ブログ本文&資料

2022年1月22日土曜日

野鳥観察(28)

うっすらと外が明るんできた早朝、目覚まし時計を見てハッと驚いた。野鳥観察会に出かけるため、アラーム設定した時刻を 1時間遅くミスっていたのだ。あわてて起床。わずか15分間ほどで洗面して、防寒着、観察道具をそろえて外出しなければならない。そうなると寒いなんていっていられない。結果、いつもより少し遅れて家を出た。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

集合場所近くの小道に来たとき、ムクドリの群れが目の前を横切った。だが隊列最後の2羽のムクドリだけが、私の通過を待つように道の脇にとどまった。むしろ私こそ歩を止めた。1羽がいそいで走ったものの、残りの1羽はそれでも静止したまま・・・やがて、会釈するようにして、仲間を追うように小走りで去った。
そう、たしかに私には、最後のムクドリと視線が合ったように思う。そんな気がしたんだが。

ところで、冬の公園は朝陽が低くまぶしい。そして相変わらず寒さで、地表の霜はカサブタのように固い。また、膝の痛みは少しだけましになったが、野鳥観察のみなに遅れがちになる。そんななか、自分の目(双眼鏡)で観察できた鳥を次に記す・・・手帳に鳥の名だけメモするだけだった。
ムクドリ: 数えられないほどの群れ、ベテランの方はカウントされた
・イカル: 樹上の彼らは朝陽をうけて色づんで見える
・シメ: 双眼鏡で見る(一瞬のこと、飛び去る)
・コゲラ: 双眼鏡でしっかり見る、若鳥だろうか
・ジョウビタキ(オス): 双眼鏡で見る、翼の白斑を確認
・カルガモ: 枯れたアシの葉陰に多数群れる
・アオサギ: あいかわらず孤高を保つ

エサかご
庭木の枝に、小型の野鳥*を中心にしたエサかごを吊るそうと、100円ショップで(カゴなどの)素材をそろえ自作した。今回、ベテランの方々に助言・評価いただきたく持参したところ、小鳥が通り抜けしやすいよう工夫し、エサなどを注意して、まずは試してみることになった。
(*)小型の野鳥: ヒヨドリなど中型以上の野鳥の場合、ネット情報によると要注意らしい。
① エサ取りの小型野鳥を追い払い、② 群れて大声を発し、③ 周囲にフンをまき散らし、④ 周囲の民家にたむろすることがあるという。


■  日向灘で地震
今回地震は久し振りに大きい。最大震度が「5強」だったというのだ。(これも、深夜のテレビ臨時「地震情報」番組で知った)

気象庁の「震源・震度情報 2報」(2022年01月22日01時40分発表)
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地震の発生日時: 01月22日01時08分頃
震央地名: 日向灘
深さ: 40km
マグニチュード: M6.4
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2022年1月20日木曜日

大寒 2022

きょうは二十四節気の「大寒(だいかん)」。冬の寒さが最も厳しいころ。ここで折り返して、春に向かってわずかずつでも温むようになればよいのだが・・・まだまだ寒いかな。

(本部ログ関連:”大寒”)

気象庁のいう「冬」は、12月~2月の間。2月でも東京の最深積雪は 3cm(1991年~2020年)である。今年に入って 1月6日に、都心で最深積雪が 10cmだった。2月はどうなるだろうか。

雪景色は、年に数回しか体験しないものにとって、音が消えて白と黒とで表現される世界に見える。暖かい部屋からガラス窓越しに眺めて、勝手な印象を持っているだけかもしれないけれど。

古いテキスト(ラジオ漢詩講座)に、唐代中期の文学者・政治家の「柳宗元」(773年~819年)の五言絶句「江雪」があって、”一幅の墨絵” 感を漂わせる。彼の代表作という。

千山鳥飛絶     千山(せんざん) 鳥の飛ぶこと絶え
萬徑人蹤滅     万径(ばんけい) 人蹤(じんしょう)滅す
孤舟簑笠翁     孤舟 簑笠(さりゅう)の翁
獨釣寒江雪     独り釣る 寒江(かんこう)の雪 

(雪の積もった)山々から鳥たちは飛び去り、道々の人の足跡も消えた、一艘の小船に簑笠(みのかさ)を着けた老人が、独り雪の江(かわ)に釣り糸を垂らしている。

一文字一文字想像しながら追えば、墨絵の世界が浮かんできて、引き込まれる気がする。墨絵の妙は余白である。物の形を一部だけ墨筆で表現し、他を無地の白色で想像させる・・・きっとみな同じ感想(イメージ)を持つに違いない。

2022年1月16日日曜日

トンガ海底火山爆発 海面上昇(津波)

昨日、南太平洋のトンガ近くの海底で火山爆発(噴火)があった。Youtubeにその様子を紹介しているものがある。

■ Space Videos(Youtube)
”Tonga volcano eruption seen from space / First 12 hours time-lapse”(2022/01/16)
https://www.youtube.com/watch?v=Uq4j05KvTRA
ー アメリカ海洋大気庁(NOAA)の静止気象衛星(GOES-West)より撮影
ー 爆発後、噴煙の周りにガス噴出を示す環(衝撃波)が見える。

■ ウェザーニュース
「トンガ近くの火山島で再び大きな噴火  衛星画像で巨大な噴煙捉える」(2022/01/15 16:08 )
https://weathernews.jp/s/topics/202201/150135/
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日本時間の今日15日(土)午後に、トンガ近くにある火山島フンガトンガ・フンガハアパイで再び大規模な噴火が発生しました。昨日14日(金)の未明よりもさらに規模が大きいとみられます。
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さて、今日(1/16)の日付に変わった深夜(午前3時半頃)、つけっぱなし*のままのテレビ画面からただならぬ緊急事態が報じられているのに気づいた。
(*) 昨日、野鳥センサスに一部参加したけれど、その後だらだらと一日過ごしていた。

日本の太平洋側の海岸線および諸島に、津波の注意報と警報が発せられた。
今日の日付に変わった深夜、気象庁で記者との会見がテレビで報じられたが、いわゆる海底地震や山体崩落などによる「津波」と違ったもので、気象庁側は説明に苦心**しているように見えた。
ー 結果、鹿児島県 奄美市小湊【1.2m】、岩手県 久慈港 【1.1m】の津波が観測された
ー 高知県、徳島県の漁港で漁船が沈没・転覆するものがあった。
ー 気象庁は、本日14時00分に津波注意報のすべてを解除した。
(**)波が従来の津波計算より2時間早く到着したことなどから。

■ ウェザーニュース
「トンガでの火山噴火による衝撃波か  日本各地で急激な気圧変化」(2022/01/15 23:07 )
https://weathernews.jp/s/topics/202201/150195/
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今日15日(土)の20時から21時過ぎにかけて、日本全国で一時的な気圧変化が見られました。火山島フンガトンガ・フンガハアパイが午後に噴火した時の衝撃波が到達した可能性があります。
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「火山噴火による空振(衝撃波)で津波が発生」の可能性について、ウェザーニュースは次のように報じている。

■ ウェザーニュース
「火山噴火による空振で津波が発生か  気圧急上昇の観測と良好な対応」(2022/01/16 20:02)
https://weathernews.jp/s/topics/202201/160175/
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昨日1月15日(土)から今日16日(日)にかけて日本を襲った津波は、一般的な海中を伝わる津波ではなく、火山の噴火に伴う衝撃波「空振」***によって大きくなった可能性があると指摘されています。
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(***)空振による波が、さらに合成・成長させたというテレビ解説も聞かれた。

結局、テレビやネット報道に見疲れてしまい、今朝方開催された「自然観察会」(主に植物)へ参加できなかった。また午後になって、基礎知識のないまま或る「講演会」へ出かけたが、これまたさっぱり理解できずへとへとになって帰宅した。

2022年1月15日土曜日

野鳥センサス 2022

毎月(第1・第4土曜日に)、公園の林間と小川に棲む野鳥の観察(探鳥)会が催されているが、きょうは、小川の上流から下流まで拡大した年に一度の「野鳥センサス(全域調査)」の日だ。探鳥会に参加して、昨年初めてセンサスに同行させていただいた。そのとき、ベテランの方々の観察眼・情報量に圧倒されだ。長い経験と蓄積のたまものと納得するが・・・すごい。

(本ブログ関連:”野鳥センサス”)

今年も野鳥センサスに参加したいと願ったが、昨年来の膝痛のため一部(出発地から次の集合場所まで)を同行することした。出発地点の集合場所へ向かう途中、自転車をこぎながら普段気にもとめなかった道筋がゆるやかに傾斜しているのに改めて気付かされた。川の水が流れるっていうのは、そういう傾斜があるものなんだ・・・。(いいわけになるが、自転車をこぐとき、膝に強い痛みが感じられないのは幸いだ)

早朝、出発地点に一早く到着してしまい、しばらく独りで小川を泳いだり休憩するカルガモの群れを見る。間近にいる彼らの姿を双眼鏡の視野いっぱい、図鑑を見るように眺めた。今回初めて見る上流部分は、人工的に川底を造り込んでいて、野鳥初心者にとって水鳥の様子(生態)を見るのにもってこいの場所かもしれない。

膝に負担がかからぬよう気を付けながらみなの後を追う。東に向かって進むため、朝陽が実にまぶし。ベテランの方々が次々同定(鳥の名、個体数)する声を聴きながら、見たもの・理解できるものだけ次に記す。(何しろ忙しくて、ベテランの方から解説を聴かせてもらう余裕はない・・・センサスは調査なので)
・カルガモ: 圧倒的に多数
・アオサギ: 相変わらず一羽ごと孤高を保つ
・シロハラ: 逆光のシルエットでしか・・・でも見たことに違いない
・ムクドリ: あちこちで多数
・シジュウカラ: 遠くの樹上に一羽
・ヒヨドリ: 思いのほか多くなくて

センサスは2グループに分かれて、小川の両岸から観察し、橋の間ごと記録する。初心者はベテランの後を追うのに必死だ。手持ちの野鳥手帳にメモしていると、みなはどんどん先へ進む・・・そして、みなの姿を見失った。あわてて先に進んだが、どう間違ったのか通り越したようで、不思議なことに次の集合場所へ先着してしまった。

次の集合場所で一陣、二陣合流。しばらくお話して、下流へ向かうみなを見送った。

2022年1月12日水曜日

自然観察園

地元の狭いエリアにカレー専門店が何と四つもある。他に、商店街の路地奥にまだあるかもしれない。新年早々、きょうで2軒目のカレー店へ昼食に出かけた。カレーの香料は、体ごと気分転換してくれる気がする・・・それも相当なパワーで。

カレーを食ってエネルギーをもらった気になり、公園併設の自然観察園を巡った。冬の昼下がり、園内は、葉が落ちた樹木の隙間を、冬の寒い風が突き抜ける。日の力も弱々しい。来園者もまばら・・・みな背を丸めて観察していた。

本来、自然観察センターで配布していた、月ごとの観察テーマを解説したプリントが、観察園入口の資料箱に入っていた。同施設の建替工事のためのようだ。例によって、解説資料を元に園内を回ろうと思っていたが、この時期、野草観察で見るべきものはなく、「ロゼット」(野草の若葉である幼苗の冬越しの姿、Google写真)だけのようだ。

(本ブログ関連:”ロゼット”)

ロゼットの形には大きく次の三つあるようだ。(資料より孫引きする)

① 真性ロゼット種: 生涯ロゼットで過ごすもの。
  - カントウタンポポ

② 季節ロゼット種: 過酷な時期だけロゼットで過ごすもの。
  - ハルジオン

③ 一時ロゼット種: 成長の一時期だけその性質を持つもの。

2022年1月10日月曜日

成人式

きょうは祝日の「成人の日」。古い人間には成人の日は1月15日と決まっていたが、現在は1月の第2月曜日がそれにあたる。20年以前の「ハッピーマンデー制度」による変更というが、どうも馴染めないでいる。それに加えて、成人(「成年」年齢)の定義も変わってしまった。今年の4月から、満18歳で成年になってしまう。

では、来年(2023年)の成人式はどうなるのだろうかって考えてしまう。メディアはその点について次のようにしっかり解説している。

■Impress Watch
「4月から18歳で『成人』。来年以降の成人式はどうなる?」(臼田勤哉、2022年1月8日 10:00)抜粋
https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1378885.html
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・2022年4月1日に18歳、19歳に達している人は、その日から新成人となります。
・今年(2022年)は施行前のため成人は “20歳“ と決まっていますが、2023年以降は18歳が成人年齢となります。そのため、成人=20歳を前提とした成人式の定義が揺らぐことになります。
・結論から言うと、多くの自治体は従来どおり「20歳」を祝う式典を2023年以降も行なう予定です。
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どうやら来年以降、式典の名称を工夫して20歳に絞って祝うらしい・・・ようだ。

ところで昔、成人式当日のわたしは、式典に出かけるよりどこかで凡に過ごしたようで記憶が定かでない。もしかしたら家でぶらぶらしていただけかもしれない。20歳に対する重みも責任も感じていなかった・・・。しかも後年、息子たちへ成人式に出席しろといったこともない。彼らに任せた。

成人(青年)の中に、直接に面と向かって話を聞いた経験はないけど、「人生は一度しかないから・・・」と、なにか打ち込むというか没頭する対象を持っている(大志を抱く)ものがいる。実にうらやましいと思う。それは若いときにしかいえない(意味を持てない)言葉だからだ。
一方、私はいまだに人生が一度しかないという逆算ができないでいる。いつまでたっても拡散するばかり、人生においてもぶらぶらしている。

2022年1月7日金曜日

春の七草

きのうの積雪は、きょうになっても低い気温のため融けるのが遅れるだろう。なにしろ、きょうの日付になった深夜の1:00過ぎに、-6.7℃だったのだから。一日中冷え切ったままでいる。

二十四節気「小寒」の始まりの代表といえる、健康を願う風習に「春の七草(種)」粥(かゆ)がある。七種の野菜(野草)を刻んで粥に入れて食べる。スーパーなどで七草をパック詰めして販売されているが、今まで手にしたことはない。食した記憶はないけれど、「七草粥」の言葉はしっかり身についている。

(本ブログ関連:”春の七草”)

春の七草(草の名を漢字で書くことはないが)
・せり(芹)
・なずな(薺)
・ごぎょう(御形)
・はこべら(繁縷)
・ほとけのざ(仏の座)
・すずな(菘)
・すずしろ(蘿蔔)


(参考)
サイト「みんなの知識 ちょっと便利帳 」に、「春の七草・春の七種」関連情報が多数掲載しており、七草粥を作るときの<お囃子>が詳細に記されている。お囃子を知れば、七草粥がまるで「鳥インフルエンザ」の予防というか、それに打ち勝つための養生・滋養になるといっているよう気がしてくる。
- 「[7] 七草の囃子詞・七草囃子・七草たたき」
https://www.benricho.org/koyomi/nanakusa-nanakusahayashi.html

2022年1月6日木曜日

雪降り

朝方、膝の治療の通院途中、或る民家の塀の中からハクセキレイが一羽飛び出してきて、わたしの姿を見るや急旋回して塀の中に舞い戻った。そのあわてっぷりがおかしかった。

帰宅して昼過ぎのこと、パソコンデスク前でうたたねしてしまい目が覚めると、妙に穏やかな気配がした。もしかしてと、外を見れば一面の銀世界。ふっくら積もった白い雪が吸音材となり静寂をもたらしたようで、自然にひとの心へ落ち着きをとり戻すのだろう。不思議なことに暖かさまで感じてくる。

どうやら、13:00以降、気温が零下になったようだ。

(本ブログ関連:”本冬の初雪”)

雪降りと暖かさの関連について、ネットを検索したが気象関連の研究機関や団体による解説が見つからない。逆に、一般市民のブログにはいろいろと見解というか想いが語られていて、次のような ”~じゃないかな” といった感想が挙げられているけれど。
・晴天のときと違って、雪空は「放射冷却」を防ぐから
・雨から雪(氷)を生成(相転移)するとき、「凝固熱」を発生するから


雪が降ると暖かく感じる現象について、研究者の解説が見当たらないのは、もしかしたら心理的な思い込みが大きいからだろうか。思うほどに凝固熱などの効果はないのかもしれない。気になる。

(追記)
気象庁「積雪の深さ一覧」より: きょうの都心(千代田区)の「積雪の深さ」
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/snc_rct/alltable/snc00.html
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現在の積雪の深さ(最深)             10cm(19:00)
昨冬までの観測史上1位の値         46cm(1883/02/08
昨冬までの1月の1位の値         31cm(1887/01/18
統計開始年                                 1875年
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また、東京23区に4年ぶりの「大雪警報」が発表された。

2022年1月5日水曜日

小寒 2022

きょうは、二十四節気の「小寒(しょうかん)」、その初日の「寒の入り」だ。太陽の道筋「黄道」に沿った季節観だが、なぜか古風な風味がしてしまう。月の満ち欠けに従った旧暦の冬は旧暦の1月~3月(きょうは旧暦12月3日)、ちなみに、気象庁のいう冬は新暦の12月~2月の間。

(本ブログ関連:”小寒”)

せっかく昨年12/22の「冬至」を経て、昼時間が少しずつ増しているというに、寒さの方は一段と深まっている。最高気温は、昨日(1/4)の 11.8℃と比べて、きょうの 8.9℃まで下がっている(とはいえ、昨年12/14には 6.2℃だった)。これから、まさに本格的な冬に突入する。1/20には「大寒」が待っている・・・。

天気予報によれば、明日の都心に<雪>が降るかもしれないとのこと。


(雑談)
次のYoutubeでカザフ語入門*を見ていて気付いたこと・・・日常会話で使う場合のカザフ語
(*)「Kazakh lessons 1 (Greetings)」
https://www.youtube.com/watch?v=-e8EQGyvMTw

 「こんにちは、Hello」
  ・ヘブライ語: schalom!(שלום)・・・ セム語派
  ・アラビア語: salām(سلام)・・・ セム語派
  ・カザフ語: Salem(Сәлем!)・・・ チュルク諸語

「いかが、How」
  ・ロシア語: Kak
  ・カザフ語: Kal

2022年1月1日土曜日

謹賀新年 令和四年 、野鳥観察(27)


令和四年(2022年)元旦、あけましておめでとうございます。

カレンダーは新しくなり、PCデスクのディスプレイ横に「日めくりカレンダー」がぶら下がり、家中のあちこちの壁には「月次カレンダー」が掛かっている。気分一新、新しい時間が始まったようだ。
元旦のきょう、野鳥観察(探鳥会)が定例の通り開催された(第1・第4土曜日、今年の1月1日は土曜日)。探鳥会の後、帰り道にある神社と稲荷神社へ初詣した。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

野鳥観察会(探鳥会)
冬至以降、早朝の空は次第に明るみを増しているが、寒さは相変わらずで厳しい。がっちり固めた防寒着もたじろぐほどに攻めてくる。手袋の指先もかじかむ。
公園の探鳥会の集合場所に近づいたとき、原っぱ越しに初日の出を迎えようと(拝もうと)おおぜいの人びとが集まっていた。探鳥会のベテランの方から、このような人出は例年のことと教えてもらう。探鳥をスタートしてすぐ、原っぱ奥の木立の間から太陽が輝きながらのぼるのが見えた。やがて大きな日輪となる。


観察順路の途中、柔らかな地面が霜柱で膨らんでいて、人に踏まれて窪んだ断面に細い氷柱の束をのぞかせていた。この冬一番の霜柱と出会った。中学校の校舎横にある畑地にできた霜柱を踏みつけて、ザクザクと音をたて感触を楽しんだものだ。(九州から東京に転して来て初めての冬、巨大な霜柱を発見したときの驚きが忘れられない)

ところで、きょうの探鳥会にいつも使用している「観察手帳」を忘れてしまい、鳥たちを見たときの感想をメモに残せず、記憶だけでは揮発しそう・・・さいわい会の幹事さんから毎回の結果をメールしていただいているので、それを元に印象深かったものを記す。
・ヒヨドリ: わが家の周りもそうだが、樹間のあちこちで飛び、鳴き声がする
・キジバト: 一番多く見られた(漠然と空を仰いでもカウントできない・・・)
・ムクドリ: 多数いたが、一羽だけ木の根元にいて間近に観察できた
・メジロ: 双眼鏡の視野いっぱい、じっくりと見ることができた
・カワセミ: 小川の上に伸びた小枝に一羽いて、朝陽を受けた瑠璃色の背が一層輝いた
・カルガモ: つがいや一回り小さい群れが見られた
・アオサギ: いつ見ても一羽
会員の方々は、シロハラ、アオジ、ウグイスなど見つけるが、一体どこにいたのだろう。

毎日、ベテラン会員の方から早朝の野鳥写真をメールをいただいており、写真を見ながら野鳥の特徴を一つ一つ確かめている・・・眼力を磨いているつもりだ。でも、自然の中に溶け込んだ野鳥を見つけるのは大変。そうそう、葉の落ちた冬場は野鳥観察に最も適した時期だから、しっかり見ていきたい。


初詣
探鳥会が終わって早朝の初詣となった。地元の小さな社にも人影が続いた。毎年のことながら、みなの平安と安寧を祈るばかり。帰りにお守りをいただく。

(本ブログ関連:”初詣”、”稲荷神社”)