴い、南関東では夜になって局地的に激しい雷雨になっています東京都内では積もるほどの雹(ひょう)が降った所がありました
・ウェザーニュースアプリ利用者に対し、緊急で雹(ひょう)の状況の調査を行いました。雹が降った回答は足立区北区から文京区港区品川区などにかけて、南北の帯状に分布しています。
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きのうは二十四節気の「霜降」で、霜が降ってくるころといったばかり・・・、やはり何かが降ってきたことになる。

2023年10月24日火曜日

霜降2023

きょうは二十四節気の「霜降(そうこう)」、まさに字義通り「」の降るころ。ただし、霜ができるのは気温5℃以下とのこと。今月に入っての最低気温で一番低いのは、一昨日 7.2℃、ちなみに今朝は 8.9℃だった(いずれも早朝)。霜は当分先だが、布団から出るのに億劫な朝であるのに変わらない。

(本ブログ関連:”霜降”)

霜は、気象庁の手引き*に「地面や地物などに大気中の水蒸気が凝固し水滴となって付着したもの。草や木の葉だけにできたものは除く。」と定義されていて、「霜柱」と区別されている。
(*)気象観測の手引き(気象庁)
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kansoku_guide/tebiki.pdf

霜柱は、上記の「気象観測の手引き」に「地中の水分が柱状の氷の結晶となって,地中又は地面に析出したもの。」と、メカニズムの違いが説明されている。

霜の文字から、霜も霜柱も同様なものと思っていたが起源(大気中の水蒸気、地中の水分)が異なるので、違う現象となるそうだ。その意味で、霜が降ってくるという霜降の字義は正しいことになる。

2023年10月23日月曜日

(資料)新鉱物「桐生石」と「群馬石」、および「北海道石」

郷土名を冠した新鉱物が、次々承認されている。

(参考)
電子顕微鏡で紹介されるサイト
「電子顕微鏡室/Electron Microscope Section」東京大学物性研究所
ー スタッフ » 浜根大輔 » 日本から発見された新鉱物たち(一覧)
https://mdcl.issp.u-tokyo.ac.jp/denken/?page_id=14

(本ブログ関連:”県の石”)・・・ 7年前に紹介したもの


〇「桐生石」と「群馬石」

① ITmedia News
「新鉱物『桐生石』と『群馬石』を発見 ネット上の地質図への“違和感”がきっかけに」(松浦立樹:ITmedia、2023.10.13)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/13/news085.html

※ 錫高野
マンガンとタングステンの鉱物「鉄マンガン重石(テツマン)」採集に通った、茨城県の錫高野がなつかしい。

(本ブログ関連:”錫高野”)


〇「北海道石

① NHK NEWS WEB
「新種の鉱物『北海道石』発見された愛別町で初公開」(2023.10.23日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231023/k10014233811000.html

② ITmedia News
「新鉱物『北海道石』、石油生成の謎を解くカギに?」(松浦立樹:ITmedia、2023.6.19)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2306/19/news165.html

2023年10月21日土曜日

新型コロナウィルスワクチン接種

夕方、「新型コロナウィルスワクチン接種」に出かけた。今度で7回目、私はワクチン接種に不信感はなく、全回欠かさず続けている。

(本ブログ関連:”新型コロナウィルスワクチン”)

接種会場は前回同様、大勢の希望者で混んでいた。係の若者がてきぱきと誘導してくれたので、受付・接種、および待ち時間・接種後の様子見時間など合計して20分ほどで済んだ。接種後、体に変調が全くくいつも通り無事終わった。

接種予定時刻の夕方4時ころには、気温が20℃の境い目で、風が次第に増し、涼しく感じてきた。空には、大きな雲がいくつも浮かび、鈍色の雲の下では雨が降りそうだけれど、往路・復路ともに濡れることはなかった。

帰り道、厚い雲から水滴を一瞬感じた(最近、頭の感度がいいのはそれなりの理由がある)。水滴は一粒だけだった・・・、一体あれは何だったのだろう。
それはともかく、西陽を受けた雲の姿がドラマチックで、天空の舞台を想い巡らしてしまう。雲の頂きは真白に輝き、その下に続く雲は灰色にグラデーションして、底部は鼠色になっていた。雲の隙間から、神話に登場する女性軍団が飛んで出てきそうに見えた。


木枯らし1号(昨日10/20に予想された)の可能性
ところで、昨日の東京で、今年の「木枯らし1号」が予想されたが吹かなかったようだ。
東京の木枯らし1号の定義は次の通り。
・西高東低の冬型の気圧配置で、
・10月半ばから11月30日までの期間に、
・東京(千代田区北の丸公園)で北から西北西の風毎秒8メートル以上の風が吹くこと。

(本ブログ関連:”木枯らし1号”)

(参考)
  地元の気象状況:最高気温と最大風速
                  時分         m/s     16方位   時分 
         -------------------------------------------------------
        10/21 22.2 15:01 8.6       北北東   08:10
        10/20 27.1 13:13 13.0)    南)        13:34

2023年10月20日金曜日

きょうの東京都心 夏日(過去最多タイ記録)

きょうの東京都心の最高気温は 27.1℃(12:17)で「夏日」となり、過去最多と並ぶタイ記録になったそうだ。当地でも同様(ただし年間の夏日日数をカウントしているわけでないが)、最高気温は 27.1℃(13:13)で、家の中にいても「真夏日」のような熱気が圧倒するようにこもることはなかった。

〇 Tenki.jp(日本気象協会)
「東京都心 午前10時前に最高気温25℃超え 今年140日目の夏日 過去最多タイ」(本社日直主任、2023.10.20)
ー https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2023/10/20/25753.html

(参考)夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など気象庁の用語
            ------------------------------------------
            夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
            真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
            猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
            熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)
            ------------------------------------------

キンモクセイ
実際、昼過ぎに地元街に出かけてみたが、夕方4時ごろになると空はうっすら曇り、気温も 24℃ とほどになった。天気予報では、これから最高気温が 24℃を超えることはないという。(帰り道、「キンモクセイ」の橙色の小さな花がすっかり散って、民家の塀の通り道側下に折り重なるようにして筋状に積もっていた)

タイ記録
ところで、「タイ記録」について
・タイ記録となる過去記録はいつかといえば、2022年つまり去年のこと。
・タイ記録のタイは、英語「tie」で、つなぐ・結ぶの意から相手と同じになることを示す。

もしかして、このタイ記録は破られ、最高記録となるだろうか?

2023年10月19日木曜日

復元ポイントの削除

迷いに迷って、PCのシステムファイルから「復元ポイント」を削除した。

実は、Cドライブの残り容量が2GBほどしか無いというアラーム(メッセージ)が、たびたびポップアップされるようになった。ソフトを削りに削ったが、ついに「復元ポイント」の削除までに手を出してしまった。
復元ポイントという大袈裟な名前に決断が鈍ったものの、ままよと 04:00 に削除した。追い詰められた気分にならないとやれないものだ。

いまのところ空き領域は、13.9GBになっている。万事うまくいけば、Windows10のサポート切れの 2025年10月14日 まで使い切れそう。

次は、Windows12にしたいと思っている。2024年後半にリリースされる噂がある(その後1年間は様子見したい)。Windows12はシステムにAI機能(多分Officeやメールアプリとの抱き合わせか?)が組み込まれていて、自動的に要求に応えてくれるんじゃないかと期待している。

2023年10月16日月曜日

キンモクセイ(金木犀)

昼、街に出て飯を食った帰り道、今朝のラジオで「キンモクセイ(金木犀)」の香りが話題になっていたのをふと思い出した。例年、秋の10月の始めに、キンモクセイについてブログに記しているが、今年はどうやら夏の高温が続いたせいで、開花が(2週間ほど)遅れているようだ*。        
(*)WeatherNews(10/12): https://weathernews.jp/s/topics/202310/120175/

(本ブログ関連:”キンモクセイ”)

住宅街を通り抜けるとき、民家のキンモクセイの繁った葉の隙間に、橙色の小さな花の集まりが散らばって咲いているのに気づく。なにより、軽くもあり重くもある、独特な芳香が辺りに漂っているのだから。

体操教室ではマスク着用が原則なので、先日もマスクをしたまま家を出たところ、会場へ至る道筋にキンモクセイの香りを感じた。もっといえば、マスクが街の香りをろ過して、キンモクセイだけ抽出したようにはっきりと感じだ。

若いころはキンモクセイの香りが苦手だった。濃い香り(重い臭い)に、芳香というものと違った偏見を持っていたけれど、歳をとると自然が生み出す香りに目覚めたのか、素直に穏やかに受け入れるようになった。

ところで、家路の一本道、民家に植わったキンモクセイを三本(三軒で)見つけた。だから道伝いに芳香が満ちていたわけだ。

2023年10月15日日曜日

(雑談)Youtube: Grandparents Meet Grandchild for the First Time

ベビーブーム世代は今、散々な言われようだ。(若い世代から)年金財政の元凶だとか、政治批判では左とか右寄りとか・・・。なあに、もう少しすれば消えていくので、もちっと我慢して欲しい。今は、線香花火の最後の一滴のように存在を見せているだけ。DNA修復にも限界があるのは万人共通。

年配者向けの体操教室で、二人の老婦人がこんな会話をしているのが聞こえた。一人が「(ある爺さんが)美味しいものに金を使わなければ金が貯まる」と言ったと語った。それを聞いた相手は「先が長くないのに、美味しいものをどんどん食べりゃいいのにねえ」と反応した。思うに、話題の老人は、何を食っても美味くなくなって、そういっているのだろう。そんないい訳に、露悪的な金銭表現をしたんじゃないかなと・・・。平均年齢(寿命)が、女性よりも6歳低い爺さんの悪あがきじゃないかな。

残りが限られているなら、未来に託そう。Youtubeに、お気に入りの「Grandparents Meet Grandchild for the First Time」*といったタイトルのビデオがいっぱいあって、米国のジジ・ババたちが孫(特に、赤ん坊や幼児)と対面したときの感動を見せてくれる。
(*)このタイトルでYotubeを検索するのがお勧め

特に、米国人祖父母の孫との初顔合わせは、感情表現が豊かで見て楽しむことができる。
・米国人祖父母の純粋な歓びもあるが、見ての通り彼らの生活レベルはよい。予断が不要。
・日本人家族の場合、見る側が、彼らの日常の奥行きまでつい意識してしまいがちだから。

結局、いずれの民族であろうと同じで、孫の存在に命の継承を意識せずにおられないだろう・・・こんな歓びと感動・感慨が他にあるだろうか。ただし、それ(ビデオ画面)もある生活レベル以上によって保証される。


(付記)
夜分になって、冷えてきたため、ガスストーブをとうとう引っ張り出した。ブログを振り返って見ると、例えば2019年の10月14日に使い始めていたので、10月中旬の使用が取り立てて早いわけでもない。

(本ブログ関連:”ガスストーブ”)

ちなみに、電熱敷毛布は先週から使っている。

2023年10月8日日曜日

寒露 2023

きょうは二十四節気の「寒露(かんろ)」、字面の通り寒気によって露が凝(こご)ろうとする時期を指す。ただし近年、温暖化により四季のうち夏が長く・秋が短いとか、冬が長く・春が短いとマスコミなどで語られる。その結果、今年の冷え込みも遅れて・・・衣替えの見極めも難しそう。(朝晩の冷えに備えて防寒着して、昼の陽射しに汗が滲んだりする)

(本ブログ関連:”寒露”)

きのうもそうだった。早朝の野鳥観察に出かける際、寒さを感じてチョッキまで着たが、公園内を巡っているうちに軽く汗ばんだっけ。一日(朝昼晩)の気温差が、以前と比べて大きくなっているのかも知れない。調べりゃ分かることだけど。

ところで、「かんろ」といえば、甘露飴を思い出す。馴染んだ飴菓子に「かんろ飴」、「サクマ式ドロップス」(製菓会社が廃業、現在別会社で商品継続)、ちょっと格式ある「榮太郎」のポケット缶など浮かぶ。ほかに「金平糖」などいい出したら切りがないが・・・。

また、殿様が「かんろ、かんろ」といって喜ぶ場面もある。この場合、「甘露」とは、うまい(上手・美味しいと誉める)の意があり、少々威厳が不足気味だが、思わず本音が出てしまった感がする。

 寒気に露を結びて凍り、いずれ霜が降り雪景色になる。寒さはもっともっと深まる。私は、何度も言うが、寒いのが苦手である。

(本ブログ関連:”寒いのが苦手”)


(付記)ネット通販について
きょう、ネット注文した洗面台用ランプ(40W、球φ95mm)が届いた。実は、ネット通販で、ア×××の品揃えを見たらLEDランプしかない。一方、たまたま、ヨ×××を検索したところ、旧来の白熱灯があって運送費もかからない・・・しかも、これでいいのかと思うほど安価なので決めた次第。ネット通販はつい慣れたところで発注しがちなので、比較が肝心。

2023年10月7日土曜日

野鳥観察(55)

早朝の野鳥観察(探鳥会)に参加した。先月(9月)定例の観察会全2回を全て欠席(1回目は寝坊、2回目は雨天中止)したので、久し振りとなる。今月から来年3月まで(中秋~初春)の集合時刻は、他の季節と比べて30分遅い午前7時になる。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

起床時、秋が深まって思った以上に冷えた。外着に、長袖上着と毛糸チョッキ(ベスト)とを重ねたほど。早朝のフィールドワークだったので、厚着に苦しむことはなかった。
集合場所の原っぱから上空を見ると、「うろこ雲」(巻積雲)がおおっていた。そのうえ見てわかるほど移動していた。(雲間があり、雲量8+アルファ位いなので「晴れ」ということになった)


野鳥観察に適した季節(フィールドに野鳥たちが戻りだし、樹々の葉も少しだが落ちてきた)になったこともあり、参加者が増えたようだ。それに開始時間も遅くなったこともあって。・・・私もそのくちだが。 

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものの中から、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・モズ: 開始時に「ジジジジ・・・」の鳴き声がありモズではと話題になる、後に群れを見る
            ー モズはときどき変な鳴き方をするそうだ
・ヒヨ(ヒヨドリ): 群れて、よく飛び、よく鳴く
・シジュウカラ: 群れてよく飛ぶ、朝日に照らされた小さな顔を見て確認
・コゲラ:(指差されても、結局見ること能わず)
・ハクセキレイ: グラウンドに群れて軽く飛んだり、歩いたりしていた
・カワセミ: 指されて最初、小川岸の小枝に枯葉が一枚あるように見えたが、カメラで確認
---------
・カルガモ: 1羽が小川に浮かんでいた、会員が近づいたところ垂直に飛び上がり去った
・アオサギ: 1羽が木陰奥に体を丸めていた、指差されても分らず、カメラに収めて確認
---------
・キバナコスモス: 公園管理事務所広場の散策路側に植えられて、橙色の花を咲かせていた

ハクセキレイ
グラウンドに、最初2羽から10羽を超えて観察される。ただし遠くなため、カメラに収めるのがやっと。ピントがあったと思うと、尻尾だけ残して画面から消えようとする。
グラウンドを囲む高い金網塀の足元に沿いながら、草刈りロボットが働いていた。まるで家庭内の <お掃除ロボット> のようだと話題になる。


カワセミ
いやあ、久し振りに「カワセミ」(オス)をカメラで撮ることができた(ベテランの方が毎日配信する野鳥写真では、カワセミはメイン素材になっている)。私にしてみれば、滅多に目にしないし、カメラを構えれば興奮してブレるしで・・・。
撮影地点は、カワセミの排泄場所のようで、バックが白いのがその証しとのこと。


(付記)
最近まで、赤く色づいた木の実を探す野鳥たちを目にした。住宅街では、「ヒヨドリ」の鳴き声がうるさいほど。彼らは、ある民家塀の外側に伸びた木の実を食い散らかし、路面に実・種を散らかした・・・。ところで残念なことに、私はその木の名を知らない。探鳥会のベテランの方々に尋ねるほかない。

2023年10月2日月曜日

(お試し)GoogleのSearch Labs: 夜更かししない良い方法?

最近、夜更かしして寝付けないことがある。結果、朝寝して遅い起床になる。

そのせいか、睡眠不足となって、こんな夢を見ることがある。
< 寝ていると、ガラス窓越しに小さな子供が家の中を覗いている。ガラガラと窓を開けて「もう、お昼だよ」という。慌てて目を開けて、部屋の高い位置にある掛け時計を見あげると、10時ころを指している。いけないと思ううち目が覚めて、本当の時計を見ると、まだ7時だった。>

朝寝坊の夢には、いろいろなパターンがある。寝不足のせいとは思っている・・・。
そこで「Google が開発中の検索機能の実験に参加できるプログラム」のSearch Labsで、朝寝坊の解消方法を探してみた。
Search Labsは、検索キーワードに対して、① 簡単な要約と、② 検索サイト一覧をつづけて表示する。(他方、Google Bardは、自然言語でQ&Aできる詳細版・完結型といった感じかな)

夜更かししない良い方法について、Search Labsは以下のように要約してくれた。
ー 決まった時間に寝なさい、というのが核心のようだ。

Google Search Labs
注釈に「生成 AI は試験運用中のため、品質にむらがある可能性があります。」とのこと。

Q.夜更かししない良い方法がありますか?
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A.夜更かしをしない方法は次のとおりです:
・体内時計を整える
・適度な運動をする
寝る1時間以内にスマホ・PCを見ない
・寝る3時間以内に食べ物を食べない
・湯船に浸かって深部体温を上げる
・朝日を浴びる
寝床に入る時間を一定にする
・眠る前にアルコールを飲まない
・カフェインにも注意する
・眠りやすい環境づくり
・昼寝をする
・夕方以降は強い光を浴びないようにする
・夜はハードな運動を控える
寝る前のスマホ・パソコン・テレビは避ける
・夜の時間は目や脳を刺激しないものを楽しむ

夜更かしをすると、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌が減少し、食欲増進ホルモンであるグレリンの分泌が亢進するため、食欲が増大する可能性があります。このような生活や体質の変調から肥満などへのリスクが上昇し、ゆくゆく糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。

(以下、関連サイトの一覧)
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2023年10月1日日曜日

今年も残すところ4分の1

きょうから10月、今年も残すところ3か月間しかない。アッというまに、一年の月日(つきひ)を4分の3食ってしまったことになる。一体何を?と自問してしまうのだが。

芭蕉が「奥の細道」に出かけたのは45歳のころ。その行脚図から、つい老人のふうていを想い描いてしまうが、脂の乗り切ったまだ壮年の最後。月日は永遠流転のものだったに違いない。(けれど5年後、大阪にて没する)

このブログ、日記代わりにも使っているけれど、すべてを書き込んでいるわけではない・・・つまり、外出もせず家に籠っていた時間は省略される。そんな無為部分が多くなってきている。

スケジュール管理は遠に無縁だが、時間感覚が衰えていくのも怖くて、カレンダーや小型時計を身の周りに置いてしまう。
街に100円ショップがあって、先月から吊りカレンダーを売っている。安価なため、さらに時間感覚を忘れぬため、ついつい買ってしまい、家中のあちこちに掛けている。以前、同店で小さなマッチ箱サイズのデジタル時計(時刻と月日が自動反転表示する)を入手して、トイレのカレンダーのそばに貼りつけている。

でもねえ、最近、時間が早くて置いてけぼり、いや、時間が後ろから追い出しにかかっているような、そんな気がする。